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「洞爺湖サミット」 福田首相の目の先にあるのは… [日本の将来考]

7月6日の日米共同記者会見での福田首相の発言内容。
なんだか、恥ずかしい内容の会見をされたようです。
まずは、「福田康夫首相とブッシュ米大統領の共同記者会見要旨」 より、
「北京五輪開会式」 に関する要旨は、

首相 開会式への参加を正式に表明する。五輪を政治に絡める必要はない。
http://www.47news.jp/CN/200807/CN2008070601000541.html
だそうです。
ここでは、一つ一つを記載しませんでしたが、色々な項目について、大統領の発言とは食い違っています。
見たくないものは見ようとしない首相と、現実を見ざるを得ない大統領との対比。
それは、世界のメディアを意識して発言している大統領と意識しない首相の対比でもあります。
よろしければ、その違いを確かめられることをオススメします。
本当に、日本の代表として相応しくない、恥を知らない首相です。[ちっ(怒った顔)]
それでは、世界中のメディアに対しての、詳しい発言内容は、

《中国がですね、色々問題があるということはあったとしても、それはそれで、今努力をして、改善をしている努力をしている最中だろうと思います。それを私はこれからよく見ていきたいと思っております。わが国もですね、過去において、いろいろな経験をしてまいりました。他の国から、アメリカからもそうですけれども、批判をされたような行動もありました。そういう現実をですね、経験して、今に至ったわけでありまして、そんな偉そうなことをですね、言える立場なのかなということは謙虚にいつも、反省をしながら日々政治に活動しているということであります。
 私は中国が混乱してほしいと、決して思わないし、中国国民が不幸になってほしいということも全然考えておりません。わが国の隣人ですからね。隣人が健全で、そして明るい、そういう国になってほしいということはかねがね思っているわけであります。そういう気持ちも込めて、開会式に出席してまいりたいと思っております。》
http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/636139/

だそうです。[がく~(落胆した顔)]
「世界のメディアに対しての、詳しい発言内容です」 [ふらふら]
私だって、誰だって、中国の不幸を望んでいるワケではありません。
チベットへの介入から手を引かない中国を懸念しているだけです!

現実を見ようとしていない、聞こうとしていない。
都合の良いことしか見ない、聞かない。
相手(中国という一方だけ!)の嫌がることをしない。
福田首相の目の先に有るのは… 日本自治区なのでしょうか。
(誰か、そこまで馬鹿なことは考えてないと言ってくれ~!)
どうか、日本を中国に差し出さないで下さい。お願いです。[もうやだ~(悲しい顔)]
それでは、現実(のチベット自治区に対する進展)はどうか。
7月1日、2日の北京で行われた中国政府代表とチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世の特使との対話について。
読売新聞での記事はこうです。

【北京=牧野田亨】7日付の中国各紙は、北京で1、2日に行われた中国政府代表とチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世の特使との対話について、特使が、急進派の亡命チベット人組織「チベット青年会議」の暴力・テロ活動への不支持など
中国側の要求を受け入れ、「重要な進展」があったとする新華社電を掲載した。
 対話を担当している中国共産党統一戦線工作部責任者の話として伝えた。チベット側特使のロディ・ギャリ氏は5日の記者会見で、「チベット青年会議は暴力、テロ組織ではない」などとして、
中国側の要求を拒否し、進展はなかったと説明していた。双方の主張は真っ向から対立している。
 対話で中国側は、「祖国分裂活動の停止」など、従来要求していた「三つの停止」に代えて、北京五輪への妨害、破壊活動や同会議の暴力、テロ活動など4項目に対する「不支持」を求めた。同責任者は「より具体化し、ダライ・ラマ側が受け入れやすくした」と語ったという。
(2008年7月7日20時39分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20080707-OYT1T00649.htm

福田首相は、チベットの問題を見ようとしていません。
(中国の都合の悪いことは)見たくないし、聞きたくない。のでしょうか。
中国側の主張しか信じないということは、そういうことです。
日本の首相は、世界のメディアに向けて、そう宣言したのと同じなのです。
具体的な対話内容とダライ・ラマの心の内も転記しておきます。

北京五輪:ダライ・ラマの出席、拒否される--開会式
 【ニューデリー栗田慎一】チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世の代理人として中国側と協議したロディ・ギャリ氏は5日、亡命政府のあるインド北部ダラムサラで会見、ダライ・ラマの北京五輪前の中国チベット自治区訪問や五輪開会式出席の希望が拒否されたことを明らかにした。
同氏は「ダライ・ラマは深い失望の中にある」と語った。
次回協議は10月に開催することで合意したという。
 ギャリ氏によると、前回協議で中国側に求めていた
「囚人の釈放」や「チベット自治区での自由な取材活動」などについても、満足できる回答はなかったという。
毎日新聞 2008年7月6日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/world/news/20080706ddm007030123000c.html

日本は、どこに向かおうとしているのでしょうか。
とにかく、日本自治区になりたくないです!
とにかく、福田首相には、幻滅するだけでなく、危機感を抱いています。











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