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「國體護持と教育再生」 決起集会 (第一部 1/2) [草莽崛起]

「教育と憲法」 大阪決起集会 に行って来ました。

参加資格を問い合わせたところ、会員でなくても参加出来るということでした。
当日は、夫が不在だったので、参加しやすかったです。

約1週間が経ちますが、(名前もアドレスも明記したけど)案内のメールも一切来てません。
楽天やamazonに参加するより敷居は低いのかも。
怪しい会ではない。ようです。

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と き 平成21年6月27日・土曜日 午後18時より(17時45分開場)
ところ 大阪市 北区民センター 1階 (関西テレビの隣)
 JR環状線「天満」駅下車/地下鉄堺筋線「扇町」駅下車2A出口 各徒歩3分

第一部 「國體護持と教育再生」 
      講師:遠藤健太郎(真・保守市民の会代表)

第二部 「占領憲法の正體」 
      講師:南出喜久治(弁護士/憲法学会会員)

主 催 真・保守市民の会
協 力 國體護持塾

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少し遅れての到着となってしまいました。[あせあせ(飛び散る汗)]
ドアを開いたときは、国歌斉唱(テープ流れてました)の最中でした。[たらーっ(汗)]

とても座り心地の良い会場でした。(椅子が良かったです)
一生懸命(!?)メモを取って来たので、記憶を辿りながら記事にしたいと思います。
私には、とても衝撃的な決起集会でした。
記事を読まれたら、どう考えられるか、広くご意見を伺いたいです。

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P1050827.JPG

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遠藤健太郎氏の講演
(第一部) 「国體護持と教育再生」  

国語の講師をしている。
外国人に日本語を教えているのではない。
日本の子どもに日本語を教えている。だから”国語を教えている”といいます。
けれど、歴史について、日本の教育の置かれている状況はどうでしょうか。
まず、”日本史” を学んでも、”国史” を学んでいないのではないですか?
日本史。高校では必修科目ですらない。選択しなければ、最後に習うのは中学生ということになる。
さらに、教科書では、どこから始まりますか?
宇宙のなりたち。ビック・バンから始まったりしてませんか?
縄文や弥生、埴輪の時代から始まってませんか?

なぜ、”国史”として、神話の時代から始めないのか。
国史であれば、日本書紀から教えていただきたい。
国産みから始めるのが本当ではないか。
イザナギとイザナミが天の橋にたち矛で混沌をかき混ぜ島をつくる。
そこから始めて初めて国史たりえるはずです。
日本史、世界史。一体、どこの国の人に教えているのでしょうか?
日本人なら、日本人に教えるなら、”国史” を教えるべきなのです。
それが、「日本人としての誇り」 を培う教育となるからです。
日本の子ども達は、
国のおこり(興り)から考える機会を与えられていない教育 をされています。
近代史といえば、明治維新から大東亜戦争。
日本国憲法は、第九条を変えれば良いと考えていませんか?

どういう教育が行われているか。
①古代文明の興りから始まり、奴隷社会であったという観点で教えている。
②弥生時代には、支配者と被支配者という観点で教えている。
③皇族は、大和朝廷の豪族の一つと教えていませんか?
皇室と民は主と奴隷の関係のように教えられていませんか?
神話は、皇族支配を正当化するものという考えで排除しているのではないか。
日本史は、日教組による皇室否定の教育ではないか。
渡来人のお陰で日本には文明がもたらされたのだ。という教育がされていませんか?
日本人は、古来より、文化が入って来ると、それを日本のものとしてさらに工夫進化させる力を持っている。
入って来た文化は、廃れるのでなく、日本でより発展して素晴らしいものになっているのがその証拠です。
そのことを正当に評価しなければなりません。
国史として、日本人の誇りを取り戻す必要があります。

日本書紀はフィクションであり、ファンタジーであると馬鹿にしますか?
伝統文化といものをどう捉えるか。
キリスト教文化では、聖書が基本になっているではないか。
処女受胎。それこそファンタジーではないですか?
それを伝統文化と捉えるのであって、事実と捉えるというのとは違っているはず。

大東亜戦争の敗北以来、日本の伝統文化は教えられていない。
親世代が教えられていないから子どもにも教えられない。
伝統国家としての日本は、律令制があり、
天皇は権威というお墨付きを持つ存在であり、
権力は民にあった。ひっくりかえす必要のないものだった。
だから、日本では、革命の必要が無かった。
権力を持っていたのは、皇室以外であったから、政治をしていた権力が変わっても皇室は変わらなかった。
だから、どんな時代でも皇室は、ずっと続いていた。

世界中には世界遺産があるが、今も続く遺産として存続するのは日本だけ。
権力が変われば、遺産ではなくなり、それは遺物として残っているに過ぎない。
中国4000年の歴史などというのは大嘘じゃないか。
たかだか、60年の歴史しかない。万里の長城は、秦の始皇帝が作った遺物。
殷周秦漢… 明と、ずっと国の支配者は変わっているではないか。
だから、支配者が変わると、その子孫まで殺されて滅ぼされる歴史ではないか。
滅ぼされることのない皇室というもの。それが日本の守るべき誇り。
万世一系の天皇陛下(皇室)を中心として国體を守らなければならない。

日本は、日本国として独自の基準で国史を教えるべき。
どんなに森羅万象に畏敬の念を持った豊かな民族だったのかを。

(つづく)

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コメント 5

genn

日教組を解体させないといけません、
これはとても重要なことだと思います。
日教組はNHKと同等に日本を悪とし嘘を言う、
NHK以上に 悪影響を与える組織ですから。

日本史は必須にしないといけませんね。

権力はなくしても/なくとも 権威があった天皇。
なぜ2700年以上も天皇が継続して存在しているのか。
これを良く知ることはとても大切なことだと思います。


by genn (2009-07-04 10:40) 

genn

2700年以上は誤りです、足し算間違えました、失礼しました。
皇紀2669年ですね。


by genn (2009-07-04 10:45) 

元気

genn さん、コメントとナイスをありがとうございます。

>日教組を解体させないといけません。

弱体化し、ゆくゆくは、解体出来ると良いですね。
個人主義教育に加担して国が危うくなっています。
実際は、民主党政権になれば、日教組は安泰ですね。
とりあえずは、民主党政権を阻止。だと思います。

日本史。
それも日教組のせい(?)のようです。
国史とし、国の興りから教えねばなりませんね。
手元に、高校の日本史の教科書があります。
(山川出版「詳説 日本史」 2002年3月)
ページを開くと、目次の前に、文が記載されています。

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日本史といっても、この国土地域のことばかりではなく、いつの時代でも諸外国との関係に眼をむけていかねばならない。本書はそうした視点にたちながら、日本の歴史の発展過程を知ることが出来るように編集したものである。
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「日本は日本人だけのものではない」 を正に踏襲しているかのような記述に驚きました。
おそらく、国史でなく、日本史となっている辺りに、戦後日本の歪みが見える気がします。

日本史本文。第一部は、「原始・古代」 です。
約400万円前の人類の歴史から始まります。そして、紀元前7000年頃のエジプト、メソピタミア地域での農耕牧畜の記述。
それから、やっと、第一章「日本文化のあけぼの」 です。
「1.文化のはじまり」、「日本列島と日本人」のタイトルです。
なのに、また、地球上に人類が誕生したのは… と始まります。(笑)
猿人(アウストラルピテクス)から現代人への人類進化を図表を入れ記述し、旧石器時代から縄文。
「2.農耕社会の成立」 弥生、邪馬台国連合です。
「3.古墳と大和政権」 で、

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大和(奈良・近畿地方)を中心とする政治的な連合を大和政権という。
日本列島の古墳の中で最大の規模を持つ古墳は、中期の中ごとに造営された大阪府の大仙陵古墳(現、仁徳天皇陵)で、前方後円墳の長さが486mあり…
このことは、近畿地方を中心とする政治的名連合体のなかで、これらの地域の豪族が重要な地位を占めたことを示している。
中国大陸では、三国時代のあと晋が国内を統一したが、4世紀初めには北方の匈奴をはじめとする諸民族の侵入を受けて南に移り、北方は五胡十六国の時代になり、南北分裂時代(南北朝時代)をむかえた。このため、周辺諸民族に対する中国の支配力は弱まり、東アジアの諸民族はつぎつぎと中国の支配からはなれて、国家形成へと進んだ。
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と、中国ですと?
ページを少し戻すと… 「中国」、ありました。
いきなり中国が登場です。

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弥生後期の大量の副葬品を持つ甕棺や、あるいは大きな墳丘を持つ墓の被葬者は、こうした小国(小国:太字)の王であろう。
この小国の分立状況は、中国の歴史書からもうかがうことができる。1世紀につくられ、前漢の歴史を述べた『漢書』の地理志によると、「倭人」①の社会は百余国にわかれ、前漢が朝鮮半島においた楽浪郡②に定期的に使者を送ったという。

①当時中国では、日本人を「倭人」とよんでいたが、唐の歴史書ではじめて「日本」という国号を採用した。これは「倭」という字がよい字ではないとして、7世紀末から8世紀初めにわが国みずから、”日本”と称したからである。
②前漢の武帝が紀元前108年、朝鮮半島においた4郡の一つ。現在のピョンヤン(平壌)付近を中心とした地域と推定され、中国風の高い文化をほこった。
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中国と韓国についての注釈①②つきで記述されています。
ちなみに、Wikによると…

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清代までの中国には「国家」という概念は無く、「天下あって国家無し」と言える状態だったため、王朝の名前が対外・対内的な呼称として使われていた。19世紀半ば以降、中国が世界的な主権国家体制に組み込まれてゆく過程で、「中国」という語が主権国家の自称として広く用いられようになり、次第に固有名詞としての性格を濃くしていった。現在では中国の地域、文明、民族を広く指す用語として用いられ、そこで成立した中華民国、中華人民共和国に対する略称としても用いられる。また、その地域に紀元前から継続する文明の総体をも指して使用されている。
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です。
もしかして、日本史とは…
既に、日本自治区(?)の歴史認識なのでしょか…
そんなこと… ないですよね。
やはり、国史。でないとヤバイようです。
こんな教科書で習っていた(いる)のですね。(溜息)

ちなみに、「新しい歴史教科書(中学・社会)」 では、
やはり太陽系の生命の芽生えから記述が始まっています。
縄文のあとは、中国の古代文明を勉強します。
古代中国の発展を勉強します。やはり、いきなり中国が出て来ます。
コラムで、神話を知るツクリです。

な~んだ。やっぱり中国4千年の歴史ってこと。なんですか!?
あれれ!?


by 元気 (2009-07-04 16:48) 

genn

やれやれ...ですね。

「世界を愛した日本」西村幸裕 責任編集(オークラ出版)に
「中学歴史教科書2009年度版 徹底比較」
という記事がありました。

学校での採択候補となるのは9社。
内容を検証した結果が次:

自由社(扶桑社) 80点
東京書籍 53点
大阪書籍 48点
日本文教出版 45点
教育出版 42点
帝国書院 38点
清水書院 35点
日本書籍新社 26点

ところが日教組の悪影響で
自由社の教科書を採用する学校は僅少になると思います。

日教組は 解体させないといけません。

参考です・・・自由社の教科書について:
「新しい歴史教科書を作る会」
http://devlin.blog.so-net.ne.jp/2009-05-22


by genn (2009-07-04 22:29) 

元気

genn さん、こんにちは。

本当に難しいです。
何でこんなに難しいのか…

日本が、「私」 を主張し、「公」 を顧みない集団になってしまっているからなのかも。
なんとなくですが、国民主権という毒が回っているのかなと思ったりしています。

人が歩くところに道が出来ます。
行きたいところが様々なら、道はあちこちに出来ます。
道は見えるけれど行きたい所も道も分からない状態です。

日本はどこに向かっているのか…
迷子になって抜け出せない。のでなければ良いのですが。
道標(マスコミや専門家?)が信用出来ない状態は異常ですよね。
by 元気 (2009-07-05 17:18) 

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