ベスト・キッド [映画]
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面白かったです。
ジャッキー・チェンの(ジェイデン・スミスを見る)目が優しかった。
きっと、その魅力に魅了されてしまったのだと思う。
ジェイデン・スミス。
タダモノではない。(当たり前ですが…)
ハラルド・ズワルト 監督。
ウイル・スミス(父)とジェイダ・ビンケット・スミス(母)が製作に関わっています。
ジャッキー・チェンを師匠役に起用し中国を舞台にしたカンフー映画を撮影したのは、ウイル・スミスです。
現代の抱える問題をカンフーの歴史、奥深さを交えることで、とても大切なことを表現していると思った。
現代っ子で豊かなアメリカ社会で暮らしていたドレが住むことになった中国社会。
文化や人種を超えた人との交わりで大切なものは何か。
映画ならではのスケールで観る者に問いかけ、
映画ならではのスケールで観る者に提示されるメッセージ。
それを押し付けと感じないのは、ドレを演じたジェイデン・スミスの類希なる才能なのだと思う。
ジェイデン・スミスの眼差し、口、鼻… 笑顔。
華奢でありながら、よくしなるな体。
長い手足と躍動感溢れる動き。
天性の素質の上の恵まれた環境。
徹底的なチャレンジ精神。
それらが鍛えられた身体、身体能力を作り上げ、映画を作り上げたのだと思いました。
さらには、ジェイデン・スミスにとって、『ベスト・キッド』 は、通過点なのだと思う。
これから、ジェイデン・スミスは、何を見て、何を学び、何を考え、どう行動するのか。
ご両親ならずとも、ワクワクしてしまいます。
希望と期待が持てる、とても良い映画だと思いました。
中国ロケならでは。紫禁城、万里の長城、武当山、鳥の巣も映し出されています。
ぜひ、大画面で、映画館でどうぞ。
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