SSブログ

【やまと新聞】 江藤議員インタビュー 「救いがない」 [ニュース☆ヾ 何じゃらホイ?]

国会両院記者会 監事会社 やまと新聞社 明治19年創刊。
国会内の唯一の新聞社として、天皇陛下を敬い、美しい・正しい日本の報道を使命にしています。
会費は月額500円。会員でなくても視聴出来る情報多いので、多くの人に知っていただきたいです。

[猫]『サザエさん』を連載していた新聞社です。2009年、国会外の活動が再開されました。
 やまと新聞の歴史は、日本の歴史や社会の抱えている問題を浮き彫りにしています。[たらーっ(汗)]

■5月25日 農林水産委員会直後の江藤議員インタビュー■ やまと新聞
未だ現場に足を運ばない民主党幹部。
なんとしても再建してほしい、ここは踏ん張ってがんばってほしい。
ぜひ、動画をご覧下さい。

こうてい1.JPG



[猫]聞き取れる範囲で文字起し --------------

それはねぇ、理由があるんだよ。
もう、精も根も尽き果てちゃってる。    (記者:ええ、えぇ…)

今さら政府を批判してもしょうがない。

最初はねぇ、許さないとか、赤松さんが来たら石投げてやるとかいう話はあったけど、
もう、「ワクチン接種」 になった瞬間にね、今までの努力が… パーでしょ!?

朝から晩まで、朝早くから夜遅くまで、畜舎の掃除をし、消毒をし、一生懸命やってきた
私が、その… ワクチン接種をやった次の日の朝、農協に行ったんだよ。

そしたら、(いつもだと) 「よぉ!」 と入ると、「拓さん、おはようございます!」 ていうのに…
返事がないの。

しょうがないから、座っていたら、

「拓さん、俺達の今日までの血と汗と涙。この苦労は、無駄やったっちゃろか?」

ポツと言うのよ。

「そうじゃない! 胸を張れと、これから君たちがやってきたことは、これからは再建なんだから。
 確かに一頭の牛も豚もいなくなってしまった。それは、受け入れなければ仕方が無い。
 おまえたちが、今度は、再建の原動力に、悔しさ、この苦しみを、この力に変えて、
 おまえたちが頑張らないでどうするんだ! 」 

と言ったら、 「そうすね」 と、やっと、元気を取り戻したね。

そのあと、みんな泣いておったよ。 大泣きしておった。悔し涙だよ。

蔓延を食いとめられなかった悔しさ。そして、
結局、ワクチネーションとなってしまったことの悔しさ。

これはねぁ、頑張ったやつにしか分からんわ。

その場で。ホントに。

そしてねぇ、農家の人達の間にもね、いろんな人間模様を見てきた。

悲しかった。
昨日まで仲良しだった二人が、もう、仲が悪くなって… 口も利かなくなってしまったりとか…
そういうさ、非常に難しい、苦しい、悲しい… 場面があったなぁ。

いろんな意味で地獄。 の、一ヶ月だった。

だから、現地の人たちも、言いたいことは、たくさんあるだろうけれども…
やっぱり、宮崎は、まぁ、非常に人柄の良いところでね…               (そうですよねぇ)

うん。
なかなか、その、私みたいなね、ガンガン、人に噛み付いていくような人間はね。 いないんですよ。

人柄、善過ぎるくらいにいいんだわ。

だから、まぁ、生の声をお聞きになりたいということがあれば…

これから私が、了解いただけるかどうか分からないけれど…
しかるべき人間を紹介しますから。

私から、聞くよりも、そういう人たちに聞いた方がいい。
だけども、少なくとも…

例えば、養豚農家だったら、埋却が終わった後にしてくれ。           (そうですよねぇ)
取材は。                                         (はい)
それぐらいのね、思いやりは、あなたたちには持ってもらいたい。        (はい)

埋却が進んでいるところに来て、ああだこうだ言うやつはね、コラ! て思うよ。本当に! [どんっ(衝撃)]

よく言うじゃないですか。息子さんが車に轢かれましたね。今のお気持ちはって。  (ええ…)
悲しいに決まってる!!                                    (そうですよねぇ…)

そういう、あなたたちは、そういうマスコミとは、一線を画するメディアだから…
やっぱり、ある程度、埋却が終わってね、心の落ち着きをいつ取り戻すか分からんけども…
私と畜産部長とはね、刎頸の仲なのね。   〔刎頸:互いのためなら首を切られても後悔しない〕
それがね、私に…

「今、それどころじゃない、何言ってんぞぉ!!!」  と、(電話を)切るんだから。

で、その30分ぐらい後に、

「拓さん。さっきは、すいませんでした。気が立っちょって」

こんな状態だぜ。こんな状態だよ。
地元の状態がどうなのかっていったらね、

人の心も、人との信頼関係も、地域のコミュニティーも… ズタズタです!

もう、この心の傷が癒えるのは… はたして、いつになるのか。

国が有り余るほどのお金をあげたとしても…

私は、どの程度、再起してくれるか… 分からないなぁ。
                                   (お金では、お金には代えられない…)

その通りでねぇ。こんな辛い思いをするんだったら、俺は、もう、○○○○やめとこ。
言うんだもの。                                          (そうですよねぇ)

こんな、思いをしなければならないぐらいだったらね、もう、俺は、畜産から手を引くわぁ… てね
もうね、ホント、みんなギリギリだよ。

ポンと押したら、崖から落ちていくような状態だね。

もう、夜になると私の携帯に、焼酎飲んで電話かかってくるわ。泣きながら。
下手すると一時間だよ。
ただ、うん、うん… がんばらにゃあ… うん、うん… 言うてやるしかないけどなぁ。

そういうことも、俺は政治家の役目の一つかなぁと、思ってる。

今日も赤松さんに謝罪を求めました。

「温かい言葉をかけてやってくれ」 と、求めました。

でも、彼は最後まで、ねぇ… 「紙、出しましたか?」 と…

もう、諦めました!
あの人に、人としての温かさを求めるのはね。

ないものは、ないんだから。
無いもの強請(ねだ)りしたってしょうがない。

         (本当に、なんか、信じられない対応というか… 何と言ったらいいんでしょうかねぇ)
わからん。

俺はホントにね、涙は枯れましたよ。とっくの昔に。

毎日、報告を受けたたんびに、ドーンと落ち込んだり… それこそ、集牛に出たときには…
声を上げて泣いたよ。
子どもたちは、びっくりしてたけど…

でも、もう、今は、一日、11件発生しました。12件発生しました。と、(報告)受けても…
事実確認で、ああ、そうか… と、いう感じしか…

なんか、不感症になっちゃったのかなぁ…

と、いうか、疲れ果てたなぁ。 もう…

本当は、最初に言ったように、この問題でも、休戦協定を結びましょうと。 (ええ、おっしゃってましたね)

我々の智恵も貸します。て、言うから、参会の我々なりの智恵を出して…
申し入れ書を出したけれども…
参考にしていただいた形跡もないし…

ああ、野党は辛いのぉ…
おれ、今ほど野党が辛いと思うことはないわ。

辛くて辛くてたまらん!

権力が欲しいんじゃなくて、野党の限界というものを今回思い知らされた。

しかし、誠意(精?)を尽くして国に訴えれば国は動くと思ったけれど、 それも事実誤認だった。

救いがないね。

というのが、今、私の委員会を終わっての気持ちです。

                                   - おわり -

[猫]
お金では買えないものを大切にしなければ、救いはありません。
我々が国に望むこととは、何なのでしょうか?
知らぬ間に失われているなら、他人事ではありません。



nice!(3)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 3

コメント 2

花うさぎ

TBありがとうございました。

テキスト起こし、ご苦労様です(--)。胸が締め付けられますね。

陰謀論のような話しもどんどん出てきているし、本当に日本が壊されていくような気がしています。
by 花うさぎ (2010-05-28 13:44) 

元気

花うさぎさんが、ブログで、月刊誌『Will』 7月号の江藤拓議員の記事を取り上げておられます。
併せててお読み下さい。

「江藤拓氏、WILL誌上でも赤松口蹄疫事件を糾弾!」
http://hanausagi.iza.ne.jp/blog/entry/1624942/

日本の災いは、加速度を上げて広がっているようです。
口蹄疫は、宮崎の問題、畜産家だけの問題だけではありません。
未来に関わる問題だという認識を深めなければ、災いは広がるばかりだと思えてなりません。

 ---------------

花うさぎさん、コメントをありがとうございます。
胸が締め付けられますよね。

温かい心が傷つき疲れた心を癒すと思うのですが…
貧しい心に豊かな日本が壊されていく気がしています。
by 元気 (2010-05-28 14:45) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。