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「超限戦」 日本が立ち向かわねばならないもの。 [草莽崛起]

『超限戦』(ちょうげんせん、英:Unrestricted Warfare)Wikipedia
1999年に発表された中国軍大佐の喬良と王湘穂による戦略研究の共著。
これからの戦争をあらゆる手段をもって戦うものとして捉え、戦争の性質や戦略について論考。
第1部新しい戦争について、第2部作戦の新しい方法についての議論から成り立つ。
25種類にも及ぶ戦闘方法を提案し、
通常戦、外交戦、国家テロ戦、諜報戦、金融戦、ネットワーク戦、
法律戦、心理戦、メディア戦などを列挙。

戦争の原理として総合方向性、共時性、制限目標、無制限手段、非対称、最小消費、多元的協調、そして全ての過程の調整と支配を挙げている。
このような戦争はグローバリゼーションの時代の戦争に特徴的なものであり、
軍人と非軍人の境界もまたあいまい化する
超限戦は単に戦争手段の多様化を示すだけではなく、
それに対応した安全保障政策や戦略の研究の必要を主張している。

目的達成のためには手段を選ばず、徹底的に統制するため、

倫理基準を超え、タブーを脱し、手段選択の自由を得なければならない」 

こちらのニュース記事もご参考に。
中国の新兵学書「超限戦」、尖閣で見事に実践。日本は尖閣諸島での「敗北」を徹底的に研究すべし。

中国の尖閣問題に対応からは、「超限戦」 が見えてきます。

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○尖閣衝突ビデオの公開を阻止する。 手玉に取られた菅首相&仙石官房長官
 過去記事:中国船長解放急がした首相、密約を結んだ官房長官

○(官製)デモを日本のメディアに大々的に報道させる。
 過去記事:偏向報道の被害者は…
        「中国で数万人反日デモ、日系スーパーに被害」 は報道。日本のデモ報道は?

○インターネット情報の統制。反日ニュース。反日の書き込み。
 過去記事:尖閣諸島問題の対応はいかに?
        「中国で数万人反日デモ、日系スーパーに被害」 は報道。日本のデモ報道は?

○国連における温家宝首相の発言。
「中国首相「主権や領土、妥協せず」 国連総会で明言」2010/9/24 7:21 日本経済新聞

○経済制裁手段(レアアース禁輸、旅行禁止、入管手続き遅延…)。

○日本悪歴史観の教育。スリコミ。

○中国シンパの日本人指導者の活用。

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そして、中国人船長(軍人?非軍人?)の拘置延長が決まった直後のフジタ社員の拘束。

まさに、倫理基準を超え、タブーを脱し、手段を選ばない。
ヤクザ国家と言われる所以ですが、強く出られると退く日本政府の弱点を突かれました。[あせあせ(飛び散る汗)]

このことは、日本の信頼感を低下させたことが重要です。
外交も防衛ダメ。現政権がダメであるだけでなく、日本国民がダメだとみなされかねないからです。
軍備を持たない国だからこそ智恵や戦略を持たなければ… 日本は内部から崩壊します。 

だから、

菅政権は、日本の安全保障について、信頼回復について、真剣に取り組まねばなりません。
政権を担う与党は、日本人の命と財産を守らねばなりません。
国民は、菅政権に務めを果たしてもらうべく働きかけねばなりません!

尖閣問題、北朝鮮砲撃問題。

日本の将来に関わる重要な問題です。

現政権だけに責任を押し付けて済む問題ではありません。

一人でも多くの国民が、ことの重大さに気付くしか、問題解決への道は開けないと思います。

現政権の問題だけではなく、
日本人全ての問題であり、将来の日本人の問題にもなるということです。

頭(政権)を挿げ替えて済む問題ではないと思います。



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