SSブログ
テレビ ブログトップ

足利義満は、「日本国王」 なの!? [テレビ]

読売新聞朝刊。テレビ番組表。
切り抜き.jpg
NHK Eテレ 本日22時から、『さかのぼり日本史』 足利義満 ”日本国王”の権力▽最新発掘調査
「試写室」
日常、当たり前のことと受けとめている社会制度は、なぜ成立したのか。
その追求こと歴史を学ぶ意味だと史学科出身の記者は考えている。
現代から過去へと遡りながら、それぞれの時代の因果関係を探るこの番組は、そんな知的好奇心に応えてくれる。 今回からのテーマは、「武士の世の幕開け」。
武家社会が確立した転換点を、室町時代に将軍・足利義満が実現した 「南北朝の合一」 の頃と設定、義満が天皇家から祭祀権、課税権を奪い、事実上の最高権力者となった様子を紹介する。
語り手の東大史料編纂所の本郷和人准教授は、
以後、現在の象徴天皇制にまで繋がるシステムを形成した」 と意義づける。
4回シリーズで室町、鎌倉時代へと、武家が公家を超える力を得ていった過程を遡る。(大木隆士)
------------------------------------------------------------

NHKのホームページから
「室町・鎌倉 ”武士の世” の幕開け」
足利義満、織田信長、徳川家康―――。室町時代から明治維新までの約500年間、武門の覇者が日本を統べる時代が続く。武士は自らの土地を守るために武装した在地領主がその起源で、公家の労働力として年貢を集める地方の民に過ぎなかった。その彼らがなぜ、長きに渡って日本の統治者として君臨することができたのか?
その背景には、辺境の地で自立した武士が公家政権との相克のなかで統治に目覚め、朝廷を乗り越えるまでに成長を遂げる姿がある。それは同時に、畿内中心の小さな国家が、地方の民衆を交えた大きな国家に変貌を遂げる軌跡でもあり、政治・経済・文化と、その後日本が多種多様に成長する原点となる。
番組では、武家出身で名実ともに日本の支配者となった足利義満から、関東で武家政権を樹立した源頼朝まで、中世史をさかのぼりながら、「武士の世」の意義を探る。

第一回 『足利義満 「日本国王」 の権力』
60年続いた南北朝動乱。唯一絶対であるはずの天皇が分裂し、その正統性が曖昧になり、天皇の権威が低下、各地の武士は天皇の臣下である公家の土地や財産を無断で奪い始める
武士のリーダーである足利義満は、困窮する公家たちの土地や財産を保護することで彼らの上位に立つ。さらには天皇の権威の根源であった国家的祭祀を行う権利(祭祀権)と財政基盤であった京都商人からの税収(課税権)を吸収し、天皇に比肩する地位を確立。自らの働きかけで南北朝合一を実現し、天皇家さえも意のままにできることを示す。その後、義満が自らを日本国王と名乗るなど、実質的に天皇を上回る立場に立つ。ここから、真の意味での「武士の世」が幕を開ける。
------------------------------------------------------------

象徴天皇制
天皇家さえも意のままにできる


なんだか、恐くなるような記述です。

国民主権。天皇さえも、国民(権力者)の意のままにできると。
まさしく、日本国憲法の真髄が沁みてきます。


さて、室町時代。
こんな記述もあります。

講談社学術文庫 平泉澄『物語日本史(中)』より
群雄割拠
室町幕府では、将軍のもとに管領があって、それは鎌倉幕府の執権に相当する重職でした。
これに任ぜられるのは、斯波・細川・畠山の三氏が代る代る用いられたので、これを三管領(さんかんれい)といいました。
やがて応仁のころになりますと、このうち斯波・畠山の両氏がそれぞれ家督争いで揉めました。…
これだけでも厄介なところへ、将軍家に内輪揉めが起こりました。…
応仁元年(1467年)、これを応仁の大乱といいます。
京都が戦場となり、戦争が統制も規律もなく行なわれたものですから、その害毒は恐るべきものでした。
宮殿も寺社も邸宅も、焼かれて灰となり、焼け跡に麦が作られて、一面に青々とした麦畑になったといいます。…
首領は亡くなっても戦争は止まず、文明9年にそれぞれの武将が自分の国に帰るに及んで、京都は11年間の戦乱の後、ようやくのことで平穏を取り戻したものの、今度は地方が戦場となって、百年にわたる群雄割拠、無統制の戦国時代となりました。
応仁記に、その状況を説明して、
「強きは弱きを伐ち、卑しきは尊きを凌ぐ、臣その臣を殺し、子その父を殺す、上下かへって転倒して、猿のかむが如く、犬のいがむが如く」
であるといい、しかも足利将軍は、これを解決し平定しようとする意思を持たず、
「天下は破れれば破れよ、世間は滅へば滅びよ、」
自分だけ栄華を極め得れば、それでよいとして、いよいよ厳しく税を取り立てたと記しています。
将軍として責任のあるのは、義政でしたが、義政の一生は、ただ遊楽のために費やされました。あれほどの大乱が起こっても、少しも反省することなく、東山に風流な別荘を建て、それができ上がったので、文明15年夏、そこに移りました。今残っている銀閣がそれです。
そして、その費用のためには、文明14年、山城一国に課税して、厳しく取り立てると共に、翌年には、明国に対して卑屈にも窮乏を訴え、寄贈を依頼するなどの恥ずべき態度をとりました。

足利氏の本質
室町の182年間は、紛乱の連続であり、その紛乱は私利私欲より発したものであって、理想もなければ、道義も忘れ去られていたのでした。…
彼らには道徳がなく、信義がなく、情愛がないのです。あるものは、ただ私利私欲です。
すでに無道であり、不信であり、不義であり、非情であれば、それは歴史においてただ破壊作用をするだけであって、継承及び発展には、微塵も貢献することは出来ない
のです。


どちらが正しくて、どちらが間違っているのか。
教える方と、教えられる方の受け取り方で変化するかも知れません。
けれど、室町時代の歴史書である応仁記は、参考になるのではないでしょうか。
テレビという番組を通して、(視聴者の探求心を刺激して)ある時代を故意に断定的に解説するのは、
モラルとしていかがなものかと思います。

来年の大河ドラマ 『平清盛』 特報動画の 「平成は平安を見よ」
平清盛と皇室(王家だそうです)を対立するもののように描く演出にも疑問符がつきまといます。

まるで、皇室の存在を否定したいように感じるからです。畏れ多いことです。
皇室を王家と表現する姿勢と共に、イト的なものを感じてなりません。

「強きは弱きを伐ち、卑しきは尊きを凌ぐ、臣その臣を殺し、子その父を殺す、上下かへって転倒して、猿のかむが如く、犬のいがむが如く」
「天下は破れれば破れよ、世間は滅へば滅びよ、」

日本人は、本当に、そんな世の中を望むのでしょうか。
どんなに権力を誇っても、手に入れることの出来ない地位。名誉。
古来、日本では、どんなに権力を誇っても、権威者とは別のところに存在しました。
それが日本の国柄であり、日本の安全装置。日本の国を保ってきた要でした。
どんなに権力を握っても、望んでも、天皇にはなれないからです。

今現在、政府が推し進めようとしている女性宮家復活。ひいては、女系天皇問題。
皇室典範の改正、日本国憲法の改正。それは、日本の要を揺るがしかねない問題を孕んでいます。
それは、権力者が天皇になる道を開くこと、天皇の権威を貶めることに繋がるからです。
それこそが日本の文化と伝統。日本の国柄を壊すことに繋がるからです。

語り手である東大史料編纂所の本郷和人准教授は、
五味文彦氏を師とし、従来の権門体制論を批判し、二つの王権論に立つ方です。
日本の根幹に関わることには特に慎重で、中立な放送内容であって欲しいと思います。

ロンハー 奇跡の一枚! 奇跡は起こる!! [テレビ]

「ロンドンハーツ」 の人気企画 “奇跡の一枚” で大変身を遂げるのは!?
“奇跡の一枚”は、芸人たちがプロのメーク、スタイリスト、カメラマンの技術を駆使して、美しく変身した写真を撮影する企画。
今回は、フットボールアワー・後藤輝基、いとうあさこ、椿鬼奴、磯野貴理、アンガールズ・田中卓志、ピース・又吉直樹、アジアン・隅田美保、スリムクラブ・真栄田賢、たんぽぽ、諸見里大介が参戦する。


奇跡はたんぽぽにも♪

画像は、検索してみて。(奇跡の一枚 たんぽぽの画像)
アップされている方、大勢いらっしゃいますよ。[揺れるハート]


    [TV]......[TV]......[TV]......[TV]......[TV]......[TV]......


それから、たんぽぽのお二人からは、こんなメッセージもあります。



日本には、今こそ、奇跡が必要なのかも。

            な~んて思います。

                日本が国難を乗り越えられることを願っています。[ぴかぴか(新しい)]


                                 メゲズ、アキラメズ… に♪





笑ったぁ~ カラオケ行きたくなった♪ [テレビ]

ロンブーが司会している、『クイズタレント名鑑』 という番組で、
「カラオケ歌われるまで帰れません!最後に残るのは誰?」 という企画(問題)がありました。
(2回目だそうです)

カラオケの女性客2人組が、あまりに面白くて、家族で大爆笑。[わーい(嬉しい顔)]
番組が終わった後、ああ、録画しとけば良かったぁと思ってました。

翌日、誰か記事にしているかなと検索したら… 動画をアップされている方が…
今、見たらまだあったので、アップしておきます。



ちなみに…
クイズの答えは、「元2 中澤賢司」 でした。

久しぶりに笑った。
こんな楽しいカラオケなら行きたいと思いました♪ [揺れるハート]

   ------------------------------------------------------------

駆け足~♪ 回る、回る♪♪
画像.jpg画像.jpg画像.jpg

                                          女子 女子 女子 女子 女子…
画像.jpg画像.jpg画像.jpg

凄い! 凄すぎる!!
画像.jpg画像.jpg画像.jpg

   ------------------------------------------------------------

動画をアップされているoyaji3p2さんによると…

ご本人(メガネ)の方が、ご自身のツイッターで
「あたしは、純粋に久しぶりに会った友達とカラオケ行って、
高校生の頃みたいにはしゃいでただけなんだけどな。。。 」と発言。
その模様を、説明文の最後にリンクした togetter にまとめました。
個人的には、素人・玄人関係なく、あれだけ爆笑させてくれた
パフォーマンスぶりに、大変に感謝しています。
震災以来、あれだけスッキリと爆笑出来たのは、ホンマに初めて。
♡ayano♡ さん、楽しいひとときをありがとうございました。

とのことです。

NSC出身の下駄チャーハンねじの♡ayano♡ さんだそうです。
業界の方だったようです。面白い方ですね♪

面白い企画、面白いハプニング(?)映像、また、見てみたいと思いました♪♪ [わーい(嬉しい顔)]

『グっと! 地球便』 読売テレビの番組で… [テレビ]

たまたま(途中から)見た番組にグっと来てしまいました。
(番組のタイトルそのまんまですね。[たらーっ(汗)]

番組HPも有りました。
私が見たのは、昨日の#131トンガでした。
http://www.ytv.co.jp/chikyubin/oa/101219.html

スタッフがトンガの子ども達に将来の夢を聞くと、目を輝かせて答えていました。

tonga.jpg男の子「兵士になる」

女の子「兵士になる。みんなを守りたいから」 

女の子「看護婦さん。病気の人を助けたいから」

スタジオの反応が、小さなマルチ画面で映っていたのですが、
特に兵士のところでは、「おおお… !?」 という感じでした。

日本では、公のために尽くすことを名誉とする教育に重きを置かれていないようなので、
スタジオの反応が(驚きと戸惑いだったことが)なんだか恥ずかしく思えました。
そして、大切なことを知っているトンガの子どもたちがとても立派に見えました。

  ---------------------

番組は、海外で働く日本人に、日本に住む家族から届け物をするという内容です。

トンガで音楽教師をする真一さん。
日本で暮らす方が、ずっと物質的に豊かに暮らせるはずです。
なのに、トンガで暮らす理由は…

トンガの子ども達に音楽の楽しさを教える。
自分が役立っていることが実感出来る。

自分の居場所(大切なこと)を見つけたようでした。

夜、集会所で大勢の仲間とカバを飲む真一さん。
お葬式(土葬)で演奏の葬列に加わる真一さん。
トンガの生活に溶け込んでいました。

真一さんのお嫁さんはトンガ人の中から見つけると話す地域の顔役。
真一さんはトンガに必要な人だと力強く語る顔には、真一さんへの信頼が窺え、
真一さんのお母さんが日本から来れば、一緒にカバ飲みをしようとまで言ってくれました。
カバ飲みは、トンガでは、親密な仲間の証だからです。

※カバ(植物)
コショウ科の草本(そうほん)性低木。太平洋諸島に分布する。乾燥させた根を石の上で粉砕し,水と混ぜて成分を搾り出したものが,麻酔性飲料のカバで,飲用すると口内がしびれ,鎮静作用をもつ。


  ---------------------

住み慣れた日本ではなく、トンガで生きることを選択している真一さん。
彼には、自分にとって一番大切なことを選ぶ勇気と覚悟があるのだと思いました。
そして、その勇気と覚悟は、父親から引き継がれたものだったのかも知れません。

今年の春に亡くなられた真一さんのお父様の生き方。
それは、「好きなことを思う存分」 ということだったそうです。
息子を愛し、家族を愛し、生活の中に埋没することなく、自分の時間を持っていたお父様。
それは、釣りであり、野鳥を撮影することでした。

良い言葉も、良い生き方も。(父親は)良いものを遺してくれた。

そう語る真一さん。けれど、
夫だけでなく、息子にも好きな生き方を許し応援する母親の勇気と覚悟を見た気がしました。

父親の形見であるビデオカメラが届けられ、トンガの素晴らしい海を撮る真一さん。
トンガで撮ったものをDVDに焼いて、日本のお母様に送ると嬉しそうに話す真一さん。

夫が遺したビデオカメラ。
夫の遺志を継いだように、自分の道を歩む息子。
全てを受け入れるお母様の海のような広さ、深さに敬服。

グっときました。[手(グー)]


tonga.jpg




『新参者』 想像以上の出来。ラストに感動! [テレビ]

TBSの日曜劇場 『新参者』 が終了しました。

三井峯子はなぜ殺されなければならなかったのか。
人は、なぜ嘘をつくのか。

人々の嘘をあばき、絡まった心の糸をほぐしながら真相(犯人)に辿り着くミステリーでした。
主演の人形町の新参者刑事・加賀恭一郎役の安部寛が素晴らしいのですが、
冷静沈着な加賀恭一郎の捜査に協力する豪華な出演者も素晴らしく、
人形町という街の鼓動が聞こえてくるようでした。

刑事は、「人を犯人かと疑う職業」 であり、捜査に協力する人々も、なんらかの嘘を抱えている。
けれど、嘘は、綻びであり、嘘から見える人の感情が温かい。生きている。そんな作品でした。
とはいうものの、殺人事件です。
嘘が温かくて優しくても、人の命を奪っていることは事実です。
誰が何のために、人(三井峯子)の命を奪ったのでしょうか。

答えを書くと、お金と名誉のために命を奪うしかないと追い詰められた人が、実際に命を奪います。
けれど、お金も名誉も、誰かが(例え親でも)守る(肩代わりする)ものではないのです。
親と子の関係を考える良い機会になりました。

今の世の中の閉塞感、歪さは、自分の責任を果たさず自分に嘘をつくことから生じているのでは?
ためについた嘘が、ためにならないこともあるのでは?
嘘は誤魔化しだから、綻びや歪さを生むんだろうなぁと思いました。

けれども、人は嘘をつく生きものです。加賀刑事に言わせると、嘘には三つあるそうです。

1.自分を守るための嘘 
2.他人をかばうための嘘
3.他人を欺くための嘘

何から何を守るための嘘なのか。嘘を見極めて、真実を知っていく。
その過程と嘘と一緒に隠された気持ち(思いやりやエゴ)が、秀逸に描かれた番組でした。

ちなみに…

番組のホームページは、こちら。
各話のあらすじ完全版は、こちら。
ついでに(?)、原作、はじめに、相関図を貼り付けておきます。

   ----- 原作 -------------------------------------------------------
shinzannmono.JPG
   ----- はじめに ---------------------------------------------------
hajimeni.JPG
   ------ 相関図 ----------------------------------------------------
cast1.JPG
   ------------------------------------------------------------

9話まで観たとき、この話はどう終結するのかと、つまらない展開だとイヤだなぁと思いましたが、
最終話では、みごとに全てが結びつき、あとは、感心(感動)して唸るしかありませんでした。

いやぁ、いいドラマは、余韻が残りますねぇ…
さすがの原作。ベストセラー作家さんだと思いました。

ちなみに…
私は、原作を読んでません。

洗脳を解くには… 『ザ・ベストハウス123』 がヒントかも。 [テレビ]

[猫]日本人も洗脳されているのかも。洗脳を解くヒントになりそうです。[ぴかぴか(新しい)]

~愛する家族を破壊する洗脳の恐怖を知らしめた事件~

実録!ものスゴい世界のパニック3時間超特大版スペシャル3月17日
■『ザ・ベストハウス123』 パトリシア・ハースト
全米震撼!身代金900億円!超セレブ令嬢誘拐洗脳事件
1974年2月4日。アメリカきっての資産家、ハースト家の3女、パトリシアが誘拐された。
犯人からの要求は…なんと900億円!
犯罪史上例の無い、巨額誘拐事件。パトリシアを誘拐した犯人、それはSLAと名乗る過激派組織。貧民や黒人の解放を訴え、犯罪を繰り返すテロリスト集団だった。
2ヶ月後、誘拐事件は、驚きの展開を見せる!
SLAから届いた一枚の写真。それは、戦闘服を着て、銃を構えるパトリシア。
なんと、パトリシアは誘拐犯の仲間になってしまった!
写真が届いてから12日後。サンフランシスコ中心部の銀行で、強盗事件が発生。
強盗犯は、SLAと判明。そこには、なんと、パトリシアが加わっていた!
両親の心は、限界だった。1ヶ月が過ぎたある日、SLAのアジト発見の知らせが、警察から入る。
アジトへの一斉攻撃が始まり、SLAは、ひとたまりもなく壊滅。だが、偶然、仲間2人と外出中だったパトリシアは、すでに逃走していた。そして、1975年9月18日。誘拐から1年7ヶ月。パトリシア・ハースト逮捕。だが、パトリシアの異常な様子に、すぐさま精神鑑定が行なわれた。その結果、なんとパトリシアは、SLAに洗脳されていた!
洗脳を解くための闘いが始まる。治療は、7ヶ月も続いた。そして、パトリシアは、正気を取り戻す。悪夢の誘拐事件から3年。1977年、1月19日。パトリシア釈放。そこには、曇りひとつない笑顔が戻っていた。全米をパニックに巻き込んだ誘拐事件。それは、愛する家族を破壊する洗脳の恐怖を知らしめた事件として、今も人々の記憶に刻み込まれている。
■パトリシア・ハースト 『ウィキペディア(Wikipedia)』
1974年6月7日 パトリシアはチェ・ゲバラの同志と同じ名前のタニアという偽名を使いロサンゼルスの放送局に組織の同志になったことを宣言するカセットテープと写真が届けられる。このテープの内容は、「死を恐れず最後まで戦う」との声名の他に、親に対して「ファシストの豚」と罵り、婚約者に対しては「セックスアニマル」と罵るショッキングな声名に全米は更に騒然となる。
1976年2月 裁判が始まるとパトリシアは態度を豹変させて無罪を主張した。弁護団は彼女は洗脳されたのであって責任は共生解放軍にあるとしたが、陪審員は事件の社会的影響を重んじて有罪とし懲役35年の判決が下った
しかし、大物の著名人(ロナルド・レーガンやジョン・ウェインら)たちが釈放の嘆願書を提出し懲役7年に縮められた。そして更にカーター大統領による特別恩赦と保釈金150万ドルを支払うことで1977年1月19日に仮釈放された。
自由の身になると積極的に社交の場に登場し、進んでインタビューも受けた。25歳になるとサンフランシスコ市警の警官と結婚し二人の子供をもうけた。

------<番組中、識者の解説による洗脳のプロセス>------

○犯人グループとの共同生活

1.遮断
・外部との情報を一切遮断して、自分たちの都合のいい情報だけを吹き込む。
・この状況だと正しい判断が出来なくなる。
・洗脳が加速する。

2.悪魔化
・自分たちと敵対する人々を悪魔のような憎むべき存在だと教える。
・24時間、監視の目が光る生活。
・繰り返される言葉 「警察が来たらお前を殺す」
・常に死の恐怖にさらされる生活が心を変えていく。
・警察と死が結びつく。死を恐れ、警察を恐れ、思い込むようになる。

     「警察は敵だ」

・犯人より警察を恐れるようになる。
・警察への敵意が犯罪に対する罪の意識を無くさせる。

3.脱個人化
・「お前ら金持ちハクズだ。たくさんの人を苦しめている。お前はクズだ」
・繰り返される罵倒。
・少しでも逆らえば容赦なく殴られる。
・終わりの見えない地獄の日々。
・身代金をケチっている。お前は見捨てられたんだ。お前等はみんな豚野郎だ。
・逃げ場のない状況で自らを否定され続ける。
・心は耐え切れなくなる。

     「正しいのはこの人たちだ。私たちが貧しい人々を苦しめているんだ」

                                  ⇒心が勝手に犯人に同意した。

●金持ちグループの一員として生きてきたことで、非常に強い罪悪感に苛まれる。
●罪悪感から解放されたいために、今までの自分の人格(アイデンティティー)を捨ててしまう。
●新しい人格を身に付けることによって生まれ変わろうとさせる。(テクニック)

     「お金のことしか頭にない豚だから、お前のことを忘れている」

                                  ⇒愛する両親が憎しみの対象となる。

●心が完全にSLA(犯人)と同化。  ⇒仲間にして下さい。
●自らSLAの一員になった。


      ----------------------------------

○犯人と離された(逮捕)後、刑務所生活。

1.洗脳前の生活を思い出させる。
・くりかえし、娘との思い出を語り続ける。
・くりかえし、写真やビデオを見せる。
・ずっと幼い頃から使い続けてきた家族の言葉で語りかける。
・記憶が呼び覚まされていった。

2.教え込まれたことに疑問を持つ。
・犯人(SLA)は、誘拐以外にも、誘拐前にも殺人や放火をしている。
・事実を繰り返し伝えていく。
・事実だけを伝え、自分で考えさせる。

●両親が面会できるのは、週に2日。30分だけ。
●治療が7ヶ月続いた。 ⇒正気を取り戻した。

~愛する家族を破壊する洗脳の恐怖を知らしめた事件~

      ----------------------------------

◎洗脳しようとしたら…

・新しい名前を使うことで別人格を作り上げる。
・洗脳には、かかりやすい人、かかり難い人はない。

            かかりやすいタイミングがあるだけ。

※落ち込んでいるとき
※弱気なとき
※失敗したとき
※退屈なとき

洗脳は、催眠術とは違う。(自分がやったことを覚えている)
いつ、誰に降りかかるか分からない。

洗脳が解けても、自分が犯した罪の意識に苛まれる。

   ------------------------------------------------------------

------<事実を伝えます。自分で考えて下さい>------

○1945年8月、日本は初めて戦争に負けました。
 日本は独立国としての主権を事実上失い、統治権は連合国軍最高司令官の制約の下に置かれた。
 1952年(昭和27年)4月28日、平和条約(サンフランシスコ講和条約)の発効まで占領下にあった。

○1928年(昭和3年)満洲事変から1945年(昭和20年)終戦迄の期間に、
  全面的共同謀議を行ったなどとして起訴。
  起訴は1946年4月29日(昭和天皇の誕生日)に行われた。
  27億円の裁判費用は日本政府が支出した。
  (東京裁判:連合国が戦争犯罪人として指定した日本の指導者などを裁いた一審制の裁判)
  1948年(昭和23年)11月4日、判決の言い渡しが始まり、
  11月12日に刑の宣告を含む判決の言い渡しが終了。
  7人の死刑の執行は、12月23日。当時皇太子だった明仁親王の誕生日(現天皇誕生日)。

○1945年(昭和20年)8月14日。
 連合国軍の1国であるアメリカ太平洋陸軍総司令官のダグラス・マッカーサー元帥が連合国軍最高司令官(SCAP)に就任し、同年10月2日、総司令部が東京に設置された。
 1951年(昭和26年)4月11日、マッカーサーがトルーマンアメリカ大統領に解任された後、
 マシュー・リッジウェイ中将(就任直後に大将に昇進)が最高司令官に就いた。
 翌1952年(昭和27年)4月28日、日本国との平和条約(サンフランシスコ講和条約)の発効とともに、
 連合国軍最高司令官総司令部は活動を停止した。
 (1945年~1952年、日本は非独立。占領下であり、GHQの支配下にありました)

○1946年(昭和21年)2月26日の閣議で、「マッカーサー草案」に基づく日本政府案の起草を決定、
 11月3日、日本国憲法が公布された。
 1947年(昭和22年)5月3日に、日本国憲法は施行された。
 (東京裁判中。主権を事実上失い、統治権を持つマッカーサーの制約の下での施行)

○今も日本には、日米安保条約により米軍が常駐しています。

○日本は、日本国憲法を理想化し、軍備を放棄し国民の義務は納税・教育・勤労だけです。
 日本の平和は、他国の善意に委ねられています。



●いまだに日本は、国というものがよくわからない政治家に政治を委ねています。
●日本の国益よりも他国の国益を重んじることを大切にする国です。
●戦前を否定し、先人を貶め、反日的な日本人が教育やマスメディアを動かしています。
●お金を稼いで外国に貢ぐしか、日本が生き残る方法はないかのようです。

多くの日本人は…  まるで、洗脳されているかのようです。
まずは、知ることから始めて下さい。

   -------------- ご参考 -------------

■『 「眞相箱」 の呪縛を解く 』  その1(はじめに) 
http://muumintani-irasyai.blog.so-net.ne.jp/2009-03-26

■『 「眞相箱」 の呪縛を解く 』 その2 (政治・外交)
http://muumintani-irasyai.blog.so-net.ne.jp/2009-03-29

■『 「眞相箱」 の呪縛を解く 』 その3 (海上作戦)
http://muumintani-irasyai.blog.so-net.ne.jp/2009-03-29-1

■『 「眞相箱」 の呪縛を解く 』 その4 (陸上作戦) 
http://muumintani-irasyai.blog.so-net.ne.jp/2009-03-29-2

■『 「眞相箱」 の呪縛を解く 』 その5 (航空作戦)
http://muumintani-irasyai.blog.so-net.ne.jp/2009-03-29-3

■『 「眞相箱」 の呪縛を解く 』 その6 (雑)
http://muumintani-irasyai.blog.so-net.ne.jp/2009-03-29-4

■『 「眞相箱」 の呪縛を解く 』 その7 (おわりに)
http://muumintani-irasyai.blog.so-net.ne.jp/2009-03-29-5

『曲げられない女』  番組終了。 [テレビ]

会社の同僚に、「面白いよ♪」 と、勧められて、
そんなに面白いならばと、2回目から見始め、見逃せない番組になって、
3回目から最終回まで録画した番組が終わった。

先週を最終回と勘違いしたので、一回分多く見れたのは嬉しかったのだけれど、
今週の水曜日、17日に、間違いなく最終回が終わった。番組が終わった。

とても良い最終回で、私の大好きなハッピー・エンド。
日だまりのような暖かい安らぎと希望を感じさせるエンディングだった。

陣痛の苦しみは、まさに産みの苦しみで、
苦しいことを耐え、乗り越えるから新しい命が生まれるのだと…
まさに、最終回のタイトル 

「女の革命遂に完結!10年日記に刻まれた最後の言葉」

に相応しい内容だったと思った。
検索したら、ウィキペディアにもアップされていた。

『曲げられない女』 ウィキペディア(Wikipedia)

たいしたものだ。[たらーっ(汗)]

菅野美穂が主人公の、「曲げられない女(真っ直ぐに生きたい女)」 荻原早紀を、
塚本高史が、主人公にとって大切な生涯のパートナー坂本正登を、
谷原章介と永作博美が、生涯の友、藍田光輝と蓮見璃子を演じた。

荻原早紀…正しいことに拘る女。正しいことを貫くために弁護士を目指す。
坂本正登…名誉・権力を重んじれば損をしないと考えていた弁護士。大切なことに気付く。
藍田光輝…争いが嫌いな警察官僚だった。人を喜ばす喜びを知り追求することに。
蓮見璃子…セレブで身勝手な嘘つき女だった。全てを手放し人を幸せにするウソとホントの達人に。

主人公(菅野美穂)荻原早紀の娘、灯(浅見姫香)が素晴らしく可愛かった。
こんな娘なら、父である坂本正登(塚本高史)は、もう[黒ハート]メロメロ[黒ハート]だと思う。娘から、

それが弁護士の仕事でしょ。

なんて、きっぱり言われたら… どんなに辛くても、嬉しくなっちゃうと思う。

   ------------------------------------------------------------

女にしか出来ない革命(出産)はあると思う。
けれど、男がいないと革命はありえない。

性に甘えず、性に懲りず、性を誇りに思う生き方。
さずかりモノである命の尊さを大切に出来る生き方。
その姿勢こそ、曲げてはいけないもので、真っ直ぐでありたいと思った。

それが、面倒で、迷惑で、ウザイ生き方でも、
そうでありたいと思う人が多いのだと思いたい。
それが、社会に投げかける一つの石になると思いたい。
小さな石の波紋が社会に共鳴を生み、社会が変わる小さな契機になればと思う。

閉塞した社会の気付きになれば良いなと思った。
しっかし、陣痛に耐える二人は… 凄まじい演技だった。女優だ! [あせあせ(飛び散る汗)]

   ------------------------------------------------------------

○女は産む性だから、とっても強いと思う。
  けれど、それは危険と対峙することでもあると思う。  
  (出産が一番危険にさらされることでもあるのだから)

○男は、女を守るんだから、とってもとっても強いと思う。
  けれど、それは危険と対峙することでもあると思う。
  (種を残すために守ることが一番の使命だとも思う)

自分や他人を誤魔化すから、頑張っても行き詰るのだと思う。
璃子(永作博美)がつく、人が幸せになるための小さなウソは智恵だと思った。

志の高さと智恵が大切なもの(誇りや命…)を守るのだと思う。
そして、それを支えて一緒に歩むのも人間なのだと思う。

たとえ、産む機会を授からなくても、例外なく、誰もが命と関わり、支えあっていくのだと思う。
それが家族であり、地域であり、社会なのだと思う。
誰もが紛れも無く、社会の一員だからだ。

次世代に引き継ぐのが全ての人間の使命なのだと思った。[ぴかぴか(新しい)]

マンホールチルドレン [テレビ]

■BS20周年ベスト 「マンホールチルドレン」「マンホールで大人になった」
ソ連崩壊から経済自由化と揺れ動いたモンゴル。
貧富の格差が広がった結果、犠牲者となったのが、マンホールチルドレンだ。
家庭内での虐待や生活難で家を出た少年少女が、冬のウランバートルで生きていけるのはマンホールの中だけ。
その悲惨な状況を追った最初の作品と彼らの6年後を追った続編、2本の番組を振り返る。
番組HP: http://www.nhk.or.jp/archives/bsbest/
http://www.nhk.or.jp/archives/bsbest/lineup/program02.html
マンホール番組.JPG
   ------------------------------------------------------------

「マンホールチルドレン」 

全く、何のことだか分からなかった。
番組を見る前に、上記のホームページから、「マンホールチルドレン」 を知った。
視聴した。[TV]

厳寒の地であるモンゴルでは、夜になると氷点下40度にもなるという。
モンゴルの首都ウランバートルでは、暖房のため、地下に、お湯のパイプが配管されているという。
地上と地下とは、マンホールを通じてのみ出入りが出来る。
家を失い、行き場を失った人々にとっては、マンホールの中が生きるための家になる。
家族で暮らす人々がいる。
そこで産まれる命がある。

1992年。モンゴル人民共和国は、モンゴル国へと改称。憲法を制定し、社会主義を完全に放棄した。
ところが急激な資本主義の導入で、一気に貧富の差が拡大。
遊牧民としてゲルで暮らしていた多くの人々は、たちまち生活苦に陥る。
お金を稼ぐため、口減らしのため、都会(ウランバートル)に移動する子どもたち。
さらには、困窮する生活で荒れた生活になり酒に逃避する大人たちもいる。
大人も子どもも今を生きることで精一杯。家族の絆が壊れていく。
そして、虐待の挙句に家を追い出される子どもたち。家族から逃げ出す子どもたち。
一人では生きられない子どもたちは、集団となり寄り添うことで我が身を守ろうとしていた。
熾烈なマンホールの奪い合い。ゴミの山からの食料や売れるものを探しては飢えをしのぐ日々。
文字も読めない。環境が整わないから教育も受けられない。仕事もない。
ただ、寄り添って、互いの温もりで絆や信頼関係を築くしか術を知らない子どもたちがいる。
そうして、大人になる子どもたち。新しい命。

親戚と共にマンホールで暮らす人々。マンホールで大人になる子どもたち。
マンホールで出産。育てられる命もあれば、置き去りにされ、捨てられ途絶える命もある。
貧困が生活を貧しくさせ、生きることで精一杯だから、心さえも蝕んでいくようだ。
そうして、人らしく絆を大切にして生きるという希望さえも蝕んでいく。
さらには、温もりを求める相手を変えても、問題は何も解決することはない。
事態は、より深刻になるなるだけかも知れない。
映像は、心が蝕まれないための抵抗の過程の記録と希望・絶望を見い出す過程の記録だった。

オユナとボルトとダシャ。この3人の記録映像が番組を構成していた。
撮影スタッフと3人の関わり。地域や家族との関わり。
さらには、それらを通じて、とんでもなく豊かな異国である日本人がどう関わったのか。
それらは、映像からは見ることが出来ません。
見えないことにこそ真実が隠されているかも知れません。
その辺りも知りたいと思いました。
(中国との関わりが気になります)

人を繋ぐ最小の単位は家族です。
家族が集まれば地域や地方、国家が出来ます。
家族がその絆を深められない環境におかれるとすれば、国家としての絆を深めることは困難でしょう。
干渉ではなく、国家は家族や国民のことを考える責務を負うはずです。
国家は、国民に対する干渉ではない援助を考えねばなりません。
外国は、干渉ではない必要な援助が何なのかを考えねばなりません。
それは、目先の援助だけでなく、将来を見据えてものでなければならないはずです。
それは、教育であり、生活環境を整えることです。
衛生状態を良くすることです。
貧しい国民を置き去りにした国家の発展は、幻想です。
保護だけでなく、モノだけでなく、絆や信頼を築くことをせねばならないでしょう。
伝統的なゲルを家とした遊牧民の生活が何故壊れつつあるのか。
それをこそ、考えねばならないと思います。
伝統や文化、家族の絆や信頼関係がお金やモノに負けるような国家を作ってはいけないと思う。
人類の智恵を、どこの国の人々も文化や伝統を成形することに活かしたいものです。
自分のことだけを大切に思うのでない、人としての徳義を養う教育と環境が必要なのだと思う。
そのために、モンゴル国が、自給率を高めるなどの国民の将来を見据えた政治をされることを願っています。

そのための援助を日本もすることが、国としての徳義なのだと思う。
けっして、可哀そうな国の可哀そうな子どもたちの話ですませてはならないと思う。


(おまけの感想)
日本も… 
今後は、自給率を高める政治をせねば、今の豊かさも霧散させてしまう気がしてなりません。
子どもたちから、夢をみることや、希望を失わせるような政治をしてはならないと思いました。



宇治原が敗北! 小学生クイズ対決 [テレビ]

『冒険チュートリアル』 の放送で、クイズ対決をしていた。
宇治原は、吉本のお笑いコンビ ”ロザン” のツッコミ担当。
京都大学法学部卒業という高学歴の芸人さんです。
その宇治原が小学生を相手に負けた。それもクイズで。もちろん、日本人の小学生(のはず)です、よね。
さて、今の小学生の教科書に載っている(知っている)のに、宇治原が答えられなかった問題とは…
さて、あなたは答えられますか?

「三・一運動」で韓国のジャンヌ・ダルクと言われた女性の名前は?

正直に言うと、宇治原が答えられなくてホッとしました。
けれど、小学生が答えているのを見て、ゾッとしました。

日本は、日本の教育は、ここまで貶められているということです。
こういった教育を施され(義務教育ですよ!)、育った子らが大人になるのです。
歴史を乗っ取られることの意味について、重く受け止める必要があります。

     (「三・一運動」 について、答えをご存知ない方は、ご自分でお調べになって下さいね)

私は、今ほど、日韓併合(植民地ではなく併合です)の間違いを思ったことはありません。
恩を仇で返す民族であること。平気でウソをつく民族であること。
それを見抜けなかった先人の人の良さが恨めしくもあり、鐵を踏もうとしている今の愚かさが腹立たしくもあります。
今の日本人の人の良さが先人から受け継いだものであることに思いを馳せるほど哀しいことはないからです。
日韓併合をしてまで、先人が守ろうとしたアジア。そして、日本。

世界は腹黒い。

そのことを肝に銘じて世界と対峙する智恵と勇気の必要をヒシヒシと感じます。
10年後、20年後… 日本はあるのだろうか。
チベットやウイグルと同じ道を辿るのではないだろうか…
今、真剣に、そんな危惧を抱いています。

   -----------------------------------------------------

『愛國戦隊大日本』は、マイミクさんから教えていただいた(ソ連脅威を下地にした)動画です。
ソ連は、ロシアになりましたが脅威がなくなったわけではありません。
日本を独立国として考えるなら、海洋国家の国防を真剣に考える必要があると思います。
自国を守れぬ国を独立国家とはいわないからです。

 ------------------------------------------------------------

 ------------------------------------------------------------

[猫]笑えないカットです。
makaka.JPG
 ------------------------------------------------------------

[猫]まさしく、東条英機元首相が危惧していたことが現実になろうとしています。

「行列のできる法律相談所」 磯野貴理、離婚会見 [テレビ]

磯野貴理「行列」で離婚真相…悲しい事実なのに共演陣は
タレントの磯野貴理(45)が6日、日本テレビ系「行列のできる法律相談所」(日曜後9・00)で夫の宏行さん(38)と結婚生活に6年でピリオドを打った経緯を説明した。
 離婚の理由について注目を集めたが、この日午後の収録前に、急きょ一室に集まった行列メンバーの前で磯野が離婚の経緯について話す場面が放送された。夫が30代の一般人女性と浮気していることを告白。さらに、追い打ちをかけるように磯野に「別れてほしい」と切り出されたという。
 この悲しい告白を聞いた島田紳助(53)や東野幸治(42)らは、磯野に同情するどころか、旦那を擁護するかのような内容をまくしたてる「行列」ならではの展開がくり広げられた。
 16年ぶりにひとり暮らしとなった磯野が、ひとりでクリスマスを過ごすと聞いた紳助は、なぜか先日、タレント高岡由美子(34)と離婚した元サッカー選手の本田泰人(40)と「クリスマスはいっしょに過ごせばいい」とアドバイス。東野も「本田君なら大丈夫」と続いた。
 さらに、複数女性との浮気が発覚したプロゴルファーのタイガー・ウッズ(33)を引き合いに出し、磯野も「ウッズよりはまし」と納得?
 いつもならば、紳助や東野に負けないトークで切り返す磯野だが、離婚がこたえているようで、この日はパワー不足だった。

芸能人は大変だなぁ。私生活まで売り物にするのかしら。
離婚は、大変な(エネルギーが要る)ことだろうに、イジラレ、ネタにされ、記者会見をする。
同情や慰めだけでなく、上から目線で、否定され、笑われたりもする。[ふらふら]けど、

私は、「行列のできる法律相談所」 もう、見たくない。

そう思った。[どんっ(衝撃)]
(実際は、上記記事以上に貴理はイジラレ、嫌な気持ちになった)
離婚した傷心の人を集団で批判し、貶めたりするのを見るのは、気分の良いことじゃない。
そんなことを、公共の電波を使って、テレビ番組の余興で、やってはいけないことだと思う。
いくら芸人でも踏みつけにされた気持ちを見るのは忍びない。
だから、そんな趣向の番組は見たくない。

島田紳助が、どんなに立派なことを言い、どんなに寄付をし、芸人発掘や世界に貢献したとしても…
ウソや誤魔化しに思えてならない。人の善意を利用している。そう思えてしまう。
人の痛み、出演者仲間の痛みを思いやれない番組など見たくない。
笑いに変えるにしても、やり方(ルール)があると思う。
例え、遠い世界の学校に行けない子らの痛みが分かったとしても…
近くの人の痛みが分からないなら、それはウソッパチだ。そう思う。

(記憶している島田紳助の言葉)
「それで(離婚が成立したから)正司は、いつもより元気だったのか。なるほどなぁ」
「(結婚して)可哀そうだった正司は、これからノビノビ出来る。これからは、幸せになれる」
「32歳の彼女は、これからは、浮気相手じゃなくて本気相手になる」
「7歳も年上で若い旦那の浮気を許せないなんて(貴理が)おかしい。間違ってる」

最後。
「僕(俺)らは、今後は正司と付き合っていく」(公然と仲間ハズレ宣言?)
そして、貴理だけを残して立ち去った。一人残された貴理。(とても笑えない)

集団イジメ・リンチの現場を見たようなイヤな気持ちになった。
けれど、これが、今のテレビや世相なのかもしれない。(集団で少数の者を攻撃する)

私は、そんなテレビや世相が好きになれない。

■磯野貴理が離婚会見 「離婚届けは2人で」
顔も見たくないとかそういうのではないです」と結婚6年目での離婚について改めて語り、無数のフラッシュを浴びた。 磯野は、正司氏の異変に気付いた時期を「9月くらいにゴルフにすごく行っていて。月に何回も行っていて、夜も遅くなったり。で、10月に入ってちょっと様子が……。帰ってくるのが朝だったり昼だったり」と苦笑いで明かした。
そして、浮気を確信した決定打について、「メールを見ちゃいました。見たこともないようなロマンチックなメールだった。見ちゃいけないって言われてたのに。(島田)紳助さんから、『その(携帯の)中には妻の幸せは何も入っていない』って言われてたのに」と赤裸々に語った。
別れは正司氏から切り出されたが、「別れないで! とすがりつくのはできなかったですね…」とポツリ。
そして正司氏の母で漫才トリオ・かしまし娘の正司照枝も「二人の大人が決めたことですから、私からとやかく申し上げることはありませんが、貴理ちゃんと過ごした時間は楽しいことばかりでした」とコメントを寄せた。
磯野は2003年12月に磯野の担当マネージャーだった7歳年下の正司氏と結婚。10年間の交際の末の結婚で、夫や家庭について出演番組でたびたびノロケたり愚痴をこぼすこともあった。

■磯野貴理、浮気が原因も慰謝料請求せず
所属事務所の常務取締役兼担当マネジャーの正司宏行氏(38)と離婚したタレント磯野貴理(45)が、慰謝料を請求しないことが7日、分かった。2人は先月24日に離婚届を提出した。磯野が6日に会見した際に、正司氏の浮気が原因で、正司氏から離婚を切り出したことを明かしている。関係者は「そういうものは一切ありません」と説明している。


磯野さん、(お金に換算しないなんて)とても綺麗な心を持った方なのかもしれない。
世間に翻弄されないで、頑張って欲しいと思います。[パンチ]


逆転の発想 [テレビ]

奇跡の成功ドキュメント!常識を覆す 逆転の発想ノススメ!!
「火曜エンタテイメント」(2009.10.13放送)
世の中の常識にとらわれず、常識とは正反対なことをやり、成功した人や企業、店、施設などをとりあげ、このような不景気の時代にも「アィデアとやる気があればスゴイことを成し遂げられる」ということを紹介するドキュメントバラエティです。

[猫]介護を見ました。(私が見たのは、再放送だったようです)

■介護:「坂あり、階段ありギャンブル推奨の老人デイケア施設」
「お年寄りに対し、過保護にするのが一番よくない」との考えのもと施設の中にわざと坂や階段を作り、筋トレ施設も作ってしまった画期的な施設。
ご飯の時間になるとお年寄りたちが自ら茶碗にご飯を盛り、皿におかずを取る。
また、お年寄りたちが花札やルーレットに興じる姿が施設のあちこちに。

onsen_02.gif(ご参考)
夢のみずうみ村 アルペンデイサービス

47NEWS 大転換 第五部 老いが変わる③

テレビドガッチ 奇跡の成功ドキュメント!常識を覆す 逆転の発想ノススメ!!…『火曜エンタテイメント』

------------------------------------------------------------

番組で、従来(バリア・フリー)とは逆の発想(バリア・アリー)のデイケアセンターが紹介されていました。
綺麗なお顔をされた所長(女性・理事長)さんのお話が印象に残っています。
来られる方の顔に輝きがないこと。それは、なぜだろうと考えた。
「~たい」 という希望・夢がないからではないか。
やってもらって当たり前から、やりたいことを見つけるという逆転の発想
「センターがやらせていただく」 から、「自分でやりたいことを見つける」 運営へ。
自分が主体となることで表情が生き生きとして来た。目の輝きが違って来た。
目的と達成感を得ることで、生きることに喜びを見い出すことが出来るのではないか。

高齢者をサポートする工夫とアイデアが満載のデイケアセンター。
人出も手間も必要かも知れないけれど、手は離しても目は離さない。(放置ではない)
それは、子育てと同じかもしれないと思いました。
年齢を重ねて、まさしく、子供に還るのかも知れませんね。
支えは最少減に抑えながら、支えが必要なときを見逃ささない。
いくつになっても、人の潜在能力、可能性を信じることが大切なのではないでしょうか。
衰えを支える智慧と意思。それが人を人たらしめるのだと思います。

「生きる喜び」 を感じるお年寄りが増えれば社会は明るくなります。

動かなくなった体をリハビリで動くようにするのも目的であり夢です。
毎日を計画通りに過ごすのも夢の実現になります。
色々な夢の実現に努力することも希望になります。
それらのことが人の表情を豊かにし、目に輝気を取り戻す活力となる。
そんな明るい未来へのメッセージが、番組から伝わって来ました。

センターでは、色々な工夫がありました。

------------------------------------------------------------

○センター内だけで使える擬似通貨(ユーメ)
 ・リハビリに参加。目標を立てる⇒ユーメの獲得。
 ・食器を用意するのも片付けるのも自分でする。⇒ユーメの獲得。
 ・花札やルーレットでギャンブルをする⇒ユーメを使用。
 ・外国語を習う⇒ユーメを使用。
 ・グランドゴルフ、足湯⇒ユーメを使用。

○バリア・アリー
 ・センターには、タンスや階段がある⇒体を支えたり、障害物を避けることでリハビリになる
  (階段では、職員が一緒に登り降りすることで安全性を確保する)
kuri02.jpg
○食事はバイキング
 ・自分で栄養のバランスを考える⇒脳の活性化。
 ・選べる楽しみ⇒食事が喜びになる。

○自分で決めるスケジュール
 ・ホワイトボードに自分で決めた時間割を貼り付ける。
  (うたたね、散歩など)
 ・散歩に若い職員が付き添う⇒散歩が楽しくなる。

------------------------------------------

■ユーメを貯めるのも使うのも、自分で考えることで楽しみになる。
■自分が主体となることで、意識が変り、脳が活性化する。
■異性や他人という感覚が戻ることで、脳が活性化し、生活に潤いが生まれる。
 (対立もあるかもしれませんが、それも活性化に役立つかも知れませんね)

[猫]飛び回るように元気な高齢者とその溢れるような笑顔に、生きる喜びを感じました。
 しかし、良いシステムも続けることでさらに改善が期待されます。
 行政がシステムを支援できるかが重要になると思います。

47NEWS 大転換 第五部 老いが変わる③
締めくくりの言葉を重く受け止めねばならないと思います。
「自己選択・自己決定という介護保険の精神を体現した革命的な施設」
こう称賛するのは厚生労働省の介護関係の審議会で委員を務める龍谷大の池田省三(いけだ・しょうぞう)教授。
だが、池田教授には複雑な思いがある。
介護保険制度がみずうみ村に報いることができていないからだ。
池田教授の調査では、みずうみ村の利用者の約九割は要介護度が改善あるいは維持されている。
こんな施設はめったにない。
ところが、要介護度を改善させると、施設に支払われる介護報酬は減ってしまう
このため、ぎりぎりの経営が続く。
「報酬の仕組みが、この素晴らしい方式が広がらない要因の一つになってしまっている。何とか変えたい」
(池田教授)。デイサービスを退屈と感じる高齢者は少なくない。
ニーズに応えられるか。次の制度改正は三年後だ。

[猫]3年後。
 重い障害に対して重い手当てを負担するだけでなく、
 支援や頑張りが評価される社会の制度を目指さねばなりません。
 それが国の負担を減らし、高齢者の生きる喜びにつながると思うからです。
 そんな未来を見据えた国の支援こそが必要なのだと思いました。

逆転の発想。

それは、国にも国民にも求められている発想だと思いました。

お金を貰うための制度から、お金を必要としない制度のための支援と仕組みが必要なのだと思います。
(お金を貰うことは悪いことではありません。けれど、貰うことが目的になってはいけないと思います)



bana-200.gif

金沢翔子氏の書 [テレビ]

baby10.gif昨夜(11/18)放送の 『ザ・ベストハウス123』 
中尾彬氏が書道家・金澤翔子氏をプレゼンしていました。

■絶望と闘った母と娘!ダウン症の天才書道家
『金澤翔子』
彼女は、ダウン症候群だが、そんな彼女が、前人未踏の、驚くべき偉業をなし遂げた。
京都の名刹、建仁寺。国宝として名高い、あの『風神雷神図』。
この有名な屏風の隣に、彼女が書いた、『風神雷神』が展示されたのだ。
これは、800年を誇る、建仁寺の歴史でも、初めての出来事。名だたる書道家を唸らせる、彼女の書。その価値は、1000万円は下らないと言われている。
ダウン症の翔子が、なぜ、これほど天才的な書を書けるのか?
そこには、純真無垢な娘と、彼女を懸命に支えた母との、愛と苦悩の、人生物語があった。
翔子は、どんな習い事より、字を書くことに興味を持った。母に、褒められたい。その一心で、書道を続けていた。翔子には、天才が眠っていた。
2005年。20歳の時。初めて“大筆”に挑戦する。
大きな紙に解き放たれた、翔子の文字は、力強い生命力に、満ちあふれていた。
今や、全国各地で個展が開かれる程、注目の書道家になった、翔子。その作品を見に、多くの人が訪れる。その一人一人に、積極的に話しかける。翔子と触れ合い、涙する人もいる。
翔子は言う。褒めてくれる人がいるから、頑張れると。
二人は強い絆で、宿命を乗り越え、誰もなし得ない豊かな人生を切り開いたのだ。

「金澤翔子の書の世界」

 ------------------------------------------------------------

辛い不妊治療の末、42歳で授かった子。それが翔子さんでした。
お腹にいるときから、バレエやピアノを習わせたいと夢を抱いていたご両親。
ダウン症と知ったときの衝撃を日記に記されています。
プレゼンでは、その日記を通じての心の変化をもプレゼンしていました。

なぜ私だけに、なぜ翔子に…

他の子と比べて落胆し、希望も夢も潰えたかのように思い込むお母様。

この子を殺して私も死のう。

そんなことを思う日々。

今、地震が起きたら、驚いて手を滑らせて(ベランダから)落としたことにしよう。

そんな悪夢を見るような想いで鬱々とする日々だったとか。
そんな折り、本当に地震が…

mama04.gifお母様の取った行動は、娘の翔子を地震から守ることでした。
地震が、お母様の心を救ったといいます。地震で目が醒めたそうです。
無邪気に笑う娘。なんて可愛いのだろう。
掛け替えのない命。愛おしい命。
それから、お母様は、翔子さんと真っ直ぐに歩いていかれます。

mama06.gif
ピアノもバレエも習わせてみたけれど、あまり興味を持たない翔子さん。
お母様は、書道家でもあったので、翔子さんに書道を教えることに。
歩みは遅くとも確実に進歩する翔子さんの書。
そして、お手本を見て書く書から、自分で描く書へ。

その書は、翔子さんしか描けない書であり、翔子さんの想いでした。
それが翔子さんの書の天才としての開花であり、多くの人の感動を生む書に至ることになります。

child10_02s_05.gifエピソードも良かったです。
運動会で走り出しても後ろの子を気遣い後ろの子に駆け寄る翔子さん。
駆け寄られた子が走り出し、結果ビリになってしまった翔子さん。
けれども、ビリになることなど意に介しない優しさ。

tuki09.jpg月を見て、その美しさに涙する翔子さん。

染色体の数が一本多いと言われるダウン症。
感じる心も感性も多いのかも知れませんね。


mama09.gif
お母様が字の書き方で、”右肩上がり” を教える際には、坂道を一緒に上ったこと。
”並行” を教える際には、線路を一緒に歩いたこと。

それらのエピソードも紹介されました。

お母様の苦しみ。
その苦しみは絶えることは無いかも知れません。
けれども、喜びも絶えることも無いのかも知れない。
希望とは、お金で買えるものではありません。
そして、諦めない限り、なくなることはないのかも知れません。
素晴らしい生き方を見せていただきました。

mama08.gifmama07.gifmama02.gif生まれた命に無駄はありません。
最初に、希望を見い出すのは家族かも知れません。
子らを慈しむのは家族かも知れません。
やがて、家族は地域や国にまで広がります。
ならば、国が地域や家族を慈しまねばなりません。
その方法は、お金のバラマキなどではないはずです。
もちろん、お金も必要でしょう。
けれど、お金以上に智慧と勇気を使って欲しいと思わずにはいられません。

家族や個人が大切にされる仕組みを作るのが国の務めでありましょう。
個人の命や財産を守り育てるのが国の勤めであると思います。

命の慈しまれる環境の整備。
日本の未来までを見据えて、希望が失われない政治を望んでやみません。

嵐が日本を救う!? [テレビ]

無題.JPG
日曜日。9時からのテレビ番組 『行列の出来る法律相談所』 
オープニング・トークでの話。
嵐の二宮和也さん(ニノ)がゲストで出演されてました。

突然、島田紳助さんが、嵐はスゴイと褒めました。
ニノに、「礼儀正しい。挨拶が出来る。素晴らしい! ジャニーズの方針だろうけど」 と言ったとき、
「ジャニーズは、先輩が頑張って実績を作ってきたところ。それを汚すようなマネは出来ない」 
と、真面目に応えました。その言葉を聞いて紳助さんが、
「そうかぁ、偉いなぁ。先輩の築いて来た歴史を汚すこと出来ないものなぁ」 と感心してました。

応援してくれるファン。
事務所の先輩。
メンバー、仲間…

そんな家族(ファミリー)のような存在があって、大切に思う心が培われるのだと思いました。
きっと、事務所の仲間、先輩が教えているのだと思います。背中で。行動で。
身をもって規範を示すから、歴史を汚さないように後に続くのでしょう。
だから、その心構えが周りに伝わるのだと思いました。

ニノの言葉から、嵐の凄さ、素晴らしさを垣間見た気がしました。[ぴかぴか(新しい)]
なるほど、人気があるはずです。[揺れるハート]

面倒でも、ややこしくても…
そういう他を思いやる姿勢が見る人に伝わるからファンが出来る。
それが、今の凄い人気の秘密なのかも知れないですね。[黒ハート]

あと、亀田戦を控えている内藤大助さんもゲストでした。
さらには、内藤さんの誕生日は、松潤と同じ8月30日だとか。
同じ誕生日だと、興奮気味に話す内藤さん。
紳助さんに、「間違い!」 と、ツッコミを入れられてました。
なのに、何を言われても怒らず、ニコニコ… とっても嬉しそうな内藤さんでした。[わーい(嬉しい顔)]
(内藤さんが怒ったトコロって見たことないです。きっと、心も強い人なのでしょうね)

------------------------------------------------------------

日曜日の夜は、スーパー銭湯に行ってました。[いい気分(温泉)]
サウナに入っているときに上記の番組を放送していたので、最初だけ見たのです。
(熱いですから、オープニングを見終わったら飛び出しました)

ジャニーズが素晴らしくて、嵐が素晴らしい。
けれど、それだけの話ではないと思いました。

一人が他のみんなのためを思い行動することは、結局は回り回って自分に返って来るのだと思いました。
先輩や会社や歴史を大切にすることは、今いる自分を大切にすることなのだと思いました。

情けは人のためならず。

自分に返って来るときには、大きくなって返って来る。(わらしべ長者みたいに[ひらめき]
世の中を良くして行くとは、そういうことなのだと思いました。
良い伝染、ですね。[ぴかぴか(新しい)]

日本人は、とっても長い歴史の中で今に連なっています。
その歴史に恥じない日本人。
ご先祖に恥じない日本人。
そんな日本人になりたいものです。
そういう歴史を作っていかなければなりません。これから生まれて来る子らのためにも。

やはり、歴史は大切です。[わーい(嬉しい顔)]
防衛とは、歴史を守ることでもあると聞きました。なるほどです。
歴史を乗っ取られ改悪されると、自信も誇りも無くしてしまいますから。
戦わずして負けてしまいます。内部から崩壊します。

良い歴史を知らねばなりません。伝えていかねばなりません。
今を生きる人の利害で歴史を悪く変えてはいけませんね。
それは、人の心を貧しくすると思います。
人の心を豊かにするためにも、良い歴史を伝えねばなりませんね。

先人に感謝することで、自信を持ち、まわりを良くしていく。
嵐の二宮さんの言葉から、そんな凄い意思とパワーを感じました。


[猫]スーパー銭湯の話題は、次にも続きます。

JIN ~仁~ [テレビ]

面白いテレビドラマが始まりました。
現代から幕末にタイムスリップする外科医の話です。
セットとか、結構時代考証に沿って(?)丁寧に作られている気がします。
現代の日本と過去の日本。
風景や人の描き方を興味深く、ワクワクしながら観ました。
TBSで、毎週、日曜夜9時から。
11日の初回放送が好評だったので、明日、第一回目の放送を15時から再放送するそうです。
見逃した方は、ぜひ、ご覧下さい。

ちなみに(ためになる?)情報満載の番組公式ホームページは、http://www.tbs.co.jp/jin2009/
【はじめに】 現在「スーパージャンプ」(集英社)に連載され、圧倒的な人気を誇っている作品。
幕末の江戸へタイムスリップしてしまった脳外科医・南方仁が、満足な医療器具も薬もない環境で人々の命を救っていき、その医術を通して坂本龍馬・勝海舟・緒方洪庵ら幕末の英雄たちと交流を深め、いつしか自らも歴史の渦の中に巻き込まれていくという、壮大なストーリーとなっている。

”誰一人自分を知る者がいない”という孤独な状況下で、知恵と情熱をもって患者たちを救う仁の姿は、「人を救うのは人である」ということを見る者に真っ直ぐに伝えてくれるだろう。
医療を通じて”人の心”を知った仁は、歴史を変えることができるのか?
交流を深めていく親友・坂本龍馬に、「暗殺」という史実を伝えてしまうのか?
そして、仁の愛した現代と幕末に生きる女性たちの運命とは・・・!?
仁の戦いがいま、幕を開ける。
■仁がタイムスリップした時代
jin.JPG

■人物相関図
jin1.JPG

-----------------------------------------------------------------------

毎週日曜日。楽しみが出来ました♪
ぜひ、ごらんあれ。

原作のマンガも読んでみたいなぁ。[わーい(嬉しい顔)]

外国人参政権(NHKジェネレーションY) [テレビ]

NHK 「ジェネレーションY」nhk.JPG
--------------------------------------------------------------------
フラビア(ブラジル国籍)の提言 「外国人も政治に参加させよ!」
日本で暮らす外国人の数はどんどん増え、日本で活躍する外国人もたくさんいます。
日本も国際化を目指すなら、せめて永住権を持っている外国人には参政権を認めるべきです。





----------------------------------------------------------------------

[猫] 「永住権」 という権利はありません。義務や責任よりも権利を主張したい人々の好む言葉ですね。
日本の国際化と永住者、参政権と関連づけていますが実際は無関係です。
人権と絡めて当然の権利のよう見せたい意図が垣間見えますが、善意を装った巧妙なワナです。
多くの外国で認められているとしていますが、起こっている問題の提示はありません。
日本では、最高裁で住民≠国民の判決が出ています。(よって、参政権付与は違憲です!)
けれども、番組では、それらの事実も触れられることはありません。
議論という形式をとりながら、偏った意見を持つ出演者により、反対意見を叩くことが目的の番組です。
反対意見を少数意見として貶め、世論を操作するような意図がみえる。といえば、偏見でしょうか?
偏見や扇動、スリコミを許し続ければウソも本当に見えてきます。
善意で舗装した私利私欲を許せば国益を損ないます。
損なった国益は、日本を危うくすることに気付かねばなりません。
国益を損なうことがNHKの目的であるなら… NHKなんて要らない!
私は、そう思います。

----------------------------------------------------------------------
フリップ1                       フリップ2
NHK1.JPGnhk2.JPG
10年で1.5倍に増えている。          条件は国によって様々ながら45カ国で認めている。

(動画1/2 クリップ提示以後、文字起こし)

品川ヒロシ:俺は何でダメなんだろうって… 個人的にはね。
別に… だって、永住権持っているんだから、もう、その、日本国民として認めてもいいんじゃないかなと。
もっと先の話をすれば、選挙権だけでなくて、そういう政治家が出てきても…
静岡だったけ、ブラジルの人が多い… その地区はブラジルの人が多いんだったら、
もしかしたら、日経ブラジル人の人が市長になっても、そんなに悪いことではないような気がします。

司会者(小郷アナウンサー):
それでは、「外国人も政治に参加させよ!」 この提言に賛成ですか、反対ですか。札をお出し下さい。

品川:反対の人いる? いたね。(笑) ラーくん。(笑)
司会者:反対、一人ですねぇ。ラーさん。

ラー(ラオス):そうですね。 (笑)
そもそも外国でというのはあくまでも生まれ育った人たちが、
日本の政治に対して文句を言ったりするっていうのは、おかしいと思うんですよ。
(司会者含めてスタジオ大笑い)
選挙権だけもらって、何の責任も持てない人たちが…

品川:え、だって、永住権持ってるんだよ。

(フラビア? :うん、そう)
(スタジオ、ブーイング。ラーさんの発言遮る)
(永住権は5年間でもらえます。結婚してたら、日本人と…)

ラー(ラオス):あのぉ、国籍を取得すればいいんじゃありませんか?
日本国籍じゃないのに、日本の選挙権も持って、例えばブラジルの人がいっぱい居るところに、ブラジル人が市長とか県知事になって、そうすると、もしかすると、そうした人々があまりにもブラジルの、あの国益だけを考えて…

品川:国益だったら… (発言遮る)

ブラビア(提言者、ブラジル):それは、ちょっと違うと思う。
(スタジオ、ラーさんに対してブーイング)

品川:そりゃあその地域の、ま、俺もそこまで強く、じゃあ、そこはそうなりゃあいいとは思わないけれど…

エーラ(ウズベキスタン):一番引っかかるのは、永住権を手にしたという人は、やはり、これからも日本に住むことになると思うし、子供も日本で生まれるので、やはり、子供のことを考えると自分の済んでいる環境をなかなか変えられないというのは、ちょっとおかしいと思う。

フラビア:本当に、自分の住んでいる環境を変えることが出来るというのがもっとも必要な権利であると思う。

王(中国):上限付きで与えてもいいと思うんですよね。
今、奪われているんですよね。この人の価値を認める一方、権利を全く認めていない。
その人たちの税金も貰うし、働き、体力も奪いつつ、ぜんぜん、人としての権利を与えないのが…
ちょっと、虫が良すぎる。

リベロ(フランス):賛成の理由から。
まず理想から言わせていただきますと、同じ屋根の下で暮らせば家族だと思える余裕を持って欲しいんですよね。
ところが、日本人には、マイノリティーの経験が無いんですよね。手段としてのマイノリティーの経験が全くないせいで、在日外国人に対して全く感情移入できません。そのせいで、外交もダメになるし、日本で暮らしている諸外国人が苦しんでいると思うんですよ。せめて、永住権を持っている人たちとか、あるいは、長い間日本で暮らしていて、日本のために日本の社会のために貢献している人に対しては、与えるべきだと思うんですよ。
人権が蔑ろにされていると思いますよね。

品川:税金を払っているわけだからね。

リベロ(フランス):そう、税金を払っているのに… 投票権はない。

フラビア(ブラジル):払っているのに、義務教育もないですよ。

リベロ(フランス):やっぱ、外国人でも、帰化していない外国人でも地方参政権あるんですよ。
うちの父は、ポルトガル人でアイデンティティーというか、国籍に誇りがあって帰国(帰化?)したくないんですよ。
でも、一生懸命フランス社会に貢献しているし、税金も払ってる。
地方参政権はあります。ま、大統領は選べませんけどね。

ラー(ラオス):確かに皆さんのおっしゃることは、すっごく理想的な話であって、
今の日本の社会において、私も会社員なんですが、年金も払っているんですが、
じゃあ、将来、定年退職したあとに、ちゃんと貰えるかというのは分からないし、
確かに外国人の権利というのは保障されていないというのは、現状の問題ですけれども、
じゃあ、今後、外国人がいっぱい日本に入って来て、そういう人達に日本のことを思ってないのに、
単純に日本で成功したい…

(遮る)
王(中国):そういう風に… そういうことは、永住権を与える時の審査を厳しくする。

ラー(ラオス):気持ちの問題であって…

(遮る)
レイナ(ロシア):さまざまな試験を作ったらいいんではないですか?

ラー(ラオス):試験というのは、あくまでも…
(スタジオ笑、遮る)
品川:日本検定試験みたいなのをね…

ラー(ラオス):試験というのはあくまでも(手で筆記試験を否定)… 気持ちの問題!

(?:日本のために何をやってこれたのかを…)

ラー(ラオス):中国の王さんに聞きたい。宇宙人が中国を攻撃する。(スタジオ湧く)
中国と日本がターゲットになってて、あなたは、日本に10年間、20年間住んでて…
一つしか守れないときにどっちを守りますか?

王(中国):私、これからも日本に住むならば、日本を選びます。

レイナ(ロシア):え~!?

ラー(ラオス):ほらぁ。賛成の中でもこういう気持ちあるでしょ。

レイナ(ロシア):ロシア人で~す!(満面の笑み)

王(中国):それは何故かっていうと、こういう風な二者択一的な考え方しか持てないと、
それこそ極端過ぎるじゃないですか。

ジャン(韓国):やっぱり、永住権を持っている人は政治に参政するべきだと思うんですよ。韓国もつい最近、そうなんですよ。その理由を調べたら、韓国人が外国に行って、フツウに働いて税金を払っても、参政権を認められないから、それをまず国内にいる外国人に参政権を認めれば外国にいる韓国人も政治に参加出来るんじゃないかなというのがキッカケになって、それを守っているんですよね。
て、例えば、国っていうのは、オーストラリアというのもアメリカっていうのも、もともと一つの民族ではないんですよ。

(品川?:多民族国家)

一緒に頑張って力を併せて、これからを発展させていこうという気持ちを持っていれば、
そういう人達には参政権を与えるべきだと思うんですよ。

ラー(ラオス):そういう外国人の気持ちをどうやって測ることが出来るんですか?
これから、もっともっと外国人が入って来ると… 乗っ取られちゃうんですよ。

(ジャン?:乗っ取られるという問題じゃなくて… スタジオ爆笑)

ラー(ラオス):最悪のパターンであって、考えたらきりがないですし…

王(中国):(ラーさんは)最悪のパターンしか考えてないんですよ。

(ジャン?:最悪のパターンを考えなくてもいいと思うんですよ)

品川:ラー君。今、一人対全員だからね。(笑)

(スタジオ大笑い)

司会者:いま、ラーさんは、苦しい立場にありますけれども、
じゃあ、外国人の意見を取り入れることで、日本の政治はどう変りますか?
私たち、日本人のメリットは何でしょう。

フラビア(ブラジル):やっぱり、国際社会の中で認められるようになる。

リベロ(フランス):外交がよくなる。まず、外国人に対する付き合い方を学ばなければならないと。
日本人に一番必要なのはそこだと思いますよ。
外国人として意識するんじゃなくて、同国人の仲間だと思えるようになればプラスになると思うんですよ。

エーラ(ウズベキスタン):そうですね。私も外交のことも考えねばならないと思いますし、
その人がもちろん、自分の国で色々政策は実感していると思うから、その政策の良いところと悪いところが分かっているから、いい所だけは日本の政治に取り入れて、出来るだけ日本の社会に貢献するということがあると思うんで…

ジャン(韓国):もし、日本が外国人が政治に参加出来るように権利を守ってくれれば…
多分、日本人が、外国に行っても同等な態度、待遇をもらうと思うんですよ。
そうすると、人権を守ることも出来るし、そういうことも考えるとやっぱり、政治に参加出来るようにするだけでも政治は変わるんじゃないかと…

(ここで議論終了!男性ナレーション)
いやあ、日本で暮らす外国人のみなさんの日頃の思いが炸裂した白熱の議論でしたねぇ。
「外国人も政治に参加させよ!」
ジェネYフャミリーの本音を日本の皆さんは、どう受け止めたんでしょうか?

(観覧者、賛成、反対の札を上げる)

司会者:圧倒的に賛成が多いですねぇ。

品川:若い人はそうなんだと思いますよ。これ、年配の方がいたら、反対ものスゴク増える…

[猫] 深慮かどうか、軽佻浮薄かどうかも年齢に関係ないです。けれど、亀の甲より年の功とか。
ウザイでしょうが、年配者の意見は拝聴するに値することは確かです。
大切なことは、ウザクて面倒でも考えなければならないということです。
それが大人の責任というものです。さらには、国籍を持つという責任でもあります。
責任も義務も果たしたくないけれど、人権、権利を主張する。それを恥知らずと申します。
ラーさん以外(?)は、恥知らず。なのかも知れませんね。[ちっ(怒った顔)]

---------------------------------------------------------------------

日本における永住権(永住者)
法律上、権利ではないと位置づけられているため永住権という用語は用いられていない
入管法第七条第一項第二号による別表第二の「永住者」「定住者」、平和条約国籍離脱者等入管特例法(入管特例法)第三条の「法定特別永住者」および第四条、第五条に定められた「特別永住者」などがこれに該当する。 特例法上の永住者はかつての植民地住民(朝鮮・台湾)およびその子孫で日本国内で出生したものに与えられる。(→特別永住者)

○入管法別表第二の永住者(以下の権利を与えられ、在留資格更新の手続きなどが不要となる)
 ・在留期間は無制限
 ・入管法の定める職業に就く限り制限無し

○永住者資格を与えられる要件
 ・10年以上在留(我が国への貢献が認められれば5年以上)
 ・素行が善良であること
 ・独立した生計を営むに足る資産または技能を有すること
 ・その者の永住が日本国の利益に合致すること   など。

申請者は入管法第二十二条および二十二条の二に基づき申請手続きを行い、法務大臣によって認定が行われる。定住者は永住者とは異なり、特別な理由のある場合、法務大臣が個別に判断して認定するもので、永住者と同じく職業に関する制限がなくなるが、在留資格の更新は3年または1年間隔で行う必要がある。
永住者の近親者を日本に呼び寄せる場合などに利用されることが多い


[猫] 外国人参政権は最高裁で違憲判決が出ています。(H7.2.28)
最近(敗訴確定後在留特別許可2009.10.10)も、最高裁判決を無視した法務大臣の判断で認定されています。
民主党も法務大臣もNHKもメチャクチャです。とことん日本を貶めたいようです。
けれど、どんなにメチャクチャにされても日本を諦めるわけにはいかないのです。
それが、日本国籍を持つということの責任と意味です。

※参政権が欲しい外国人は、日本国籍を取得し日本人となる覚悟と責任を持って下さい。
※日本国籍を持っている人は、覚悟を持って、責任を果たして下さい。


自分を諦めない。それが日本を諦めないことだと思います。




仮面ライダーW (仮面ライダーダブル) [テレビ]

第一義さんより、国旗を貶めている番組の情報をいただきました。
『仮面ライダーW』 テレビ朝日の番組です。
首に巻かれているスカーフが日本の国旗だというのです。
2009年(平成21年)9月6日からテレビ朝日系列で、毎週日曜8:00 - 8:30(JST)に放映中の特撮テレビドラマ作品、および作中で主人公が変身するヒーローの名称である。
翔太郎 / 仮面ライダーW
本作の主人公の1人。70年代調のハードボイルドな性格に感化されており、風体も振る舞いもそういったものを心がけているが、ちょっとした事で冷静さを失ってしまい、なかなかハードボイルドになりきれない。
霧彦
ガイアメモリを販売し、他の追随を許さぬ営業成績を誇るセールスマン。
黒いスーツとシャツ、白地に一点血がにじんだような配色のスカーフを好んで着用している。
ウォッチャマン
情報屋で、ウォッチャマンという名はネット上でのハンドルネーム。



 ------------------------------------------------------------

翔太郎:売人の特徴は?
情報屋:黒いスーツに白いスカーフ。

asahi1.JPG

情報屋:そこに一点だけ、血が滲んだような模様が付いている男。

asahi2.JPG

霧彦:じっくりご覧下さい。安い買物ではない。

asahi3.JPG

お客:これで本当に、私は超人になれるのだね?
霧彦:超人?
    陳腐な言葉ですねぇ。どちらかというと神に近い。

  ------------------------------------------------------------

番組そのものは、面白いです。(だからこそ、小物で国旗を利用する価値も上がりそうです)
白地に赤の丸。日本の国旗を使う意図が不明です。(国旗の使用には慎重になるべきです)
まるで悪の象徴のような描かれ方をしています。
とても見過ごすことは出来ません。

9月6日放送開始。民主党政権を待っていたとばかりの意味深さです。
日の丸を悪の象徴として幼児や保護者にどんどん思い込ませる可能性があります。
悪の象徴として既成事実化してしまう可能性を否定できません。

いくら架空の都市、風都とはいえ、悪ふざけが過ぎると思います!
いくらテレビ朝日であっても、許してはいけないと思います。
例えば、このスカーフの模様が韓国国旗や星条旗ならどんなことになったか…
紋章や民主党の党旗であっても問題になるはずです。
日本国旗だから、貶めてよいということにはなりません。


現実には、日教組やNHK、新聞やテレビ、雑誌が世相を作り出しています。
黙っていれば許すことになり、既成事実化してしまいかねません。
(まさしく、それが狙いだとしか思えません)

抗議の声を上げましょう!

テレビ朝日 お問い合わせ
電話番号: (03) 6406-5555 
受付時間: 月曜~金曜 8時から「報道ステーション」終了まで
土曜・日曜 10時から18時まで(13:00~14:00は業務休止時間になります)
祝祭日 11時から19時まで


電話をしました。(なかなか繋がりませんが、何度かダイヤルすると繋がりました)

  ------- 電話内容 -----

9月13日放送の番組『仮面ライダーダブル』 の内容に関する意見と質問です。
こちらでよろしいでしょうか?
              (はい。こちらで承ります)

8時7分くらいの放送のシーンで、なすび演じる情報屋から翔太郎が情報を買います。
その情報とは、ガイアメモリの販売員の特徴なのですが、
「黒いスーツに白いスカーフ。そこに一点だけ血の滲むような模様」 というセリフで、裏付けるように画面が大写しになります。
これは、日本の国旗です。
この話は、架空のエコロジー都市、風都の物語です。
けれども、例えばスカーフが中国国旗、韓国国旗、星条旗だとしたら許されますか?
番組の存続自体が難しくなるのではないですか?
日本の国旗だから、悪の象徴のように描くことも許されるとお考えですか?
この番組を観られる幼児や保護者に日本国旗を悪と思わせる意図はありませんか?
どの国であろうと、国旗を貶めるようなことは許されることではありません。
それは、日本の国旗であっても同様であると考えられませんか?
ましてやここは日本です。自国の国旗を貶めることに、どのような意図があるのでしょう。
この疑問(質問)に答えてくださる部署・担当者に変わって下さい。

○回答をする部署、担当者はございません
 (こちらで、お客様のご意見を番組担当者に意見としてお伝えいたします)
○そのご意見が反映されるかどうかは、番組内容でご確認願います)
 (回答が来るかどうかは分かりませんが、メールやFAXでご意見をいただくという方法もございます)

裁判や警察(公安)その他に調査を依頼するしか回答をいただける手段はないということでしょうか?

(どのような手段を取られるかはお客様の自由です)

 --------------------------

日本の現総理大臣がおっしゃるように、日本は、日本人だけのものではない。かも知れません。
けれど、日本を好きになりたい人々、誇りを持ちたい人々を大切にしないで、
日本を嫌いになるような、誇りを持てないように誘導するような放送を許してはいけません。
悪の組織のセールスマンのスカーフを外国の国旗にすることが出来ないように、
日本の国旗を使うことを許してはなりません。
(ご自分の家の家紋や校章、社章を使われたと考えてみて下さい!)

許せないならどうすれば良いか。
声を上げるしかありません。
どうか、抗議の声を上げて下さい。
声を上げないでいれば、不当に日本の国旗は貶められたままになります。
日本人は、我々日本人が辱められているのだという自覚が必要なのだと思います。

日本を日本が嫌いな人によって貶めさせてはならないと思います。
国旗を蔑ろにする人は、その国を蔑ろにしているのと同じことです。
さらには、祖国を蔑ろにして恥じない人は、恥知らずであると思います。
恥知らずな人が世論を作るような国にしては、国の未来は危うくなるばかりです。

怖いのは生きている人だよ [テレビ]

私は、、怖いのは、怨霊や幽霊、オバケではなくて、生きている人だと思っている。
死んだ人は、何も怖くない。何も出来やしないからだ。

昨夜、「人志松本の○○話」 というテレビ番組を見た。
といっても、真剣に見ていたのではなく、さらっと(?)見ていた。

誰が話していた話だったか… それも忘れた。千原だった、かな。(めっちゃ、いいかげん)

名前も忘れたかも。さゆりだったか、ゆかりだったか…
さゆりということにしておこう。

以前も似た話を聞いたような気がする。
もしかしたら、有名な話かもしれない。

『ゾッとする話』

無題.JPG

以下、怖い話、苦手な方は読まないでね。




お母さんと二人で暮らしている、さゆりちゃんという女の子がいました。
二人の生活は苦しくて、お母さんは朝から晩まで働きづめ。
とうとうお母さんは、過労で死んでしまいました。
死ぬ前にお母さんは、さゆりちゃんを呼んで言いました。

さゆり。お母さんは、じきに死んでしまうでしょう。
一人になったさゆりが、苦しくて辛くて、どうしようもなくなったとき、
このお守りの中を見なさい。
けれど、けっして、どうしようも無くなったときしか見てはいけませんよ。

そうして、さゆりは、一人ぼっちになってしまいました。
(どこか施設に入れられたのかな)
さゆりは、お母さんの形見のお守りを大切に肌身離さず持っていました。

学校では、さゆりを苛める男の子がいました。
あるとき、さゆりが大切にしていお御守りを、男の子が取り上げてしまいました。

女の子が大切にしているお守りを取り上げることで女の子の気を引きたかったのかも知れません。

やーい、やーい。
こんな汚い御守り。
大切にするなんて、どうかしてるよ。
何が入っているのか、中を見てやろう!

お願い、やめて、返してよ!
それは、お母さんの形見の大事な御守りなの!
中を見てはいけないの!
開けて見たりしてはダメなのよ!
お願いだから、返して頂戴!

男の子と女の子は、御守りをめぐって、取り合いを続けます。
が、とうとう、男の子は、取り返そうとする女の子を振り切って中を見てしまいます。

けれど、中を見た男の子の顔色から、さっと血の気が引きました。
中に入っていたのは、紙片でした。こう書いてありました。



さゆり死ね




ゾッとしましたでしょ。

生きている人ほど怖いのです。
けれど、生きているときに残したモノが後々の人を苦しめることがあるのです。
生きている人は、後世のために怨念や負の遺産を残してはいけません。
後世に残すなら、希望を残さねばなりません。

この話は、間違いなく、今を生きている人が作った話です。
生きている人です。
だから、残酷で怖いのは、生きている人だと思います。

どういう形見を子らに残すのか…
間違いなく、良い日本を残したいと先人は願ったはずです。
だからこそ、先人を貶めて負の遺産を引き継いではならないのだと思います。
先人の名誉を回復せねばならないと思います。
先人の残したものを我々は知るべきだと思います。

同様に、今を生きる我々も後世に良い日本(希望)を残したいと思わずにはいられません。
負債を後世に引き継いだり、子らの存在を否定したり、
子らの将来を食い潰すようなことをしてはならないのだと思います。

今を生きる我々は、
さゆりちゃんのお母さんを助ける社会を作らねばなりませんし、
さゆりちゃんを否定する社会を作ってはならない。
そう思いました。

本当に、怖いのは、生きている人。ですよね。
そして、本当に力を持っていて、強いのは生きている人です。
今を変えることが出来るのは、今を生きている人なのですよね。[ぴかぴか(新しい)]


関西テレビに電話した [テレビ]

今日は、仕事がお休みです。[手(グー)]

[犬]は、関西テレビの 「とくダネ!」 を朝ご飯を食べながら見ている。
小倉さんは、面白いから好きだという。
だから、彼のオープニング・トークを楽しんでいる。
けれど、[猫]は、感情を抑えきれず、小倉さんの話にツッコミを入れてしまう。
自分でも ヤな女 だと思う。

「聞こえない、黙ってて!」

と、よく怒られている。
[犬]の楽しみを損ねていることの反省をする。
けれど、黙っているのは、なかなか難しい。ごめんなさい。[ふらふら]
だから、見ないように、聞かないようにし、仕事の時はさっさと先に家を出るようにしている。
けれど、なにしろ、今日は、お仕事がお休みだった。

見てしまった。聞いてしまった。

でもって、これは黙っておれないと関西テレビに電話した。
(新聞のテレビ欄のチャンネルのところに載っている電話番号です)
ところが、営業時間は10時からだとアナウンスが流れている。
それでは番組終わってしまうではないか。
そう思ったが仕方ない。
10時まで待った。で、10時を過ぎてから電話をした。

「視聴者情報部」 というところに電話がかかるらしい。
で、どういうところか聞いてみた。

「視聴者の方からのお問い合わせや意見を担当各部署に伝えるところ」 だそう。
直接回答はいただけない。
意見は伝えるだけ。そういう中間的、橋渡し的なトコロらしい。
女性が出たが、名乗れないという。
「視聴者情報部」 であって、個人名を名乗らないことになっているらしい。

ということで、意見を言った。質問をした。

[猫] 
今朝の「とくダネ!」 のオープニング・トークでの間違いについて。謝罪と、訂正をお願いしたいします。
2点あります。
まず、一点目です。
21歳の女性が投票出来なかった記事 を取り上げていらっしゃいました。
小倉さんは、「選挙に来てるんだから、渡しゃあいいんだよ!」
そう言い切ってました。
何のために選挙に来ているのかと。渡さない人が悪いような口ぶりでした。
そんな誤解を与えかねないような言い方でした。
私は、違和感を持ちました。
なぜなら、同じ選挙ミスの報道で、誤って用紙を渡いて、11歳女児が投票した ことも報じられていたからです。
投票所に選挙権のない同行者も入れるという現状を考えると、
小倉さんのおっしゃるようにすれば、ミスを招きかねません。
ミスを招きかねないことを、さも正論のようにテレビでおっしゃることは間違いだと思います。
番組で、訂正と謝罪をお願いします。

2点目。
予算組み替えの件で、「アニメの殿堂」 と揶揄されておりました。
小倉さんのコメントには、「アニメの殿堂に予算を組むくらいなら」 的な発言があり、
それを受けて、笠井さんも、「アニメの殿堂」 を連呼されて揶揄されておられるように見受けました。
「アニメの殿堂」 を無駄と断じるような発言でした。
けれども、「アニメの殿堂」 は、正式名称ではなく、麻生氏をアニメ好きと断じ蔑視するための呼称です。
「国立メディア芸術総合センター」 というのが名称です。
蔑称を正式名称のように言い換えるのは間違いです。

それと、麻生氏が思いつきや趣味嗜好で建設を予定した施設ではありません。
平成19年2月に閣議決定されたものであり、福田康夫内閣のときに決まったものです。
「文化庁メディア芸術祭」 などのサイト でも詳細な説明があります。
知識を得ず、(得ていても故意に伏せて)「アニメの殿堂」 などと揶揄することは恥ずべきことであり、
多くの視聴者が拝見するテレビ番組の発言として極めて不適切であると思います。
番組で訂正と謝罪をお願いします。

日本はマンガや映像、ゲームやメディアアートは、日本の財産であり、貴重な日本の資源でもあります。
少資源の日本において、これからも発展が期待出来る、日本の戦力になる重要な分野と考えています。
それを否定し揶揄することは、小倉さんの認識不足であるだけでなく、
笠井氏含めて、関西テレビとしても不適切な番組内容であると思います。
私自身は、大阪に住んでおりますが、完成後は、是非とも行きたいと楽しみにしている施設でもあります。

2点、申し上げました。
明朝、謝罪と訂正を放送していただけますか?
明朝が難しいなら、いつ、どのような形で謝罪と訂正をしていただけますか?

「視聴者情報部」の方。(女性)
フジテレビに伝えさせていただきます。
伝えさせていただくとしか申し上げることは出来ません。

  ------------------------------------------------------------

こうやって、ヤな視聴者と思われても、電話して意見を言うことが最初の一歩になるのだと思う。
最初の一歩を歩まないでは、マスコミも政治も日本も変わることはないのだと思う。

ヤな女だ。
けれど、コトナカレで流されていては… ろくな日本にならない気がする。

やっぱり、頑固オヤジ、口やかましいオバサンも必要だと思う。


ご参考:以前のブログ記事 「アニメの殿堂!?」 

つばさちゃんと梅しゃん(はねるのトびら、アブチェン) [テレビ]

「はねるのトびら」 
http://www.fujitv.co.jp/hanetobi/index2.html
haneru.JPG

ぶっ飛んだ!

梅しゃん。面白過ぎです。
昨夜のテレビ番組。『はねるのトびら』 の 「アブチェン」 のコーナーでのこと。

騙されて誘導されたゲストが強制的に虻川とゲームをさせられます。
ルールは簡単。
リズムに合わせて踊りながら、決めた最初の文字に続く言葉を言うだけ。
既に言った言葉を言ったり、言葉に詰まったら負け。
イケてない虻川の私服と交換(チェンジ)させられてしまうのです。
ゲストが勝てば、交換した私服を取り戻すことも出来ます。
ゲストが気に入っている高価な私服と、安くて汚いダサイ虻川の私服を交換するなんて、
知っていたら出演拒否必至。
ということで、騙されてスタジオ入りするという設定です。

そして、昨日のゲストは、益若つばさちゃんとその夫、梅しゃん。
つばさちゃんは、23歳にして一児の母。
カリスマモデルでタレントで、色々な商品の開発もしているというスーパーママです。
その夫梅しゃんは、26歳。ヨーロッパ育ちだそう。
そして、やっぱりオリジナルブランドとかも開発してるモデルさん。
2人でいっぱい仕事してます。エライです。

テレビだから、ある程度は作られたキャラクターかも知れないこと。分かります。
でも、その分を差し引いても… とっても素晴らしいキャラクターだと思いました。

夫婦で、「あぶチェン」 に現われて、ノリノリでゲームを楽しむ二人。
その独特の幸せモードに虻川は、ペースを乱されぎみで、同じワードを連発。2連敗。
妻のシャネルのバックを預かったはずの夫の梅しゃんの動きがその敗因です。
妻から預かったバックを、自分が踊るのに邪魔だと放り投げてしまうから。
ゲームが始まる度に、バックの持ち方を変えて、踊りだすのですが、結局放り出してしまいます。
そのタイミングが絶妙。笑えます。[わーい(嬉しい顔)]

スタジオで見ているメンバーも、対戦中の虻川も笑ってしまいます。
もちろん私も。[黒ハート]

で、バックを大事にしてと怒られる度にホッペタを膨らます梅しゃん。
(子どもか!? という、美味しいツッコミ!)
一見、どうみてもAHOキャラなんですが…
実際は、そうではないトコロが笑えるんですよね。

若くても立派に子育てしている(仕事にも連れて来ている)のも好感度高し。
梅しゃんがゲームに参加して負けた際には、
子どもと遊ぶことを考えていたと(許せちゃう)イイワケしてました。[わーい(嬉しい顔)]

子どもをペットか何かみたいに自分の都合だけで考えてしまう親もいますが、
2人は、ちゃんと、子どものことを考えて子育てしている様子です。
(そんな様子を見たり読んだりしたことがあります)

きっと、2人なら、ケンカすること有っても、仲直りもちゃんと出来そうです。
色々な困難も乗り越えられる気がします。[揺れるハート]

相手のことを考える。
それを自然にしている様子が窺える(?)、楽しいコーナーでした。

あ~、面白かった[揺れるハート]

   ------------------------------------------------------------

ちなみに、
「カリスマモデル益若つばさ、"梅しゃん"との子供は「スーパー安産でした!」」
http://journal.mycom.co.jp/news/2009/05/20/026/index.html

でのファンへのアドバイス。さすがですね♪

観客との質疑応答では、
「いま、彼氏がいて子供を生みたいと思っているけど、周りの友達から反対されます。どう思われますか?」
との質問が。
「夢がないかもしれないけど、お相手の職業とか収入がちゃんとしていないと、親も不安だし、子供にも迷惑がかかっちゃうじゃないですか。旦那さんは家を養う大黒柱なのでちゃんとしていて欲しいし、やっぱり周囲に賛成されてから産みたいですよね。だから彼氏に、『頑張れ! 稼げよ!』って言ってあげてください(笑)」
と、彼女ならではのアドバイスを送った。






「たかじんのそこまで言って委員会」 7月5日櫻井よしこ氏 2/2  [テレビ]

さくら11.jpgさくら12.jpg

なぜ、議員の間で憲法改正の問題が意趣にならないかというと、
言い出しっぺがいつも一番批判されるという、おそれを持っているんじゃないかと思う。気もする。
新聞の中には、憲法改正と言っただけで、何か悪いことを提唱したようなことを書くものもある。
やっぱり世論とか支持率を気にする人たちは、恐くて議論できないのではないか。
私たジャーナリストとか言論人は、政治家が悪いとかばかり言うのではなくて、
私たちこそが、ものすごく強力に何故憲法改正が必要なのか、
それは具体的にどのようにしたら可能なのかということを
文字通り、自分の言論人として生命を賭けるような気持ちでやっていくことがもっと必要なのではないか。
それを私たちは、戦後の日本の中で十分やって来たとは思えない。
それは自省も込めて、言ってるんですけどね。

   ------------------------------------------------------------

ここで皆さんに基本的な数字を頭に入れていただきたいと思います。
今、日本と中国の軍事費。中国の軍事費は発表されたものが必ずしも本当でない。
発表されたものの大体2倍から2.5倍だとかもしくは、3倍だと言われていますが、
日本の軍事費を今、1とします。
中国の軍事費はだいたい、3というのが専門家の味方なんですよ。

1 対 3

中国の軍事費というのは、過去20年間で19倍になっている。
ざっとみて10年で10倍ということですよね。
日本と中国の軍事費を比べてみたいのですが、10年後中国の3は、30になる。
今、日本は、毎年0.8から1%づつ減っている。
そうすると、10年後、10%減ってますから、0.9になる。

0.9 対 30 になる。

しかも中国は、もう空母の建設にも乗り出す。
宇宙ステーションの建設をやるということで、
月と地球の間の宇宙をスペースをコントロールすることを考えている。
すると、今、1対3 であるならば、まだ、一人が3人分の働きをすればなんとかなる。
アメリカが助っ人してくれるかしら。という考えがありますけれど、
10年後、0.9対30 になったら、もう、圧倒的な差ですよね。もうどうにもならない

さらに10年後。
今、アメリカは、中国にもの凄く気を使っています。
中国を警戒しながらも中国が大きくなってしまったがゆえに、気を使わなければならなくなった。
ここに金美鈴さんがいらっしゃり、台湾のことを言うのは、台湾が好きだから、切ない部分がありますが、
台湾の現状を見ると、台湾海峡における軍事力のバランスは、もう、中国の方が強くなってしまっている。
馬英九さんが予算も通しましたから、装備を売ってくださいとアメリカに言った。
陳水扁さんのときに、アメリカはどんどんアメリカの装備を買いなさいといっていたのに、予算が通らなくて、なかなか買えなかった。
今、国民党になって、予算も通ったから、買います。売って下さいと言ったら、アメリカは売らないと言ったんですよ。
半年間スッタモンダがありました。
ようやく売ることになりましたが、台湾が思うような武器装備を売るわけではない。

実は私は、森本さんなどにも相談して、国家基本問題研究所というシンクタンクを作って、
この4月にアメリカに行って、国防総省の人とかオバマ政権の中枢の人と会って来たんですね。
その方たち全員に聞きました。
なぜ、台湾に武器装備を売らないと決めたのですか? と。
アメリカの人って正直なんですよね。言いましたよ。
中国が、すごく注文をつけてくるから。中国が売らないようにと要求してくるからだと。
つまり、このことは、アメリカが中国の顔色を見ながら、この戦闘機を売ろうかどうかを決めるわけです。
では、10年後。日本の軍事力と中国の軍事力が、0.9対30 になったとき、
同じことが起こらないという保障はない。
現に、F22という第5世代の戦闘機がある。これ、日本が欲しくてたまらない。
アメリカは売らないと。ゲーツ国防長官は売らないと。
ただ、下院の方で、このF22の生産には多くの2万何千人の雇用が掛かっていると、10いくつもの州にまたがっているので、景気対策雇用対策から作って日本に2倍の値段で売ろうと、
しかも同盟国に売るから別バージョンで性能の落ちたやつを売ろうと。
しかも、これも売らないと言っているわけです。
ここに、もしかしたら、アメリカは中国の顔色を見ながら、日本に売らないように、
日本に売る売らないのハシリがここに見えるのではないかという気がしています。

   ------------------------------------------------------------

(パネラー。村田氏)
F22に関しては、日本などの同盟国に売ればイスラエルに売らないわけにはいかなくなる。
イスラエルがF22を持ったときに、イランに対して奇襲攻撃をかけないということは、なかなか担保できない。
日本のF22を売ったら、もしかしたら、北朝鮮を爆撃するかも知れないと思わせないといけない。
それをしない、出来ない日本は腰抜け。

   ------------------------------------------------------------  

ここで問題なのは、F22のことを考えても、国防費のことを考えても、
10年後の日本の国民の命と国家の領と領海を誰が守るんだということ。
他国に依存しているというシステム自体が危ういところがありますねと。
自分たちで守らないといけないですよね。というところに立てば、
防衛費に関する懸念(削減)。一律全部減らしますなんてバカなことない。
ここは増やしましょう。ここは節約しましょうという国家戦略がないといけない。

   ------------------------------------------------------------

日本の防衛に何が必要なのか、政府が国民に説明していない。
経費が節減されると陸上自衛隊の要員が減る。
自衛隊も潜水艦の建造が今年止まってしまった。
戦闘機もあと二年で止まってしまう。輸送機も止まる。
日中友好であの浮かれていた時代ですら、アメリカは中国に気を使っていた。
気を使わなければならない時代に至った。
世界中が中国に気を使い、機嫌を損なわないように気を使わねばならなくなった。
馬英九政権で、急激な中国への傾斜を見ているからこそ、日本の変化が心配。
台湾を失ったら、今度は日本だろう。

さくらい25.jpgさくら21.jpg

どうしたらよいか。二つのことを考えないといけない。

1.日本の力を強めること。
 力というのは、経済力もちろん大事ですが、 国家の基本である外交。
 つまり政治力と軍事力が日本は弱い。
 特に軍事力が法律的にも欠けている。自衛隊の装備も欠けている。
 法律上も充実させていく。集団的自衛権をとにかく行使できるようにする。
 自衛隊法を変えるとか、国防と位置づけること。
 自衛隊に対する予算も増やして整備をすること。

2.日本だけでは対抗出来ない。どの国と組むのか。
 日米同盟がとても大切。
 国益を考えるときには好き嫌いを乗り越えて、
 国益にためには、どの国と組むのがいいのか考える必要がある。
 今、アメリカは、日本に冷たい眼差しを向けている。
 日本は、言うだけで何も実行しないと思われている。
 日本に対して不信感を持っている。
 日本は、信頼されて良いパートナーだと思ってもらわねばならない。
 
◎国民の側から、発信していかねばならない。

さくらい0.jpgさくらい.jpg

 日本の防衛力を具体的にどうするか、議論が必要。
 今、原子力で25%をまかなっている。
 核を持つとか持たないというとき、核の再処理を止められてしまう危険性がある。
 そのときにエネルギーをどうするかも考えないといけない。
 どのような反発を受けようと議論をしなければならない。 
 危険性はあるけれど、このような議論をすることが、
 私たちが真剣に自分達の力で守ろうとアメリカに頼るのでも、中国の脅威に立ちすくむのではなく、
 守りましょうという決意を見せるということでは、非常に強い政治的メセージを送ることが出来る。
 
 この前、日本と中国の戦略会議がありました。
 日本側から出た人に対して、中国側から、
 日本は非核三原則の国でしょ。とか、専守防衛の国でしょ。とか凄い牽制の議論が出て来る。
 やはり、日本がありとあらゆることにおいて強くなるということについて、彼らはもの凄く心配している。
 だから、私は、このような議論をするということは、
 極めて政治的な狙いを込めて議論をするべきだと言っている
 議論の中ではエネルギー政策も含めて、かなり具体的に考えています。
 
   ------------------------------------------------------------

(パネラー、村田氏)
議論することは結構なこと。否定するつもりはない。
議論されていること、具体的成果を一日も早く国民に提示していただきたい。

憲法を改正するためにも多数のコンセンサスというものを作らなければならない。
世論で多数理論の形成をするためには、どうやったらいいのか考えないといけない。

   ------------------------------------------------------------

さくらい2.jpgさくらい1.jpg

アメリカで、ニュークリア・シェアリングについて、議論して来た。
今の時点では、アメリカは非常に消極的というか、むしろ反対だというのが強かった。
このレベルで日本がいかにアメリカを説得するかということが重要になってくる。


(たかじんさん)
いろいろもっとお話しをお聞きしたいが、もろもろのテーマがあり…

(櫻井氏)
今日は、もう、これで終わりぃ?

(たかじんさん)
またのお越しをお待ちしております。

------------------------------------------------------------


[猫]ああ、残念だわぁ…
[犬]もっと、聞きたかったです。[たらーっ(汗)]


櫻井さん頼りの櫻井さん任せでなく、我々日本人全部の人の問題なんですから、
テレビを見た時だけでなく、日本のことを真剣に将来を含めて考えなければならない。
ということですね。

櫻井氏のように上品に丁寧に理路整然と話されることは、日本の希望であると思いました。


(注)
色々な論議がありましたが、パネラーの方全ての意見を記載していません。
言葉使いなど、省略した部分もあります。





「たかじんのそこまで言って委員会」 7月5日櫻井よしこ氏 1/2 [テレビ]

7月5日の日曜日。放送がありました。
穏やかな口調でありながら毅然とした言葉。やっぱり、素敵です。[ぴかぴか(新しい)]

前回、初出演の際は、中国の毒入り餃子の原因にシラをきり通す中国政府、気付かぬ内に世界第二位に上昇している中国軍事予算など。
中国の、「詫びず、認めず、改めず」 の姿勢に対して、「日本は、賢く、勁くあれ」 と語られました。

さくらいよしこ1.jpgさくらいよしこ2.jpg

最新著書 『櫻井よしこの憂国』 冒頭では、

かつて、中国は日本が本気で軍事力を整備することを恐れていた。
その意味で、日本が軍事費の増加や9条改正、集団的自衛権の行使、
核武装の可能性などを議論するだけで中国に対する強力な抑止効果を発揮できた。
しかし、いまや日本がどんな言葉を発しようとも中国は恐れない。
なぜなら日本には、もはや言葉を行動に移す力がない。と見越しているからだ。
如何なる国家にとっても外交と軍事は国家の基礎をなす両輪である。
しかし、日本は、このバランスが決定的に欠けており、軍事力の行使が不条理に規制され、
事実上、自国を自力で守れない日本は、独立した国家とは言えない。
今、私たちは烈しく自問しなければならない。
いったい、私たちの国、日本は国家として機能するのか。

   ------------------------------------------------------------

5月25日。北朝鮮の核実験を受け、国連安保理で日本政府は、
北朝鮮向けの船の貨物検査と経済制裁を柱とした制裁決議の採択を主張。
しかし、日本は、決議の旗振り役を務めながら、いざとなると貨物検査には参加出来ません。
なぜなら、「海上自衛隊の貨物検査実施」 の法的根拠となる、「船舶検査活動法第5条」で、海上自衛隊に許されている活動は、細かく分類され、実際のところ、自衛隊は、強制的な行動も取れず、行使もできない。
怪しい船にまとわりつくことしか許されていない。

   ------------------------------------------------------------

持てる力を決して発揮させない仕組み。
日本の国家としての力を白蟻のように食い潰す仕組み。
それが憲法9条であり、その土台の上に打ち立てられた集団的自衛権に関する内閣法務局の虚ろな解釈である。
憂国の目は日米安保。日米同盟にも向けられる
日本は日本の安全と運命を事実上、他国に委ね続けてきた。
そのような日本にアメリカからこのような批判が聞こえてきる。

弱い味方は強い敵より恐ろしい

この言葉には、弱く、国家としての意思も明確でない日本よりも、
強く、国家意思の明確な中国の方が話が通じ易く、共同で物事の解決が図れる。という意味も含まれている。

同盟国であるアメリカの中国への傾斜が著しい今、
その理由の少なくとも半分は日本側にあることを見つめなければならない。
そのことは、逆に言えば、米中両国の狭間で日本が存在感を失い続けるのを食い止める力は、
実は日本の手の内にもある。ということなのだ。
日本の再生は、まさに戦後日本が欠いてきた真っ当な軍事力の再建にある。

  ----------------------------------------

さくら6.jpgさくらい3.jpg

9条とそれを含む憲法そのものが私たちの国の根本であるということをもっと意識した方がいいと思う。
全ての法律は、憲法の精神に基いています。
全ての市町村の条例とか政令というのは、法律に基いてますから、私達の生活の隅々をコントロールするとか定義するというのは、この国の決まりは元を辿れば辿れば辿るほど憲法に行き着く。
それは、安全保障に関しては9条でありますし、教育に関しても全く同じなんですね。
だから私は、9条も問題ですし、この9条を含んだ憲法そのものがやはり、
日本のために何がいいのか、日本人のために何がいいのか、
素晴らしい日本人になって、国際社会で貢献するために、もっと私たちのあり方というのを根本的に考えましょうというときに、憲法に行き着く。

目指すところは憲法改正でも、今、日本の立場を考えると、アメリカと中国が非常に接近している。
もちろん、アメリカと中国の接近というのは、単純なものではなく、ものすごく複雑。
経済的には、ガッチリ結びついていながらも、軍事的にはアメリカも非常に警戒している。
だから、単純に接近というのではないのですけれども、大きな枠の中では、米中というのは歴史的にみると、必ず節目節目で手を結び、そのときに日本が煮え湯を飲まされてきているんですね。
今でもそれは繰り返し起こっている。そのような中で特に今中国が大変力をつけて来ている。
経済の力だけでなくて、軍事的な力を、これは本当に警戒すべきものになっていますから、
憲法を変えるのが一番いいんだけれど、そこまで我が国は待つ余裕がない。
だから、現実をみると憲法9条の解釈を集団的自衛権の解釈を変えればいいじゃないかと。
それは総理大臣の判断で出来るんです。
内閣法制局は、総理大臣に対して、このような解釈ですよと助言をすることが出来るんですが、
今、歴代のセイキョウをみると、この助言をあたかも、それが正しい解釈だという風に全部認めているんですよね。
これは、ヤチさんという前の外務次官が、『外交と戦略』 という本をお書きになって、その中で本とまとめた著者の方がところどころにコメントを書いているんですね。
手段的自衛権についてのコメントの中でこんなことを書いているんですね。
自分も色々取材をしてみて、やっぱり集団的自衛権の行使が出来ないのはおかしい。
これでは、日本はおかしくなるというので、内閣法制局の方にインタビューしたんですね。
この解釈を日本のために変えるべきだと言ったら、その内閣法制局の方が、
とんでもない。我々は日本国にことを考えているんではなくて、
歴代の法制局の解釈をいかに正当化して守るかが目的なんだ。
と、言ったんですね。
ぜひ、ヤチさんの『国家と戦力』 という本を読んでいただきたいのですが、
そこにカギカッコでクオートしてるんですよね。
つまり内閣法制局というのは、東大を出て頭のいい方かもしれないけれど、
別に国家の国益を考えているんではないということなんですよね。
内閣法制局というところは、文言上は、助言をするだけのところ。(実質的には決めてきた)
大学を卒業し、上級試験を通って就職する。頭のいい。
しかし、それほど頭がいいのか疑問な。内閣法制局というところでずっと昇進していく。
各省からも入っているけれども、エリート。
本当は、内閣に法制局があるというのはおかしな話。
立法府である衆議院や参議院に、立法活動の助言として法制局があるということは、正当。
必ずしも議員が法律に精通している人ばかりではないから。
現実に衆議院にも参議院にも法制局がある。
憲法に関しては、内閣法制局が絶大な権利を持っている。
官僚社会で、閣法といって政府が法律を提出するからです。
フツウは議員が提出する。そのために立法府がある。
政府は、自分たちのお手盛りのために法律は作らない。
日本で、議員立法という言葉がある。
議員の方たちが立法して国会に出して、これが法律になりました。
でも、立法府の方々は立法。法律を作るのが仕事なんです。
だから、議員立法というのは、馬から落ちて落馬したというようなもの。
すごくヘンないい方。
でも、それは官僚が全部し切っているという実態があるから。
ときたま、議員の人が一生懸命やった法律を官僚の方々が作って、内閣が提案する閣法というものと区別するために議員立法という言葉が生まれて来た。異常なんです。

   ------------------------------------------------------------

(出演者諸氏発言)
政府はこれまで可能な限り、憲法を柔軟のい解釈することで対応してきた。
ところが解釈改憲が成功すればするほど改憲をしないといけないというモチベーションがなくなっていく。
解釈さえ改めれば憲法改正なんてしなくてもやっていけるのではないか。
それは、立件主義と言う近代国家の原則の危機だと護憲派は認識しないのか。
政治的に憲法改正が出来るということは一度もない。
昔の政治家の方が改憲に真剣で、独立すれば変えなければならなと考えていた。
ところが国民の関心は高度成長。国民の生活の向上に変わった。
だから、憲法改正は現実的には出来ない。

憲法改正は出来ない。だけど憲法の無効宣言は出来る。
衆議院、参議院の半数の賛成決議で出来る。
憲法として有効か無効かを突き詰めていけば無効。
無効の宣言は憲法の規定にはない。規定に無いから出来る。
憲法としては無効だけれど、占領規定統治法としては有効。
我が国は、イギリスのように憲法を紙で書いていない根本議案を持った名誉ある国になる。

無効宣言は制度的に不可能。

   ------------------------------------------------------------

(櫻井氏)
何かを不可能ということは言いたくない。それは、不可能といえば、不可能になるからです。

今、戦後日本は色んな問題を抱えているというのはみんな感じている。
集団的自衛権の解釈から変えることは現実的な一歩として凄く大事なこと。
それをした後で、今の憲法でいいんですかと、第3章を読んで下さい。と。
ここには、日本人の価値観は何もないですよと。
自由と権利ばかり主張されていて、その自由と権利の裏側にあるべき責任も義務もありません。
親子の関係も家庭のことなんか書いてませんよ。
家族の大切さなんて書いてなくて、あなたもあなたもみんな個人ですよと。
自由と権利を持った個人ですよ。だから、勝手にやりなさいという主旨のことが書いてある。
こういったことも変えましょうということも議論して下さい。


(つづく)

一分間の深イイ話 うまイイ&名言SP それと、「居場所」 [テレビ]

少し軽~イイ話を。

タイトルの番組。夫のお気に入りの番組です。
私は苦手。でも、何気に(イイカゲンですが)見てます。[揺れるハート]

昨日は、司馬 遼太郎氏の深イイ話が面白かった(!?)です。
奥様とのエピソードです。

司馬氏が亡くなって10年とか。
それで、今、司馬氏と会ったらどんな話をしたいか。それが未亡人となられた奥様への質問。
で、深イイ話(奥様の答え)がコレ。

悪口が言いたい。

色んな方の悪口(批判)を司馬さん(夫)になら言えるというのです。
10年分の悪口を言いたいそうです。
いつも悪口を聞かされていた司馬氏。なんという懐の深さ。愛情の深さ。
それとも、一緒に悪口を言ってた仲間(同志)だったのでしょうか。
スンゴイなぁ… 素直に羨ましくなりました。
で、夫に言いました。

[猫]悪口言えるんだって。
 私が人の悪口言ったら、聞きたくないって怒るもんね。○○(夫の名前)さん。
 いいなぁ、悪口言い合えるんだぁ。
 ケンカにならないんだぁ。

[犬]… (無言)

と、番組は、続けて司馬氏の深イイエピソードを。

世界中の人が君を責めてもボクは君を守るから。

ゲェ、げぇ~!?
たまげました。羨ましいです。

[猫]ねえ、○○さん。守るだってよぉ。
 ○○さん、私に結婚前に言ったよね。
 世界中どころか、一人でも多くの人が反対意見の側に回れば、私を非難するって。
 ボクは、大勢に迎合するから。そう言ったよね。
 守るどころか、非難するって、言ったよね。(笑)

[犬]… (無言)

いいんです。
ウチはこれで。
司馬家とは違っていい。そう思ってます。(夫をイジメたけど)
だって、同じ考えで、迎合されたら… きっと、私は、ダメになる。(怠け者だから)
夫以外に悪口を言い合える仲間、いますから。(作りました)

と、負け惜しみで、強がってみる。のでした。[あせあせ(飛び散る汗)]

   ------------------------------------------------------------

島田紳助 さん。
昔、ダウンタウンの松本さんと深夜にトーク番組をしていました。
『松本紳助』 だったと思います。
シンスケさんが語って、マッチャンが(曖昧な?)うなずきをするという番組。
シンスケの暴走に付き合うマッチャン。なかなか楽しんでもいるようでした。
と、とても面白い番組だったのですが、心に残っている言葉があります。

「居場所」 についてです。

シンスケさんが、暴走族や何か…
仲間とつるんで悪いことをしていた頃の話です。

悪いことをして、警察から呼び出されて、何度も何度も親が迎えに行って…
「クソ、バカ、死ね」 とか、迎えに来た親に悪態をつきながら家に帰るという話です。
どんなに迷惑をかけても、
どんなに悪態をついても、
帰れる場所があること。それがどんなに幸せで必要なことか。語られました。
どんなに非行に走っても、帰れる場所のある人間は立ち直れる。
そう熱く語っていました。
「お母ちゃんごめん。お父ちゃんごめん」 そう、心に中で思いながら、口では悪態をついている、と。
それで、親が子を見離すか… 試しているのだと言いました。

どんなに悪態をついて、悪いことをしても、「親は自分を信じてくれる。見離さない」
その安心感。その自信が 「居場所」 になるのだと。
帰る場所のある人間は、大丈夫。立ち直れる。そう言ってました。
親の務めとは、「居場所を作ることだ」 そう言ってました。


鳩山氏(兄)は、言いました。
   ------------------------------------------------------------
「初の党首討論(麻生自民党総裁、鳩山民主党代表) 2/3 」
http://muumintani-irasyai.blog.so-net.ne.jp/2009-05-28-1
友愛社会というものを建設をしたいということを申し上げました。
ある意味では古いけれども極めて新しいテーマだと、思っている。
今この国に欠けているのは、社会におけるきずな。一人一人に居場所がないこと。大変深刻な事態。
私は愛という言葉を用いましたが、きずなのある、居場所を一人一人が見いだして
みんなが役に立っているな、みんながそのことによって幸せを感じられる社会を作りたい。
一言で言えば、人の幸せを自分の幸せと思えるような世の中にしたいと思っております。
少なくとも今の日本の政治はまるでそうなっていない。
相手の幸せをねたんでみたり、人の、むしろ不幸というものを喜んでみたり、こういう世の中が結果として政治も悪くするし、社会も悪くしているんじゃないか。なぜそのような現実が起きてしまったか、総理におうかがい申し上げたい。
   ------------------------------------------------------------

私は、観点がズレていると思います。
鳩山氏は、政治が悪いからそうなっているとおっしゃりたかったようです。
麻生首相が悪い。自民党が悪い。だから政権交代。と。

社会の最小単位は家族です。
小さな政府を目指すなら、その前に、家族という最小の単位の確立が必要です。
人と違っても、そのまんまで肯定してくれる唯一無二の社会。
それが家庭です。(家庭が難しいなら、自分で作らねばなりません)
法治国家ですから、悪いことをしたら警察のお世話になる、こともある。
だけど、帰っていける場所を作る。居場所を作る。
それが、一番大切なことなんです。
帰れる居場所があるから、自由に安心して外の世界(大きな社会)に出ていけるんです。
他人の成功を妬んだり羨ましがったり、陥れたりすること。
それは、麻生首相の責任ではありません。
自分の不幸を、社会のせいだと豪語することこそ間違いです。
社会を変えるのは首相の責任ではありません。
社会の構成員たる、国民の務めなのです。
ましてや、日本に住む外国人の務めであるはずがないのです。
外国人は、帰る場所が日本以外にあるからです。
日本人の居場所は、日本以外にないこと。しっかり自覚せねばなりません。
ゆえに、祖国は尊く、歴史も守らねばならないのです。
( 「眞相箱」 の呪縛を解く その1~ http://muumintani-irasyai.blog.so-net.ne.jp/2009-03-26

法を犯せば捕まります。それが秩序です。
社会が悪いのではありません。
麻生首相が悪いのではありません。
法を犯していない人をスケープゴートのように批判し、
法を犯した(逮捕された)人間を擁護する。(西松建設不正献金)
国策捜査とまで言い募る。言いたい放題を許す政治家。それに迎合する国民。
国民が軽く見られていること、迎合する存在とみられていること、自覚せねばなりません。
他者を批判することで、批判対象をすり替えて、責任の転嫁をしてはいけません。

他人を羨むことを日本人特有の気質と決めつけてはいけません。
なにより、この発言をされた鳩山氏が、一番囚われている感情です。
そう考えるのは、私一人。特別な考えでしょうか。

鳩山氏(兄)は、他人の妻を不倫のあげくに自分の妻にした人間です。
そのことも忘れてはならないと、私は思います。
友愛とは、人の妻に対しても同志とみれば愛を注ぐことだからです。
(他者を侮辱することを恥じず、節操が無い人を為政者として、認めたくありません)

「居場所」 は、自分で見つけるものです。
 自分で確保する努力をせずに、国に確保してもらうなど…
 勘違いも甚だしいい。そう考えます。

この勘違い兄弟の言動を(自分の都合のようように)勘違いして持ち上げる行為は、
間違いなく、自分の首を絞めることにつながります。
なぜなら、彼らは、「私」 しか考えていず、
意に添わぬ 「国民」 は、愛の恩恵から外されることが明確だからです。
それが、「友愛」 の正体です。

目を覚ませ。といっても無理でしょうね。

愛は盲目は、真実ですから。
民主党政権となった暁に、目が覚めて、
子らがどうなる運命か…
日本の未来がどうなるのか…

蜜月のあとが本当の試練。
日本の目覚めが待っているのかもしれません。

私は、そんな未来は、イヤですけど。[あせあせ(飛び散る汗)]

シリーズ JAPANデビュー 第1回 アジアの“一等国” [テレビ]

放送(4/5)以来、ネットを騒がしてるNHKの新シリーズ。
3年に渡って、放送されるそうです。
第一回目が、「アジアの一等国」 でした。
番組中で説明がありましたが、三等国とは、「他国の意のままになる国」 だそうです。
(今の日本は、三等国?)

だいたい、なんで 「JAPAN」 なんですか?
「日本」 です!!![ちっ(怒った顔)]

------------------------------------------------------------ ご参考 --
<『 「眞相箱」 の呪縛を解く 』 その7 (おわりに)> 画像付きで取り上げています。
http://muumintani-irasyai.blog.so-net.ne.jp/2009-03-29-5
-----------------------------------------------------------------------

意図的な編集&捏造のオンパレードだった第一回目放送。
禁止されているサブリミナルも駆使していたとかいないとか…
物議をかもしているようです。
番組のテーマは、

150年前(1859年)にデビューした日本。私たちはどう生きた。そしてどう生きる。

◎未来を見通す鍵は歴史の中にある

◎世界の連鎖が歴史を作ってきた

だそうです。
世界デビューまでの歴史はシカトですか。
世界の連鎖で作られた歴史って… 弄ばれてハメラレタ歴史ですか。
(NHK公共放送によって)押し付けられた自虐史観ですかね。

ともあれ、植民地第一号の台湾との関係が第一回目のメインテーマでした。
どれほど酷いことを台湾人にして来たか。
台湾にすむ大多数の漢民族の反感を買ったのか。
日本の規律の正しさが押し付けであったか。(日本精神の否定)
「日台戦争」 なるものまで捏造しています。台湾全土に広がったそうです。(溜息)
(ところで、台湾て、国だったの?)

日本人のインタビューを受けて、懐かしむように軍歌を歌い、教育勅語を暗唱し、日本語で応える台湾人。
それらの親日の人を嘲笑うかのような編集。(溜息)
慕って尽くしたのに戦後の日本は、蒋介石率いる中国国民党に台湾を託したと怒っているのに、
戦中日本の命令通りに尽くしたのに、日本の奴隷になったと処刑されたと憤っている。
そして、何度も出て来る人間動物園と称する写真。(酷すぎる)
そんな嘲笑うかのような思想は、戦前の日本人には無かった。[ちっ(怒った顔)]

なんだか、言葉のつぎはぎで、イト的な連結操作が図られています。
台湾は、漢民族のもので、台湾は日本統治でよかったことは何もない。
台湾は、日本が統治したせいで、処刑者まで出した。なのに、日本は責任を取らない。
そんな方向性が見えて来ます。

出演者のフランス歴史学者のパスカル・ブランシャールさん。
人間動物園の研究で一躍有名になった方だとか。
彼曰く。

------------------------------------------------------------
私たちは、他者と共有できる歴史を探り当てなければなりません。
他者の歴史を知ることは、自分自身を知ることでもあります。
私たちはもはや、正しく優れているのは自分で、間違って劣っているのは相手だ、と考えることは出来ません。
世界に目を向け、何故世界の人々が、日本をこのように見るのか、理解しなければならないのです。
------------------------------------------------------------

呆れた。
フランス人こそ、植民地政策、奴隷制度の張本人じゃないですか?
どの面下げて… です。
盗人猛々しいと思うのは、私の偏見かしら。
日本人に言うんじゃなく、フランス人に言えば?

でもって、最後は、雑踏の中で、ナレーションが流れます。

------------------------------------------------------------
親日的とも言われる台湾に、今も残る日本統治の深い傷。
それは今後、アジアの中で生きていく日本が、分かち合わなければならない現実です。
過去と向き合う中から見えてくる未来。
150年前に世界にデビューしたジャパンの歴史が、私たち、一人一人の明日を問い掛けています。
------------------------------------------------------------

まだまだ反省が足りないのですか。
確かに、世界は腹黒いという反省足りないですね。

軍備などせず、もっとお金を出してね。と、言いたいのか。
台湾のこと(中国の内政)に口出しするな。という牽制なのか。
呆れ果てる。とは、このことです。
NHK。受信料を納めている国民をなめてますね。
舐められてます。残念ながら。

   [かわいい]   [かわいい]   [かわいい]   [かわいい]   [かわいい]   [かわいい]


第二回目は、5月3日(憲法記念日)放送です。

無題.JPG

19世紀帝国主義から第一次世界大戦を経てうねる時代の流れの中で、日本はその運用を誤り、立憲体制を瓦解させてしまう。一つは、議会を担う政党が党利党略に走って政策や理念を忘れ、軍部の肥大化を助長したことに原因がある。さらには、天皇を絶対視する思想が先鋭化し、統帥権を盾に取った軍部が政治を主導していったことが挙げられる。…
政党政治の自滅と天皇絶対主義の国体論の激流を、これまで紹介されていない資料によって描き、大日本帝国憲法下の政治体制がどのように崩壊したかを検証していく。
京都大学の山室信一教授、東京大学先端科学技術研究センターの御厨貴教授、評論家の立花隆さん、の3人の論客が出演。

------------------------------------------------------------

山室信一教授。九条の会の方ですね。
御厨貴教授。メモを検証された学者の一人ですね。
富田メモの公開された一部分だけを見て、
「A級戦犯合祀全体に対し、昭和天皇は不快感を持った」 と判断された方ですね。
立花隆氏。コラムで「安倍首相は失禁で紙オムツを常用」 と書かれた方ですね。

(溜息)

一体、日本はどこに向かっているのでしょう。
非武装で、憲法九条を厳守の三等国に成り下がった国の運命は…
アメリカが中国に(日本の実質決定権を)移譲。日本自治区ですかぁ。


いやだぁ~!




NHK総合 『ダーウィンが来た』 生きもの新伝説 [テレビ]

先日(4月12日)、偶然、観た番組。

第144回。アフリカ再発見② 結束!チーター兄弟

いやぁ、面白かったです。見入ってしまいましたもの。[わーい(嬉しい顔)]
NHKも素晴らしい番組、作れるんですよね。[揺れるハート]
(『サラリーマンNEO』 も好きだぞ[るんるん]

人とお金を反日番組製作なんぞに使って欲しくないものです。[もうやだ~(悲しい顔)]
国営放送なら、日本がどれだけ素晴らしいかを知らしめる番組を作って欲しいです。
(中国・アメリカ視点のプロパガンダ番組、要りません!)

----------------------------------------------------------------------
NHK総合 『ダーウィンが来た』 第144回。アフリカ再発見②
http://www.nhk.or.jp/darwin/program/program144.html

時速百キロを越す超高速の走りで獲物を捕らえるチーター。
地上最速のハンターは、子育て中のメスが特に頻繁に狩りを行います。
一方、オスの狩りを目撃するのは稀。意外かも知れませんが、チーターはこれまで単独生活をするメスが主に撮影され、オスの姿はあまり撮影されて来ませんでした。
実は、オスは兄弟が群を作って行動しています。
番組では、あるチーターの3兄弟に密着し、オス独特の狩りや珍しいメスとの求愛行動など、ほとんど知られていなかったオスチーターの新伝説をお伝えします。
chi-ta.JPG
----------------------------------------------------------------------

いやぁ。何がスゴイって、MAXの速さ、時速200キロですよ。
獲物を待ち構えて、一気に飛び出し捕獲する。[ダッシュ(走り出すさま)]
僅か10秒くらい。すぐに決着をつけてます。
全身バネです。飛ぶように走ります。ひとっ飛びで9mも飛ぶとか。
それから尻尾(しっぽ)。尻尾でバランスを取ってるんですって。[猫]
獲物は、ジグザクに逃げます。
それはもう必死。(イノチガケなのですから!)[あせあせ(飛び散る汗)]
逃げる獲物を高速で追いかける。細かな方向転換できるのは尻尾のオカゲだそうです。。[ぴかぴか(新しい)]
ところで、狩り(かり)をするのはメスの役目だって知ってました?
オスは、メスが獲物を獲って来るのを待ってるそうです。[わーい(嬉しい顔)]

お母さんは、子どもに食べさせるために頑張って狩りをします。
獲物をシトメると、最初にやって来るのはいつもメスの子ども。
オスは、遅れてやって来ます。
なぜか。
それは、メスは、子どもの頃からお母さんにピッタリとくっついてるから。
お母さんを真似て狩りを覚えようと必死だからだそうです。
お母さんが獲物にソロリと近付くと、メスの子ども同じ仕草でお母さんに続きます。
お母さんが獲物の首に噛み付いた痕を、追いついたメスの子どもたちが真似して噛みます。
そうやって、メスの子どもたちは、とっても狩りに熱心になるのです。[猫]

さて、オスの子ども達は、とっても仲良し。いつも一緒に行動し。遊んでいます。
子どもたちが大きくなると、お母さんは、繁殖のために子どもたちから離れて行きます。
お母さんがいなくなると、残された子どもたちで狩りをせねばなりません。
すると、メスの姉妹が狩りをしてオスの兄弟たちを食べさせます。
ですが、やがて、姉妹は、一匹ずつ、自らの繁殖のために離れていきます。
そして、オスの兄弟だけが残ります。
なんと、オスは、死ぬまで、一緒に行動するそうです。

けれど、オスは狩りが下手。(メスが狩りをしてくれてたから[わーい(嬉しい顔)]
メスのように高速走行なんて出来ません。(必要なかったから)
だから、草陰に隠れてる小動物を探します。それも、地面に残された足跡を頼りに。
数が多いと有利な人(?)海戦術。兄弟と少しだけ離れて、探します。
獲物を獲ると小さくても兄弟みんなのものです。仲良く兄弟で分けて食べます。
けれど、獲物が小さいと、お腹が空きます。
だから、そのうち、大きい動物でも、足の遅い子どもを選んで狩りを始めます。
そして、狩りをしていくうちに、狩りが上手なオスも出て来るそうです。
すると、その狩りが上手くなったオスが狩りをして(メスのように)兄弟を食べさせるそうです。

さてさて、オスには縄張り(狩場)があるそうです。
そして、その縄張りを守るために、兄弟の団結が強いのだそうです。

違うオスの兄弟がやって来ると縄張り争いが始まります。
戦いに勝つために、死ぬまで一緒に行動するそうです。(兄弟は多いほど便利です)
その縄張りにやって来るメス。
種の保存のためにも、良い縄張りを確保するためにも、兄弟は団結するそうです。

番組で、兄弟の仲の良さが可愛くてホノボノしました。[猫][猫][猫]
狩りが下手過ぎて、何日も食べていなかったり、
せっかく獲った獲物をハイエナに横取りされたり…
ハイエナを追い払わず、諦めてしまうという、そのヘタレさも可愛かった(?)です。
それにしても、ハイエナって、スゴイ(図々しい?)と思いました。

メスがオスの気をひくために出す声や、その声に応えるオス。
その求愛行動も面白かったです。
番組では、パネルの絵を使っての説明もあって、分かりやすかったです。


さて、次回(明日、19日)は、オオタカ だそうですよ。[わーい(嬉しい顔)]



『白洲次郎』 NHKドラマスペシャル [テレビ]

『白洲次郎』 NHKドラマスペシャル
http://www.nhk.or.jp/drama/shirasujirou/index.html
jiro.JPG

第1回放送が2月28日。第2回放送が昨日、3月7日でした。
最終回である第3回は、キャストの病気による収録の遅れのため8月の放送になるそうです。
昨日の放送だけ拝見しました。
岸部一徳さんの近衞文麿。素晴らしいです!
伊勢谷さんの白洲次郎は、カッコイイですぅ!!
中谷美紀さんの正子も熱演です。綺麗です!!![黒ハート]
夫婦喧嘩というか、感情が高まって来ると英語で会話するところが、なんともスゴイ。(字幕)
夫婦の間にトリキメが有ったのかも知れません。
回りに聞かれたくない場合、便利ですものね。

第1回目の放送を見逃したので、第2回目は絶対に見るぞと意気込んで観ました。(笑)
夫は、別チャンネルのWBCを観てました。番組が終わってから、夫と少しだけ話しました。
(注:夫は、関東人ですので標準語。私は、コッテコテの関西弁です)

私 「ねぇ、白洲次郎って知ってる?」
夫 「知らない。誰?」
私 「なんか、戦争中とか戦後に活躍したらしいやん。カッコ良かったらしいで。有名人やろ?」
夫 「だから、有名人じゃないと思うよ。知らないから。で、何をした人なの?」
私 「英語が堪能やから通訳をして、日本の国益を守るための主張をしたとか… そんな感じ」
夫 「それで、通訳した人が有名人になったの? どうして?」
私 「だから、なんか、GHQとかに対しても物怖じしなかったとかって…」
夫 「ふうん。それで有名人になれるって、分からない」
(おしまい。本当に少しだけでしょ。興味ないことに対してはこの程度です)

実は、本当は、私だって、よく分かっていないのです。(分からないから観た)
でも、最近よく取り上げられている気がするので、有名人だと思ってました。
で、ちょっと知ったかぶって、夫に話を振って自爆です。(恥)
夫が、「裸の王さま」 に出て来る正直な子どもに見えました。

さて、さて、ドラマの話です。
赤紙(召集令状)をめぐる話と、玉音放送のシーンです。(ちょっと再現しますね)

年若いけれど農業の師匠と仰いでいた若者に赤紙が配達され、手渡され、
居合わせた人が口々に、「おめでとうございます」 と言います。
けれど、若者の顔は、笑顔を作りながらも動揺が隠せません。
次郎さんとの握手のために差し出した手は、震えていたのです。
次郎さんは、若者と握手をしながら、こう言います。
「君は、日本のため、農業のために必要な人だから。必ず生きて帰って来て下さい」
複雑な気持ちの次郎さん。
すると、配達の方が次郎さんにも赤紙を差し出すのです。
ショックを受ける次郎さん。
で、次郎さん、どうしたかというと…
作った野菜を携えて、軍のエライさんで旧知でもある辰巳氏(高橋克実)宅を訪れます。
満面の笑みで、野菜の立派さを褒め称える軍のエライさん。
そこで、次郎さんは、赤紙が来たことを伝えるのです。
訪問の目的を察して憤る軍のエライさん。
次郎さんは、徴兵を握りつぶしてもらいたい目的で訪問したからです。
次郎さんに失望し、「帰れ!」 とどなる軍のエライさん。
しかし、次郎さんは、引き下がりません。
「戦争のために犠牲になるのは絶対にイヤだ!」 睨みあいです。
(次郎さん。結局、赤紙は、握りつぶしてもらった)
農業の師匠である若者は、外地で戦死しました。
その葬列に遭遇し、頭を垂れる次郎さん。
そして、終戦。
家の中では、玉音放送が流れています。放送とは無関係に、庭を遊びまわる子どもたち。
次郎さんと正子さんは、放送を聞いています。(台風情報を聞いているような雰囲気です)
それから、次郎さんの通訳としての活動的な仕事が始まるのでした。

とっても分かり易い、戦争の悲惨さを極力排したようなドラマになっています。
ところで、戦争に対する責任なのですが、
「避けられた戦争を始めたのは軍部」 と、(NHKでは)次郎さんの口から出しています。
だから、自分達家族は、戦争が始まるとすぐに自給自足が出来る田舎に引っ越したのです。
さらには、空襲の中、東京に住んでいた幼友達を迎えに行き、一緒に暮らし始めます。
彼も自由人です。働かず、子どものピアノで洋楽を弾き、それを楽しむ白洲夫妻。
正子さんは、家事も育児もしません。働くのは次郎さんと子どもたち。そしてお手伝いさん。
ソファで、タバコを燻らす正子さん。
家事や育児以外の能力に自分の居場所を見い出していきます。
それは、骨董の真贋を見抜く目と文章力なのでした。

人には、それぞれの分があり、場所があります。
次郎さんも正子さんも素晴らしい才能が発揮出来て良かったです。

え?
なんだか、イヤミったらしい書き方じゃないか。ですって?
そんなこと… 少し、あります。

不器用に、時代に翻弄され散っていった命。
自分を守ることよりも、家族や国を、その将来を守ろうとして散った命。
大切な子を涙を呑んで笑って見送った家族。
そんな尊い気持ちが蔑ろにされたように感じたからです。
彼らは、軍の犠牲者でも戦争の犠牲者でもないような気がしているからです。
彼らは、犠牲になったなどと考えていないと思うからです。
アカルイニホンのためのイシズエとなったのです。
それが 「靖国の心」 ではないでしょうか。

外国暮らしの長かった次郎さん。
そして留学し帰国後すぐに19歳で結婚した正子さん。
考え方も欧米的なご夫婦なのだと思います。

そして、欧米的な価値観が優先されることになる戦後。
だからこそ、白洲次郎氏は、モテハヤサレ、有名になったのかも知れません。
(掲示板も素晴らしいドラマだと、絶賛の嵐です)

チョッピリ(?)イヤミが入った言葉になったワケは、そんな理由からです。
ああ… 私って、以外と古風、かも。
そうですね。間違いなく、不器用な日本人だと思います。[わーい(嬉しい顔)]

NHK教育 ETV特集 キューバ革命 50年の現実 [テレビ]

etv.JPG
2009年1月1日、キューバ革命によりカストロ政権が誕生してから半世紀を迎える。この間、キューバは米国と国交を断絶し、経済制裁を受けながらも独自の社会主義路線を堅持してきた。キューバ社会を36年間、記録し続けてきた一人のアメリカのジャーナリストがいる。ジョン・アルパート(60)。彼は72年、国交のないキューバにボートで渡り、革命後のキューバの撮影に初めて成功した。以来、祖国の敵国キューバの人々の素顔を撮影し続けてきた。アルパートはカストロ議長のインタビューにこれまで3回成功。36年間に渡って記録し続けてきた映像は革命後のキューバ社会の変遷を伝える貴重な記録である。

革命50年目を迎えるにあたり、アルパートは、今年暮れからキューバに入り、これまで記録し続けてきたキューバの人々の姿を追うことにした。革命によって土地を手に入れた農民ボレゴ三兄弟。ハバナの旧市街で出会った少女カリダット。ソ連崩壊後の経済危機の中、盗みで生計を立てていたルイス。彼らの記録は革命から半世紀を経たキューバ社会の鏡でもある。キューバ経済で急速にプレゼンスを増す中国、格安な原油提供でキューバ経済を支える反米国家ベネズエラ、観光開発での積極的な外資導入・・・。半世紀前、革命政権が目指した平等な社会、しかし国民の間には深刻な経済格差が生まれ、豊かさを求める国民の海外亡命はやむことがない

番組はビデオジャーナリストの先駆者ジョン・アルパートが36年間、記録し続けている映像と最新の映像を交えキューバ社会の変遷を伝える。スタジオにはジョン・アルパートを迎え、藤澤秀敏解説委員長とともにキューバ革命とは何だったのかを検証する。

出演者:藤澤秀敏解説委員長、ジョン・アルパート

---------------------------------------------------------------

とても興味深く視聴しました。
映像を基に、NHKの藤澤秀敏解説委員長が質問し、ジョン・アルパート(以下、ジョンと省略)が答えるという番組構成でした。
ジョンは、革命後のキューバの変化を36年もの長いスタンスで取材映像化し、
(他の題材を含めて)エミー賞を15回も受賞した著名なジャーナリストだそうです。

カストロのインタビュー場面では、カストロのユーモラスで素朴な人柄が表れていたように思います。
厳格でも威圧的でもない素のカストロは、サービス精神旺盛で、誰に対しても敬意を持っているように思えました。
(自分に対して自信を持ち、人に対して臆することがないということなのかもしれませんね)

演説のために訪れた国連。
その宿泊先(スイートルームでない!?)の中まで取材を許し、質問に答えるカストロ。

「国連前の支持派と反対派のデモをどう思いますか?」 

というジョンの直球の質問にも即答します。

-自分に対して反対している人を賞賛する。なぜなら彼らは活動家だから。熱心に活動しているということだからね。
-私を支持してくれる人には感謝する。彼らには更なる賞賛を送りたい。彼らは勇敢だからね。

気さくで会話を楽しむカストロに対して、ジョンは、

「カストロから、誰と話すときでも恐れずに話すことの大切さ、ジャーナリストとしての基本姿勢を学んだ」

と語ります。さらに、オバマ大統領の就任とからめて、熱く語ります。

「カストロが成し遂げたことは大きな意味を持っています。革命はキューバという国を大きく変えました。
 それまでなかった学校や病院が建てられ、希望に満ち溢れているように思えました。
 今、アメリカは、オバマ政権となり、今までとは違う良い方向に向かうという希望が満ちています」

革命ではないけれど、大統領が変り、新しいアメリカへの期待感が希望となっているようです。
(それは、NHKの番組放送の意図でもあるのかもしれませんね)
革命後50年で、キューバがどのように変ったのか。
革命がもたらしたものを、キューバに暮らす人々の変化を映像で見せてくれる番組でした。

さて、番組説明文のままでは誤解されかねない重要なこと(太字部分)を訂正しておきます。

続きを読む>>


新番組 『歌のおにいさん』 [テレビ]

金曜日の深夜、面白いドラマが始まりました。[揺れるハート]
番組名は、『歌のおにいさん』
主演は、嵐の大野智。
のっぺりとした(?)ポーカーフェイス。可愛い目と小さな口が魅力です。[わーい(嬉しい顔)]
番組ホームページ。http://www.tv-asahi.co.jp/utaoni/index.html

『探偵!ナイトスクープ』 を見てからも、 
コタツで、うつらうつらしていた(寝てた)ら始まったドラマです。
なかなか面白い。軽いのに以外と深い話のようです。
木村佳乃、細身で綺麗ですぅ。[黒ハート]
大野君。(もう)28歳らしいのだけど、(23歳設定の役を)好演しています。[たらーっ(汗)]

番組HPから、人間関係図を貼り付けておきます。(スゴクよく分かる~♪)

おにいさん.JPG

[かわいい]あらすじ[かわいい]
働かないなら、浪人中の予備校費含めて学費(約750万?)を返せと迫る父と姉。
運なのか実力なのか、ツイてない新卒の若者(矢野健太)を演じています。
趣味でやっていたバンドは、健太に無断で突然の解散。(ぎょえ~!?)
バンド仲間の彼女とは破局。(ふょえ~!?)
内定していた会社は内定取り消し。(ひょえ~!?)
で、追い詰められて、手当たり次第に就職活動をするも実を結ばず。(うんうん)
番組の製作スタッフに応募をしたつもりが、出演の側、歌のおにいさんの応募だった。(あらまぁ)
で、採用された歌のおにいさん業なのですが…
自分がやりたかった仕事(バリバリのサラリーマンが希望?)でも、
人に誇れる仕事(チャラチャラしてる?)でもないと思っているものだから、
家族に内緒にしていたので、偶然番組を見た家族に仕事がバレて…
すったもんだの大騒ぎ。
「大学出てまでやりたかったのは歌のおにいさんだったのか!」  との、非難ゴウゴウ。
実際、歌のおにいさん業は、過酷な格差社会(上下関係がしっかりしてる?)で、
番組の主役である氷室王子には絶対服従の社会(会社?)だったのです。

     [かわいい]   [かわいい]   [かわいい]

番組で、健太の家庭が父親に絶対服従状態であることとシンクロしています。
シバリは、ともに、”お金” です。[ふらふら]
番組では、木村佳乃扮するプロデューサーに痛い言葉を言われます。

「現実から逃げてるだけ。自分が変らないと何も変らない!」

さて、健太は、どう変っていくんでしょうか。
そして、とりまく社会はどう変っていくのでしょうか。

「オレのせいじゃない! 社会が悪いんだ」
「なんでオレがこんな目に…」

と、うそぶく健太。
なんだか、現代日本人の思いを代弁しているようです。
現実社会。家族、ご近所。理不尽なこと多々あります。
さほど、現実と理想は違っているのです。
かけ離れていればいるほど、自分をカヤの外に置いて、
社会や上司、家族、ご近所さんが悪いと非難したくなります。
でも、非難するだけでは、逃げているのと同じなのですよね。(自戒を込めて)

ありえない笑えるキャラクターだらけなのに、笑えない現実。
現実とのギャップが以外とリアルだったりする番組です。
お父さん役の小野武彦の存在が頑固オヤジ的で面白いです。
単なるドタバタ劇でない深さを秘めたドラマだと思いました。[ぴかぴか(新しい)]

   [ぴかぴか(新しい)]   [ぴかぴか(新しい)]   [ぴかぴか(新しい)] 

でもね、でもね。
仕事に貴賎はありません。よね。

歌のおにいさん。
最初は、望んだ職業でなかったとしても、縁というモノもあります。
どんな職業でも、一生懸命に取り組める人は、別の職業に就いても頑張れる人なんですよね。
職業選択の自由も転職の自由もあります。
不平不満ばかり言う人は、希望の職種に就い(転職し)ても不平不満を言うと思います。
自分が変らねば他人は変らないのですよね。
政治も、国民の意識が変らないと、政権が変っても同じか、更に悪くなるばかり
私は、そう考えています。[ぴかぴか(新しい)]

偉そうですが、自戒を込めて。[あせあせ(飛び散る汗)]

この番組の製作者が伝えたいことも、そんなことだと思います。[かわいい]





テレビ ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。