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東電作業員と被災者への対応から透けて見える我々の未来 [ニュース☆ヾ 何じゃらホイ?]

地震や津波の被害は天災です。

けれど、原子力発電所の放射能漏れや対策の遅れは人災である可能性があります。ならば、
誰が原因でしょうか?
何が原因でしょうか?

確かなことは、原発の事故の責任は、原発作業員にはありません。
被災した住民にもありません。

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<福島第1原発>「ガスマスクずれ吸った」作業の東電社員
毎日新聞 4月2日(土)2時33分配信
◇家族に告げず
男性は3月中旬、上司から福島出張を打診され、「行きます」と応じた。その夜、本社に集合。幹部から「とりあえず行け。何とかしてこい」と言われ、着の身着のまま他の20~40代の作業員数人とワンボックスカーに乗った。
「家族には心配をかけるだけだから福島行きは報告できなかった」。
一方、友人には「2週間たって帰ってこなかったら両親に連絡してくれ」と頼み、出発した。
作業は外部電源の引き込みだった。でも「現場がどうなっているのか、原発に入るまで全く分からなかった。既に同僚ががれきを片付け鉄板を敷き、足場を整えていたが、それも現場に入るまで知らなかった」。
自衛隊や消防も待機場所とする福島県楢葉町の運動施設でいったん待機し、現場の放射線量が下がったことを確認して原発へ。顔全体を覆うマスク、ゴム手袋、長靴のほか、普通の作業服の上にガーゼのような白い布製の上下を着た。「きちんとした防護服は恐らく早い段階で切らして足りない状態になっていた」。さらに「長靴の上にもビニール製の防護をつけるべきだが、自分たちはコンビニでも買えるような簡単なゴミ袋のようなものを長靴の上にはいて、ガムテープで巻き付けただけだった」という。
車で原発敷地内に入ると、最も線量が多いとされる3、4号機付近は猛スピードで駆け抜けた。現場に到着すると駆け出し作業に当たった。

現場の180人、線量計装着させず作業の日も
読売新聞 4月1日(金)11時14分配信
東京電力は31日夜、東日本巨大地震で被災した福島第一原子力発電所で、放射線量を測る線量計が不足し、復旧作業に従事する各チームの責任者だけに線量計を装着させ、作業にあたらせていたことを明らかにした。
約180人が線量を測らずに作業していた日もあったという。東電は1日までに不足分を確保、作業工程に支障は出ないとしている。
東電によると、同発電所には約5000個の線量計が配備されていたが、津波に流されるなどし、320個しか使えなくなった。 被災後、同発電所では、多い日で約500人が作業していたため、東電では、全員に線量計を装着させるという従来の内規を変更。
▽作業場所の線量が事前に把握できる
▽1日あたりの総線量が10ミリ・シーベルト以下――
などの条件を満たし、チームが同じ作業をするという前提で各チームの責任者の計測だけで、全員の線量を測ったことにしていた。

原発作業員「俺たちがやる」 危険冒してまで、なぜ行くのか
産経新聞 3月31日(木)7時56分配信
根本さんは11日の震災発生時、第1原発の事務所3階にいた。東電の要請に応え、同僚十数人とそのまま原発に残った。
「被曝(ひばく)の危険性があることは分かっていたが、復旧作業には原発で18年働いてきた俺たちのような者が役に立つ。そう覚悟を決めた」
4日間働き続け、水素爆発に遭遇した翌日に当たる15日朝、東電の緊急退避命令により避難した。
東電によると、第1原発では連日300~500人が働き、30日は東電社員253人、協力会社の社員50人の計303人に上った。1日の食事は非常食2食、毛布1枚にくるまり雑魚寝という過酷な環境で作業を続ける彼らの大半は、地元の住民である。
現在は避難生活を送る根本さんは「会社は『すぐ来てくれ』など命令的なことは決して口にしない。
ただ『覚悟が決まったら来てほしい』と言う。自己責任を求められる」と話す。
3号機の発電用タービン建屋地下で24日、放射性物質(放射能)に汚染された水で被曝した作業員3人も根本さんの部下らだった。東電社員の中には5日間で年間被曝線量の上限の50年分を浴びた人もいた。
被曝という生命の危険を冒してまで、なぜ彼らは行くのか。
                   ◇
 ■原発復旧、それぞれの使命感
 ■「誰かがやらねば」「国民のため」「最後まで戦う」
 ■消防隊員「絶対お役に立って帰る」

東京電力福島第1原発で保守の仕事を請け負う会社に勤める佐藤大輔さん(27)=仮名=は今月16日、同僚20人とマイクロバスに乗り第1原発へ向かった。元請けの協力会社から打診され「行きます」と志願した。5号機の冷温保持にかかわる作業だった。
「原子炉が爆発したら終わりだが、この仕事を9年間続けてきた経験から、招集がかかるうちは何とかなると判断した。ただ、中には会社員として行かざるを得ないという人もいて、車内の空気は沈んでいた。年長の作業員は『もう死ぬのか』と青い顔をしていた」
佐藤さんは、15日に2号機が爆発した際、現場から5キロ地点のオフサイトセンター(緊急事態応急対策拠点)にいた経済産業省原子力安全・保安院の職員らが約50キロ離れた郡山市まで退避したことを挙げ、こう話した。
「誰かがやらなきゃならないことだから、やっている。
ほかの専門的な仕事と職種が違うだけのことだと思う。
保安院の人たちもそこに作業員がいる限り、とどまるのが仕事ではないか。
専門家が住民より遠くへ逃げたら、誰を信じればいいのか。
そういう人たちがいるから、原発へ行く者が英雄視されるのではないか」


◆レスキュー隊・自衛隊 
復旧作業には、地元住民ら作業員だけでなく東京消防庁のハイパーレスキュー隊や自衛隊、警視庁などの「応援組」も放水活動のために駆けつけた。
大阪市消防局は53人が20日夜から90時間、東京消防庁の活動を支援した。本人の意思を確認した上で、職務命令が出される事実上の志願だった。指揮を執った片山雅義警防担当課長代理(48)は「東京消防庁が孤軍奮闘、国民のために命がけで戦っているのを、同じ消防職員として見過ごすわけにはいかない思いだった」と語った。
「私の息子は24歳だが、ほぼ同じ年齢の東京の隊員が体を震わせながら、『任務ですから』とだけ言い残して出動していった」
原発から約20キロ地点の前進基地から、800メートル地点の指揮所までサイレンを鳴らし移動中、自分たちに向かってお年寄りら6人ほどの住民がおじぎをした。
片山さんは「腰を90度まで曲げて、深々とおじぎをされた。その姿を見て、これは絶対に何かお役に立って帰らなければと思った」と話した。

福島第1原発:作業員、厳しい環境 食事2回、夜は雑魚寝
毎日新聞 2011年3月28日 21時56分(最終更新 3月29日 9時50分)
同原発に駐在する原子力保安検査官事務所の横田一磨(かずま)所長(39)は22日に震災後初めて原発施設内に入り、5日間駐在した。
現地には約400人の作業員がおり、原子炉建屋近くの「免震重要棟」という建物で寝起きしている。建物内でも1時間当たり2~10マイクロシーベルトの放射線量があるため、放射線を遮る鉛が入ったシートを床に敷いている。
食事は1日2回。朝にビスケット30枚程度と小さな野菜ジュース1本、夜は非常用のレトルトご飯と缶詰一つ。当初は飲料水も限られ、1人当たり1日ペットボトル1本(1.5リットル)だったという。
作業は、全身を放射線から守る防護スーツに全面マスクで行う。手袋を二重にし、靴にはカバーを着けている。
作業ができない夜はミーティングを一本締めで終えた後、会議室や廊下、トイレの前などで毛布にくるまり雑魚寝をしている。

福島第1原発 長靴はかず足ぬれ 安全管理に問題か
毎日新聞 3月24日(木)21時6分配信

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たまたま、運悪く… でしょうか?

口蹄疫に対する国の対応はどうだったでしょうか?

拉致被害者に対する国の対応をどうですか?

尖閣に対する国の対応は?

竹島や北方領土に対する対応はどうでしょう。

自分が当事者であったなら… ?

自分の娘や息子、孫の将来が危ういものだとしたら?

今さえ、今の生活さえ良ければと考えるなら、有事に備えることは出来ません。

保安院や東電の上層部、閣僚や上級官僚の対応から透けて見えるのは…
明日は、我が身です。

今見ている現実が子や孫の未来であるかも知れない。

と、肝に銘じなければならないのかも知れません。



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 野村證券  勝俣一生  永井  塚林弘樹  奥田 


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1. 統一教会が安倍晋三総理の祖父 岸信介元総理の時代から癒着関係を結んできた『新親日勢力』(北村経夫 東郷哲也 中川雅治)
2. 日本の信者たちが清平修錬苑に来るたびに100万円ずつ外貨を持ってきた
3. 日本の信者5人が献金の負担に耐えかねて自殺した
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