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女性専用車両、レディース・デー… 女性優遇ってどうよ [エッセー]

男性を不当に排除する車両(=女性専用車両)
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という意見があります。
確かに。不当に排除された。
そう考える男性もおられると思います。
どの車両に乗るか(乗らないか)を、
鉄道会社に限定されることが自体が不当だとも考えられます。

女性専用車両の乗車場所には、女性専用であることが明記されています。
車両に乗れば、女性専用であることが明記されたシールが貼り付けてあり、
車掌による協力のお願いもアナウンスされます。

けれども、毎回、必ずといっていいほど、何人かの男性は、女性の間に座っておられます。[あせあせ(飛び散る汗)]
女性専用車両だとご存知ないのか、女性車両反対の意思をアピールしているのか…
女性の視線が嬉しい方々なのかも知れません。
けれども、実際には、マジマジと非難の目を向ける女性も少ないでしょうし、
いまだかつて、男性に抗議する女性を、私は、見たことがありません。[わーい(嬉しい顔)]

法律・規則(Wikipedia)
女性専用車両の制度について、国土交通省は、「男性のお客様のご理解とご協力の下に成り立っているものであって、強制的に乗車を禁ずる法的根拠もなく、男性のお客様を排除するためのものではありません」としている。
また、横浜市交通局及び札幌市交通局は男性の乗車を禁止する法的拘束力はなく、あくまで鉄道事業者が乗客に任意協力を求めているものであると述べている。
鉄道事業者の多くでは、女性専用車両を男児及び身体障害者の男性も利用できるとしている。

女性に対する社会(鉄道会社)の思いやり車両。そう考えることも出来ると思います。

「女性専用車両に反対する会」 という会があるようです。
趣旨としては、痴漢対策としての有効性が証明出来ないことから、女性専用車両の推進は政争の具(選挙対策)であると主張されています。
けれど、女性専用車両を推進する議員、政党… 私には思い浮かびません。
実際、どのくらい票集めに効果があるのか… 私には分かりかねます。
さらには、現代のアパルトヘイト・女性専用車両は「偽善」であり、おかしいと考える者の集まり。
とあります。アパルトヘイト。とは、穏やかではありません。
アパルトヘイト
南アフリカ共和国で行われてきた、白人支配者層による有色人種に対する人種差別・隔離政策

女性が女性専用車両に押し込められている。差別、隔離されているという意識。ありません。
なぜなら、女性専用車両に乗る選択肢は、自由意志で決定されているからです。
アパルトへイトは、自由意志ではありません。
アパルトヘイトを使うことは、適切ではない気がします。

女性専用車両は、女性が歓迎しているから、廃止にならないのだと思います。
さらには、容認している男性も多いから、廃止にならないのだと思います。
それでは、廃止にならないことで男性は、どんな差別を受けるのでしょうか。

■他の車両が混む。混雑を余分に受け入れることになる。
■乗車が制限されることへの被差別感。

でしょうか。確かに不当かも知れません。
けれど、それなら、女性も同じです。混雑が増した車両に乗るのは男性だけではないからです。
女性ということで優遇されたくない女性もいるかも知れません。
けれど、混雑した車両に乗らざるを得ない(!)女性や妊婦、体調が悪い女性の場合、どうでしょうか。
少しでも混雑が緩和される車両に乗っていただくことに異を唱えるでしょうか?
小柄で華奢、体調の悪い男性もいるでしょう。そういう男性は、女性専用車両に乗られたら良いと思います。
誰も咎めないと思います。それぞれの事情があるからです。
(実際に、健康そうな立派な体格の男性が乗っていても誰も非難してませんから)
私は、それぞれの事情を認めない社会こそ糾弾すべきだと思います。

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実際、男性の何げない言葉や態度に恐怖を感じる女性もいるのです。
痴漢に限らず、そういう女性に対して救いの手を差し伸べることに繋がるなら、
数分(数十分)のことなら、我慢をする。そういう気持ちを持つことは素敵なことだと思います。
自分が男性であったとしても、妻や母や娘なら優遇したい気持ちを持っていると思うからです。
女性専用車両に乗らない女性も多いこと。(混んでいないのは、全ての女性が乗っていない証拠です)
女性であっても、女性車両を希望する人に譲る気持ちがあるから、比較的空いているのではないでしょうか。
ですから、今、女性専用車両では、モラルが機能していると考えています。

女性であることで優遇されること、結構あります。
女性で良かった。そう思うこと、確かにあります。[揺れるハート]
レディース・ランチにレディース・デー。女性限定のサービス、結構あります。
確かに、男性も異を唱えて主張すべきかも知れません。[わーい(嬉しい顔)]

けれど、実際、商業ベースを考えた場合、女性を優遇することでの集客。活性化、ある気がします。
女性は、お得感、優遇感に弱い傾向がありますから。
それと、女性同士で動くことも多いのですから、店の差別化に有効です。
他店と同じことをしていたのでは、生き残れませんからね。
店として、業界として、経済界として、有効なコスト・パフォーマンスが見込める市場。
それが女性市場(ターゲット)の気がします。

男性が女性並に(?)優遇されて喜ぶか、プライドが許すのか(?)、どうなのでしょうね。
男性が割引クーポンに必死になる図。カッコイイとは思えない。そんな風潮、まだあります。
割引ではなく、男性ならではのサービスの提供。(女性がサービスを提供すること)
それなら、今も昔もあるのではないですか?
家事や育児、介護で家に縛られがちだった女性が外に出やすい機会をつくる社会。
季節や年齢、周期的な体調の変化に敏感な女性。女性であるがゆえの辛さもあります。
女性に対する思いやりが女性優遇と経済復興に貢献するなら、無下に反対する必要はないのかも知れません。

ただ、当たり前のことながら、
女性であることを権利として、断固主張することは、女性らしからぬ(?)、ハシタナイ行為だと思います。
産む性としての女性は優遇されてしかるべきかも知れませんが、
優遇されることを権利として主張すること、
その辻褄合わせを、男性や女性にも押し付ける権利はないはずです。(ワリが合わない)
人の卑しい欲望を刺激し、釣ること、釣られることは、恥ずべきことだと思います。
感謝どころか、女性を貶める行為になりかねないからです。

女性も男性も、思いやりを強要するのでなく、賢明な感謝と寛容が必要なのだと思います。
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  必要なのは、賢明さ。
  なのかも知れません。

  美味しいエサには、要注意! 

              なのかも。

------------------------------------------------------------

○外国人だからと優遇されることにも要注意です!
 外国人批判を煽ることになったり、言葉狩りで被害者が出るかも知れないからです。
 臭いものにはフタで密室化することも怖いことです。

○与党だから、野党だから… 批判する言葉にも要注意です。
 責任転嫁はプラスには働きません。

○差別。という言葉を掲げる人がいたら、まず疑った方が良いかも知れません。
sp01.jpg 偏狭な差別批判を広義に展開している場合があるかも。
 誰が潤うのか。よく見極めねばなりません。

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東雲一葉

 こんばんは。

 女性優遇措置に関してですか。
 私のような野郎にとっては、ちょっとばかり思うところが無いでもないですね。

 女性専用車両はいいと思うんですよ。
 痴漢対策、あるいは痴漢冤罪対策には効果があるでしょうし(「女性専用車両に反対する会」は具体的データも出さず、『女性専用車両の、しかも当該時間に対するデータ』なのか『女性専用車両を含めた全車両、全時間帯のデータ』なのかも明記していない辺り胡散臭すぎる)、極論ですが、いっそ全車両を男性専用と女性専用に強制的に分けちまえば痴漢無くなるんじゃねぇかなとか思います。
 痴漢まで行かなくとも、異性と密着するのは嫌という方は、特に女性には多いですしね。
 こう言うと差別云々言う方がいるんですが、そういう方でも更衣室やトイレの『区別』は『差別』とは言わないんですよね。
 何故でせう?w
 (まぁ一部には過激な『じぇんだぁふりぃ』を振りかざす輩もおりますが)

 ただ、レディースデーとかは正直ちょっとズルイかなぁと、そんな風に思います。
 確かに商戦略などなどあるかもしれませんが、生まれながらの性別で損得が生じるってのはちょっと切ねぇです。
 数百円とか、せいぜい千円くらいまでなら『まぁいいや』とは思うんですが、『女性半額!』なんて文字を見たりすると『何ゆえ?』と思うわけですよ、貧乏人としましては。
 せめてメンズデーも作ってくださいと、そう思わずにはいられません。
 スイーツやってるような店でも『女性限定』なんて書いてある店もあって、これまた切ねぇです。
 俺だってスイーツ食べたいorz
 (まぁそもそもそういう店って野郎は入りにくい雰囲気ありますけどね)

 そして何より厳しいのは『男女雇用機会均等法』、これでございます。
 上述したような内容は、まぁ散々愚痴書きましたが、耐えようと思えばいくらでも耐えられるんです。
 ただ、こればっかりは耐えられない。
 その趣旨は分かりますし、女性だってどんどん社会に出ていい、そのためのシステムも必要だと、それはわかります。
 しかし、何でもかんでも『均等』じゃねぇだろと、そう思うのも事実であります。
 と、申しますのも、私、今現在ポスドク(言ってしまえば博士号持ちの非正規研究員)をしておりまして、大学教員の口を捜しているわけですが、『いいな』と思うところは大概『当大学は男女雇用機会均等法の精神に則り、女性のみ募集しています』、あるいは『女性を優先的に採用しています』と書いてあり、履歴書出す前からはじかれるんです。
 そも私の分野はバリバリ理系であり、女性人口は極めて少ない。
 (我が研究室の例を挙げれば、昨年度は研究室に二十数名在籍、内女性は一人)
 だから男性過剰になるのは当然なんですが、『男女均等』だから、自然、募集が女性ばっかりになる。
 ただでさえ雇用が厳しい博士上がりなのに、男ってだけで雇用幅が狭くなる。
 何ぞコレ? とそう思うわけです。

 『外国人だからと優遇されることにも要注意』ということにも繋がるかもしれませんが、内情を見ずに表面だけの『平等』を叫び、それによって差別が生じているケースもある、ということも留意していただけたら、と思います。
by 東雲一葉 (2009-11-06 20:08) 

元気

東雲さん、こんばんは。
コメントをありがとうございます。
こちらにお越しいただく高校生(確か一年生)のペインさんのコメント(女性専用車両については過去も含め2回コメントいただいてます)で、一度、丁寧に記事をアップしてみました。

逆差別。という言葉があります。
新政権になって弱者(?)対象のバラマキ(?)に疑問を持っています。
さきほども、ソネットのブログを色々と見てまわってましたが、仕事を辞められて1ヵ月の28歳の女性が就職までの軌跡をブログで綴ろうとしているブログに出会いました。
1か月の間に履歴書&職歴を何度書き、面接を受けたか…
全て不採用という結果のようでした。
仕事を求めて奔走する様子。何社も何社も受けて受からない現実。
弱音は吐かれていませんが、超がつく就職難。であると思います。
何十社も受けて不採用。
新幹線で東京にまで面接に行かれてます。
交通費だってハンパじゃありません。
経済。なんとか上向きにならないと求人自体が減るばかりです。

そんな努力もオカザリのようにするだけで(全ての人がと言っているのではありませんよ)、生活保護を受けておられる方もいます。
努力せずとも保障(給付)される金額が高額なら…
就職に対する意欲も失せるかも知れません。
(自分を雇用しない)社会が悪い。そう思いたくなるかも知れません。
やはり、政府が本腰を入れて、就職難から脱する策を講じるべきだと思います。
政府でしか出来ないこと、まだまだ有るはずだからです。
安易に女性だからと差別するのでも、優遇するのでもなく(優遇自体、性別で差別してることですよね)、努力が報われる社会にせねば意欲が失われ、ひいては社会が停滞します。
それは、将来的に、国益を損ねる。ということだからです。

東雲さんの就職も狭き門で大変ですね。
私も、以前、どこかで聞いたことがあります。
大学という、あるいみ閉鎖的な場所では、そういった優遇という美名の下での逆差別がまかり通る世界かも知れません。
大学に残ることも社会に出ることも、どちらも大変な世の中です。
ご希望に沿った教員の口が見付かればいいですね。

あと、大学入試の際に、外国人は優遇されると聞いたことがあります。
それも逆差別かも知れません。
実態は分かりかねますが…
結局、実態が分からないまま、不透明にコトが進んでいく。
優遇という名の差別、逆差別がまかり通る世の中は、生き難い世の中であると思います。
密室は… いけませんよね。

今の政権は、透明性を増すと掲げていましたが…
より、不透明性が増した気がしています。
やはり、明らかにすべきことは明らかにしてもらわないと…
それが政治に対する意識を高めることになるはずだからですが、
意識を高めてもらっては困る。からかも知れませんね。

本当に、困ったことです!

by 元気 (2009-11-06 20:40) 

東雲一葉

こんばんわ。

>新政権になって弱者(?)対象のバラマキ(?)に疑問を持っています

まさに、でございます。
28歳女性の話然り、一生懸命な人間が馬鹿を見るような制度って一体何なんでしょうか。
母子加算もそもそも『働いてない人間が働いている人間より多く貰うのはおかしい』ということで廃止になったはずなんですが……。
外国人、特に在日コリアンへの逆差別も有り得ないことになっております。


>政府が本腰を入れて、就職難から脱する策を講じるべき

麻生政権では矢継ぎ早にこういった補正予算、政策を打ち出してきたんですが、ぽっぽがすべてゼロにしてくれちゃいましたからね。
まぁ国民も、目先のばら撒き(あるいは『自民にお仕置き』なんてアフォな思考)に捕われて、『公共事業などで雇用先確保しなきゃ景気回復できない』という当たり前のことを失念していたあたり、反省しなきゃならないところですが。


>努力が報われる社会

理想であり、追い求めるべき目標ですね。


>大学という、あるいみ閉鎖的な場所では、そういった優遇という美名の下での逆差別がまかり通る世界かも知れません

まぁ、どちらかというとコネなんですけどね。
ただ公と民とでは公に近いものなので、どうしても『男女雇用機会均等法』が先に立ちます。
内情を無視して型にはめようとするから無理が生じる。
そんな常識も分からない辺りが『お役所的』なんでしょうかね。
とりあえずは履歴書出しまくりですw


>大学入試の際に、外国人は優遇されると聞いたことがあります

優遇、というかは分かりませんが、入試の『外国語』で中国語や韓国語も選択できるようになっています。
そうなると当然特アな方々は楽ですよねぇ。
日本人が英語などで『外国語』を受けている間、自分は母国語で『外国語』を受けられるんですから。
ちなみに『外国語』の中国語、韓国語はめちゃめちゃ簡単なんだそうですよ。
(日本人が解く『国語』とは難易度が雲泥の差だそうで)


>今の政権は、透明性を増すと掲げていましたが…
より、不透明性が増した気がしています。

口先だけのノーナシ政権ですからね。
もっとも現状を見る限り、透明性が高まったところで政治に対する意識が高まるかは疑問ですが。
せいぜいお祭り騒ぎ、今度は数年後、『民主けしからん』で投票する輩が増えるかもしれません。
政治に対する意識を高めるには、やはり根本的な政治教育が必要かな、と思います。
by 東雲一葉 (2009-11-07 20:07) 

元気

東雲さん、こんばんは。

>政治に対する意識を高めるには、やはり根本的な政治教育が必要かな、と思います。

おお…!
なら… 絶望的、かも。(^_^;)

痛い思いをしなければ学べないこともあります。
日本人は、オランダ以上の苦難に遭遇しなければ政治に対する意識を高めることは出来ないのかも。
では… 遅いですよね。
日本人の賢明さ。実は、信じているのです。
きっと、まわりを見てます。日和見ですから。
まわりが立ち上がれば… 素晴らしい動きをするはず。
まわりを一人でも立ち上がらせねばなりません。

ウチの場合は、夫です。諦めず、頑張ります!
by 元気 (2009-11-07 21:51) 

ペイン

名目上は「任意」です。皆さんはそのように理解していると思います。し、本来はそう有るべきでしょう。
 しかしこれらのサイトでの「実態」をみたらどうか?
http://kontetsu.net/NoWomanCar/(交通の男女差別に反対する会)
http://www.eonet.ne.jp/~senyou-mondai/(女性専用車両に反対する会)
http://kosakaeiji.seesaa.net/(荒川区議会議員小坂英二の考察・雑感)
1http://blogs.yahoo.co.jp/plume1701(性差別について考える)
1http://urayamaneko.seesaa.net/(地声人語日記 反日勢力は女性と老人をターゲットにしている!! )
http://blogs.yahoo.co.jp/yoshhy2007(被差別者という名の利権主義者)

 信憑性を高める為複数のサイトを挙げましたが、とてもあらゆる箇所で「任意協力による運転」がなされていると思えませんよ。無理やり引き摺り下ろしたり事実を知らぬ女がわめいたりしているくらいですから。
 そもそも何も勉強しなければ「女性専用=男性は乗れない」になりますし「woman only」を「女性優先(任意協力)」と訳すほどわが国の人間はアホではありませんよ。

 なにより鉄道会社も国土交通省も「任意協力」であることを乗客に知らせずアナウンスの内容は「男性は乗るな」といっているようなもの。このような状況で、真実を知らずに女性専用車両に意図的に乗れますか?男性諸氏!

 痴漢対策と言う理由もおかしい。他の車両に乗る女性への痴漢犯罪も同姓による犯罪も冤罪も防げない。減るわけがないことは出来の良い中学生なら分かる話です。

 教育勅語、十七条の憲法などを重視した教育をすればいいんです。小手先のことをやれば男女間の仲を悪化させるだけです。

 おっと、ダラダラと長い文章を書いてすみません。
by ペイン (2009-11-08 16:43) 

元気

ペインさん、こんばんは。
コメントをありがとうございます。

実態、拝見しました。
反対を唱える方々の気持ちも分かります。
けれど、問題は、女性専用車両なのでしょうか?
女性専用車両という車両の運用方法ではないでしょうか。

仏像創って魂入れず。という諺もございます。
女性専用車両を作ったから全て解決。というのは違いますよね。
その有効性や利用の仕方、周知徹底やモラルの向上。
本当に解決しなければならないのは、そちらではないでしょうか。
女性専用車両を廃止しても問題(痴漢や不快行為)の解決にならないことこそ見据えねばなりません。
「女性専用車両の廃止」が目的なら、それで目的解決でしょうが、それでは解決にならないこと、ご理解いただけますでしょうか?

女性専用車両は、対応策です。
刑罰もありません。法律でも政府の施策でもありません。
それは、法律や政府の施策にも繋がることだと思いました。
制度の廃止や改正、立法化が目的ではないということ、肝に銘じなければなりませんね。
by 元気 (2009-11-10 00:45) 

rari

[水槽]д-)女性優先・・・別にいいんでない?
と 単純に思ってしまうおいさんがココにおりますw

色々な方の 色々な意見 ムズカシイ問題 等々・・・
でもさ~ 生きてくだけで女性はヤローよりも
肉体的にも精神的にも負荷が大きいと思うし
ちょっとくらいの「優遇」あってもいいんでは?
「差別」「逆差別」とか考えたことないな~

皆さん真剣に討論されてるトコに ゆる~く侵入して申し訳御座いません(o_ _)o
by rari (2009-11-10 07:43) 

元気

rariさん、おはようございます。

>皆さん真剣に討論されてるトコに ゆる~く侵入して申し訳御座いません(o_ _)o

rariさんの 「ゆる~い」ところが大好きです。
真剣な討論(笑)も大好きな日本を思うゆえ。
どうぞ、堪えて下さいませ。m(__)m

文字ばかりでは、硬い記事になってしまいます。
これからは、心を入れ替えて(?)、
フリー素材等もお借りして、読みやすくしていこうと考えています。
一人でも多くの方が、侵入して下さると嬉しいです。

ここは、サロンです。
気持ちのゆる~い方も、固~い方も大歓迎です。(^o^)丿

by 元気 (2009-11-10 10:30) 

ペイン

>けれど、問題は、女性専用車両なのでしょうか?
女性専用車両という車両の運用方法ではないでしょうか。

 ではお聞きするが(先進国の中で)日本以上に治安の悪い国は女性専用車両に値するものを導入しているのでしょうか?
 また「痴漢対策だから」「女性は弱いから」で男性を排除しかねない施設を作っていいのでしょうか?それでは白人至上主義のアメリカと何が違うんですか?アパルトヘイトの南アフリカと何が違うんですか?
 今、失業者数も自殺者数も男性のほうが女性のそれの3~5倍なのに?
 地獄への道は善意で舗装されています。共産主義者を取り締まるはずの治安維持法は右翼社会主義者によって自由主義者を取り締まる法律に変えられました。いまでは女性専用車両は「女性が快適に」という文明人には到底受け入れられない口実に摩り替えられています。

 一回排除されてみるかその現場を見るのもいいかもしれません。本当の「痛み」は肌で感じないと分からないものですから。そのうち「男子生徒は外で着替えてね」と言う風になる。私はそのような屈辱を息子の世代に味わってもらいたくないよ。
by ペイン (2009-11-10 17:08) 

元気

ペインさん、おはようございます。

>(先進国の中で)日本以上に治安の悪い国は女性専用車両に値するものを導入しているのでしょうか?

シルバーシート(優先座席)も導入していないのでは?
思いやりの気持ち(ソフト)をモノ(ハード)で補うことも手段の一つだと思います。
けれど、ハードを作ったことを免罪符にしてはいけません。
本来なら、優先座席も(女性)優先車両も必要ないものです。
可能な限り、車内等では、男性は、不特定多数の女性に密着し過ぎないようにすることは、マナーであり思いやりであると思います。
過大なストレスを与えることになるからです。

男性と二人で乗り物に乗った場合、男性が女性を守ります。
混んでくれば、女性を庇い、押されないようにカバーします。
それが女性への思いやりであり愛情ではないでしょうか。
その思いやりを女性が感じるから、男性対する信頼や愛情も深まるのではないでしょうか。
本来なら、パートナーでない男性も、女性に対して同様の(庇う)行動をすることが望ましいと思います。
けれども、満員を口実に接近する不埒な男性もいるのです。
女性は、男性に奉仕をする存在ではありません。
車両を管理運営する会社(鉄道会社)は、女性を男性のストレスの捌け口にすることを防止することが望ましいと思います。

男性ホルモンの働きで男性は男性らしさ(臭いや身体的特徴)を持ちます。
また、種を残す本能は、全ての女性を対象として見る目を持つでしょう。
(愛情の有無とは、別だと豪語される男性もおられます)
けれど、それは、差別でも何でもありません。
人間とて動物です。けれど理性を持ち制御も必要です。
女性を庇い守るとは、空間の確保です。
それが女性専用車両であり、優先座席の設置であると思います。
全ての男性が女性を守る(空間を確保しガードする)行動を取ることが出来ないなら…
やはり、当面は、専用車両もやむを得ないと思います。
女性だけでなく、空間を確保することは男性をも(暴走から)守ることに繋がると思いますよ。
人とて動物です。制御が効かなくなることあると思います。

日本独自のシステム。なら、それは、ある意味日本の男性は恥じなければならないのかも知れませんね。
反対に、それを逆手にとって不当性を唱えるのは… 恥知らずにつながるかもしれません。
差別・逆差別を唱えること。
美味いコトが目的にないか。注意が必要であると思います。

>また「痴漢対策だから」「女性は弱いから」で男性を排除しかねない施設を作っていいのでしょうか?
>それでは白人至上主義のアメリカと何が違うんですか?
>アパルトヘイトの南アフリカと何が違うんですか?

先の記事、コメントで答えになりませんか?
それから、過去にもコメントしていることもあります。
今一度、読んでいただけますか?
男性も女性もそれぞれが過剰に権利を主張することのない社会。
互いを思いやり、感謝を忘れない社会。
それをサポートする社会、人々。それらが基本です。
女性専用車両の廃止を掲げるなら、さらに有効な策(代替案)を提案せねばなりませんよ。
代替案も掲げず女性専用車両廃止を掲げるのは乱暴すぎると考えています。

>一回排除されてみるかその現場を見るのもいいかもしれません。
>本当の「痛み」は肌で感じないと分からないものですから。

女性が男性になることは不可能です。
女性は、その女性性ゆえに随分と辛いハンデを負っていますよ。
その苦しみ。ペインさん含め男性が想像するということが相手の身になるということではないでしょうか。
人には想像力があります。
実際に体験不可能なことは想像力で補うのです。

>「男子生徒は外で着替えてね」と言う風になる。私はそのような屈辱を息子の世代に味わってもらいたくないよ。

外が暴風雨でも着替えは外。
男性が見られることに無配慮。
そんな世の中、私は、娘にも味わって欲しくありません。
それから、娘(息子)を守りたいという気持ちは、誰もが同じだと思います。
それも想像力で回避可能だと思います。

>地獄への道は善意で舗装されています。

それが女性専用車両の設置ですか?
私もこの諺はブログ記事でも引用していますが、
1両が地獄に繋がるとは… 
イギリス人、ドイツ人もビックリでは?

>女性専用車両は「女性が快適に」という文明人には到底受け入れられない口実に摩り替えられています。

「女性が快適に」(女性に思いやりを持つこと)を受け入れることが出来ないのが文明人なのでしょうか?
文明人とは、偏狭な人種なのでしょうか?
私は、反対に、文明人なら、想像力を広げ、度量も広くあるべきだと考えています。

<過去記事、コメント>
「財政健全化 消費税12%必要」
http://muumintani-irasyai.blog.so-net.ne.jp/2009-06-10

by 元気 (2009-11-11 11:00) 

東京メトロン星人

ここのブログ主は、単なる女性専用車両礼賛をやっているわけではなく、

>女性も男性も、思いやりを強要するのでなく、賢明な感謝と寛容が必要なのだと思います。

という、男女双方向の配慮を訴えている分まともな方だと思われます。

けれども反対する会なりここの専用車反対派なりが不満に感じているのは、男性が専用車に賛同・協力する形で女性への配慮を示しているのに対して、女性側から「痴漢でもない男性がわざわざこういった施策に協力してくれている。」「○○線ではもう専用車はいらない。男性が協力してくれなくても大丈夫。」といった男性に感謝や配慮をする姿勢が感じられないということなのです。

現実には、「痴漢をするしないにかかわらず、知人でもない男性はとにかく不安。」「男が痴漢をするからだ。これは自業自得だ。」「臭いオヤジがいないから快適。」といった、男性に対しての上から目線の見方が横行しています。男性から見れば「鉄道会社に男性が協力することで女性に安心を与えている女性専用車」のつもりでも、女性から見れば「鉄道会社が男性を追い出すことで安心が得られる女性専用車」となっているのです。

そういった点に気付いて愛想を尽かした男性が反対派となっているのです。けれどもそれを鉄道会社や女性、賛成派の男性から見れば単なる「女性に不親切な男性」としか映らない。一方、「男の自業自得」「臭いオヤジ」といった考えで専用車を利用している女性でも、鉄道会社から見れば「専用車の支持者」であり、賛成派男性から見れば「専用車に逃げ込む可哀想な女性」「専用車=男性の配慮を喜んでくれる人達」と映ってしまう。その結果、「反対派=悪玉,賛成派・専用車=善玉」という風潮にますます拍車がかかってしまうということに、反対派は業を煮やしているのです。

by 東京メトロン星人 (2009-11-11 20:45) 

元気

東京メトロン星人さま、はじめまして。

東京メトロ星人さんの望みは何ですか?

>「○○線ではもう専用車はいらない。男性が協力してくれなくても大丈夫。」
>といった男性に感謝や配慮をする姿勢が感じられないということなのです。
>賛成派男性から見れば「専用車に逃げ込む可哀想な女性」
>「専用車=男性の配慮を喜んでくれる人達」と映ってしまう。

※1 女性自らが女性専用車両を女性蔑視だと否定することですか?
※2 感謝や配慮をする姿勢が感じられる言動をすることですか?

痴漢の被害件数は、女性専用車両に影響なしとする根拠をお示し下さい。
実際に、痴漢の被害に遭う女性がありますが、男性が加害者ではないと考えておられますか?
不埒な男性は一人もいないと断言されますか?
被害女性を自業自得(?)とでもおっしゃりたいのですか?
さて、女性専用車両を廃止することで喜ぶのは誰なのでしょうか?

反対派=悪玉。賛成派=善玉。二者択一ですか?
そういう決め付けは、反対派男性の被害者意識に起因していませんか?
実際の被害者は、痴漢に遭う女性であり、男性の行動で不快な思いをする女性です。
より混雑した車両に追いやられたと感じる男性が被害者なのですか?

混雑した車両に居る女性は、空いている女性専用車両に移動する配慮が必要だと思います。
女性専用車両のお陰でストレスが軽くなった女性は、鉄道会社の配慮と男性の協力に感謝すべきでしょう。
けれども、代替案もなしに、※1 や ※2を要求することは、女性へのストレスになると思い至りませんか?
全ての男性の善意と誠意を誰が証明出来ますか?

被害女性の心の傷を誰が償うのですか?
痴漢が捕まっても女性の恐怖心はトラウマとなり、心の中に残る可能性もあります。
お金や刑罰で償えるものではありません。

東京メトロン星人さんに娘さんがいたとして、お嬢さんを満員電車に押し込めて平気なのですか?
毎朝、お嬢さんを守るためにガードをするのでしょうか?
その場合、誰からガードするのでしょう。
不埒な男性は一人も居ないから、安心して満員電車に乗るようにと、送り出すのですか?
私は、女性専用車両があるなら、(その車両に乗る選択が可能になりますから)安心して送り出せますよ。

選択が可能である。
このことが大事なのではないでしょうか。
女性専用車両に乗るという選択が出来ること。
このことが大事なのです。
鉄道会社の責任は、安全にお客様を目的駅まで運ぶことです。
その中には、女性の選択で被害に遭う機会を減らすことが可能になることも含まれていると思います。

空いた女性車両に怒りの矛先を向けるよりも、
女性自身から女性車両撤廃を申し出することを強要するより、重要なことは山ほどあると思いますよ。

民主党政権になりました。
東京メトロン星人さんは、今の日本で良いのですか?
女性性への優遇よりも、外国人への優遇が気になりませんか?
自衛隊が不当な差別に遭っていると思いませんか?
マスコミの報道が偏向していると思いませんか?

女性専用車両の撤廃。
私自身も、女性専用車両が必要ない世の中が良いと考えています。
けれども、有効な代替案のない現状では、已む無しと考えています。

女性性や男性性の区別でなく、日本の歴史教育の偏狭さの方が害です。
戦後65年経っても、今だに回収されず残されたままの遺骨があります。
それらの先人を異国の地中に放置させている差別にはスルーですか?
今の自分の痛みには敏感でも、他人の痛みには鈍感ではいけません。
硫黄島の滑走路の下の遺骨、異国の島々の土に野ざらしで眠る遺骨。
今も原爆後遺症で苦しむ方々(二世、三世)の苦しみ。
東京裁判で判決を受けたものの、署名と戦後閣議で無罪と決議されたにも関わらず今だに靖国参拝を貶める人々の偏狭な差別意識。
未だに植民地憲法(日本国憲法)を御守りのように大事にし、大国に阿る政治家。人々。
それらのことが我々戦後生まれを貶めていることにこそ敏感になるべきではないですか?
大きなことは気にしない。小さなことにだけ敏感。
それでは、大和魂を持っているとは言えません。

色々な現実に目を向け、
「地獄への道は善意で舗装されている」
の本当の現実を知るべきチャンスにすべきであると思います。
女性専用車両廃止に向ける心を先人や未来に生まれる子らに向けて下さい。
未来を作るのは私たちだからです。
どうか、重箱の底をつつくことに満足せず、盛られている食材の怪しさを弾劾して下さい。
大和魂を発揮されるなら、東京メトロン星さんを応援したいと思います!

by 元気 (2009-11-11 22:03) 

HRS

どうもHRSです。

私なんかはプラスアルファとして女性だけにサービスを提供することについては、とくになんとも思わないですね。
もちろんあまり極端過ぎるのはどうかとは思いますが。

ただそれが男性の選択肢を奪うことによって成立するもの
それだけならまだしも、その理由が明らかに男性を侮辱しているものについては非常に問題がありますね。
女性専用車なんかはまさにそれです。
「女性のための車両」ではなく
「男性は乗れない車両。ではなぜ乗れないのか?」
というふうに考えてみたほうがいいように思います。

痴漢対策→「俺は痴漢じゃない」→するかもしれないから
女性の安全安心のための→「ただ乗るだけなのに?」→男性は存在するだけで危険だし迷惑だから

こんな理由で毎日多くの「善良な」男性が排除されているわけですから
それこそ異常だと思わないほうがおかしいですね。
1両だからどうのというのではなく、なぜ男性という理由だけで危険な人種として公共の空間から排除されなくてはならないのか・・・
効果があるない、専用車内のモラルがどうのこうの以前の問題なんですよ。

女性が混雑する列車などで苦労することは多々あるとは思いますが
最初から犯罪者として疑われ、一歩間違えばやってもない罪に問われるリスクもある大半の男性を考えれば
どう考えてもプラマイ0にはならないでしょう。
「巻き込まれる」のと「疑われる」のとでは全く違いますし・・・
そういった「男=悪」という構図が、女性専用車の登場によってより確かなものになってしまったというのは間違いないと思いますね。
by HRS (2009-11-11 23:33) 

元気

HRS さん、こんばんは。

>プラスアルファとして女性だけにサービスを提供することについては、とくになんとも思わないですね。

>男性の選択肢を奪うことによって成立するもの
>それだけならまだしも、その理由が明らかに男性を侮辱しているものについては非常に問題がありますね。
>女性専用車なんかはまさにそれです。

なるほど。
女性専用車両を男性侮蔑と捉えるということですね。
では、専用ではなく、優先とするならいかがでしょう。
シルバーシートみたいに。優先座席と同じく優先車両。
私は、大賛成です。

混雑も緩和されるし、蔑視感も薄れますよね。
実施している路線、鉄道会社に提案したいですが、いかがでしょうか。



by 元気 (2009-11-12 00:12) 

東京メトロン星人

レスどうもありがとうございます。

>東京メトロ星人さんの望みは何ですか?

女性と鉄道事業者が「男性に対して何の義理もない協力をお願いしている。本来はあってはならないものだから一刻も早く解消させなければならない。」という姿勢で女性専用車両(以下「専用車」)を実施・利用するのであれば、私も専用車はあってもいいと思うし、そういった事業者や女性に対しては男性も是非とも協力するべきだと考えています。けれども「専用車はあって当然。男性はそれに従って当然。」という意識でやられてしまうのであれば、そんな専用車は無くした方がいいと考えています。

私が気になるのは、「鉄道会社の配慮と男性の協力に感謝すべきでしょう。」というお考えの元気様が一方で「不埒な男性は一人もいないと断言されますか?」という見方をしているということです。「専用車に協力する男性への感謝」と「男性への疑心暗鬼」は両立することはできません。

>東京メトロン星人さんに娘さんがいたとして、お嬢さんを満員電車に押し込めて平気なのですか?

これは専用車擁護論では定番の文句なのですが、こういった言い方をする人が見落としているのが、「自分の娘を専用車に預ける」という行為は「同じ列車の男性客を信頼して娘を保護するための協力を仰ぐ」という行為であり、それで痴漢に遭わなかった、あるいは安心出来たのなら親子共々協力してくれた男性に感謝するものだということ。もし「同じ列車の男性(のうちの誰か)が娘に痴漢をはたらくのだろう」という考えで娘を専用車に乗せるのであれば、それは協力を頼むほどの相手を疑ってかかっていることになってしまいます。

専用車問題の難しさは、同じ「弱者への善意」であっても明らかに善意であると分かる「老人への席譲り」などと違って、弱者に協力するのも男性なら弱者となってしまった原因を作ったのも男性であるということ。ちなみにここで言う「男性」とは、「男性全体」という意味ではなく「そういった行為を行う、男性である個人」という意味です。

男性にとっては自分が痴漢かそうでないかはわかります。けれども女性から、あるいは男性が別の男性を見た場合、その男性が痴漢かそうでないかは分かりません。専用車を避けて一般車に移動する男性を見てもそれが「専用車が必要な事情の女性のために親切心を発揮して」なのか「機械的にただ『女性専用車両』の表示に従った」だけなのか「痴漢をするつもりだったが、“獲物”が専用車に乗ったので諦めて引き下がった」のかは分かりません。女性から見れば「男性が痴漢をする」ということからスタートしていますから「男性が不安だから専用車が必要なのに、その“不安分子”に感謝するなんて。」「男性が専用車を避けることが親切な協力なら、専用車の女性は『親切な協力者』を避けていることになる。」と思ってしまいます。そして男性から見れば「専用車の協力することが女性に対する配慮」というところからスタートしているので、「いつまでたっても女性や社会から感謝や信頼が得られない。」「恩知らずならまだしも、『専用車はオヤジ臭くない』『男性が同じ空間にいるだけで不安』などという恩を仇で返す発言が見受けられる」といった不満が出てきます。

これは専用車に対する見方に、私が前回申し上げた「鉄道会社に男性が協力することで女性に安心を与えている女性専用車」と「鉄道会社が男性を追い出すことで安心が得られる女性専用車」という2通りの見方があることに起因します。両者は相矛盾しているのに結論は共に「専用車に賛成」となってしまったことから、鉄道事業者は両者の意見をいいとこ取りして賛成多数としてしまったのです。本当に(女性への配慮としての)専用車を支持するのなら、「男臭くない」「男共ザマーミロ」的な態度の賛成は一喝して、そんな賛成意見は返上するべきなのです。私には、こういった不謹慎な賛成意見を叱る賛成派の方がいないということが不満です。世論の“賛成多数”をバックに「これは正当だ。文句あるか。」と言わんばかりに押し切るよりも(別にあなたのことを言っているのではなく、世間にはこういった賛成派や事業者が多い)、「男性追い出し車両」という考え方を排除してそれでも残る専用車だけは認めさせた方が、現在反対している者からの信用は上がるのですから。
by 東京メトロン星人 (2009-11-12 22:26) 

HRS

レスありがとうございます。

>では、専用ではなく、優先とするならいかがでしょう。
>シルバーシートみたいに。優先座席と同じく優先車両。

うーむ・・・
たしかに任意協力であることを全利用者に告知するのであれば
少なくとも今の状態よりはマシといえるでしょうね。

ただ優先座席の場合、健常者がたとえばお年寄りの人に譲るのは
「座席」ですよね。

その女性優先車両というものは、強制ではないものの
「男性の存在しない空間」を男性自身が譲る?ことで成立するわけですから
結局は「なぜ(極力)乗ってはいけないのか?」
のところに戻ってしまうのではないでしょうか。

「席に座らせてほしい」と「存在しないでほしい」
「なんで?」と聞かれて
皆が納得のいく返答ができるのは果たしてどちらなのだろう・・・

男性はあらゆることから女性を守るべきというのは
その通りだと思いますし、私自身も可能な限りそうしたいです。
しかし、にもかかわらずそういう男性までも危険な性別として排除されたり
不利益を被ったりしなければならないのが耐えられないのです。

>混雑も緩和されるし

なら廃止しましょう(笑)
車両による乗車率の偏りをなくし、分散乗車、時差通勤などを
徹底して行えば乗客の努力だけでも結構なんとかなるかもしれませんよ。
なにより混雑の緩和は老若男女みんなにメリットがありますしね。

そう、何を隠そうこれこそが代替案なのです。
すでに行ったことが必ずしも正しい方向に向かっているものとは限りませんからね。
by HRS (2009-11-13 00:18) 

元気

HRS さん、こんばんは。

>少なくとも今の状態よりはマシといえるでしょうね。

一気に解決する案などありませんよ。
マシになることから始めるのがベターだと思います。

>「なんで?」と聞かれて
皆が納得のいく返答ができるのは果たしてどちらなのだろう・・・

ベストを求めるあまり、ベターを排除してはいけないと思います。
女性専用車両も優先座席も、日本では賛否両論あっても受け入れられてる現状です。
あとは、より良く、老若男女が共生出来るよう、より改善に向かえば良いのでは?

>(協力している)男性までも危険な性別として排除されたり
>不利益を被ったりしなければならないのが耐えられないのです。

そうですね。
痴漢に遭うことを恐れる、あるいは、既に痴漢に遭った女性にとっては、混雑した電車で不特定の男性と乗合わすことが耐えられないということ。
同じ気持ちかも知れませんね。
男性というだけで排除される痛みを理解しなければ共生は難しいかも知れませんね。

同様に、女性というだけで痴漢の被害に遭う恐怖。
どうか、ご理解願いますね。

>車両による乗車率の偏りをなくし、分散乗車、時差通勤などを徹底して行えば…
>そう、何を隠そうこれこそが代替案なのです。

代替案が軌道に乗り、女性専用(優先)車両は無用の長物になることを願います。
無用の長物になれば、廃止となることでしょう。
廃止となるまでは、女性優先車両という案がベターであると思います。

by 元気 (2009-11-13 19:32) 

元気

東京メトロン星人さん、こんばんは。

>「専用車はあって当然。男性はそれに従って当然。」という意識でやられてしまうのであれば、そんな専用車は無くした方がいいと考えています。

そうですね。
男性を痴漢予備軍とみなしかねない&男性蔑視を助長しかねないなら、無くした方が良いかも知れません。

>「専用車に協力する男性への感謝」と「男性への疑心暗鬼」は両立することはできません。

男性は不特定多数です。
一人ではないのですから両立可能です。

>それは協力を頼むほどの相手を疑ってかかっていることになってしまいます。

相手は不特定多数なのですから、整合性を欠く考えとは思えません。
不特定多数の中には、痴漢行為を働く男性も含まれている可能性があります。
可能性を否定することは危機管理に欠けています。
信頼だけで危機感を持たないでいることは出来ません。
相手とは、特定の男性個人(例えば東京メトロン星人さん)ではないことをご留意願います。

>女性から見れば「男性が痴漢をする」ということからスタートしていますから

女性から見れば、痴漢被害に遭う可能性を極力低くしたいということからスタートしている。
そして、痴漢の加害者は圧倒的に男性が多い。

だと思います。
全ての女性が男性を疑惑の目で見ているのではありません。
多くの女性は、密着していても痴漢行為に及ばない男性の方が多いこと分かっていますよ。

恩を仇で返す発言をする女性も痴漢行為を働く男性も似た認識なのかも知れませんね。
男性は女性に奉仕して当然という考え。(暴言女性)
女性は男性に奉仕して当然という考え。(痴漢男性)
痴漢行為を働く男性の矯正が難しいのと同じかも知れません。
だからといって暴言を許す必要はありません。
女性が勇気を出して、その場で、「痴漢です!」「やめて下さい」 というのと同じ。
(恩を仇で返す)被害に遭ったなら、その場で、「協力している男性に対して失礼です!」「慎んで下さい」 と言ってみてはいかがでしょう。
鉄道会社に矯正を求めても不可能だと思います。

>「男性追い出し車両」という考え方を排除してそれでも残る専用車だけは認めさせた方が、現在反対している者からの信用は上がるのですから。

具体的にはどういうことでしょうか?
鉄道会社に、
「鉄道会社に男性が協力することで女性に安心を与えている女性専用車」
という趣旨のアナウンスをすることを要望するということでしょうか?
それは、おおいに要望されたら良いと思います。

(お詫び)
既投稿コメントで、東京メトロン星人さんの名前を間違えている箇所があります。
以後、気をつけます。
大変失礼しました。m(__)m
by 元気 (2009-11-13 23:23) 

masa

僕も女性専用車には大いに大賛成です。(勿論、新政権万歳ですがすこしやり過ぎではと感じることも多々ありますが。)
反対する会の言い分は何故が何らかのイデオロギーを感じて仕方ありません。
by masa (2010-07-16 22:03) 

元気

masaさん、こんばんは。
女性専用車両。大賛成ですか? (笑)

そして、新政権も万歳ですか?
masaさんにとって、どんな良いことがありましたか?
残念ながら、私は最悪な気分です。
民主党政権を危ぶんでいましたが、ここまでとは想像していませんでした。
あまりに酷い。毎日、日本の将来を心配しています。
普天間、口蹄疫、子ども手当ての賛否を解散総選挙で問うべきです。
日本の首相がコロコロ変わるのは日本の恥でしょうが、日本の将来を考えぬ方を首相にするのは大恥だからです。

口蹄疫の感染ルートについて、全く解明が出来ておりません。
宮崎県の畜産農業はどうなるのでしょうか。
特措法でなく、地方自治法である理由も分かりません。
山田農水産大臣の言動も理解出来ません。国民を護るために動いているようには思えないからです。

調べれば調べるほどウソが明るみに出て、疑惑が広がりつつあります。
政権交代の毒が回ってきたことに気づく国民が増えねば、国は絶望的な状態になると思います。

だから、現政権万歳とは、お天道様が西から昇ることがあっても言えないです。
by 元気 (2010-07-16 23:10) 

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