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靖国神社 [旅行記]

2460100


去年、東京に行った際に一日を過ごしました。
昔の日本、今の日本について、色々なことを考える機会となりました。

遊就館では、色々な展示を拝見しました。
たくさんの御遺影も拝見致しました。
たくさんの女性が亡くなられていることに胸が詰まりましたし、
その写真をお納めになった遺族の方々の気持ちにも思いを馳せました。
御遺影は、奉納された順番に掲示されております。
名前や武功、性別などは関係ございません。
死して神になられた方々であるからだと思います。
(神道では、誰もが生まれながらに神の子であり、死して時を経ると神になります)

展示物などの詳細は、「遊就館 展示室のご案内」 をごらん願います。
http://www.yasukuni.jp/~yusyukan/floor/index.html

上記に無いのですが、
1階で、一人の特攻隊の生き残りの方のインタビュー映像が流れていました。
大東亜戦争に興味を持って調べている外国人の女性が聞き手になっておられました。
その映像の中で、(戦死せずに)残された者の思いを語られていました。
過去、何度も日本人記者にインタビューされて答えて来られたそうなのですが、
その発言が(発言者に無断で)歪められ、(聞き手に)都合の良いように解釈されて報道されて来たこと。
歪められて報道されることへの無力感から戦争中のことを語らなくなっていたという男性の話です。
今、これほどにまで歪められて来た戦前の歴史について、戦時中のことについて、
その当時の人々の思いについて、(残り少ない命になった)今こそ、語らねばならないと決心したということでした。

エスカレーターで2階に上がり、たくさんの映像や展示物を拝見して1階に降りる。
そして、一階の展示物。特別展をも拝見する。
そして、生きている生(なま)の特攻隊員の語り。
日本の歩みについて、万感の思いを抱くように、いたれりつくせり(親切丁寧)です。
それは、とても自然な流れとして展示されており、
それを戦争の美化だとか、侵略戦争の正当化だとかという風には思いませんでした。
そこには、違和感も居心地の悪さもありませんでした。
永く受け継がれてきた日本の歴史を感じることが出来ました。

朝9時から開館し夕方5時には閉館するのですが、
気がつけば、昼食も取らず(お腹空かなかった)、7時間以上も長居していたという事実。
なんだか、そこに、日本の歴史の悠久さを感じたのでした。






「平成19年度 講演・シンポジウム・勉強会・青少年セミナー記録集」
というものが刊行されています。
http://www.yasukuni.jp/~sukei/page066.html

送料の負担のみの無料で手に入れることが出来ます。
私は、平成十八年度記録集と一緒に送ってもらいました。
興味ある方は、ぜひ手に入れて下さい。

私は、特に小野田ご夫妻の講演が素晴らしいと思いました。


[かわいい]   [かわいい]   [かわいい]   [かわいい]   [かわいい]

全ての日本人が素晴らしい人柄と行動をされたなんてことは思いません。

中には、素晴らしい日本人も居たでしょうが、自分のことだけで手一杯な日本人や、
同じ日本人を貶めたい日本人も、外国人を貶めたい日本人も居たと思います。

ですが、遊就館のパネルの中の日本人の多くは、
日本人であることに誇りを持ち、日本に住む同胞の幸せを望み、
日本を含むアジアの人々の危機に対して、同じく幸せを望んでいたのです。
そこに、(戦後言われるような)アジアの人々に対する蔑視の感情を抱くとしたら、
そのことこそを恥と考えるような志の気高さを感じずにはいられませんでした。
侵略し搾取し強奪した歴史などというものが存在したのか、とても疑問に思いました。
パネルの写真には、とても清清しい笑顔が写っているからです。
共に手を携え、(欧米列強の)植民地や属国としての辱めからの開放。そんな清廉な笑顔です。
事実、衛生状態をよくして、道路、建物、学校を整備し国力を高める教育をしていたのです。

韓国や中国を特アと呼ぶのは、戦後の態度の強硬さゆえです。
ですが、先人は、けっして、特アの方を貶めるようなことを認められないでしょう。
自分(日本)だけが良くなることは無いことを前提に、
周りのアジア諸国と一緒に(欧米列強と対等に)渡り合うことを目指したのです。
反目では恨みしか生まれません。
互いに(これが難しい!)対等に付き合える関係を築かないと日本の未来は難しいと思います。
自らを貶めて喜びとし、利益を得ようとするのではなく、
間違っていることは正し、主張すべきことは主張する。
そんな当たり前の主張の出来る一流の国になって欲しいと思いました。

麻生首相。頑張って下さい!







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コメント 2

genn

元気さん、

7時間以上もいたんですね、すごい。
負けじと今度はメモ帳もって時間をかけて勉強しにいくつもりです。

"トラックバック" する方法がよくわからないので
トラックバックいただいた同じ「遊就館」の記事のアドレスコピーします:

http://devlin.blog.so-net.ne.jp/2009-05-10-2

genn
by genn (2009-05-11 21:53) 

元気

genn さん、こんばんは。
ナイスとコメントをありがとうございます。
この記事。第一号のナイスとコメントです。とても嬉しいです。

7時間以上いましたよ。(笑)
夢中になると時間を忘れますよね。
だから、夢中になれる素晴らしい施設だと思います。

当時の写真技術の方が今より劣っているはずなのに、
どの写真の顔も良い表情をされています。
さらには、誰もが立派な文章と文字(手紙や遺書)を書かれています。
おそらく、そこにあるのは、読み手への慈しみの心なのです。

戦後65年。人間は、そんなに変るものではありません。
戦後、大和魂は貶めて封じ込めて来たのだと思います。
しかし、日本は廃墟から奇跡の復活を遂げました。
それは、一般大衆の底力ゆえだと思います。
日本は、一部のトップの方々が偉いだけでなく、一般大衆も賢い(誠実で勤勉、善良な)民族だからですよね。(笑)

本当に先人は偉かったです。
一人一人が偉かったのです。
志を高く持ち、恥を知っていた。
そして、平等意識を他民族に対しても持っていた。

大和魂を知り、靖国の心を知り、(天地がひっくり返るくらいの)衝撃を受けて、遊就館に抱かれたような気になりました。
遊就館を訪れ、初めて、日本人としての核を持つことが出来たのです。

と、ちょっと、熱く語ってしまいました。(笑)


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以上です。簡単ですので、一度お験しあれ。(^o^)


by 元気 (2009-05-11 23:05) 

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