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核保有国の核実験。そして、北京オリンピックへ。 [日本の将来考]

現在公開中のインディー・ジョーンズでは、1957年が舞台となっています。
ネバダの核実験用施設も出て来るのですが、インディーは、鉛の冷蔵庫に入ることで核爆発から生き延びます。
爆風で飛ばされた冷蔵庫から出て、キノコ雲を眺めるインディ。
無事に脱出してから、念入りにシャワーを浴び、放射能を洗い落とします。
被爆についての知識は乏しいのですが、
冒険活劇の架空の映画とは分かっているものの(笑)です。

さて、核保有国なのですが、
1.アメリカ合衆国
2.ロシア連邦
3.イギリス
4.フランス
5.中華人民共和国
6.インド
7.パキスタン
8.北朝鮮

保有疑惑国
1.イラン
2.イスラエル
3.シリア

と、されています。(ウィキペディアより)

1945年8月の米国によって原子爆弾が投下されてから、63年が経ちました。
日本は、唯一の戦争による被爆国なのですが、(戦争によらない)核実験による被害者も莫大な数なのです。
核実験なしには開発は出来ないとはいえ、なんともはやな話なのです。
人だけでなく、自然系に対する影響も大きいはずです。なんともはやな話です。
非人道的な爆弾が、自国民に被害を与えているのです。

ウイグル自治区という地域についてご存知でしょうか?
中国が武力で制圧をしている国です。
先日もテロ騒動がありまして、日本の新聞記者2名が拘束されました。
http://sankei.jp.msn.com/world/china/080806/chn0808060025001-n1.htm

政府高官は5日夜、中国の新疆ウイグル自治区で日本人記者とカメラマンの計2人が地元の武装警察に拘束され、暴行を受けた事件について、「中国側は事件の翌日に『遺憾』と言った。中国としては異例のスピードで、異例の対応だ」と、事件直後に中国外務省の秦剛副報道局長が日本大使館に遺憾の意を表明したことを評価した。
 その上で、政府高官は「国と国との話としては決着した」とも述べた。

毎度のことながら、中国の嫌がることはしない政府高官ですから…
配慮を忘れないようです。
ところで、「遺憾の意」 って、何???
自国の対応の拙さを恥じて、事実関係を徹底確認し、今後に活かさねばならないでしょうに…
日本政府だって同じでは?
自国の国民が拘束されたのですから、そこに不当性(人権問題)が無かったか、
事情徴収と今後の(中国での報道活動の)対応を検討せねばならないでしょうに…
中国も日本も、まるで、当事者(個人)の問題のようで、国の介入が感じられません。
コトを荒立てたくないための配慮でしょうか?
で、また、大事な場面で、有効なカードを切らなかったということですね。(あ~あ)

そのウイグルですが、
やはり、ウィキペディアによると、
http://209.85.175.104/search?q=cache:sMfX54IG6v8J:ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E7%96%86%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%82%B0%E3%83%AB%E8%87%AA%E6%B2%BB%E5%8C%BA+%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%80%80%E6%A0%B8%E5%AE%9F%E9%A8%93&hl=ja&ct=clnk&cd=8&gl=jp

中国国内の核実験の大半は新疆ウイグル自治区にて行われており、自治区内のロプノール核実験場の付近では、住民の健康状態や、農作物への被害が懸念されている。

なんです。[もうやだ~(悲しい顔)]
さらに書くと、民族同化によって、エライことになっているんです。
だから、テロという名の抵抗も起こるんです。

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さらには、産経の記事も転記しておきます。
http://sankei.jp.msn.com/world/china/080807/chn0808072104008-n1.htm

「ウイグルの原爆被害を知ってもらいたい」
 広島と長崎の原爆忌に合わせて来日中のウイグル出身の外科医アニワル・トフティ氏が7日夜、北京五輪の開幕に先立ち都内で講演し、中国の核実験による汚染の実態を説明した。
 アニワル氏は、中国の核実験場があった新疆ウイグル自治区で、大脳未発達児が数多く生まれ、がんの発生率も高いことなどを指摘。「原爆の悲惨さを一番知っている日本人に、原爆の被害に苦しむウイグル人が大勢いることを知ってもらいたい」と訴えた。また「ウイグル人の生命や財産の犠牲の上に、北京五輪が開催される」と述べ、中国によるウイグル人への人権弾圧を批判した。
 アニワル氏は98年、英国テレビ局の番組で、中国に核実験による後遺症の実態を世界に向けて告発し、英国に亡命している。

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ウイグルの核実験の被害は75万人に及ぶそうです。
放射能による後遺症は民族に深刻な事態を引き起こしています。
まるで民族浄化の効果を狙っているかのようです。
そして、石油や天然ガス等豊富な資源で潤うのはウイグルの人々ではなく、移植して来た漢民族なのです。
戦後、原爆投下から63年が経ちました。
日本の原爆投下は、なんらかの教訓となりえたでしょうか。
軍事力を行使することで自国民の命すら軽んじるのが中国共産党です。

もう、時刻は、8日となりました。
北京オリンピックが開催です。
華々しく開催されるだろう式典の裏に、どれほどの血と涙が流され、
これからも流され続けることか…

平和の誓いが活かされることを願ってやみません。

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