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中国船長解放急がした首相、密約を結んだ官房長官 [ニュース☆ヾ 何じゃらホイ?]

過去記事「中国の過剰反応の理由」に、10月5日にコメント欄で転記したアサヒの記事と、
11月8日の毎日に記事について、ご存知ない方もいらっしゃるかも知れませんので、
今一度、記事にして整理しておこうと思います。
その目的は、菅総理と仙石官房長官の言動を今一度明らかにするためです。
そこから見えて来る政権の危うさ、政権に委ねる国民の未来。
国民は、冷静に考えなければならないと思います。

asahi.com 2010年9月28日8時15分
http://www.asahi.com/politics/update/0927/TKY201009270386_01.html
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※菅総理は、9月22日から24日まで、第65回国連総会出席のためニューヨークを訪問した。

時系列にまとめると…

○中国人船長を逮捕した判断は、
  当時は海上保安庁を指揮する国土交通相だった前原誠司外相らの進言を受け入れた結果だった。

○中国政府内では、19日に1度勾留が延長された際、すでに対日強硬路線にかじを切っていた。

○中国の温家宝首相は21日、「必要な対抗措置を取らざるを得ない」と発言。
  中国筋によると、温首相の発言は共産党指導部内の合意を得た上でのことだった。

○一度、党の方針が決まれば一気に突き進む。
  それは、日本側が船長釈放で緊張緩和への局面転換を図ろうとした後でも変わらない。
  「指導者があれだけ強い調子で批判した直後に、日本の首相と握手できるわけがない」

○首相は、船長釈放について「検察当局が総合的に考えた」として、
  関与を全面否定しているが、実際は早期解決を促すような発言をしていた。

○早期決着を促した首相の姿勢は、粛々と国内法を執行するという当初の方針からの明らかな転換。

○訪米直前には、電話をしてきた知人に「初動に問題があったようだ」と漏らした。

○ニューヨークで温家宝首相と接触する可能性を残すために、訪米中にも決着を急ぐよう求めた

首相外遊中に緊張回避を模索したのは、留守を預かる仙谷由人官房長官だった。

外務省の懸念がそれとなく検察側に伝わるように手を打った。

○中国人船長の勾留期限は29日。その前に局面を変えたいという政権の意向が働いていた。

○結局、那覇地検は24日、船長を処分保留のまま釈放すると発表した。

○中国側と十分な意思疎通がないまま船長釈放のカードを切ったものの、
  首相が期待したニューヨークでの温首相との接触は実現できずに終わった。
  そればかりか、中国側は謝罪と賠償を要求している。


[猫]温家宝首相の友好的な態度を期待して船長を解放した日本政府。
 中国は、当然のこととして、押せば退く日本に対して、謝罪と賠償を要求する。


 持っている切り札を捨てて得られるものは… 屈辱だけ(敗北)だと、なぜ分からない!? [あせあせ(飛び散る汗)]

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毎日新聞 2010年11月8日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101108ddm003030115000c.html
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この記事には、大切なこと、重大なことが書かれています。

まず、重大なことから抜き出すと…

仙谷氏は要求に応じると中国側に伝えた。
1.衝突事件ビデオ映像を公開しない
2.仲井沖縄県知事の尖閣諸島視察を中止する


(中国側の交渉をした)戴氏らとは?            どんな方々?
中国が要求したことは、二つではないでは?       他には何を約束したの?   [がく~(落胆した顔)]


日本国民から見ても明らかなんですが、世界中に知られてしまいました。

○日本は政治的に非常に脆弱 だと…

政治的に脆弱だとどういうことになるか。

どんどん要求を突きつけられて、無理難題でも外国の要求通りにすることになります。
この場合の外国とは、大国だけに限りません。
歴史認識にも欠けている政権ですから、先の大戦での謝罪と賠償として際限なく要求されます。
日本を崩壊に導くような外国(人)を優遇する法案も強行採決するかも知れません。

我々の税金、血税が際限なく注がれます。
(日本の属国化は昔からだと仙石官房長官が言ってましたが、属国化が更に進むということです)
我々だけでなく、これから生まれて来る子らにも負の遺産が引き継がれていきます。
歯向かえないように、日本人に生まれたことに誇りを持てなくする教育が更に進むことでしょう。


民主党が愚かな党であることは、麻生元総理との討論でも明らかでしたが…
ここまで愚かだとは…
これは、政治は三流でも良いというレベルではありません。
政治が脆弱 なのです!

コロコロ首相が変わるのは良くない?
誰が首相になっても同じ?
どの党が政権を取っても変わらない?

違います。
確かに自民党は、三流だったかも知れません。
けれども、脆弱ではなかった。そのことを忘れてはいけません。

愚かな民主党を選んだのは、私たち愚かな国民です。
ならば、愚かだったことを知ったのなら、日本がどうあるべきか、知ろうではないですか!

愚かさから脱するためには、大切なことを知るしかありません。
それは、日本の歴史や文化や伝統や考え方であり、世界の歴史や文化。考え方です。
文化に根ざした相手の考え方を知らずに、自国の考え方で推し量ってはいけません。
本来なら、政権が変っても変わらない官僚がその智恵や知識をもって対応することなのです。
だから、一般の国民は知らなくても生活できたのです。寝ていても良かったのです。
けれど、政治家や官僚が国民や国家の将来を考えなくなったのなら…
国民は寝ていてはいけません。立ち上がるしかないのです。
自分たちのためだけではありません。これから生まれて来る子らの未来を守るためです。

それでは、この記事から、特に知っておかねばならないことを列記します。


○日本は、東アジアの安全保障環境の大きな変化に直面している。

○米中がアジアの主導権を争う中、日本外交は行く先を見定められずにいる。

○中国は『力』のみを信じる国だ。今回の尖閣危機で日本の対応をテストした。

○米国に日本支援の法的義務はない。

○日中双方との関係を維持したいから、米国は争いに巻き込まれたくない。

○外交安保関連情報の収集、分析、管理において、菅政権は機能不全の状態。
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戦後65年が経ちました。
頑張って頑張って働いて廃墟から、豊かな日本になりました。
日本は、世界に名だたる豊かな国になったかのように見えます。
けれど、脆弱な民主党政権を誕生させるほど愚かな国になっていたのです。

戦後復興に尽力された人々が悪いのではないと思います。
自分達の生活が豊かになることを頑張ったのが悪いのではないと思います。

何が悪いのか。

もしかしたら、考える機会(チャンス)なのかも知れません。



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コメント 1

すけろく

毎日の記事、なんかサラリととんでもない事が書かれていますね。

今回、支那側からの要求が明らかになった訳ですが、どう考えてもこれが「初めて」という訳ではないでしょうね。
核密約など、国益に反する事は暴こうとするのに、支那の国益に反する事実は全力で阻止する売国政党。何故こんな政党の支持率が30%も有るのか甚だ疑問です。
by すけろく (2010-11-13 10:41) 

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