【やまと新聞】 江藤議員インタビュー 「救いがない」 [ニュース☆ヾ 何じゃらホイ?]
国会両院記者会 監事会社 やまと新聞社 明治19年創刊。
■5月25日 農林水産委員会直後の江藤議員インタビュー■ やまと新聞
未だ現場に足を運ばない民主党幹部。
なんとしても再建してほしい、ここは踏ん張ってがんばってほしい。
ぜひ、動画をご覧下さい。
聞き取れる範囲で文字起し --------------
それはねぇ、理由があるんだよ。
もう、精も根も尽き果てちゃってる。 (記者:ええ、えぇ…)
今さら政府を批判してもしょうがない。
最初はねぇ、許さないとか、赤松さんが来たら石投げてやるとかいう話はあったけど、
もう、「ワクチン接種」 になった瞬間にね、今までの努力が… パーでしょ!?
朝から晩まで、朝早くから夜遅くまで、畜舎の掃除をし、消毒をし、一生懸命やってきた
私が、その… ワクチン接種をやった次の日の朝、農協に行ったんだよ。
そしたら、(いつもだと) 「よぉ!」 と入ると、「拓さん、おはようございます!」 ていうのに…
返事がないの。
しょうがないから、座っていたら、
「拓さん、俺達の今日までの血と汗と涙。この苦労は、無駄やったっちゃろか?」
ポツと言うのよ。
「そうじゃない! 胸を張れと、これから君たちがやってきたことは、これからは再建なんだから。
確かに一頭の牛も豚もいなくなってしまった。それは、受け入れなければ仕方が無い。
おまえたちが、今度は、再建の原動力に、悔しさ、この苦しみを、この力に変えて、
おまえたちが頑張らないでどうするんだ! 」
と言ったら、 「そうすね」 と、やっと、元気を取り戻したね。
そのあと、みんな泣いておったよ。 大泣きしておった。悔し涙だよ。
蔓延を食いとめられなかった悔しさ。そして、
結局、ワクチネーションとなってしまったことの悔しさ。
これはねぁ、頑張ったやつにしか分からんわ。
その場で。ホントに。
そしてねぇ、農家の人達の間にもね、いろんな人間模様を見てきた。
悲しかった。
昨日まで仲良しだった二人が、もう、仲が悪くなって… 口も利かなくなってしまったりとか…
そういうさ、非常に難しい、苦しい、悲しい… 場面があったなぁ。
いろんな意味で地獄。 の、一ヶ月だった。
だから、現地の人たちも、言いたいことは、たくさんあるだろうけれども…
やっぱり、宮崎は、まぁ、非常に人柄の良いところでね… (そうですよねぇ)
うん。
なかなか、その、私みたいなね、ガンガン、人に噛み付いていくような人間はね。 いないんですよ。
人柄、善過ぎるくらいにいいんだわ。
だから、まぁ、生の声をお聞きになりたいということがあれば…
これから私が、了解いただけるかどうか分からないけれど…
しかるべき人間を紹介しますから。
私から、聞くよりも、そういう人たちに聞いた方がいい。
だけども、少なくとも…
例えば、養豚農家だったら、埋却が終わった後にしてくれ。 (そうですよねぇ)
取材は。 (はい)
それぐらいのね、思いやりは、あなたたちには持ってもらいたい。 (はい)
埋却が進んでいるところに来て、ああだこうだ言うやつはね、コラ! て思うよ。本当に!
よく言うじゃないですか。息子さんが車に轢かれましたね。今のお気持ちはって。 (ええ…)
悲しいに決まってる!! (そうですよねぇ…)
そういう、あなたたちは、そういうマスコミとは、一線を画するメディアだから…
やっぱり、ある程度、埋却が終わってね、心の落ち着きをいつ取り戻すか分からんけども…
私と畜産部長とはね、刎頸の仲なのね。 〔刎頸:互いのためなら首を切られても後悔しない〕
それがね、私に…
「今、それどころじゃない、何言ってんぞぉ!!!」 と、(電話を)切るんだから。
で、その30分ぐらい後に、
「拓さん。さっきは、すいませんでした。気が立っちょって」
こんな状態だぜ。こんな状態だよ。
地元の状態がどうなのかっていったらね、
人の心も、人との信頼関係も、地域のコミュニティーも… ズタズタです!
もう、この心の傷が癒えるのは… はたして、いつになるのか。
国が有り余るほどのお金をあげたとしても…
私は、どの程度、再起してくれるか… 分からないなぁ。
(お金では、お金には代えられない…)
その通りでねぇ。こんな辛い思いをするんだったら、俺は、もう、○○○○やめとこ。
言うんだもの。 (そうですよねぇ)
こんな、思いをしなければならないぐらいだったらね、もう、俺は、畜産から手を引くわぁ… てね
もうね、ホント、みんなギリギリだよ。
ポンと押したら、崖から落ちていくような状態だね。
もう、夜になると私の携帯に、焼酎飲んで電話かかってくるわ。泣きながら。
下手すると一時間だよ。
ただ、うん、うん… がんばらにゃあ… うん、うん… 言うてやるしかないけどなぁ。
そういうことも、俺は政治家の役目の一つかなぁと、思ってる。
今日も赤松さんに謝罪を求めました。
「温かい言葉をかけてやってくれ」 と、求めました。
でも、彼は最後まで、ねぇ… 「紙、出しましたか?」 と…
もう、諦めました!
あの人に、人としての温かさを求めるのはね。
ないものは、ないんだから。
無いもの強請(ねだ)りしたってしょうがない。
(本当に、なんか、信じられない対応というか… 何と言ったらいいんでしょうかねぇ)
わからん。
俺はホントにね、涙は枯れましたよ。とっくの昔に。
毎日、報告を受けたたんびに、ドーンと落ち込んだり… それこそ、集牛に出たときには…
声を上げて泣いたよ。
子どもたちは、びっくりしてたけど…
でも、もう、今は、一日、11件発生しました。12件発生しました。と、(報告)受けても…
事実確認で、ああ、そうか… と、いう感じしか…
なんか、不感症になっちゃったのかなぁ…
と、いうか、疲れ果てたなぁ。 もう…
本当は、最初に言ったように、この問題でも、休戦協定を結びましょうと。 (ええ、おっしゃってましたね)
我々の智恵も貸します。て、言うから、参会の我々なりの智恵を出して…
申し入れ書を出したけれども…
参考にしていただいた形跡もないし…
ああ、野党は辛いのぉ…
おれ、今ほど野党が辛いと思うことはないわ。
辛くて辛くてたまらん!
権力が欲しいんじゃなくて、野党の限界というものを今回思い知らされた。
しかし、誠意(精?)を尽くして国に訴えれば国は動くと思ったけれど、 それも事実誤認だった。
救いがないね。
というのが、今、私の委員会を終わっての気持ちです。
- おわり -
国会内の唯一の新聞社として、天皇陛下を敬い、美しい・正しい日本の報道を使命にしています。
会費は月額500円。会員でなくても視聴出来る情報多いので、多くの人に知っていただきたいです。
『サザエさん』を連載していた新聞社です。2009年、国会外の活動が再開されました。
やまと新聞の歴史は、日本の歴史や社会の抱えている問題を浮き彫りにしています。
■5月25日 農林水産委員会直後の江藤議員インタビュー■ やまと新聞
未だ現場に足を運ばない民主党幹部。
なんとしても再建してほしい、ここは踏ん張ってがんばってほしい。
ぜひ、動画をご覧下さい。
東国原知事 「そのままんま日記」 江藤拓議員公式ブログ
聞き取れる範囲で文字起し --------------
それはねぇ、理由があるんだよ。
もう、精も根も尽き果てちゃってる。 (記者:ええ、えぇ…)
今さら政府を批判してもしょうがない。
最初はねぇ、許さないとか、赤松さんが来たら石投げてやるとかいう話はあったけど、
もう、「ワクチン接種」 になった瞬間にね、今までの努力が… パーでしょ!?
朝から晩まで、朝早くから夜遅くまで、畜舎の掃除をし、消毒をし、一生懸命やってきた
私が、その… ワクチン接種をやった次の日の朝、農協に行ったんだよ。
そしたら、(いつもだと) 「よぉ!」 と入ると、「拓さん、おはようございます!」 ていうのに…
返事がないの。
しょうがないから、座っていたら、
「拓さん、俺達の今日までの血と汗と涙。この苦労は、無駄やったっちゃろか?」
ポツと言うのよ。
「そうじゃない! 胸を張れと、これから君たちがやってきたことは、これからは再建なんだから。
確かに一頭の牛も豚もいなくなってしまった。それは、受け入れなければ仕方が無い。
おまえたちが、今度は、再建の原動力に、悔しさ、この苦しみを、この力に変えて、
おまえたちが頑張らないでどうするんだ! 」
と言ったら、 「そうすね」 と、やっと、元気を取り戻したね。
そのあと、みんな泣いておったよ。 大泣きしておった。悔し涙だよ。
蔓延を食いとめられなかった悔しさ。そして、
結局、ワクチネーションとなってしまったことの悔しさ。
これはねぁ、頑張ったやつにしか分からんわ。
その場で。ホントに。
そしてねぇ、農家の人達の間にもね、いろんな人間模様を見てきた。
悲しかった。
昨日まで仲良しだった二人が、もう、仲が悪くなって… 口も利かなくなってしまったりとか…
そういうさ、非常に難しい、苦しい、悲しい… 場面があったなぁ。
いろんな意味で地獄。 の、一ヶ月だった。
だから、現地の人たちも、言いたいことは、たくさんあるだろうけれども…
やっぱり、宮崎は、まぁ、非常に人柄の良いところでね… (そうですよねぇ)
うん。
なかなか、その、私みたいなね、ガンガン、人に噛み付いていくような人間はね。 いないんですよ。
人柄、善過ぎるくらいにいいんだわ。
だから、まぁ、生の声をお聞きになりたいということがあれば…
これから私が、了解いただけるかどうか分からないけれど…
しかるべき人間を紹介しますから。
私から、聞くよりも、そういう人たちに聞いた方がいい。
だけども、少なくとも…
例えば、養豚農家だったら、埋却が終わった後にしてくれ。 (そうですよねぇ)
取材は。 (はい)
それぐらいのね、思いやりは、あなたたちには持ってもらいたい。 (はい)
埋却が進んでいるところに来て、ああだこうだ言うやつはね、コラ! て思うよ。本当に!
よく言うじゃないですか。息子さんが車に轢かれましたね。今のお気持ちはって。 (ええ…)
悲しいに決まってる!! (そうですよねぇ…)
そういう、あなたたちは、そういうマスコミとは、一線を画するメディアだから…
やっぱり、ある程度、埋却が終わってね、心の落ち着きをいつ取り戻すか分からんけども…
私と畜産部長とはね、刎頸の仲なのね。 〔刎頸:互いのためなら首を切られても後悔しない〕
それがね、私に…
「今、それどころじゃない、何言ってんぞぉ!!!」 と、(電話を)切るんだから。
で、その30分ぐらい後に、
「拓さん。さっきは、すいませんでした。気が立っちょって」
こんな状態だぜ。こんな状態だよ。
地元の状態がどうなのかっていったらね、
人の心も、人との信頼関係も、地域のコミュニティーも… ズタズタです!
もう、この心の傷が癒えるのは… はたして、いつになるのか。
国が有り余るほどのお金をあげたとしても…
私は、どの程度、再起してくれるか… 分からないなぁ。
(お金では、お金には代えられない…)
その通りでねぇ。こんな辛い思いをするんだったら、俺は、もう、○○○○やめとこ。
言うんだもの。 (そうですよねぇ)
こんな、思いをしなければならないぐらいだったらね、もう、俺は、畜産から手を引くわぁ… てね
もうね、ホント、みんなギリギリだよ。
ポンと押したら、崖から落ちていくような状態だね。
もう、夜になると私の携帯に、焼酎飲んで電話かかってくるわ。泣きながら。
下手すると一時間だよ。
ただ、うん、うん… がんばらにゃあ… うん、うん… 言うてやるしかないけどなぁ。
そういうことも、俺は政治家の役目の一つかなぁと、思ってる。
今日も赤松さんに謝罪を求めました。
「温かい言葉をかけてやってくれ」 と、求めました。
でも、彼は最後まで、ねぇ… 「紙、出しましたか?」 と…
もう、諦めました!
あの人に、人としての温かさを求めるのはね。
ないものは、ないんだから。
無いもの強請(ねだ)りしたってしょうがない。
(本当に、なんか、信じられない対応というか… 何と言ったらいいんでしょうかねぇ)
わからん。
俺はホントにね、涙は枯れましたよ。とっくの昔に。
毎日、報告を受けたたんびに、ドーンと落ち込んだり… それこそ、集牛に出たときには…
声を上げて泣いたよ。
子どもたちは、びっくりしてたけど…
でも、もう、今は、一日、11件発生しました。12件発生しました。と、(報告)受けても…
事実確認で、ああ、そうか… と、いう感じしか…
なんか、不感症になっちゃったのかなぁ…
と、いうか、疲れ果てたなぁ。 もう…
本当は、最初に言ったように、この問題でも、休戦協定を結びましょうと。 (ええ、おっしゃってましたね)
我々の智恵も貸します。て、言うから、参会の我々なりの智恵を出して…
申し入れ書を出したけれども…
参考にしていただいた形跡もないし…
ああ、野党は辛いのぉ…
おれ、今ほど野党が辛いと思うことはないわ。
辛くて辛くてたまらん!
権力が欲しいんじゃなくて、野党の限界というものを今回思い知らされた。
しかし、誠意(精?)を尽くして国に訴えれば国は動くと思ったけれど、 それも事実誤認だった。
救いがないね。
というのが、今、私の委員会を終わっての気持ちです。
- おわり -
お金では買えないものを大切にしなければ、救いはありません。
我々が国に望むこととは、何なのでしょうか?
知らぬ間に失われているなら、他人事ではありません。
TBありがとうございました。
テキスト起こし、ご苦労様です(--)。胸が締め付けられますね。
陰謀論のような話しもどんどん出てきているし、本当に日本が壊されていくような気がしています。
by 花うさぎ (2010-05-28 13:44)
花うさぎさんが、ブログで、月刊誌『Will』 7月号の江藤拓議員の記事を取り上げておられます。
併せててお読み下さい。
「江藤拓氏、WILL誌上でも赤松口蹄疫事件を糾弾!」
http://hanausagi.iza.ne.jp/blog/entry/1624942/
日本の災いは、加速度を上げて広がっているようです。
口蹄疫は、宮崎の問題、畜産家だけの問題だけではありません。
未来に関わる問題だという認識を深めなければ、災いは広がるばかりだと思えてなりません。
---------------
花うさぎさん、コメントをありがとうございます。
胸が締め付けられますよね。
温かい心が傷つき疲れた心を癒すと思うのですが…
貧しい心に豊かな日本が壊されていく気がしています。
by 元気 (2010-05-28 14:45)