意見書の結語 ラダ・ビノード・パール

パール博士が、『東京裁判』　で意見書を出されていることをご存知でしょうか。
被告団に対して、「全員無罪」　と判決する意見書を公にされているのです。



「意見書の結語」　は、日本国民に向けたメッセージです。
戦後、廃墟から奇跡のような復興を遂げた日本。
靖国神社の存在や、分祀問題。終わることのない戦後保障や大東亜戦争観。
読売新聞社主導による昭和戦争への言い替え。
言葉狩りのような報道姿勢。今も続く東京裁判をもとにした思想統制。
田母神氏の更迭問題や村山談話、河野談話…
それらが正当なものであるのかどうか。
今こそ、パール博士の貴重な言葉の意味を考える時期に来ているのだと思います。

世界は善意に満ち、日本の平和と安全を守ってくれることを信じ（日本国憲法の前文です）、
脳内の楽園に逃げているだけでは、将来は危ういということを知るべきです。
独立国家であり、法治国家であり、経済大国でもある日本。
紛争や侵略、テロや殺戮、陰謀が渦巻く現実の世界の中。
世界のお情けに縋り生きながらえることが先祖や子孫に誇れることなのでしょうか。
人の尊厳は、生を受けたときから始まり、死ぬまで存在するものです。
過去も未来も、日本人の尊厳を守るのは、今を生きる日本人の務めであると考えています。
過酷な現実を直視する勇気を持ち、世界と渡り合うことでしか守れないモノが有ると考えています。

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（意見書の結語）　

時が熱狂と偏見を　やわらげた暁には　また理性が虚偽から

その假面を剥ぎとった暁には　その時こそ正義の女神は　その秤を平衡に保ちながら

過去の賞罰の多くに　そのところを変えることを　要求するであろう

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ご参考：大亜細亜悲願之碑
http://muumintani-irasyai.blog.so-net.ne.jp/2008-08-03-2

　　　　　　　　　


　　　　　　☆　靖国神社、遊就館前のパール博士の碑　☆

碑の前には、持ち帰り自由の案内（裏面は英文）があります。（下に転記）

ラダ・ビノード・パール博士は、昭和二十一年（一九四六年）五月東京に開設された　『極東国際軍事裁判所』　法廷のインド代表の判事として着任され、昭和二十三年十一月の結審・判決に至るまで、他事一切を顧みる事なく専心この裁判に關する厖大な史料の調査と分析に没頭されました。博士はこの裁判を担当した連合国１１ヶ国の裁判官の中で唯一人の国際法専門の判事であると同時に、法の正義を守らんとの熱烈な使命感と、高度の分明史的見識の持ち主でもありました。
博士はこの通称　『東京裁判』　が、勝利におごる連合国の、今や無力となった敗戦国日本に対する野蛮な復讐の儀式に過ぎない事を看破し、事実誤認に満ちた連合国の訴追には法的根拠が全く欠けている事を論証し、被告団に対し全員無罪と判決する浩瀚な意見書を公けにされたのであります。
その意見書の結語にある如く、大多数連合国の復讐熱と史的偏見が漸く収まりつつある現在、博士の裁定は今や文明世界の国際法学界に於ける定説と認められたのです。私共は茲に法の正義と歴史の道理とを守り抜いたパール博士の勇気と情熱を顕彰し、その言葉を日本国民に向けられた貴重な遺訓として銘記するためにこの碑を建立し、博士の偉業を千古に榑へんとするものであります。

　　平成十七年六月二十五日　　　　靖國神社　宮司　　南部利昭
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（ラダ・ビノード・パール博士）
1886.1.27　　　　インド、ベンガル州ノディア県にて生誕
1911　　　　　　　カルカッタ大学法学部卒業
1923～1936　　カルカッタ大学法学部教授
1927～1941　　インド政府法律顧問
1941～1943　　カルカッタ高等裁判所判事
1944～1946　　カルカッタ大学副総長
1946～1948　　極東国際軍事裁判インド代表判事　日本被告全員の無罪を判決
1952～1967　　国際連合国際法委員会委員　1958、1962は委員長
1966　　　　　　　日本政府より勲一等瑞宝章受賞
1967.1.10　　　カルカッタ（現在のコルタカ）にて逝去　享年82

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コメント 7

ハルノートは酷かったよね。噴飯物です。それでも、日本には山本五十六のような戦争慎重派がいたということ。大切なことだと思います。
結果的には勝てば官軍ということですね。
by トスカ (2008-11-24 02:54) 

今までの外交交渉を無に返して恥じることのないハルノート。
ハルさんは、コミンテルンの人だったとか…
自国だけでなく、アジアのために立ち上がるなんてこと、
ハルさんには、噴飯物だったのかも知れませんね。（笑）

＞結果的には勝てば官軍ということですね。

はい。いつの世も。

トスカさん。ナイスとコメントをありがとうございます。
とってもとっても嬉しいです。（涙）

「大亜細亜悲願之碑」　の記事も良ろしければご覧になって下さい。





by 元気 (2008-11-24 10:03) 

パールさんの言葉に、本当に救われます。
当の日本人は、このように東京裁判で正当な評価をしてくださった方がおられたことを知らない方も多いのかもしれません。
日本が誇りを取り戻すのは、押しつけられた歴史を学ぶのでなく、自らの探究心によって歴史を学び、日本人自らが立ち上がらねば叶わない。（サムライの復活を怖がる国も多いかもしれませんが）

やはり自虐史観に基づかない歴史教育をきちんと（ｒｙ
by まご (2008-11-25 01:03) 

まごさん、ナイスとコメントありがとうございます。

＞やはり自虐史観に基づかない歴史教育をきちんと

そうですね。
本当に何度も書いてますね。しつこくてごめんなさい。
「国立図書館法の一部を改正する法律案」（第164回、衆第27号）
今までの経過を考え、提案した者や提出している顔ぶれを見ると、正しい歴史認識が深まるとは思えません。
それどころか、思想統制のようなことが行われる気がしてなりません。
1999年、2000年、2004年と繰り返し提出されて廃案になった案です。
麻生氏のトキに通った国籍法の一部改正案とともに、この案も通るとなると…
麻生氏を含む自民党への信頼は崩壊します。
（てか、もう崩壊してるか！？）

どうなるんでしょうかねぁ。
いえ、どうしたらよいでしょうかねぇ。

by 元気 (2008-11-25 22:57) 

元気さん、

東京裁判で処刑された人が気の毒。
去年の暮れ、最初に処刑された東條英樹を含む七名の遺骨(七士の遺骨)
が納められているという 興亜観音のそばの七士の碑に行ってきました。
伊豆にあります。

日中戦争に関係した松井岩根大将が日中戦死者の慰霊を慰めるため
におこしたという興亜観音 にも参拝。

当時の住職の娘さん(といっても今はお年をめしてますが)
がひとり、とても とても丁重に対応してくれました。

交通の便がよくないのと場所も"崖の上"のようなところで不憫なことも
あってか当日は参拝者は私一人でした。

また今年もいこうと思ってますけどね。

genn

by genn (2009-04-12 17:26) 

gennさん、夜中にこんばんは。
ナイスとコメントをありがとうございます。

（処刑された人々を含めて）戦争で亡くなった人々は…
日本の未来のための礎となる覚悟を持っていたような気がします。
命を懸けて、命と引き替えにしても守りたかったもの。
それが…　日本です。よね。
その思いに報いることが供養だと思うのですが…
現実は、歪められ、貶められ、辱められ、否定され、翻弄されています。
日本人が変らなくては、日本は変らないと思います。

＞去年の暮れ、最初に処刑された東條英樹を含む七名の遺骨…

12月23日でしょうか。
むごいことです。皇太子の誕生日に合わすとは…
今は（今になって）、その非道さ、悪辣さが分かります。

東京裁判を正当化するため、
戦勝国の正当性を主張するための様々な工作。
そして日本国憲法の作成、発布、施行。
多くの国民は、まんまと乗っかってしまいました。
まんま、日本は酷い国だと思い込んで来ました。
申し訳ないことをしたと…

色々な本を読み、話を聞くうちに…
違和感を覚え、自分で調べ始めました。
そして、知れば知るほど、世界は腹黒いと思い知ります。
そして、知れば知るほど、日本は素晴らしかったのだと思い至ります。

一人でも多くの方が、
靖国の心、先人の思いを知る機会を得ることを願います。
そして、志を高く持つことを願っています。
それが、志半ばで命を絶たれた先人への供養であると思うからです。



by 元気 (2009-04-13 00:39) 

安倍主催の「桜を見る会」、霊感商法 統一教会関係者も招待客に！　安倍政権とカルト教団の歪な共存関係
統一教会のみならず悪徳商法ジャパンライフ（山口隆祥）も招待

招待されていたのは統一教会(世界平和統一家庭連合)の関連政治団体・世界戦略総合研究所の小林幸司事務局次長。
小林次長は教団系のメディア・世界日報の関係者
小林はひまわり会の枠で、世耕弘成が呼んでいた！
刺青系半グレ集団と仲良く写真に収まる 官房長官 菅義偉



安倍と李氏朝鮮 背乗り 横田めぐみ 西村正雄 横田滋 李晋 李玖 パレスサイドビル 加計学園 森友 籠池
IT担当大臣 竹本直一 がyoutubeで「安倍晋三と金正恩は親戚！　安倍晋三は『在日』」という動画に高評価を入れてしまう
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小坪慎也 「同和地区出身 はすみとしこは悪人顔のレイシスト。おまけに幸福の科学だ！　　茨城県古河市東諸川889－20 」
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