SSブログ

『サマーウォーズ』 [映画]

今はもう秋。しっかり、どっぷり秋です。[たらーっ(汗)]
8月1日封切りの映画が好評でロングランで今も上映中です。
とはいうものの、もうすぐ終了です。だって、もう、秋なのですから。
ですから、映画館でご覧になりたい方はお急ぎ下さい。
あとは、DVD(ブルーレイ)発売までお待ち下さいませ。[映画]



--------------------------------------------------------------------------



心と心を重ねて 光の滴で満たして 手と手を固く結んだら 小さな奇跡が生まれる

幾千の愛の記憶を 僕らは辿っていこうよ とこしえに君を守るよ 僕らの歴史が始まる

Oh 運命が ここから どこへと 向かおうと 雲に描いた 白い約束 決して忘れない

--------------------------------------------------------------------------

この作品での戦いの相手は、人ではありません。
AIです。
こうやって、明らかに人とは違う相手が敵なら、ある意味では戦いやすいかも知れませんね。
人と人が心を重ね、手を組んで助け合う。
その最小の単位は、家族です。
どんなときも、どんなにウザクて、どんなに疎ましくても家族が危機に瀕すれば団結することが出来る。
そんな夢と希望が描かれています。
諦めないことで奇跡が生まれる。
諦めないのは、自分です。
諦めない自分を信じることで奇跡が起こる。そんなファンタジーが描かれています。

自分。
ひ弱な自分。傷つきやすい自分。情けない自分。どうしようもない自分。

けれども、誰かのためなら強くなれるかもしれない。
守るものがあるとき、です。
自分がやらねば誰がヤル!
(キャシャーン、懐かしいです。[あせあせ(飛び散る汗)]
人とは、そういうものではないでしょうか。
人は、自分のためだけに生きているのではないからです。
自分のためだけに生きている人は、誰かのために生きている人に勝てない気がします。
人を強くするのは、人だと思います。

今、日本は、本当に、未曾有の危機に瀕しています。
何をどうすれば良いのか見えて来ません。
だから、自分に出来ることをするしかないのです。
ブログを持っている方は、ブログでその危機を伝えています。
ブログを持たない方も、書き込みや身近な人に伝えることで危機を伝えています。

まだ、その危機感が伝わっていない人もいます。それも仕方ないことなのです。
なぜなら、マスコミが伝えることに対して消極的だからです。
マスコミとて、営利企業です。正義の味方でも日本の国益を最優先する機関でもありません。
NHKとて、日本の国益に反する報道をし、国益に反する世論を作り出してる。それが現実です。
そこにあるのは戦後から脈々と続く人の持つ欲望。私利私欲で。
外国の国益かも知れません。
陰謀説?

そんなチャチで稚拙な話ではありません。
国の行く末が、(国益を考えない)日本人によってどんどんと危うくなっています。
それは陰謀などではありません。民主主義というシステムの選択の積み重ねです。
民主主義が悪いのではありません。選ぶのは人だからです。
陰謀が渦巻いているからでもありません。自ら選んでいるからです。
日本人が日本のことを知らず、知ろうとせず、関心を持たず、選択をした積み重ねの結果です。
さらには、義務よりも責任よりも権利を主張した結果かもしれません。

自分を大切に思うことは重要なことです。掛け替えのない命だからです。
けれど、その掛け替えのない命を賭して守って来たもの。
それが家族であり、歴史であり、文化であったこと。
それが忘れ去られようとしています。それが今の日本の危機です。
どんなに長きに渡って積み重ねて来たものも… 儚いものかもしれません。
ゆえに、国の文化や伝統は大切に守らねばならないものだと思います。
(それを国体といいます)

誰かを罵倒し、誰かを貶めても、世の中を変えることは出来ません。
世の中を変える。チェンジ!?
先の選挙でも持て囃されました。けれど、さて、どのように?
自分の都合の良いように、でしょうか?
けれど、自分にとって都合の良いことは、他人にとって都合の悪いことになりませんか?

誰にとっても都合のよい社会。そんなものがあるのでしょうか。
けれど、今を生きる人々のために今の日本があるのではありません。
将来生まれて来る子らを食い潰すような日本にしてはなりません。
それが今を生きる我々大人の務めです。
誰か(同じ日本人)を貶めて溜飲を下げているような場合ではありません。
日本人は、日本という家に住む家族です。
家族は、危機に瀕しては心を重ね、手を結ばねばなりません。

そんな風に思えた… とっても良い映画でした。


[猫]昔、仮想世界セカンドライフにハマりかけた(笑)私には、とっても面白かったです。

ntさん、ありがとございました。
http://nt-diary.blog.so-net.ne.jp/2009-10-04-1


(ご参考)
日本解体法案が現実味を帯びています。
http://muumintani-irasyai.blog.so-net.ne.jp/2009-10-03

nice!(5)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 5

コメント 4

釣られクマ

日本のマスメディアは危険な政策の検証番組を
作って報道したりすればいいのにな
なんで国民が危険な政策を監視して注意を促すFAXとか
政治家にだししたりしなきゃいけないんだろう^^;
by 釣られクマ (2009-10-15 09:49) 

nt

大作記事ですね。
うちの近所ではもう観れません。
早くブルーレイでないかなぁ。
何度もみたくなるんですよねぇ。
by nt (2009-10-15 14:50) 

rari

[水槽]д-)来年くらいには テレビでやってくれないかな~
っと 期待w
by rari (2009-10-16 10:43) 

元気

rariさん、こんにちは。
そうですね。
来年あたり… やってくれないかなぁ。(^^)
観たいですね。ぜひ、観て下さい。

青い空と白い雲。緑の山々と草花。
古い門構えと石垣。
高校球児の汗と夏の暑さ、夜の静けさ。
人の繋がりと智慧、家族の煩わしさと温かさ…
色々な大切なものが詰まった映画です。

愛おしいもの、大切なものに触れると、心が揺れます。
心にフタをして、心を不感症にしない限り…
悲しみではなく、涙を流すということは、気持ちの良いことです。
もしかしたら、心が開放されるからかも知れませんね。

涙を流さずとも、愛しいものに触れるだけで癒されます。
だから、うーるーず で癒されるのだと思います。(^^)v

by 元気 (2009-10-16 12:30) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。