ムーミンのご先祖さま [エッセー]
ムーミンのご先祖さま。ってご存知ですか?
けっこう可愛いでしょ。
携帯電話に、付けています。
けっこうデカイ。高さ6cmあります。けっこう精巧(?)、丁寧に作られてます。
クリーナーにもなります。ニギニギも出来ます。癒されます。
でもね、ご先祖さまって…
ムーミンファンのために、これはキャラクターグッズとして売られているけれど、誰にでもいるんですよね。
もちろん、目には見えないですけれど。
誰にでも、お父様とお母様がいらっしゃるはずです。
そして、そのお父様とお母様にも、やはり、お父様とお母様がいる。あたりまえ、ですが。
すると、私がひとり。親が2人。その親で4人。その親の親で8人。と、倍々で計算すると…
2の27乗で、134217728人となります。ということは、27代遡るだけ(!?)で、
私の後ろには1億3千万以上のご先祖さまがいらっしゃることになる。
もちろん、27代で終わりではないですから… とんでもない数のご先祖さまがいらっしゃることになります。
それで、今の今上天皇さまが第125代天皇さまであられることを考えると、
125-27 で、第98代の天皇さまが誰かというと、長慶天皇さま。(大正15年に皇位が認められる)
在位が1368年~1383年。約16年間在位され、1394年、52歳でお亡くなりになっています。
崩御と書かなかったのは、第99代の後亀山天皇さまが1383年~1392年まで在位されているからです。
長慶天皇さまがお生まれになったのは1343年ですから、2010-1343。667年ですか。
約670年遡るだけで、計算上は、日本の人口くらいのご先祖さまがいることになる。
これって、凄いことだと思いません?
ご先祖さまが、今の私たちを見守っているとすると…
とてもストラップに付けることなど出来ません。いえ。見えなくて良かった。
ご先祖人口超過密状態になってしまいますもの。
そうなんです。
きっと、何代か前は、見知らぬ誰かとご先祖さまが繋がっている可能性が高いんです。
親戚として見知っている人意外で、ですよ。
と、考えると…
全てが他人事と思えなくなるから不思議ですよね。
おかげさま。(誰かのおかげで今がある)
情けは人のためならず。(温情をかけるのは、めぐりめぐって自分にかえってくる)
天に唾する。(上に向かってツバすると、自分に降りかかってきますよ)
ということに大納得なんです。
自分一人がよくなることなんてありません。
自分一人がよくなることを考えるとロクなことになりません。
だからといって、
他人さまのいいなりになるほど愚かなことはありません。
他人さまのために犠牲になることは他人さまのためにもなりません。
だからこそ、「公」 の気持ちが大切なんです。
他者や歴史や文化、伝統を大切に思い、それを繋げる心です。
それが祭祀です。
宗教とは、ちょっと違います。
だって、誰もがご先祖さまがおられるから存在しているんですもの。
ご先祖さまを敬い、後世に繋げることが祭祀だからです。
それを実践されているのが天皇さまです。
祭祀王たる天皇さまです。
天皇さまがいらっしゃるから、125代も連なる天皇さまが国安かれと願って下さるから…
生まれたときから死ぬまで、大切に守られているんです。
何かで差別されたりしません。生きているだけで尊いからです。
生きていることを呪ったり、誰かのせいにしたりして、ご先祖さまを恨んだりしてはいけません。
悪いことをしたご先祖さまがいたなら、良いことをしてお返しすれば良いだけです。
悪いことをしたご先祖さまだからといって、悪いことをして良いことにはなりません。
それに、もしかしたら、良い・悪い が価値観だとするなら、時代とともに変化しているかも知れませんね。
大切なことは、ご先祖さまがいたから自分がいる。ということです。
だから、命を粗末にしてはいけません。
天皇さまは、今も、私たち、国民のために、幸多かれと祈ってくださっています。
そのお心に応えなければならないと思います。
祭祀とは、外から帰ったときに、誰もいなくても、「ただいま」 ということも含まれます。
(目に見えなくてもご先祖さまに言うのです)
誰もいなくても、「行って来ます」 と、言うのも同じです。
「いただきます」 「ごちそうさま」 も同じです。
ならば、対する人がいるなら、「ありがとう」 「ごめんなさい」 「こんにちは」 と声を掛けることは素敵です。
挨拶とは、祭祀のはじまりです。
「おはようございます」
「おやすみなさい」
そういう祭祀(あいさつ)から、はじめることの大切さを思います。
それは、宗教とは別です。
神道とは、道と書きます。人の道です。
過去から未来に繋がる道です。
人の道から外れないように…
外れたことに気付いたらら、戻りましょう。
きっと、それなら、難しいことではないはずです。
けっこう可愛いでしょ。
携帯電話に、付けています。
けっこうデカイ。高さ6cmあります。けっこう精巧(?)、丁寧に作られてます。
クリーナーにもなります。ニギニギも出来ます。癒されます。
でもね、ご先祖さまって…
ムーミンファンのために、これはキャラクターグッズとして売られているけれど、誰にでもいるんですよね。
もちろん、目には見えないですけれど。
誰にでも、お父様とお母様がいらっしゃるはずです。
そして、そのお父様とお母様にも、やはり、お父様とお母様がいる。あたりまえ、ですが。
すると、私がひとり。親が2人。その親で4人。その親の親で8人。と、倍々で計算すると…
2の27乗で、134217728人となります。ということは、27代遡るだけ(!?)で、
私の後ろには1億3千万以上のご先祖さまがいらっしゃることになる。
もちろん、27代で終わりではないですから… とんでもない数のご先祖さまがいらっしゃることになります。
それで、今の今上天皇さまが第125代天皇さまであられることを考えると、
125-27 で、第98代の天皇さまが誰かというと、長慶天皇さま。(大正15年に皇位が認められる)
在位が1368年~1383年。約16年間在位され、1394年、52歳でお亡くなりになっています。
崩御と書かなかったのは、第99代の後亀山天皇さまが1383年~1392年まで在位されているからです。
長慶天皇さまがお生まれになったのは1343年ですから、2010-1343。667年ですか。
約670年遡るだけで、計算上は、日本の人口くらいのご先祖さまがいることになる。
これって、凄いことだと思いません?
ご先祖さまが、今の私たちを見守っているとすると…
とてもストラップに付けることなど出来ません。いえ。見えなくて良かった。
ご先祖人口超過密状態になってしまいますもの。
そうなんです。
きっと、何代か前は、見知らぬ誰かとご先祖さまが繋がっている可能性が高いんです。
親戚として見知っている人意外で、ですよ。
と、考えると…
全てが他人事と思えなくなるから不思議ですよね。
おかげさま。(誰かのおかげで今がある)
情けは人のためならず。(温情をかけるのは、めぐりめぐって自分にかえってくる)
天に唾する。(上に向かってツバすると、自分に降りかかってきますよ)
ということに大納得なんです。
自分一人がよくなることなんてありません。
自分一人がよくなることを考えるとロクなことになりません。
だからといって、
他人さまのいいなりになるほど愚かなことはありません。
他人さまのために犠牲になることは他人さまのためにもなりません。
だからこそ、「公」 の気持ちが大切なんです。
他者や歴史や文化、伝統を大切に思い、それを繋げる心です。
それが祭祀です。
宗教とは、ちょっと違います。
だって、誰もがご先祖さまがおられるから存在しているんですもの。
ご先祖さまを敬い、後世に繋げることが祭祀だからです。
それを実践されているのが天皇さまです。
祭祀王たる天皇さまです。
天皇さまがいらっしゃるから、125代も連なる天皇さまが国安かれと願って下さるから…
生まれたときから死ぬまで、大切に守られているんです。
何かで差別されたりしません。生きているだけで尊いからです。
生きていることを呪ったり、誰かのせいにしたりして、ご先祖さまを恨んだりしてはいけません。
悪いことをしたご先祖さまがいたなら、良いことをしてお返しすれば良いだけです。
悪いことをしたご先祖さまだからといって、悪いことをして良いことにはなりません。
それに、もしかしたら、良い・悪い が価値観だとするなら、時代とともに変化しているかも知れませんね。
大切なことは、ご先祖さまがいたから自分がいる。ということです。
だから、命を粗末にしてはいけません。
天皇さまは、今も、私たち、国民のために、幸多かれと祈ってくださっています。
そのお心に応えなければならないと思います。
祭祀とは、外から帰ったときに、誰もいなくても、「ただいま」 ということも含まれます。
(目に見えなくてもご先祖さまに言うのです)
誰もいなくても、「行って来ます」 と、言うのも同じです。
「いただきます」 「ごちそうさま」 も同じです。
ならば、対する人がいるなら、「ありがとう」 「ごめんなさい」 「こんにちは」 と声を掛けることは素敵です。
挨拶とは、祭祀のはじまりです。
「おはようございます」
「おやすみなさい」
そういう祭祀(あいさつ)から、はじめることの大切さを思います。
それは、宗教とは別です。
神道とは、道と書きます。人の道です。
過去から未来に繋がる道です。
人の道から外れないように…
外れたことに気付いたらら、戻りましょう。
きっと、それなら、難しいことではないはずです。
こんにちは。お邪魔します。
う~ん、なんて、いいお話なのでしょう!と思ったので、コメントを残させていただきます。
母の実家が、17代続く旧家なのですが、墓誌がご先祖様の名前で、いっぱいです。
お墓参りに行くたびに、直系だけでこれだけいるのよね、昔は子供が多かったから、私に続くひとたちは数え切れないほど、いるんだろうなあ、と思ってきました。
また、それ関連で、ちょうど、夫としみじみする話をしたところでした。
もし、私の日記にその話題を書けたら、こちらさまの記事へのリンクをぜひ、いただきたいです。
いいお話を、ありがとうございました。
by しおん (2010-05-22 22:11)
しおんさま、こんばんは。
喜んでいただけて良かったぁ。(*^。^*)
>母の実家が、17代続く旧家
まぁ、素敵!
それは凄い(ありがたい)ものがいっぱい詰まってそうです。
ルーツがそれだけ明るい(分かる)のは素晴らしいことですね。
大事にされて、ご先祖さまもお幸せです。(^^)v
過去のルーツが分からずとも、誰もが何代もご先祖さまがいるルーツの先端です。
誰もが未来のルーツに繋がります。
ならば、少しでも良い未来に繋げたいものですね。(^^)v
夫さんと色々とお話出来る関係。
そこに色々な思い出の数々を感じます。
きっと、ずっと、向き合って来られたのでしょうね。
身近だからこそ忘れることってありますよね。
当たり前過ぎて忘れちゃうこと。
日本のことも、ご先祖さまのことも、夫のことも…
感謝すること。忘れないようにしたいです。
私も、ずっと向き合って、色々な思い出を積み重ねていきたいです。(^^)v
リンク、お話。今から楽しみにしています。(^^)v
by 元気 (2010-05-22 23:45)