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「占領憲法の正體」 決起集会 (第二部 1/3) [草莽崛起]

南出喜久治氏の講演
(第二部) 「占領憲法の正體」 
      
国民の声を政治に届ける。
そんな言葉を発するのは、自民党も民主党も同じ。
自民がダメだから民主と安易に考えてはいけない。

次の総選挙で、民主党が政権を取り、
「戦時性的強制被害者問題の解決の促進に関する法律案」 や、
「国立国会図書館法の一部を改正する法律案」 などという法案が通らないように、
具体的な発信とアクションを起さなければならない。

戦前からの日本人の日本のあり方に世界を救う可能性がある。

「官から民へ」 とか、「中央から地方へ」 などというが、とんでもないこと。
官に任せてはおけないから民へ。
中央に任せてはおけないから、地方へ。
という考え自体オカシイ。そんなことで何も解決しない。解決しないどころか余計におかしくなる。
そんな考えはマヤカシ。
中央の決定を地方に任せるなどということをするのは、分国制度に他ならない。

郵政は、地元の名士の信用で資金が出来た。
成り立ちや精神を無視して、移譲すれば良いというものではない。
郵政民営化は元々は、アメリカが郵政の豊かの資金を狙ってのことがキッカケだったはず。
今しか考えない人々に多数決に委ねるとこういうことになる。
そこには、国民の利益だとか、国のありかただとかがない。

日本国憲法の正体について、どれほどの国民が分かっているか。
「教育と憲法」
教育の基本はウソを言わないこと。
自衛隊は合憲ですか? 違憲ですか?
自衛隊を合憲という人に教育を語る資格はない。
ウソを言い含めるのは学問ではない。
民族教育でも真偽をないまぜにしてはいけない。

パチンコは賭博ではないですか?
風俗営業の23条違反であることはあきらか。
パチンコ業界は、在日朝鮮人と帰化した人、日本人で成り立っている。

システムを批判する勇気を持たなければならない。

国民主権が国をおかしくさせている。

日本国憲法が国民主権となったのはなぜか。
日本国憲法有効論。国民主権は、人類普遍の原理ですか?
どこにその正当性がありますか?
八月革命という考えもまる。国家が樹立し日本国憲法がもたらされたのか?

改正案としての無限限界説では、国民主権となっている。
国民主権が自立している。国民主権とは、国民を神とする思想だから、不遜な思想。
イエス・キリストを殺したのは大衆だ。
法を犯しても大衆の喝采(支持)が得られれば権力志向による暴挙も認めることになる。

モンテスキューは、神の地位につく国、国民の考え。
キリスト教では、救われる人と救われない人は最初から決まっていて、努力と無関係。(予定説)
だから、救ってうれる神を自分でつくろうと考えた。
ゆえに、主たる権利は国民にあるとしている。
だが、フランスの王政と日本の皇室は全く違うもの。

人間は、無制約でオールマイティーで神の力を持っていますか?
民主主義の対語は自由主義ですよ。
民主主義は、多数決です。少数派弾圧するものだ。
よって、民主党が目指すのは、独裁である。
国民主権というのは、今を生きる人のことだけを考える思想。
それは、「人でなしの思想」 といいます。
連綿と連なっている祖先を尊び、これから生まれてくる子ら(子孫)の繁栄を願う、
中間者としての思想が日本人には備わっていた。
伝統を重んじるなら死者の民主主義も配慮しなければならないだろう。
死者が多数決に加われないなら論理的な破綻を帰することになる。

憲法九条を改正すれば日本はフツウの国になるというのは大きな間違い。
フツウの国とするために、憲法九条(武装解除条項)とともに憲法第一条(天皇条項)を削除させてはならない。
新憲法の成立過程で、皇室を残した憲法一条と軍国主義を排除した憲法九条が取引として同時に成立した事を忘れてはならない。

日本国憲法の改正案として、無限限界説がある。
無限限界説では、国民主権となっている。
国民に主権を与えてはならない。あくまでも国体主権を貫かねばならない。

「公」 を重んじ、国の繁栄を願う思想は、日本がずっと守って来た思想。
そこにあるのは、国民(個)が主権を持つのではなく、あくまで国体(公)が主権を持つという仕組み。
ゆえに、そういう仕組みを古代より持ち続けた日本は、世界を救うう可能性を持っている。

<凄く怒ってました[ちっ(怒った顔)]
護憲派も改憲派も同じだ。
日本国憲法を認めるなら、ずっと護憲していればいい。
改憲すれば、合憲とする輩は、護憲派以上に愚か者だ。
日本国憲法が改正されるようなことがあれば、今あるウソがもっと複雑怪奇なウソになっていく。
もっと日本の国は悪くなっていく。どうしようもなくなっていく。
改憲派ほど性質の悪い者はいない。
改憲派に比べると、護憲といって、左翼のような顔をし、
日教組といって、左翼のような顔をしている人々の方が分かり易くてずっと良い。
保守派の顔を装い、国民主権を唱える輩。これほど性質の悪い者はいない。
日本国憲法は、改正されれば、グチャグチャになって、収拾がつかなくなるだろう。

私は、「日本国憲法無効論」 を唱えている。
国会で、半数の国会議員が賛成すれば無効に出来る。
それを空論だとか、ムチャだとか批判する輩がいる。
私は、護憲派も改憲派も敵に回している。
けれど、半数の賛成で無効に出来る、「日本国憲法無効論」 は、空論やムチャな論理などではない。
政治家や政権が変わるように時代にそぐわなくなれば憲法を作り直せば良い。
改正などせず、作り直せば良いのだ。専門家が寄って皆で作れば良い。
例えば30年に一度作り直しても良いのだ。
そのときにも変わらないものがある。それが天皇の存在なのだ。

「日本国憲法無効論」 これが一番簡単で一番良い正統な方法。
この方法で、全ての噴出している問題は解決出来るはずです。

(つづく)


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コメント 3

genn

> 日本国憲法は、改正されれば、グチャグチャになって、収拾がつかなくなるだろう。

た、たしかに。
まともな政治家よりも 腑抜けな国を売る政治家が多いいま、
そんな連中に改正されるのはまずいですね。


by genn (2009-07-04 11:12) 

花うさぎ

素晴らしい南出喜久治氏の講演再録、ありがとうございました。

本当に勉強になります。なんとか南出氏の主張が実現できる世の中に我々の手でしなければなりませんね。
by 花うさぎ (2009-07-04 19:26) 

元気

たいせいさん、ナイスをあrがとうございます。
genn さん、ナイスとコメントをありがとうございます。

そうですね。
まずは改正。でも何をどう改正?
ということになれば、疑問符がつきまくりです。(汗)



by 元気 (2009-07-05 17:05) 

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