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【東日本大震災からの復興】 ★希望は真実の力の中に★ [ニュース☆ヾ 何じゃらホイ?]

口蹄疫、尖閣事故、子宮頸がんワクチン、東日本大震災…

我々は、政府の都合(政策よりも政権)で、真実を知らずにいます。

宮崎じゃないから…
位置も知らない遠い島のことだから…
小さい子どももいないし、将来のことなんて分からないし…

そして、地震が起こり、津波が押し寄せ…
今この時も、原子力発電所から放射性物質が流出し続けています。

我々は、知っていますか?
知る必要なんてありませんか?
知らなくても、明日は、明後日は、来年は、大丈夫ですか?

国民に知らされないで、政府に隠され続けている情報があります。
国民の命と財産、将来を守るべき政府が、政権を守ることだけを考えていたら…

次に起こる危機の被害者は、あなたやあなたの家族やあなたの友人であるかも知れません。

自分に関係が無いと思っていたら、気付いたときには、手遅れになっているかも知れません。

必要な情報は自分で手に入れ、自分の頭で考えねばなりません。

後悔しないために。後の祭りにしないために。 

             日本に誇りを持ち続けるために! [ぴかぴか(新しい)]

(出るクギは打たれますから、)出過ぎたクギに(事実を明らかに)しなければなりません!

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5/4青山繁晴【ニュースDEでズバリ現場からの証言への波紋】アンカー

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ここからは、ぼやきくっくりさんのブログの文字起こしを活用させていただきます。
くっくりさん、ありがとうございます! (内容に齟齬がない範囲で、簡略にしている部分あり)

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【青山繁晴】
はい。あの、改めて確認しておきたいんですけれども、
4月22日の金曜日に、まず、この福島第一原発に向かう途中、東電の作業車の中で、
横にいた東電のエンジニア、この人は、課長さんですから、東電の幹部の1人と言ってもいいですね。
今日は、この家庭用ムービーカメラと、このカメラの2つで、

「撮影してもいいですか?」  と聞きました。

いいですね? じゃなくて、いいですか? つまり、押しつけたんじゃなくて。すると、

「ああ、構いません」  と、おっしゃって。

だからその正門の所もずーっとこう写していきまして。
で、キーマンの吉田所長とお会いした時に、もう一度、吉田所長に、

「吉田所長のお話も、構内も、撮っていいですか?」  と聞きましたら、

「ああ、全く構いません」  と、その、おっしゃっていただいて。そして撮ってる最中に、吉田所長から、

「これはテレビでも放映するんですか?」 と。放送じゃなくて放映とおっしゃいましたが。

で、僕は、これは、あの、関テレのこの 『アンカー』 を念頭に、
『アンカー』 に何も約束してたわけじゃないし、何の契約もないけれども、

「『アンカー』 を念頭に、放送します」  と言いましたら、吉田さんが、

「ああ分かりました」  と、言われて、了解を得て、了解を得て撮って、了解を得て放送したわけですね。

で、放送しましたら、例えば海外から、その、大きな反響もあって、アメリカのテレビなどに、
アメリカのテレビなどは、もっと混乱してるはずだと言うから、映像ちゃんと見て下さいと、
作業員はちゃんとモラル高くやってるでしょと言って、海外で言われるようなことは、もう日本では起きてないんですと、今は立ち直って頑張ってますって話をしてたら、

その日本政府の中からは、どういう反応があったかというと、こういう反応なんです。

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【村西利恵】
前回の放送の2日後に、内閣府の参事官から青山さんに電話が入りました。
その内容は、『なぜ青山社長は福島第一原発の構内に入ったのか?』  という問い合わせ

【青山繁晴】
えー、これ問い合わせっていうか、ま、詰問です

何であなた入ったんですかっていう感じで、聞いてこられて。
それだけじゃなくて、これ実は、2回目で、同じ人が、もう一度聞いてきたんですよ。本当はですね、放送の前にいっぺん聞いてこられて、僕が話したら、分かりましたってことだったのに、
もう一度聞いてこられたんですね。

それは一体どうしてなのかというのは、実はこれまでの経緯を、ありのままに見ていただく必要がある。
というか、その方がいいと思いますので、ちょっと見て下さい

【村西利恵】
時系列で並べてみました。最初に原発20km圏内に入られたのが4月15日のことでしたね。

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【青山繁晴】
ええ。ちょっと僕から説明しますとね。これも 『アンカー』 でありのままに放送しましたが、
4月15日金曜日に、今、警戒区域になってる、いわゆる20km圏内、それから30km圏内も含めて、20km圏内に入って、無人の地域になってる、さっき(ストレートニュースで)双葉町の方が激しく、
あの、社長を追及されてましたが、ああいう双葉町や、大熊町を中心に回っていきまして、
そして福島第一原発の正門に至りました。

で、正門の所で、作業員の方に少し話を聞いていたら、その正門の所の警備担当の方が、
僕のこと分かってる方がいて、

「あの、今日、中に入りますか?」  とお聞きになって、で、僕は、

「いや、作業の邪魔をしてはいけないから入りません」  と、辞退をしたわけですね。

で、東京に帰ってきて、そしてそのあと、4月18日の月曜日に、東電本店から2人、

「何が起きたのかを説明したい」  と、私が社長を務める独立総合研究所にお出でになったんです。

これ実は、ただの一度も来てくれと言ったことはありません。説明してくれと言ったことはない。
で、2人お見えになって、例えばそのうちの1人は、非常に誠実だと思ってる、エンジニアの方ですね、
技術者の方です。
で、例えば原子力委員会の委員とか専門委員、特に専門委員って50何人いますから、それを

「順番に、そういう人を回ってるんですね?」 と聞きましたら、

「いや違います。 実は青山さんだけです」  と言われて、

こっち要求してないのに、どうしてかなと思いましたが、話は、いいことも悪いこともお話しになるんで。
これ、皆さんお分かりになると思うんですが、東京電力は、社長・会長に重大な責任があって、
大きな間違いを犯したのは事実ですが、じゃあ東電の人がみんな、全部、原発はおかしいと思いながらやってたのか、その、何も考えないでやってたのか、そんなことありませんね。

これ今日連休だから、会社勤めの方もご覧になってると思いますが、
企業はいろんな不祥事も起こすけれど、その中に良心的な人だってたくさんいるわけですよ。で、
お2人の話から、僕を通じて、真実はこうなんだってことを、話したいということは大変よく伝わってきた。

で、その上で、僕、15日の話をしまして、
いや、正門でそう聞かれたけど、入らなかったんですよって言いましたら、このお2人が帰り際に、

「実際はある程度安定してますから、もし入られるんでしたら入ることは可能かもしれません」  と。僕は、

「じゃあその時はお願いしますと」  言って。

で、東電に、実は交渉って言ってるけども、2回しか話してなくて、そのうちの1回はこれなんですよ。
だから、その時来たらお願いしますねと、まぁあえて言うと、要求したんじゃなくて、柔らかく言っただけです。

というのは僕はまだ入れるとはゆめ思ってなかったんですよ。
で、2日後の4月20日水曜日に、この20km圏に入って正門の所でそういうことがありましたって放送を生でやりましたね。
そしたらその夜東京帰ってから政府高官、僕は良心派から電話あって、
実はこの東電の人が言ったことと、同じようなことを言われた
んですね。
あの、『アンカー』見ましたよと。東京にいるけど見てる。インターネットを通じて見てるんでしょう。

「ああ言ってたけども、今は放射線量も少なくて安定してるから、作業の邪魔にはならないと思いますよ、
 専門家だったら」  と。

「一般の方やジャーナリストの方は、今もまだ無理だけれども、専門家と言える人だったら、
 入ろうと思ったら入れると思いますよ。でも入りたい人がいないんですよ。
 青山さん本気だったら、交渉してみたらいかがですか?」  と。

これあくまで単なるヒントで、この人が強権発動してくれるって意味じゃない。
で、僕は翌日にですね、こういうように詳しく言うのは初めてですけれども、翌日どうしたかというと、
この交渉って書いてあるんですけどね、これ番組がこうお書きになったんですが、実際はですね、
この木曜日に、この(18日に東電から)来たうちの1人に、
最後に、入れるかもしれませんよって言ってくれた人に電話をして、

「実は昨日、政府高官からも、あなたとちょっと似たような電話がありました。だから、明日入れますか?」

って聞いたんですよ、いきなり(笑)
明日入れて下さいじゃありません。はっきり申しますが、明日入れますか?  と聞いたら、

「ああ、やってみますよ」  と言われたんですよ。

で、実はこう交渉っていうの、この2回しかないんですよ(笑)。ね。
そして僕がそのあと何をやったかというと、むしろ政府側に、政府側の情報を集めました。

本当はどれぐらい安定してるのか。それから、例えば許可を出すとしたらキーマンは誰なのか。
で、吉田所長ってことも分かってきたし、実際に、ま、大丈夫じゃないかってことが分かってきた。

そして、この21日のうちに、この東京電力の側の、その本人からですね、

「明日行ってもらえることになりました」  と言われて、

吉田所長とはおっしゃらなかったけども、
明らかに、現場の最高責任者が、これを認めたんだってことは伝わってきたんです。

で、その時に僕は、ある程度経緯が分かりました。
というのは、この福島第一原発の吉田所長っていう人に、前から会いたいと思ってて、
この震災が起きてなかったら4月の初旬に、会う約束になってたんです。
というのは僕は前から東電本店の偉い人から、

福島第一原発の吉田昌郎所長っていうのは、お上にもたてつくし、本店にもたてつくし、困った人間で、
自信過剰で云々かんぬん聞いてたから、僕は逆に、この東電のような官僚社会にそんな人がいて、
しかも福島第一原発の所長をしてるってのは会いたいなと思ってた。

向こうは向こうで、原子力委員会の専門委員だけども、原子力委員会にも文句を言ってる奴がいるらしい
ということで、向こうも会いたかったそうです。
だから、吉田さんが許可を出してくれたんだなっていうことは、明らかに分かりました。

そしてその上で、22日金曜日にこの構内に入りましたら、
この、免震重要棟の入口の所に、吉田さんが待ちかまえていて、初対面の僕の手を握って、

「こんな最前線によくぞお出で下さいました」 ってことを何度もおっしゃったので、

ああ、吉田さんの真意というのは、なぜみんな、東電本店も、原子力安全・保安院も、そして官邸も、 この現場に、最初の総理の視察じゃなくて、今の現場にちゃんと来て、指示を出してくれないのか
どうして安全な東京から物を言ってるんだという、怒りがあるんだなってこともよく分かったわけです。

その上で皆さん見ていただいた撮影を、吉田さんをはじめとする皆さんの許可を得てやりました
そしたら、放送する前に、放送というのはですね、僕は商売で入ったんじゃありませんから。
この 『アンカー』 から頼まれてない。これ事実全く頼まれてません。
ヤマヒロさんからもですね。

で、ここまでは何もするつもりもなかったんですよ。
そしたらその間にですね、さっきの内閣府参事官から、まず電話があって、

「どうして行ったんですか?」  と言われたから、

僕は、原子力委員会の専門委員であっても、原子力委員会にアドバイスする立場で、
 指示を受けるいわれはない。だから青山繁晴として行っただけです
」  言いましたら、

「分かりました」  ってことだったわけです。

ところが、放送ありましたね。
これ一点フェアに言っとくと、色んなテレビ局から、このビデオを売ってくれと言われまして、
僕は呆れたんですよ。
あの、独立総合研究所の社員たちも呆れた。

お金のためにやってるんじゃないから。もちろん全部無償ですよ。
『アンカー』 もフジテレビも他のテレビ局も全部。
『アンカー』は僕にそんなこと言わなかった。僕のことをもう長い付き合いで分かってるから。

そして、放送があったあとに、その、同じ参事官から同じ電話がかかったわけですよ。だから、

「どうしてですか」  と聞きました。
「何で同じことを聞いてくるんですか?」  と言ったら、答えはこうだったんです。出して下さい。

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【村西利恵】 『内閣府の副大臣が聞いておられる』

【青山繁晴】
はい。それで僕は、

「その副大臣って誰ですか?」  と聞いたら、名前言われたんですが、僕の知らない人です。

で、あの、知らない人だからこそ、

「その人と直接話をしたいと」  言いましたら、

「今ここにいらっしゃいますから、電話代わります」  と言って、代わったんですよ。

で、この方は、内閣府の副大臣です。名前は、今は申しません。どうしてかというと、名前言うなら、
これ報道番組ですから、ご本人の反論のコメントがなきゃいけません。
それが今日ありませんから、名前だけは申しませんが、このコーナーでこんなこと初めてですが、
パソコンを取り出しましてね、今そのまま、時間はかかっちゃうけど、読ませていただきます。

どうしてかというと、僕は元記者ですから、携帯電話を、外に音が聞こえるようにして、
メモを取りながら、この電話、記録したんです。で、その記録したままを読ませていただきます。

まず、

<副大臣>
『お聞きしたいことがある。東電と交渉されて、4月20日に福島第一原発に行きましたね』

<青山>
『それは間違っています』

<副大臣>
『原子力委員会の専門委員として行きたいと、東電に言ったのじゃないか』

<青山>
『だから間違っています。そもそも行ったのは4月22日の金曜であって、20日ではありません』

<副大臣>
『それなら22日ですよ。22日に行った件について、
 東電に、原子力委員会の専門委員だから行かせてくれと、言ったんじゃないのか』

<青山>
『原子力委員会の専門委員としての立場を示して、
 あるいは強調して、または振りかざして、東電と交渉した事実は一切ありません』

『あなたはなぜそれを私に聞くのですか。何の法的権限があってのことでしょうか』

(これ現実にこうやって大きな声で僕は言いました、フェアに言いますが)

<副大臣>
『権限はない。ただ副大臣として聞いておきたいから聞いてるんだよ』

<青山>
『普通に考えれば、これは圧力です』

『権限はないと言うなら、なぜこのように強権的に聞くのですか』

(このへんから僕は大激怒しまして、ものすごい大きな声を出したら、
 副大臣の方も、はっきり言うと、キーっていう感じになって、大変、激高して、お互いに怒鳴り合いでした)

<副大臣>
『強権的じゃない!私は副大臣なんだ!』

<青山>
『あなたはご自分で、権限はないと言われたではないですか』

『法的な権限がないにも関わらず、副大臣だから話せというのは、強権的であり、圧力ではないですか』

<副大臣>
『いや、私は、副大臣として東電に聞いたんだ』

『東電は原子力委員会の専門委員として受け入れたと言ってる』

<青山>
『それは東電の解釈であって、
 私は原子力委員会の専門委員としての立場を振りかざして交渉した事実は一切ありません。
 私は独立総合研究所の社長であって、国家安全保障の専門家の末端、はしくれとして、
 世に発信しつつ、原子力委員会の専門委員も務めているのであって、それらは不可分であり、
 全部を合わせて、青山繁晴です。
 原子力委員会の専門委員も、こちらからお願いして就任していたり、それで職業としているのではなく、
 外部からの意見を聞きたいという政府の依頼があって』

    (これは自民党政権時代、民主党政権時代、同じです)

『政府の依頼があって、原子力委員会にアドバイスをしてるのだから、
 原子力委員会の指示を受けて、原発構内に入ることはないし、
 そもそも原子力委員会の指図を受けるいわれもありません。
 もしも私が原子力委員会の立場を、専門委員の立場を強調して交渉して入ったのであれば、
 私は原子力委員会に報告する義務が、モラルとしてはあります。
 しかしその事実はないから、報告する義務はないし、
 ましてや副大臣であるあなたに話さねばならないいわれはない』

『こうしたやりとりは全て明らかにします』

<副大臣>
『ああどうぞ、何でもやって下さい』

<青山>
『何でもやって下さい、そう言われましたね?』

<副大臣>
『ああ言いましたよ。個人として行かれたなら、それで結構だ』

『何かご不快を与えたとしたなら、それはお詫びする』

<青山>
『不快を与えたとしたらではなくて、現に不快です。なぜこのような圧力をかけてこられるのか。
 何のための政権交代ですか

<副大臣>
『政権交代とは関係ない』 

<青山>
あなたは政権交代したから副大臣になってるんじゃありませんか

<副大臣>
『個人として行かれたなら、そうおっしゃるなら、いちおうそれでけっこうだ

『ご不快を与えたとしたら、それは深くお詫びします』

<青山>
『いちおうとは何ですか』

<副大臣>
『いちおうとは言ってない』

<青山>
『言っていますよ。
 権限はない、お詫びすると言いながら、圧力だけはかけようとする。
 もう一度聞きますが、何のための政権交代ですか

<副大臣>
『とにかく私は東電の側に、もっと聞いてみる必要があると思うんだ』

<青山>
『それはご自由に』

と言って電話を切りました。
これ最後の意味はどういう意味かというと、その、東電にまた追及してやるぞと、そういう意味なんですね。

すみません、あえて、これあの、長くなりましたけれども、
正確にフェアに言う必要があると思ったから、このままお話しいたしました。
そして、その上で、どうなったかと言うとですね、ちょっと待って下さいね。

【村西利恵】
この電話の2日後に、政府の当局者からまた電話があったと、いうことなんですよね。

【青山繁晴】
そうです。
今、村西さんが言ってくれた通り、実は、このやりとりがあった2日後、
だから5月1日の、こないだの日曜日ですね。
日本政府の中の、やっぱり良心的な人と僕は思ってる人、この人から電話をもらいました。
それはこういう電話です。はい。

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【青山繁晴】
はい。
で、このように、電話で言ってくれたので、今皆さんにお話ししたのと同じいきさつを丁寧に話した上で、
丁寧って、ありのままに話した上で、私はこの政府当局者にこう聞きました。はい、出して下さい。

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【青山繁晴】
はい。
そしてその上で、この政府当局者がおっしゃったのは、
政府のお偉方が、要するにこの内閣府の副大臣が、僕にお詫びしますと2回も言われたあとに、
首相官邸に行かれて、青山繁晴の行動を問題にすべきだと、いうことを、
ま、この方に言わせると、官邸にねじ込んでるんですよということなんですね。
で、その上で、僕はもう1つ公平を期すべきだと思いましたから、実は昨夜、この放送の前ですね、
昨夜、こういう人に話を聞きました。はい、出して下さい。

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はい。これも皆さんにお話しした通り。
4月15日から始まって、吉田所長の話も含めて、ずーっとその、1つ1つお話をしていきました。
法的なことも含めて全部お話を聞きましたら、

「法的にも、行動としても、全く問題はありません。  むしろ、現場の考えが世の中に伝わるという意味で、よいお話を私は聞きました」


とおっしゃったんですね。
で、皆さんこれに加えてですね、政府の側から、
ある意味ちょっと意外なところから、意外な発言がありました。はい、出して下さい。

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【青山繁晴】
ええ、これね、細野さん、僕に一言も聞かないで、こういうお話をされたんですが、
これも、正確にフェアに申しますとね、細野さんからまず喋り始めたんじゃなくて、

この記者会見で、共同通信の記者が、あのビデオの中でですね、僕が、

「津波そのものでは意外にやられてない」  ってことを言ってるけど、

「それは本当なのか」  ってことを聞いたんですよ。

ま、その記者の質問もほんとは疑問があってですね、
僕は、だから人災だと言ってるわけですよ。

津波だけでやられたんじゃなくて、そのあとの判断ミスがあって、人災だってこと言ってるのに、
それは聞かずに、津波ではそんなやられてないってのは本当なのか、っていう質問をして、
ま、どういう質問するかは記者の自由ですけれども、
細野さんはその中身には一切答えずに、この、いわば、その現地に入ったことにだけ触れてですね、
そして皆さんこれ、見ていただくと、東京電力はなかなか断りにくかった事情があるようですと

【山本浩之】 それどういうことでしょうね。

【青山繁晴】
これ誰が聞いても何か癒着関係があってですよ、あるいは僕が脅したりね、何か
あるいは、癒着関係がなくても東電の弱味か何かつかんでてね、それで迫ったんだと。
普通の日本語だとそうじゃないですか。

【村西利恵】 言いたげですね。

【青山繁晴】
しかしもう一回言いますが、東京電力と癒着はないのは当ったり前のことです。
その上でね、交渉、交渉と言えるだろうけど、さっき言った、あの2つしかないんですよ?
で、それで断りにくい事情があるって話にならない。

東京電力は、おそらくその、内閣府の副大臣、おそらくじゃなくて、ガンガン責め立てられ、
他からも、政権の側から責め立てられ、そしたらですよ、
いや、原子力委員会の専門委員だから入れましたとか、それから、例えば、
新政策の策定にも関わってらっしゃるからと(青山さんは原子力の政策大綱の策定委員もしている)

そういうことをそれは言ったんでしょう。
しかしそれだったら、原子力委員会の専門委員って50何人いるわけですよ。
だから、それを、僕だけ断りにくかった事情って話にならないわけです。

細野さん、これもし見たら、ちゃんと説明して下さい。

これ一体どういうことですか。
あなたが何を、何を指してらっしゃるのかはっきりおっしゃるべきだと思うんですが、
実はこの番組の一番の目的は、私のことよりも、皆さんもそうでしょう。

その肝心の認めてくれた吉田所長は大丈夫なのかと、いうことですね。

で、その吉田所長と、実はこれこそ、皆さんに知ってほしい、
希望が含まれたやりとりがそのあと、たくさんあったんです。
それをこのあと後半、お話しいたしますが、キーワードはこれです(フリップ出す)。

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【村西利恵】
ここでズバリキーワードは「真実の力」。
カメラの前でありのままに語って下さった吉田所長にも、圧力がかかったのでしょうか。

【青山繁晴】
はい。
先週の水曜日に、この『アンカー』から始まって、放送があった翌日に
私は吉田さんの携帯電話に電話をしました。あの、意気投合したんで番号を交換してたんで。

そしたら電話出ないんですよ。4月28日ですね、木曜日。で、電話に出ないんで心配してたら、
翌日4月29日、連休始まりの日に、僕に電話あったんですが、
何とさっきのあの内閣府の副大臣と、もう怒鳴り合ってる最中にかかっててですね(笑)、
それで内閣府の副大臣(との電話が)終わったあとに、留守電聞いたら、その吉田さんが、

「青山さん、昨日は私は急用で東京に行っていたので、電話に出られませんでした」

って留守電なんですよ。東京で急用しか言ってないけど、呼ばれたに決まってるじゃないですか。
だから、吉田さんやっぱり謙虚な言い方するなと思いながら、吉田さんに、すぐ電話をしたらですよ。

「吉田さん、昨日は東京に呼ばれてたようで、やっぱり放送あって大変でしょう」

と言ったら、こうおっしゃったんです。ちょっと口真似していいですか。

『青山さん、全く問題ありません!一切問題ありません!』  と言われたんですよ。

そして、僕が、ああー、そうですかって、正直この辺(両目を示して)に、やっぱりうるっと来ましたよ。
その、次の瞬間にね、吉田昌郎、男の中の男がこう言ったんですよ。出して下さい。

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【青山繁晴】
これ、真似ていい?

『青山さん!私は本店とは、その、立場が違うんですよ!』  と言われたんですよ。

これね、意見が違うって言ってないんですよ
分かりますよね、皆さん。

立場が違うっていうのは、僕は現場と共にやっていくんだと、この災害から甦るために

だから、現場として、真実を発信できたんであれば、
そのあと東京に呼ばれて保安院や本店にやられようと、そんなの全く問題ないんだよってこと
を、
この短い言葉の中で、実は言ってくれたわけです。

そしてその上でですね、皆さん。
吉田所長が、本当は何を一番、私たちに伝えたかったっていうのは、これですね。

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【青山繁晴】
もう一度、地震や津波が来たらどうするんですか、特に津波が来たらどうするのか、
工程表にないよね、新しい防潮堤を造らなきゃ、ってことをおっしゃいました。
はい、もう1つ。

【村西利恵】 で、2つめが、5号機6号機の建屋にたまっている湧き水。この心配があると。

【青山繁晴】 
1号、4号機だけじゃなくて、実は隠された問題がある
ってことをおっしゃったわけですね

皆さん、あの、現場の映像と、それから吉田さんの直接のインタビューから、2つ心配、
心配っていうよりは一番根本的な問題ってことですよね。

で、それが流れてから、保安院や東京電力は最初どう対応したかというと、それぞれの記者会見で、
例えば保安院はその防潮堤の話っていうのは、検討してるかもしれないけど聞いてないっていう風に、
あの、西山審議官、そういう趣旨でおっしゃり

で、東電本店は、検討してるけど、それは土嚢を中心に考えてるみたいなこと言われたんです。

で、土嚢は、吉田所長が、実はずっと戦ってきたことで、土嚢でごまかすなと

保安院に、色んな規制を優先させて、そんなもん造りたくないって言われたら、
東京本店は土嚢と言ったから、それはダメだと言ってきた。
だから、やっぱりこうやって潰されるのかと思ったらですよ、実は、話がそのあとに変わったんです。
はい、まずそれ出して下さい。

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【青山繁晴】
はい。その直前の記者会見と全然違う話を、ま、突然出してきたわけですね。
土嚢とか、検討してますとか、そんな話じゃなくて、

仮設とはいえ防潮堤を6月半ばまでに造りますということを言ったんです。

これ皆さんね、あの、僕は全部まだ調べきれてないですが、さっきも言いましたね、
東京電力の中にも、政府の中にも良心的な人はいるんですよ。

だからそれが、吉田さんの、あの現場の映像を手がかりにして、押し返して、この発表になった。
そして僕は吉田さんに電話したらですね、吉田さんはこれに満足してなかった。
というのは僕は聞きました。

「吉田さん、仮設でいいわけないですよね
       そしてあれも高さ足りませんね」  と言ったら、

吉田さんはまず、

「そうです、まずは、津波は、青山さんも現場で見て感じたように、
 水で浸るだけじゃなくてドーンという強度が問題なんだと、破壊力が。だから、
 その仮設の防潮堤は、強度に耐えられるかっていうことを、私はもう一度、問い合わせています、
 それから第2ステップでは、この仮設じゃなくて本物を造らせます」

ということをおっしゃったわけです。そして、もう1つの心配事についてはこうです。

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【青山繁晴】
はい。
これは実は冷温停止してる5号機6号機でも、湧き水がどんどんたまっていって、
そのまま行ったら、分電盤っていう大事な電源を侵して、
それをほっといたら、1号から3号のような、破滅的なことが起きるっていう問題の存在をですね、
問題ないことになったのを、とにかく問題の存在は認めたんです。

もちろんこれ入口に過ぎなくて、これからためるだけじゃなくて、
本当はその水を最終的に処理しなきゃいけないから、道は長いけれども、
隠してた問題を認めたということは、とても実は意義がある。

だから、これは今日キーワードとして、現場への成果と申しましたが、
これは私たち世論の力で、このあとの支えをしなきゃいけない。

その上でですね、最後に、細野さん。細野さんって方は首相補佐官ですね。
そして今、対策統合本部の事務局長、実質的に原発災害の責任者の立場、担ってますね。
細野さん、この放送を通じて、細野さんに問いかけたいことが1つある。

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【青山繁晴】
あなたの民主党がまだ野党の時代に、あなたが私に連絡をしてきて、

原子力発電所に実はリスクがあるらしい、それを青山さん言ってますね、
                          民主党議員の前で説明して下さい」


って言われて、国会の中で、民主党議員に集まっていただいて、当時野党の。
私は、こう説明しました。

「原子炉が自動停止しても、例えばテロによって、冷却が止められたら、メルトダウンに至ります」

と、いうようなリスクをお話ししたら、
そのあと、当時の、電力総連の組織内議員、今の議員じゃないですよ、
当時の議員、要するに労働組合の支援を受けた議員が、当時私はまだ三菱総研にいましたが、
三菱総研の社長に電話して圧力かけて、

日本の原発にリスクがあるっていうことを青山繁晴は言ったと。
これは何とかしなさいと。


要するにクビにしろと、いうことを言ってきたんですよ。
細野さん、まさかそれ、お忘れじゃありませんね。

その時の原点を考えていただいて、

全ての既得権益から、自らも脱却するための政権交代ではなかったんですか。

あなたが原子力災害に取り組む上で、良心を忘れてないと僕は信じたいから、
先ほどの会見の問題も含めて、どうぞ真正面から、このことを説明して下さい。そして、あの時のことを思い出してください。

   ------------------------------------------------------------

民主党が掲げた政権交代は、政権獲得だけが目的だったのですか?

政策よりも政権を掲げていたのは知っています。

それでも、政権交代に期待して民主党を選んだ国民を…

民主党政権は、まだ、国民を騙し続けるつもりですか?

国民は、まだ、民主党の政権交代を信じ続けるのですか?

いつになったら、どんな辛い思いをしたら、気付くのでしょう。

民主党と一緒に自分だけでなく、子らの未来も希望も潰すのですか?

おそらく、これは、青山氏の悲鳴にも似た警告です。

これからも、非常ベルが鳴り続けていることに、気がしかないふりをするのでしょうか?

希望は、真実の力の中にあります。


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コメント 3

yukikaze

アンカーが見られる大阪にいてよかったと思うことが多いです。東京の友人に話したら何も知らないみたいで。。。まるで、情報統制されているみたいでした。そう、北朝鮮みたいに。民主党は野党時代から情報操作に長けていましたが、政権を握って余計に情報操作に磨きがかかってきたように思います。
by yukikaze (2011-05-06 11:20) 

しおん

まるで情報統制されているような、北朝鮮みたいなTVしか見られない、首都圏在住の私が通りますよ~。(笑)
いや、冗談抜きで、私の周囲の、ネットやってない層は、ほんとに「何も知らない」です。
趣味の悪い、SF映画を見ているような毎日です。

文字起こしを、さらにフリップまで入れて見やすくしていただき、ありがとうございます。
昨夜は、夫も、青山さんを見ないと・・と、YOUTUBEにかじりついていましたが、混んでいるのか??とうとう断念。
私は、夫が青山さんからの情報を頼みにしているので、彼が視聴した内容をダイジェストで聞かせてもらうことが多いです。
青山さんの番組のスポンサー、別寅かまぼこ、ばんざいです!
この夏のお中元は、別寅かまぼこで決まり・・・とにかく、私たちの平和な未来の為に戦ってくれるヒト、企業を、私たちは支援していかなければならないと思います。
by しおん (2011-05-06 15:19) 

 野村證券  勝俣一生  永井  塚林弘樹 


安倍政権総出で事件を揉み消したことで、有名になった山口敬之さん
TBS退社後、菅義偉に口止め料を要求していた
JRの中吊り広告等を扱う交通広告会社NKB、そこの会長(ぐるなび 滝久雄)が菅官房長官と懇意
山口のTBS退社時に、菅から滝久雄に「面倒を見てやってくれ」と口利き。
月1回の意見交換を業務として山口を顧問に迎え月額42万も支払う。 山口は一度も出社していない

補助金詐欺のスパコン「PEZY」(PEZY COMPUTING、社長 斉藤元章) の一般財団法人「日本シンギュラリティ財団」の代表理事が山口敬之
助成金詐欺で逮捕のスパコン業者・ペジー社は安倍晋三御用記者・山口敬之氏のスポンサーだった!巨額助成金に官邸が関与か
スパコン社長逮捕 実態なきAI財団は、渋谷区恵比寿の高級住宅街に
「日本シンギュラリティ」の住所は、元TBS記者 山口敬之の実家だった



安倍と李氏朝鮮 背乗り 横田めぐみ 西村正雄 横田滋 李晋 李玖 パレスサイドビル 加計学園 森友 籠池
IT担当大臣 竹本直一 がyoutubeで「安倍晋三と金正恩は親戚! 安倍晋三は『在日』」という動画に高評価を入れてしまう
HANADA ,WILL ,立林昭彦が大正論 「キムチは安倍の排泄物」「人糞、脱糞、安倍の下痢」「安倍晋三は玄関前で脱糞」「性犯罪被害者を侮辱する山口敬之の正体」

小坪慎也 「同和地区出身 はすみとしこは悪人顔のレイシスト。おまけに幸福の科学だ!  茨城県古河市東諸川889-20 」
李方子 安倍晋太郎 安倍晋三 質問通告 原英史 高橋洋一 池田信夫 竹中平蔵 山口組 安倍晋三 工藤会

「桜を見る会」のケータリング業者(ジェーシーコムサ)は安倍晋三と昭恵のお友達だった!
ぼったくり請求でぼろ儲け、その後安倍夫妻にも還元か!! さらに加計学園 加計孝太郎との深い関係が明らかに!
西尾幹二 「安倍晋三は戦後最悪の首相」「膿を出し切ると言ってるが自分が膿」「昭恵夫人は白痴」
アメリカ 中国 香港 DAPPI DAPPUN 安倍の下痢 イラン 読売朝日毎日産経日経 消費税 ニューオータニ 加計学園 憲法改正 ナチス 高須 曹国 GSOMIA 韓国
安倍晋三さん、不妊手術を強制されていた?  旧優生保護法の犠牲者か 

原英史が暴露した参議院情報漏洩事件、時計泥棒こと高橋洋一(嘉悦大学)が関与! 時計だけでなく内閣府から情報も盗んでいた。
安倍 金正恩 平壌空港 横田基地 統一教会 阿部正寿 世界戦略総合研究所 今井敬 ニューオータニ 今井尚哉 外国人雇用協議会 原英史 政策工房
経済評論家の上念司さんが、関西の闇に深く切り込む 「関電事件は同和利権そのもの。元助役から金を貰った 稲田 高木 世耕 は同和議員だ! マスコミは真実を報道しろ!!」

by  野村證券  勝俣一生  永井  塚林弘樹  (2019-11-18 21:00) 

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