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日本郵政社長に斎藤次郎氏が内定 [ニュース☆ヾ 何じゃらホイ?]

小沢独裁、官僚主導、民主党主導天下り先確保、郵政民営化逆行!
どうか、日本人が、有権者が侮辱されていることに気がついて下さい!

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日本郵政社長に内定した斎藤次郎氏  民主・小沢氏と緊密な関係
saitou.JPG
斎藤次郎 ウィキペディア(Wikipedia)
満州・大連市出身。父親は満鉄調査部に勤務していた。1959年に大蔵省入省。
主に主計畑を歩み、大臣官房長、主計局長を経て、1995年5月まで大蔵事務次官を務めた。
その政策スタンスは吉野良彦に連なるといわれている。
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吉野良彦 ウィキペディア(Wikipedia)
日本の官僚。大蔵事務次官。大蔵省にあっては財政再建強硬派として有名であり、1994年、日本銀行総裁候補に大蔵事務次官・斎藤次郎のラインで推されたが、自ら固辞したこともあり、松下康雄にお鉢が回った。官僚としての適性もあり愛称はワル野ワル彦。この悪を冠せられるのは官僚の世界では最高の誉め言葉とされ、特に平気で嘘を吐くセンスは抜群と言われた。
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西川社長辞任会見「カメラは出てけ!」 2009/10/20 19:27 イザ
西川社長: 私が本日、辞任の決意をしました。
本日、体調が悪いので、すいませんが、亀井大臣(静香郵政改革担当相)から閣議決定されました基本方針について、説明を受けました。いくらかお聞きしていましたが…

カメラは出てけ!

ガチャガチャやられたら、頭の悪い私は混乱しますよ。話を続けます。
この方針は、私が郵政民営化のためにやってきた、これからやろうとすることに大きな隔たりがあるものでございました。
もはや、現在もこの職にとどまることは適切ではないと考えた次第であります。
辞任表明を正式には28日の取締役会でその場で、辞表を提出したいと思っております。

 《質疑応答》

 --なぜこのタイミングで辞任表明したのか。亀井大臣との会談の内容は

会談は人事に関することが含まれているので、コメントとをさしひかえたい。
このタイミングというのは私がさきほど申し上げた通り。
              
 --現在までトップとして郵政を率いてきた総括を

この4年、後半は民営化となるがたいへん厳しいものだった。
私の持っている能力、たいしたものではないが、それをはるかに超えるようなものであった。
しかし社員の皆さんがよく協力してくれ、今日までやることができました。
この間の業績その他やサービスレベルの向上であるとか、あるいはいろいろな面での品質の向上という面で相当程度の実績をできたとおもっています。
そういう意味では思い残すことはありません。

 --見直しの方針についてのご見解は

今後のことについては、その基本方針に込められていることについては、国の政策ですから、コメントすべきではない。
これまでやってきたこと、これからやろうとすること、郵政民営化法の政府の信用を自らの力で、信頼を勝ち取ることのできる民業に変えようと。変革の中、上場させることで、わがくにを代表する企業グループにすると考えていた。
今日、閣議決定された基本方針をみれば、おわかりかと思います。

 --取締役を退任して、他の人に社長を(任せるのか)

人事については、私から申し上げることはありません。
亀井大臣を中心に人選を進めると理解しております。

 --まったく違うところからの人なのか

それも申し上げることではありません。

 --かんぽの宿の問題発覚のときに辞めるという考えはなかったか

かんぽについては、反省すべき点はあったが、不正な点は一切なかった。
それが、辞任の理由になるとはまったく考えておりませんでした。

 --特にこの1年、政府に翻弄された。政府のありかたは

まあ、それは、あなたが経営トップなら、私が1週間でやめるのだから、とやかくいうことではない。

 --役員報酬の一部返上もした。辞任を促されたのは理不尽との声もある。やり残したことは

もう、言えば切りがない。色々、ある。しかし、今もう、申し上げても意味がないこと。今後の方が決めればいい。

 --今日、小泉さんとあったのか

コメントできません。

 --西川社長が進めてきた改革はどの程度が

この長い道のり、どのくらいまで行ったとは言えない。
会社の社員として、みなさん方がどうごらんになるかだ。
やらなければならないことは沢山ある。大事なことは、何をやるかが大事だ。

 --利用者のみなさんに対しては

あの~私は、利用者に評価をされると、利用者によくなったと、あるいは、こういう評価をされることが、企業価値を上げることが向上につながる。もう一段高く進める必要がある。

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西川社長、本当に、お疲れ様でした。m(__)m

郵政民営化については、小泉首相時代の総選挙で民意を問うたはずです。
そこで大多数の国民が民営化を選択し、民営化を推進して来たのです。それを忘れてはなりません。
ところがマスコミは偏った報道姿勢で西川社長に対する不信。民営化に対する不信を煽りました。
極めつけは、鳩山氏(弟)の辞任更迭騒動。いったい、政治家も国民も誰の情報、何を信じるのか。
事実よりもマスコミを信じる。情報は、マスコミから。マスコミを事実と信じる。
事実が少しでもあれば、誇張や偏見が大部分を占めていても、全てを真実とみなす姿勢。
(辛口です!)

全てを与党である自民党の責任として報道したマスコミ。それで利する人々が煽り国民が受け入れた。
そして、先の衆議院選挙では、民主党を国民が選んだ。

国民は、無責任なもの!?

政治に責任を持たない限り、国家や政治に対する意識は永遠に変わらない。
いったい、国民とは何なのか?
社会不安の責任は政権与党にある。国民にないというのか?
トカゲの尻尾切り、スケープゴートであっても、自分には無関係なのか?
民主党政権でうまくいかなければ、民主党は政権交代する?
いったい、どの党にそんな夢のような力があるのですか?
野党に下野した自民党が反省して起死回生を図れるよう支援しているのですか?
日本を救う政党が突如現われるとでも考えているのですか?

甘ったれるな!

国民主権。国の行く末に対する責任は、国民が取る覚悟が必要。
政治家の責任は、今を生きている国民が取るんだ。
今の選択の責任を孫や子にツケを回して平気な大人って無責任じゃないのか!?
そんな大人を見て育って、大人になりたいわけないじゃないか!
立派な大人って、責任転嫁と金儲けの上手な大人なのか!?

今を生きる大人が日本の夢と希望を食い潰している!

西川社長を批判する人は恥を知って欲しい!

郵政民営化。西川社長を批判したい人は自分で報告書を読んだのですか?
報告書を読みもしないで、マスコミの報道を鵜呑みにして、西川社長の辞任を喜ぶ輩は恥を知って欲しい!
日本の行く末が、バラマキの結果が、国民の生活に跳ね返って来たとき、騙されたなどと言わない節度を持って欲しい。

日本が好きな日本人なら、日本を諦めるわけにはいかない。



(ご参考) 『郵政をめぐる報道と世論』
日本郵政HP 「不動産売却等に関する第三者検討委員会の報告書」 http://www.japanpost.jp/information/other/pdf/report01.pdf

※制度上の不備があることは否定出来ませんが、西川氏の管理責任が問われるような重大な失点は確認出来ない。
※報告書の内容は微にいり細にわたっており、多角的な視点で分析検証を行なっています。
 その結果、不備があっても不正はない。という結論が出ているのです。
※しかも、報告書で不備とされていることは、どの程度の予見が可能であり、回避の努力をしたか。なのです。  それは、事後に事前の予見の程度の話であることを忘れてはなりません。


-------------------------------------------------------- 10/23 追加更新 -----
斎藤次郎 ウィキペディア(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%8E%E8%97%A4%E6%AC%A1%E9%83%8E
1993年6月 - 事務次官。ノーパンしゃぶしゃぶの接待を受け、1995年退任[10]
1995年 - 旧大蔵省 財政金融研究所 顧問(天下り)
1995年 - 旧大蔵省 社団法人研究情報基金 理事長(渡り)
1995年 - 旧大蔵省 財団法人国際金融情報センター 顧問(渡り)
2000年5月 - 東京金融先物取引所理事長就任[10](渡り)
2004年4月 - 東京金融先物取引所株式会社化に伴い社長に[10](渡り)
2009年10月 - 民主党により日本郵政社長に内定[10](渡り)

見事な剛腕ぶり、逸材です!
日本人として、恥ずかしい… [ふらふら]



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plant

こんにちは。
ひどいことになりましたね。
・亀井大臣は、民営化以前の不祥事まで民営化のせいだと印象づけるようなコメントを連発しています。
・緊急時の日銀人事で官僚出身者を拒否し続けて空白をもたらしたのは、民主党などだったはずですが・・・。

今考えているのは、それでも鳩山政権を支持する、というような人の考えをどうすれば変えられるのか、です。
by plant (2009-10-21 16:40) 

ペイン

 軽薄な有権者の為に苦労するのが誰かを我々の親の世代の殆どが考えていない(自分の親ですら考えていない)となると「再教育」が必要になってきますね。

 私の読むマンガでは市民を痛めつけすぎた独裁者が両親、妻子、親類、友や其の赤子とともに粛清された話があります。左翼や今の“平和主義者”たちも同じ目に遭わないと駄目なのか?マッカーシー以上の赤狩りをされないと分からないのか?
by ペイン (2009-10-21 17:16) 

元気

plant さん、こんにちは。

酷い世の中になって来ています。

無責任はラクチンです。
誰かのせいにして責任逃れをすることは、
「赤信号、みんなで渡れば怖くない」 と同じです。
それが民主党に票を投じた人々のような気がします。
昨夜、西川氏辞任の話をウオーキング友達にしてました。
「国民は無責任なものだよ」 これは、その時の彼女の言葉です。

彼女も夫も別の友人も…
ダメなら4年後に政権交代すればいいだけ。
そう、軽く言います。私の理解を超えています。
けれど、彼ら彼女ら、日本の大多数の考えはそうだと思います。
問題の難しさは、戦後教育戦後政策にあります。
戦後世代が親になりました。
経済発展と引き替えにして来たものの大きさを思わずにはいられません。
(正直者がバカを見る世の中はイケマセン)

日本は、日本一国のことだけを考えているわけにはいきません。
日本は、ますます、外国の食い物にされ、今を生きている世代に食い物にされていきそうです。
どうも、杞憂では済まない気がしてなりません。

>亀井大臣は、民営化以前の不祥事まで民営化のせいだと印象づけるようなコメントを連発

大臣になるべきでない方々が大臣になり、国の中枢にいます。
この国は、内部から… 崩壊するしかないのでしょうか。

>今考えているのは、それでも鳩山政権を支持する、というような人の考えをどうすれば変えられるのか、です。

戦後64年かけ、偏った国民主権&民主主義の毒が回っていますから… 日本の病(?)は重いです。

何か、お考えがあればお知らせ下さい!

by 元気 (2009-10-21 17:24) 

元気

ペインさん、こんにちは。

とても怖ろしいです。

>マッカーシー以上の赤狩りをされないと分からないのか?

マッカーサーは赤狩りをしたというより、むしろ、利用したと考えていました。
日本の強さを壊すために…
違いますか?
by 元気 (2009-10-21 17:28) 

ペイン

 えーとですね。マッカーサーとマッカーシーは先ず、別人ですよ。
 マッカーシー氏は1950年代に米国内の共産主義者を排除し其の過激さが祟って国内で非難された人物です(ただし愛国者としては適切な処置だったでしょう)。
 マッカーサーは大した説明は不要かもしれませんが・・・赤狩りならぬ「保守派狩り」をやったのは40年代後半。理由は仰るとおり「日本弱体化」ですがマッカーシーの赤狩りとは直接の関連性はありませんよ。因みに日本でも赤狩りはありましたがすぐに日本が再独立しましたから大した成果は出ていません。

 彼ら(=アメリカ軍)の名誉のために加えますが、米軍には荒廃していた三笠の整備を提唱した人がいます。東京裁判を批判した人がいます。そしてマッカーサー自身も「日本が戦争に突入したのは主として安全保障の必要性に迫られてのことだった」と日本帝國の弁護に廻っています。

 残念ながら今以上に毒が回っていたため日本で報道されたことはなきに等しかったですが。軍人や共和党が反日ではない理由はおそらくここにあるのではないでしょうか?現に彼らの中には日本の核武装を求める声もあるわけですし。
by ペイン (2009-10-21 20:31) 

元気

ペインさん、こんばんは。

調べるよりも尋ねてしまいました。(笑)
ありがとうございます。
調べました。申し訳ない。教えて下さい。

>左翼や今の“平和主義者”たちも同じ目に遭わないと駄目なのか?
>マッカーシー以上の赤狩りをされないと分からないのか?

Wikipediaによると…
赤狩りとは、共産主義者による深刻な諜報活動に加え、1946年からの東欧、1948年から1949年にかけてのベルリン封鎖、中国大陸における国共内戦と1949年の中華人民共和国の成立、および1950年から1953年の朝鮮戦争におけるソビエトからの圧迫により高まった緊張に対して増大する懸念に合わせたものである。
この場合の「赤」は共産党およびその支持者を指す。

やっぱり、分からないです。
日本はどんどん独裁色を強めています。
さらに、中国の意向に沿った共産色を強めている気がします。
情報が制限され監視されるようになる。(都合の悪い情報は制限される)
そして、日本自治区の形態に向かう気がしています。
自国の治安を守ることも自国では出来なくなる気がします。
で、赤狩り。目が覚める。が分かりません。
どういうことでしょうか?

政府が主導で情報統制し、管理を強め、監視下にあるのですから…
赤狩りではなく、いわゆる保守狩りであると思いますが…
真逆ゆえのブラックジョーク、比喩として使ったのでしょうか?
本当の赤狩りはされようがないと思います。
日本では、自分の首にすすんで首輪をし、共産主義者に阿り飼われることを望む人が多い気がしてなりません。

>彼ら(=アメリカ軍)の名誉のために加えますが…

全てのアメリカ人が悪いとは言いませんが、悪いアメリカ人も居たはずです。
私個人としては、インディオの土地を騙し取った時点。
その土地の広大さを誇り大国顔しているだけで善良であるとは考えられません。
良くも悪くも二者択一で、世論を左右するような発言は、許され難いと思います。

>残念ながら今以上に毒が回っていたため日本で報道されたことはなきに等しかったですが。

自分で自分を縛っているゆえ、当時よりもタチが悪いと思います。


by 元気 (2009-10-21 21:30) 

ペイン

>で、赤狩り。目が覚める。が分かりません。

 もちろん、今やるわけではない。というよりできないでしょう。何らかの形で日本に大きな変化(革命かもしれませんね)が起きた暁になるでしょう。

 そこで粛清とまではしなくても日本人が抑圧された後で抑圧者を追放することで「民を裏切るということが何を意味するのか?」を私自身も含め実感するのです。国民国家は抑圧と革命、粛清など血なまぐさい歴史をたどってしか生まれない。そうでなければ遍く国民は権利を有効活用できません。私も孤独の痛みを知って初めて「権利の使い道」を見つけたのですから。
 痛みを知らないと利己主義を抑止できないのは今の日本人も同じかもしれないですね。
by ペイン (2009-10-21 22:20) 

元気

ペインさん。

日本を舐めてはいけません。

>国民国家は抑圧と革命、粛清など血なまぐさい歴史をたどってしか生まれない。そうでなければ遍く国民は権利を有効活用できません。

確かに外国ではそうかも知れません。
権利を有効活用するのに無私の存在が不在だからです。
ところが日本には天皇、皇室が在ります。
民が権利を有効活用することを認め、自らは無私の心で自制し、抑制する。尊い存在が在るのです。
そのことを忘れてはなりません。
そのことが日本を危機から救って来た事実を蔑ろにしてはなりません。
ゆえに、皇室典範を改正し、皇室を俗化してはならないのです。
天皇が国体を尊ぶために祭祀をする。そのことほど尊いことはないのです。
それは、私利私欲を超えた世界平和の祈りでもあります。
日本一国だけでなく、世界に誇れる存在を有していることに目覚めねばなりません。
それこそが、世界を救う道であると思います。

by 元気 (2009-10-21 22:46) 

元気

イザ! 阿比留氏の記事より転載。
「日本郵政社長となる斎藤次郎氏に関する過去報道」
http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/1282834/

 日本郵政の社長に元大蔵事務次官の斎藤次郎氏が内定しました。小泉元首相の民営化路線の象徴であるこの会社に、よりによって「官僚の中の官僚」、大蔵省の元トップを充てる人事には、郵政国営化でも狙っているのか?との印象すら受けました。この人は、国民福祉税構想で民主党の小沢一郎幹事長と組んだ「懐刀」としても有名であり、小沢氏も本当に好き放題やっているなとも。

 ただ、若い人には「斎藤次郎氏」と言われても知らないか、覚えていない方もいるでしょうね。そこで本日は、過去の新聞記事でこの斎藤氏がどう描かれているのかをいくつか見繕って紹介しようと思います。

 《各省庁が予算を概算要求する際の基準となるシーリングの設定や、1980年代以降の財政再建の柱となった財政システムを構築したのもこの人。》(平成5年6月23日付産経新聞)

 《経済大国づくりの大きな力となった官僚組織。強大過ぎる権限への批判、反発は内外で強まる一歩だが、「官僚が法律をつくり、国会を通すことで国民の支持を得る。それも民主主義。大きな意味で、これまでやってきたことは間違っていない」。》(平成5年6月26日付東京新聞)

 《減税食い逃げを警戒し昨年末、首相官邸に乗り込み「もし財源の担保なしに減税だけをするなら(予算編成を)サボタージュする」と恫喝、減税と消費税アップの一体処理を求めている。これには(細川護煕)首相、日本新党の会合で「連立政権は8頭立ての馬車だと思っていたら、9頭立てだった」とこぼした。9頭目は、もちろん大蔵省(イコール斎藤氏)だ》(平成6年2月10日付夕刊フジ)

 《「(心当たりは)まったくありません」。斎藤次郎大蔵事務次官は21日の記者会見で、細川護煕首相が20日夜に武村正義官房長官と鳩山由紀夫副長官との会食で国民福祉税騒動を振り返り「大蔵省に利用された」と述べたことについて、苦笑しつつ否定、一瞬、怒りの表情さえ浮かべた》(平成6年4月22日付朝日新聞)

 《「(大蔵省OBの政府機関への天下り批判は)法的には内閣総理大臣が批判を受けることです」。大蔵省の斎藤次郎事務次官は16日の記者会見でこうした考え方を示し、大蔵官僚が日本輸出入銀行や国民金融公庫の総裁ポストを独占していることについて、首相に責任転嫁した。》(平成6年5月17日付産経新聞)

 《「小沢さんより小渕さんの方がずーっと親しい」。大蔵省の斎藤次郎事務次官が19日、自民党小渕派(会長・小渕恵三元幹事長)の勉強会で講演、出席議員から、新生党の小沢一郎代表幹事との関係を聞かれ、弁明した》(平成6年5月20日付産経新聞)

 《大蔵、通産の両事務次官が昨年暮れにそろって財界や労働界などを回った問題をめぐり、大蔵省の斎藤次郎事務次官は10日の参院予算委員会理事会で、訪問の目的について消費税率引き上げの環境を整えるための行動だったことを認めたうえで、陳謝した。(中略)この問題は9日の予算委で、自民党の片山虎之助氏が財界回りの目的などについてただした。藤井裕久蔵相の答弁があいまいだったことから、審議が中断したままになっていた。》(平成6年6月11日付朝日新聞)

 《「武村蔵相、私の意見と思って聞いてくれ。二信組問題はこれでいいのか。事務トップが責任をとることが必要だ」。小里貞利地震対策担当相が24日午前の閣議後の閣僚懇談会で、口火を切った。これに野中広務自治相が「斎藤次官は7年度予算が成立した日に辞表を出すと思ったけど、どういうことだ」と同調。亀井静香運輸相ら閣僚からも賛同のコメントが相次いだ。》(平成7年3月25日付産経新聞)

 《大蔵省はずっと自民党の実力者との太いパイプをテコに政策を実現する手法を続けてきた。細川政権時代に、自民党から小沢氏を中心とする新生党(当時)に重心を移したのはむしろ大蔵流の当然の帰結だ。幹部は「その時に一番強い政治家と組むのが大蔵省」という。国民福祉税の失敗にも、斎藤次官の周辺からは「小沢さんが与党内はまとめるといったのに、まとめなかった」と組む相手が悪かったという声が強い。》(平成7年5月20日付朝日新聞)

 《次官就任は平成5年6月。自民党の長期単独政権が崩壊、連立政権誕生で官僚依存体質が強まった。斎藤氏は「求心力のない時代こそ私欲のない公務員が自信をもってことに当たるべきだ」と自身をのぞかせ、「赤字国債を出さないことが与えられた使命。もう一度出すと、これまでの努力が無になる」と歳出削減を強調した。》(平成7年5月26日付東京新聞)

 《元大蔵事務次官の斎藤次郎・大蔵省財政金融研究所顧問が、東京金融先物取引所の理事長に就く方向で最終調整に入ったことが6日明らかになった。(中略)斎藤氏は次官在任中の平成6年、細川内閣のもとで小沢一郎・新生党代表幹事(現自由党党首)とともに「国民福祉税構想」を提唱し、当時の野党だった自民党から強い反発を買った経緯がある。その後、自民党が与党に復帰したため、7年に退官した斎藤氏は、公的機関への天下りができなかった。》(平成12年4月7日付産経新聞)

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晴れて、天下り(渡り?)ですね。
保身のため、「平気で嘘を吐くセンスは抜群」 (日本の官僚として有能である証拠)である方のようですし…
さすがは小沢氏、亀井氏だと、腸が煮えくり返るほどの憤りを感じます。

良いコメントも転載します。

○ ever さん
「政治の官僚主導」が批判され始めたのは、斎藤氏が次官になって挙げられているような事をやらかしてから以降からと記憶していますが、その氏を渡りで起用して、天下りや渡りを散々に批判していた原口総務大臣まで同意しているとは何かのギャグなんでしょうか?
あいた口が塞がりませんね。

○maruoto010 さん
記憶が不確かなのですが、バブル崩壊直後に政府が銀行に対して公的資金注入を検討しましたが、当時の大蔵省は自分達に責任が及ぶのを恐れ、それを断るように銀行に迫りました。
その当時の事務次官が斎藤氏で、それを暴露したのが西川氏だったような気がします。
結果的には公的資金が注入され銀行は救済されましたが、その段階で注入していれば処理しなければならない不良債権額はもっと低かったと言われています。

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日本丸の船出は、何から何まで、最初から難航しています。
けれども、何が何でも出航し大航海をするつもりのようです。
豪華客船に乗ったつもりが、船底はアナだらけ。
海図もなしの、他国の善意(お情け)を信じての友愛が旗印。
イヤでも何でも日本人なら乗るしかありません。
ならば、せめて、難破を覚悟し備えねばならないのかも知れませんね。
皆で海の藻屑になるわけには参りませんから…
いざとなれば、鳩山船長がその資産にモノ言わせ、妻ともども一番先に空から脱出しそうだと思うのは… 私だけ?
信用なりません!

by 元気 (2009-10-21 22:50) 

ペイン

 日本を舐めてはいけない・・・か。
 しかし、日本帝國も普通選挙制導入後僅か数年で右翼社会主義者(=ファシスト)の意のままの国になってしまいましたからねぇ。しかも其の原因は不景気もありますがマスメディアが民を煽った事も原因です(もちろん元勲がみなこの世を去ってしまったことも原因の一つですが)。少なくとも「反社会主義・反日和見主義のすゝめ」を国民に広めなければ。
by ペイン (2009-10-22 17:35) 

元気

ペインさん、こんばんは。

>少なくとも「反社会主義・反日和見主義のすゝめ」を国民に広めなければ。

そうですね。
日本人は不満を溜め込んでいます。
その不満の矛先がマスコミの誘導で自民党に向けられました。
実際、自民党も酷かった。
けれど、他の党はもっと酷かったのです。
そして、マスコミは整合性を欠く報道姿勢で世論を作り出しました。
売国的な人々を持ち上げるマスコミと外国の内政干渉に危機感を持つ人が増えました。
それには、ネットの力が大きかったのです。

けれども、同じくネットの力で不満の矛先を自民党に向ける人も増えたのです。
結果、数の力で負けました。
民主党を選んだというより、自民党にNOを突きつけた形です。
今後、その突きつけたNOの責任を日本国民は負わねばなりません。

自民党政権時代に鬱積した不満は、民主党政権になっても消えるどころか溜まり続けます。
実際に、生活は楽になるどころか苦しくなり、社会不安、将来の希望も見えにくくなるでしょう。
今度は、その矛先をどこに向けるのでしょうか?

極めて冷静に対処せねばなりません。
皇室に向けさせてはなりません。
憲法改正に向けさせてもなりません。
そうなれば、本当に日本は再生不可能になるからです。

色々な解体法案が目白押しです。
けれど、それは日本滅亡の序曲に過ぎません。
右翼(保守?)も左翼(改革派?)も皇室典範を掲げる者には要注意です。
私は、皇室崇拝者でも天皇崇拝者でもありません。
ただ、日本の伝統や文化を守り、後世に伝える役割から降りたくないだけです。
よくよく、このことについては、慎重にならねばならないということです。
日本の存亡は、まさにこのことにかかっており、世界の存亡とも無関係ではないと考えています。

大多数のサイレント保守市民を目覚めさせねばなりません。
モノと言わないままで、サイレントのままで、日本人の誇りに目覚めなければなりません。
それは、革命でも粛清によるのでもありません。
サイレント保守市民が日本再生の鍵を握っています。

「反社会主義・反日和見主義のすゝめ」 の広め方が重要です。
間違いは許されない気がしています。
なぜなら、あまり、時間が無いようにも思うからです。
勤勉で善良。島国でムラ社会の日本人です。
舐めてはいけませんよ。

by 元気 (2009-10-22 20:17) 

元気

(情報追加)

斎藤次郎 ウィキペディア(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%8E%E8%97%A4%E6%AC%A1%E9%83%8E
1993年6月 - 事務次官。ノーパンしゃぶしゃぶの接待を受け、1995年退任[10]
1995年 - 旧大蔵省 財政金融研究所 顧問(天下り)
1995年 - 旧大蔵省 社団法人研究情報基金 理事長(渡り)
1995年 - 旧大蔵省 財団法人国際金融情報センター 顧問(渡り)
2000年5月 - 東京金融先物取引所理事長就任[10](渡り)
2004年4月 - 東京金融先物取引所株式会社化に伴い社長に[10](渡り)
2009年10月 - 民主党により日本郵政社長に内定[10](渡り)

亀も鳩も… 面の皮厚過ぎ、恥知らずです。(汗)
by 元気 (2009-10-23 14:53) 

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