『レッドクリフ』 (赤壁の戦い Ⅰ、Ⅱ) [映画]
完結しました。
パートⅡは、「未来への最終決戦」 という副題がついています。
ネタバレは致しません。
それは、自分の眼で観て、耳で聴いて、自分の頭で考えて欲しいから。
ただ…
このパートⅡを描きたいためにパートⅠが有ったのだと納得出来る素晴らしい出来でした。
映像もストーリーも申し分ないです。
そして、パートⅡの冒頭で、監督であるジョン・ウー氏のメッセージが出て来ます。
”奇跡” は、パンドラの箱に最後に残っていた ”希望” なのだと思いました。
それにしても奇跡のように美しい小僑(リン・チーリン)。(溜息)
きっと、心も美しい方なのでしょうね。素晴らしかったです。
それでは、パンフレット。 パートⅠ、Ⅱ。それぞれの裏表です。
うかつにパートⅠをブログで記事にしなくて良かったです。
パートⅡを観てから記事にしようと考えていましたが、大正解。
といっても、何も書けないですが…
ぜひ、パートⅠを(カットされているTVでなくDVDとかで)観てから、パートⅡを観て下さいね。
出来れば、大画面で。映画館で観られることを超オススメ致します。
何も書けないとは書きましたが…
少しだけ。
観終わった方だけ、続きを御覧下さいませ。
ネタバレ注意!!
「勝者はいない」
監督が伝えたかったこと、それは、このことだったのですね。
私は、冒頭の日本へのメッセージを、応援メッセージだと受け取りました。
100年に一度の不況だとか、なんだとか。
世間は経済(お金)に気をとらわれていますが、そんなことは、表に吹き出した小さな問題です。
大きな問題は、世界が、人が、仁義(心)を重くみていないことにあります。
赤壁の戦い。
80万という曹操の軍隊に対して、5万という孫権軍と劉備軍との連合軍。
圧倒的強者である曹操に屈することなく挑んだ理由です。
死んでも良い。仁義を失うくらいなら。そういう志の高さ。
それは、もちろん曹操の軍にも有ったはずです。
ですが、連合軍にも有って、より強かった。
そして、最後には曹操を殺せる立場になった。けれど殺さなかった。
そして、「勝者はいない」 と言い放つ心根。
それは、多くの家族を持つ兵隊の死を悼む気持ちが言わせた言葉です。
戦いに終わりはありません。
今も、世界中至るところで紛争や戦争、争いが続いています。
それは、「欲」 が起している争いです。
欲に目が眩んだ人によってひきおこされる争い。
欲が肥大し、多くの人と共有することで起されるのが戦争です。
パートⅠで、欲があるから若さが保てるのだと言い放つ曹操。
曹操の持つ欲が器を超えて溢れるから危うくなるのだと、毅然として言う小僑。
小僑には智慧があるのです。ただ美しいだけの人ではない。
心が毅然として乱れないから美しくいられるのです。
孔明が手伝って生まれた子馬。
別れのとき、小僑から、その子馬を戦場に出さぬ約束でもらいうけます。
周瑜と小僑の子どもの名前は、「平和」 です。
孔明は、(植物を育てるのは下手なので)国を育てることを約束します。
国を育てること、それは平和を育てることと同じなのですね。
冒頭で、善悪の判断の大切さを説く言葉も出て来ました。
あいまいにしないことの大切さ。
あいまいにすることで失うことの大きさを言っているのだと思いました。
あいまいにすることで誰も傷つかない。そう思うのは間違いなのかもしれません。
それは、あいまいにすることの得意な日本人に対してのメッセージであると思いました。
そして、小国を蔑ろにして恥じない大国に、現代社会に警鐘を鳴らしているのだと思いました。
それでは、最後にヒトコト。フタコト。
金城武は、やっぱ、カッコイイ!
金城とリン・チーリンは、台湾生まれなので…
台湾と日本は、共に頑張ろう!
パートⅡは、「未来への最終決戦」 という副題がついています。
ネタバレは致しません。
それは、自分の眼で観て、耳で聴いて、自分の頭で考えて欲しいから。
ただ…
このパートⅡを描きたいためにパートⅠが有ったのだと納得出来る素晴らしい出来でした。
映像もストーリーも申し分ないです。
そして、パートⅡの冒頭で、監督であるジョン・ウー氏のメッセージが出て来ます。
”奇跡” は、パンドラの箱に最後に残っていた ”希望” なのだと思いました。
それにしても奇跡のように美しい小僑(リン・チーリン)。(溜息)
きっと、心も美しい方なのでしょうね。素晴らしかったです。
それでは、パンフレット。 パートⅠ、Ⅱ。それぞれの裏表です。
うかつにパートⅠをブログで記事にしなくて良かったです。
パートⅡを観てから記事にしようと考えていましたが、大正解。
といっても、何も書けないですが…
ぜひ、パートⅠを(カットされているTVでなくDVDとかで)観てから、パートⅡを観て下さいね。
出来れば、大画面で。映画館で観られることを超オススメ致します。
何も書けないとは書きましたが…
少しだけ。
観終わった方だけ、続きを御覧下さいませ。
ネタバレ注意!!
「勝者はいない」
監督が伝えたかったこと、それは、このことだったのですね。
私は、冒頭の日本へのメッセージを、応援メッセージだと受け取りました。
100年に一度の不況だとか、なんだとか。
世間は経済(お金)に気をとらわれていますが、そんなことは、表に吹き出した小さな問題です。
大きな問題は、世界が、人が、仁義(心)を重くみていないことにあります。
赤壁の戦い。
80万という曹操の軍隊に対して、5万という孫権軍と劉備軍との連合軍。
圧倒的強者である曹操に屈することなく挑んだ理由です。
死んでも良い。仁義を失うくらいなら。そういう志の高さ。
それは、もちろん曹操の軍にも有ったはずです。
ですが、連合軍にも有って、より強かった。
そして、最後には曹操を殺せる立場になった。けれど殺さなかった。
そして、「勝者はいない」 と言い放つ心根。
それは、多くの家族を持つ兵隊の死を悼む気持ちが言わせた言葉です。
戦いに終わりはありません。
今も、世界中至るところで紛争や戦争、争いが続いています。
それは、「欲」 が起している争いです。
欲に目が眩んだ人によってひきおこされる争い。
欲が肥大し、多くの人と共有することで起されるのが戦争です。
パートⅠで、欲があるから若さが保てるのだと言い放つ曹操。
曹操の持つ欲が器を超えて溢れるから危うくなるのだと、毅然として言う小僑。
小僑には智慧があるのです。ただ美しいだけの人ではない。
心が毅然として乱れないから美しくいられるのです。
孔明が手伝って生まれた子馬。
別れのとき、小僑から、その子馬を戦場に出さぬ約束でもらいうけます。
周瑜と小僑の子どもの名前は、「平和」 です。
孔明は、(植物を育てるのは下手なので)国を育てることを約束します。
国を育てること、それは平和を育てることと同じなのですね。
冒頭で、善悪の判断の大切さを説く言葉も出て来ました。
あいまいにしないことの大切さ。
あいまいにすることで失うことの大きさを言っているのだと思いました。
あいまいにすることで誰も傷つかない。そう思うのは間違いなのかもしれません。
それは、あいまいにすることの得意な日本人に対してのメッセージであると思いました。
そして、小国を蔑ろにして恥じない大国に、現代社会に警鐘を鳴らしているのだと思いました。
それでは、最後にヒトコト。フタコト。
金城武は、やっぱ、カッコイイ!
金城とリン・チーリンは、台湾生まれなので…
台湾と日本は、共に頑張ろう!
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