『ふしぎなたいこ』 [おはなしのたからばこ]
『ふしぎなたいこ』 文:新田新一郎 絵:田島征三
雪が解けると鳥が歌い、花が咲き、喜んで畑仕事をする。
そんな昔、昔… の話。
天狗から貰った不思議な太鼓。
太鼓を叩くと鼻が伸びる。
自分の鼻は伸ばしてはならないという約束。
とうとう破ってしまった源五郎。
雲の上に上って落ちてゲンゴロウブナになったという話。
とんでもない宝(果報)を手にした人間が、果報に溺れ没落するという話。
欲に目の眩んだ愚かな人間が一人、世の中からいなくなっても、
世の中は変らずに存在するという… 話。かな。
手に入れた宝の活用の仕方は、人それぞれだけど、
欲に打ち勝つことの出来ない人間は、その宝を活かすよりも、
その宝によって滅びるという教訓だと思う。
どんなに長閑(のどか)で不足の無い暮らしをしていても、
手にしたものの扱い方と欲、約束ごとを守らねば報いを受ける(バチが当たる)という話。
---------------------------------------------------
宝を与えた天狗は、源五郎なら大丈夫(扱い方のルールを守り、欲をかかない)と思っていたのでしょうか。
欲望をコントロールすることが一番難しいことなのかも。
満足すれば、さらなる満足を求める。それが進化でもあるのだろうし…
それが人間の特性で、その衝動でもって進化があるのだと思う。
現状に満足して、刺激を求めないということは… 至難の業ですね。
天狗(神?)さま、人間を試さないで欲しい。
もしかしたら、試すというより、それが自然の掟(おきて)なのかも。
いやぁ、掟破りがなくなったら…
人が欲望をコントロール出来るように(それも進化?)なれば…
世の中は変るのかもしれませんね。
雪が解けると鳥が歌い、花が咲き、喜んで畑仕事をする。
そんな昔、昔… の話。
天狗から貰った不思議な太鼓。
太鼓を叩くと鼻が伸びる。
自分の鼻は伸ばしてはならないという約束。
とうとう破ってしまった源五郎。
雲の上に上って落ちてゲンゴロウブナになったという話。
とんでもない宝(果報)を手にした人間が、果報に溺れ没落するという話。
欲に目の眩んだ愚かな人間が一人、世の中からいなくなっても、
世の中は変らずに存在するという… 話。かな。
手に入れた宝の活用の仕方は、人それぞれだけど、
欲に打ち勝つことの出来ない人間は、その宝を活かすよりも、
その宝によって滅びるという教訓だと思う。
どんなに長閑(のどか)で不足の無い暮らしをしていても、
手にしたものの扱い方と欲、約束ごとを守らねば報いを受ける(バチが当たる)という話。
---------------------------------------------------
宝を与えた天狗は、源五郎なら大丈夫(扱い方のルールを守り、欲をかかない)と思っていたのでしょうか。
欲望をコントロールすることが一番難しいことなのかも。
満足すれば、さらなる満足を求める。それが進化でもあるのだろうし…
それが人間の特性で、その衝動でもって進化があるのだと思う。
現状に満足して、刺激を求めないということは… 至難の業ですね。
天狗(神?)さま、人間を試さないで欲しい。
もしかしたら、試すというより、それが自然の掟(おきて)なのかも。
いやぁ、掟破りがなくなったら…
人が欲望をコントロール出来るように(それも進化?)なれば…
世の中は変るのかもしれませんね。
難しいですね。
欲望があるから進化してきた人類ですが、その欲望が強すぎて増殖を始めると、もしかして滅びるのかな?
小さな争いから、大きな戦争まで、目的と手段を選ばずに欲望に走れば・・・ん、怖いですね。
戦争なんて、もともと他国の富を求めての事。
今は政治的欲望かしら?
せめて自分のささやかな欲望は・・・これまたなかなか制御できないです~(><)
by mirai (2008-10-09 23:10)
ホント、難しいです。
ま、欲が無くなると… 生きているとは言いがたい状態かも。(笑)
私も物欲(特に食欲)のトリコです。
無くすことは全くもって無理なのですが、コントロール自体も難しいです。(恥)
by 元気 (2008-10-10 22:27)