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『領土と憲法』 ~尖閣諸島問題~ [日本の将来考]

12月1日。「真・保守市民の会」 主催 『領土と憲法』 決起集会に参加して来ました。
会員ではありませんが、とても大切な話を伺うことが出来ました。
休憩なしの3時間が短く感じる、熱い集会でした。
尖閣諸島の写真集などをじっくりと拝見する時間が無かったことが、とても残念でした。

会で語られたこと、その趣旨を理解すればするほど、日本の置かれている状況の難しさを思わずにはいられません。
それは、石垣市の行政区である尖閣諸島の問題だけでなく、沖縄の普天間問題、日本の問題と繋がるからです。領土を守ることは未来を守ることでもあります。
日本政府に危機感を持った政治。未来をつくる気概ある施策をお願いしたいです。
そのためには、まず、我々国民が日本の現状を知る必要があるのかも知れません。

尖閣諸島に対する国の無策に翻弄されているのは、日本国民です。
日本国民の安全と財産を守るためには、政府の有効な政策と毅然とした方針が必要です。
国思う政治家、子らの未来を守る気概のある政治家が必要です。
そして、そんな政治家を支える国民が必要なのだと感じました。
他国の干渉に毅然とした態度を取れないなら、日本は、独立国といえるのでしょう?
外国の脅しや圧力に屈し(配慮し)、自国民を蔑ろにする国を独立国といえるのでしょうか?
沖縄の本土復帰は、政治利用(方便)ではなく、本当に復帰だったのでしょうか?

沖縄で起きている問題は、必ず本土でも起こります。
けっして、他県人だけの問題ではない。我々、日本人の問題だという意識が必要です。


今の日本人に足りないのは、危機感なのかも知れません。[ふらふら]

それでは、メモと記憶を頼りに、決起集会の内容をレポートしたいと思います。

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大阪市北区民センター。パネルディスカッション方式。(敬称略)
ゲスト講師 ■沖縄県石垣市議会議員 仲間 均
bb_02a_.gif         (女優、仲間由紀恵の親戚だそうです)

        ■弁護士 南出喜久治
           (國體護持塾塾長、税理士、憲法学会会員)

    講師 ■真・保守市民の会代表 遠藤健太郎

●遠藤氏より、簡単な説明。

北方領土、尖閣問題という領土問題に、日本政府は、全く毅然とした態度を取っていない。
摩擦を避ける外交を繰り返すことで、外国に侮られる国となっている。
自民党から民主党に政権交代したが、新政府に期待出来るかというと甚だ疑問。
領土の確立のためには、外国の言い分に屈しないための論理武装が必要。

尖閣の現状。
麻生政権下で行政調査のための上陸を希望したが、中曽根外相から上陸許可が出なかった。
(国土交通省では埒が明かず、内閣府から外務省に申請した)
平成14年から、上陸させない方針。一方、中国との共同開発の話が進んでいる。制海権が犯されれば、漁業に影響する。魚屋に並ぶ魚の値段にも影響する。
まさに、他人事ではない話。多くの人々が関心を持ち、毅然とした態度が必要。

●仲間氏のお話。

三角波の立つ海でボートが転覆しそうになりながら、西村眞悟代議士(当時)と命の危険を感じながら頑張った。
石垣市議会議員として、尖閣諸島に上陸し生態系を調査することも、当然の権利・務めであるはずだ。
尖閣諸島は5島ある(魚釣島、久場島、北小島、南小島、大正島)。そのうち、上陸可能なのは4島。
最初に上陸したのは、平成7(9?)年。午前5時から6時に到着するよう、4.8tの漁船で夜中に出航した。
尖閣に近付くとヘリがフラッシュを焚き(写真撮影?)、海上保安庁の巡視船からボートが近付いて来た。
日本の漁船の場合は、停船命令を出し、臨検も実施する。臨検のあとは帰港となる。罪名は、
  ◎軽犯罪法違反(上陸禁止)
  ◎船舶安全法違反(4.8tの漁船)
島の12カイリ内に近付いてはならない。書類送検と罰金10万円の支払いが要求される。
石垣市の行政区である尖閣に石垣市議会議員でも近づけない。それが日本の現実だ。

外国船の場合は、どうか。
スピーカーで呼びかけて追い返すだけ。外国船の近くにも寄らない。
臨検も停船も求めない。書類送検も罰金もない。魚も採り放題だ。
外国との摩擦を避けたいため、政府の方針が 外国船に対しては、「指導」 だからだ。
検挙もしないから、領海侵犯、不法上陸にも有効な策を取っていない。
政府が毅然とした態度を取らないゆえに、日本は外国に侮られ、助長させることになる。

日本人と外国人に違う(2重)対応をすることは、外国を利することになっている。
1971年に地下資源の可能性が確認されてから、中国は、尖閣を中国の島だと主張している。

大正9年に中国人が遭難し、それを当時の尖閣諸島島民が救助し世話した。
その後、中国に帰った中国人の話を聞いて、中国政府が島民に感謝状を贈った。
「尖閣は日本の領土」 遭難救助の中国政府感謝状に明記
ゆえに、中国が領有権を主張するのはおかしな話だ。
けれど、中国は、尖閣諸島だけでなく、沖縄も自国の領土と考えているようだ。
ならば、いずれ、なし崩しで、日本本土も中国の領土だと主張しかねないことだ。

今、魚釣島は、灯台建築時に持ち込んだ山羊の大量繁殖で生態系が犯されつつある。
木の皮だけでなく、根まで掘り起こされ剥き出しになった状態。
石垣市の行政区である魚釣島の山羊を捕獲すること、生態系の調査を行うことは違法でも何でもないはずだ。

沖縄から基地がなくなることが良いことだという。
それでは、誰が沖縄を守るのか。誰が日本を守るのか。
労働者の雇用の問題もある。そういう問題を解決してから移転を考えるべきだ。
いつも沖縄は犠牲を強いられている。けれど、本土にも危機は迫っている。

鳩山首相は、スゴイ人だ。
「一部の人々により、尖閣諸島の魚釣島に灯台を建てたことを日本国民は怒っている」
平成14年鳩山氏が中国で発言したことを、産経新聞が伝えていた。
中間氏は、鳩山由紀夫氏に会う機会があった際に、その意図を尋ねた。
すると、彼は顔色一つ変えずに言い放った。
「そんなことは言ってませんよ」
新聞記事になっている発言さえ堂々と否定する。口先だけで、誠意のカケラもない。
人として、信じることの出来ない人間こそが政治家として出世するのかも知れない。

尖閣諸島をめぐる船を購入し、一般の人々に見てもらいたい。
そのための資金が不足している。
口では支援すると言っても資金を出してくれる人は少ない。
一人でも多くの方に現状を知ってもらい、船を購入するための支援をお願いしたい。
(安全に100海里まで行くことの出来る遊覧船。近海船を買う資金が欲しい)

●南出氏の話

日本は海洋国家だ。
島の領有権、領海を確保し、開発を重要視せねば生きてはいけないはずだ。
領海は、1mmたりとも譲れない。1mm譲れば、日本領土を譲歩することに繋がるからだ。
経済成長し、潤った金で外国から輸入しても、輸入の値段の高騰や禁輸政策を取られると日本は危機に陥る。
最低限必要なものは、自国で賄うのが独立国の当たり前の姿。
さらには、自国民を法によって守るのが法治国家の姿のはずだ。
自国民なら検挙し罰金を課すが、他国民なら検挙もしないし罰金も課さないという。
外国人こそ領海侵犯として、不法上陸として検挙すべきだ。(第一条、第三条)
それでこそ、抑止力としての法も機能するからだ。

国がやらないから市議会議員が市のために命懸けで環境調査をしている。
それを罰するとは納得出来ない。
仲間市議会議員の行為は、祖国防衛権として正統なものと主張している。
仲間氏は、命を懸けて国を思い行動する国士。
私は、弁護士なので、国士である仲間氏を無料で弁護している。
国士から報酬を受け取ることは出来ないからだ。
罰金は、私が弁護してからは、払う必要ないと言っている。
那覇地方裁判所に起訴しろと言っているが一向に起訴しない。それが現実だ。

●理論武装の必要性。

法的根拠のない 「日本固有の領土」 という言葉を使うことの危うさ。
近代国家では、近代法として国際法がある。
判例として、領土規定には3つの大前提がある。
①連続して②平和的に③領有を行使した
事実があって、領有権限というのが認められる。
尖閣諸島も竹島も国際法上、日本の領土として認められる。
だから、何年占拠しても中国や台湾、韓国の領土となることはない。
だから、法的根拠のない 「日本固有の領土」 などという言葉を使ってはいけない。
北方領土も同じだ。言葉を有効に使わないと相手を利することになる。

領土だけでなく、領空、領海の問題もある。
日本の領空も領海も外国に握られている現実を考えると、日本は独立国とはいえないかもしれない。
戦後、GHQが占領下で行ったシカケは、日本に深く広く行き渡り、日本をがんじがらめにしている。
軍港を作らせないために、漁業権という漁業を営む権利を作った。外国には無い権利だ。
用地買収出来なければ基地さえ作れない。それが日本という国の現実だ。
官僚も学者も政治家も… 日本を貶める(しくみを作る)ことで偉くなった人ばかりだ。
口先で保守と言ったり、国想うと言っても実態は、反日であり、反国家である人々が殆どだ。
世間で認められ、有名になる人こそ、そういうものだ。マスコミが持ち上げる人こそ疑わしい。

「外国人参政権は憲法15条違反だから認められない」 という主張はするべきでない
自衛隊の存在自体が憲法違反である。という論理で憲法違反を根拠にする理論は成り立たない。
参政権を外国人が持ちえないことは当然のことだ。
それは、日本という国の行く末に義務も責任を持たないからだ。
憲法違反であることを持ち出すことは、推進派を利することになると気付くべきだ。

[猫]色々と考えることのある集会でした。
  記録として残しておきます。




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花うさぎ

遅れましたがやっと記事を拝見しました。大変参考になる情報、ありがとうございました。

この三人の組み合わせ、素晴らしいですね。問題の根源に切り込んでいます。
by 花うさぎ (2009-12-06 19:47) 

元気

花うさぎさん、こんばんは。

記事にするのに随分と時間が掛かってしまいました。
記事に書いていない大切なこともたくさんあります。

実は、集会では、私も質問させていただきました。
その回答について、帰路、考えて考えて…
まだ、自分の中でも答えが見い出すことが出来ないでいます。
問題の根は、あまりに広く深いです。
諦めることだけは出来ませんが…

12/20(日)は、京都で南出氏の出版記念講演があるそうです。
そちらにも参加して、更に(答えを)考えたいです。
迅速なコメントをありがとうございました。感謝、感謝です。


by 元気 (2009-12-06 20:33) 

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