ムーミンママ [ムーミン谷の仲間]
ママは暖かくて大きな心を持ったムーミンです。
一人息子のムーミンを愛していますが、ムーミン以外にも愛するものがたくさんあります。
お裁縫、お料理、お花、お掃除、絵画…
そして、ムーミン屋敷を訪れる全ての訪問者。
ママにとって、訪問者が居心地よく過ごせるように心をくだくことは、とても自然なことなんです。
(自分の行為を)褒められたいからでも、
(自分の配慮やムーミン屋敷を)自慢したいからでも無いのです。
そこがスゴイと、私は思います。
写真の姿の見えない女の子の名前はニンニといいます。
(『ムーミン谷の仲間たち』 目に見えない子)
消えてしまいたいと思うくらい自分を否定されたら…
どんなに哀しいことでしょう。
どんなに罪深いことでしょう。
それが、子どもの為を思ってという言葉(しつけ)のためだとしても…
褒めて育てるも、叱って育てるも…
愛情を持って育てるの上にする育て方だと思います。
自分の評価のために子育てをするのではないということです。
子どもは、勲章では無いのですから…
愛情たっぷりのママのところで自我を回復したニンニは姿を現します。
自我って、その人を表すものなんですよね。
実際、姿が見えなくなる子どもはいませんが、
拒食症や過食症、家庭内暴力や引きこもり…
色々な行動は、すべて、愛情に関わる心の悲鳴なのかも知れませんね。
ムーミンママのスタイルは、黒いハンドバッグと赤のストライブのエプロンです。
ハンドバックの中身は… ええっとぉ、なんだったけ?
(コンパクト…)
パパとの出会いは海でした。
パパはママの命の恩人なのです。
パパは、ママに一目惚れしたのですよ。
(『ムーミンパパの思い出』 第八章 参照)
<ママの名言集>
その1. 「何が起こったって、私にはあなたが見分けられたでしょ」
(『たのしいムーミン一家』 第2章より)
2008-03-09 18:22
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0