『グっと! 地球便』 読売テレビの番組で… [テレビ]
たまたま(途中から)見た番組にグっと来てしまいました。
(番組のタイトルそのまんまですね。)
番組HPも有りました。
私が見たのは、昨日の#131トンガでした。
http://www.ytv.co.jp/chikyubin/oa/101219.html
スタッフがトンガの子ども達に将来の夢を聞くと、目を輝かせて答えていました。
男の子「兵士になる」
女の子「兵士になる。みんなを守りたいから」
女の子「看護婦さん。病気の人を助けたいから」
スタジオの反応が、小さなマルチ画面で映っていたのですが、
特に兵士のところでは、「おおお… !?」 という感じでした。
日本では、公のために尽くすことを名誉とする教育に重きを置かれていないようなので、
スタジオの反応が(驚きと戸惑いだったことが)なんだか恥ずかしく思えました。
そして、大切なことを知っているトンガの子どもたちがとても立派に見えました。
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番組は、海外で働く日本人に、日本に住む家族から届け物をするという内容です。
トンガで音楽教師をする真一さん。
日本で暮らす方が、ずっと物質的に豊かに暮らせるはずです。
なのに、トンガで暮らす理由は…
トンガの子ども達に音楽の楽しさを教える。
自分が役立っていることが実感出来る。
自分の居場所(大切なこと)を見つけたようでした。
夜、集会所で大勢の仲間とカバを飲む真一さん。
お葬式(土葬)で演奏の葬列に加わる真一さん。
トンガの生活に溶け込んでいました。
真一さんのお嫁さんはトンガ人の中から見つけると話す地域の顔役。
真一さんはトンガに必要な人だと力強く語る顔には、真一さんへの信頼が窺え、
真一さんのお母さんが日本から来れば、一緒にカバ飲みをしようとまで言ってくれました。
カバ飲みは、トンガでは、親密な仲間の証だからです。
※カバ(植物)
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住み慣れた日本ではなく、トンガで生きることを選択している真一さん。
彼には、自分にとって一番大切なことを選ぶ勇気と覚悟があるのだと思いました。
そして、その勇気と覚悟は、父親から引き継がれたものだったのかも知れません。
今年の春に亡くなられた真一さんのお父様の生き方。
それは、「好きなことを思う存分」 ということだったそうです。
息子を愛し、家族を愛し、生活の中に埋没することなく、自分の時間を持っていたお父様。
それは、釣りであり、野鳥を撮影することでした。
良い言葉も、良い生き方も。(父親は)良いものを遺してくれた。
そう語る真一さん。けれど、
夫だけでなく、息子にも好きな生き方を許し応援する母親の勇気と覚悟を見た気がしました。
父親の形見であるビデオカメラが届けられ、トンガの素晴らしい海を撮る真一さん。
トンガで撮ったものをDVDに焼いて、日本のお母様に送ると嬉しそうに話す真一さん。
夫が遺したビデオカメラ。
夫の遺志を継いだように、自分の道を歩む息子。
全てを受け入れるお母様の海のような広さ、深さに敬服。
グっときました。
(番組のタイトルそのまんまですね。)
番組HPも有りました。
私が見たのは、昨日の#131トンガでした。
http://www.ytv.co.jp/chikyubin/oa/101219.html
スタッフがトンガの子ども達に将来の夢を聞くと、目を輝かせて答えていました。
男の子「兵士になる」
女の子「兵士になる。みんなを守りたいから」
女の子「看護婦さん。病気の人を助けたいから」
スタジオの反応が、小さなマルチ画面で映っていたのですが、
特に兵士のところでは、「おおお… !?」 という感じでした。
日本では、公のために尽くすことを名誉とする教育に重きを置かれていないようなので、
スタジオの反応が(驚きと戸惑いだったことが)なんだか恥ずかしく思えました。
そして、大切なことを知っているトンガの子どもたちがとても立派に見えました。
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番組は、海外で働く日本人に、日本に住む家族から届け物をするという内容です。
トンガで音楽教師をする真一さん。
日本で暮らす方が、ずっと物質的に豊かに暮らせるはずです。
なのに、トンガで暮らす理由は…
トンガの子ども達に音楽の楽しさを教える。
自分が役立っていることが実感出来る。
自分の居場所(大切なこと)を見つけたようでした。
夜、集会所で大勢の仲間とカバを飲む真一さん。
お葬式(土葬)で演奏の葬列に加わる真一さん。
トンガの生活に溶け込んでいました。
真一さんのお嫁さんはトンガ人の中から見つけると話す地域の顔役。
真一さんはトンガに必要な人だと力強く語る顔には、真一さんへの信頼が窺え、
真一さんのお母さんが日本から来れば、一緒にカバ飲みをしようとまで言ってくれました。
カバ飲みは、トンガでは、親密な仲間の証だからです。
※カバ(植物)
コショウ科の草本(そうほん)性低木。太平洋諸島に分布する。乾燥させた根を石の上で粉砕し,水と混ぜて成分を搾り出したものが,麻酔性飲料のカバで,飲用すると口内がしびれ,鎮静作用をもつ。
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住み慣れた日本ではなく、トンガで生きることを選択している真一さん。
彼には、自分にとって一番大切なことを選ぶ勇気と覚悟があるのだと思いました。
そして、その勇気と覚悟は、父親から引き継がれたものだったのかも知れません。
今年の春に亡くなられた真一さんのお父様の生き方。
それは、「好きなことを思う存分」 ということだったそうです。
息子を愛し、家族を愛し、生活の中に埋没することなく、自分の時間を持っていたお父様。
それは、釣りであり、野鳥を撮影することでした。
良い言葉も、良い生き方も。(父親は)良いものを遺してくれた。
そう語る真一さん。けれど、
夫だけでなく、息子にも好きな生き方を許し応援する母親の勇気と覚悟を見た気がしました。
父親の形見であるビデオカメラが届けられ、トンガの素晴らしい海を撮る真一さん。
トンガで撮ったものをDVDに焼いて、日本のお母様に送ると嬉しそうに話す真一さん。
夫が遺したビデオカメラ。
夫の遺志を継いだように、自分の道を歩む息子。
全てを受け入れるお母様の海のような広さ、深さに敬服。
グっときました。
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