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『弱虫ペダル』 に教えられたこと [漫画]

『弱虫ペダル』 という漫画をご存知ですか?

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BC%B1%E8%99%AB%E3%83%9A%E3%83%80%E3%83%AB
渡辺航による日本の学園自転車漫画作品。秋田書店の『週刊少年チャンピオン』に2008年第12号から連載され、同社の少年チャンピオン・コミックスレーベルによる単行本が刊行されている。
2011年5月現在、17巻まで刊行されている。


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最初、自転車ロードレースって何ソレ?
と、思いました。

車で走っているときに、凄いスピードで走っている人を見たことがありますが…
自転車を使った競技(スポーツ)として、競輪だけでない、自転車ロードレースというのがあるそうです。

その、あんまり身近とはいえない競技。自転車ロードレースにかける青春。
それが、とっても普通の、普通よりも運動神経が悪そうな男の子が始めるといわれても…
あんまり興味がそそられなかったのですが、いざ、読み出したらハマります。
これが、凄く面白い。ぐんぐんと引き込まれていきます。

何が面白いって、やっぱり、キャラクター。
その個性溢れる登場人物が一見非日常的でありながら、日常とも通じていて面白いのです。

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まず、一生懸命になることの楽しさ、大切さを教えてくれます。
それから、話が進んでいくほどに、人を変えるのは、一生懸命な人の行動なのだと教えられます。
一人では出来ないことも、仲間と一緒なら出来ると教えられます。
それから、自分の喜びが仲間の喜びになるという大切なことを教えてくれます。
それから、自転車をこぐということは、自分との戦いなのだと教えてくれます。
(自転車に限らないことではありますが…)

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様々な心の弱さに入り込む声は、悪魔の囁きのようです。
(16巻表紙は、御堂筋君です。勝利に異常なまでの執念を持つ男です)
自信を無くさせ、失意に落としいれ、あるいは、他者を憎み、傲慢さを助長するように仕向ける。
(心の葛藤を大きくし、自滅を誘うのですから、悪魔のような…)
そうして、勝つためなら何をしても良いとまで思わせることも可能になるのです。

けれど、主人公の小野田坂道は、その名前の通り、坂道に強いクライマーです。
坂道をぐいぐいと仲間を引っ張って登っていきます。
苦しいときほど、大好きな歌やグッズで心を奮い立たせて頑張ります。頑張れるのです。
自分のための先にある仲間との目的(約束)のためです。

坂道が持っている一番大切なものは、誠実さです。
大切なことは、諦めないことです。


一生懸命になること、誠実であること、諦めないことが、ダサイ・キモイであるはずがありません。[ぴかぴか(新しい)]

そんなことを、漫画を読みながら考えていました。
とっても温かい気持ちになれる良い漫画です。

続き(18巻の発売)が待ち遠しいです。[揺れるハート]

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