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P-3C部隊派遣 [日本の将来考]

 昨日(9/22)午後、麻生太郎幹事長(68)が第23代総裁に選出されました。
68歳という年齢を考えると、高齢のような気もしますが、
麻生氏の顔や言動を拝見する限りは、まだまだ若いという印象を持ちます。
実際、それぐらいの年齢に達して初めて出来うることもあるかも知れません。
日本再生に向けては、既得権を守ろうとする方々の反発が予想されますが、
どうか、強(したた)かに、勁(つよ)く、しぶとく、総裁を首相を頑張って欲しいと願っています。

私は、麻生氏を応援したいです!

   [かわいい]   [かわいい]   [かわいい]

さて、先日(9/13)に、『草莽崛起ーPRIDE OF JAPAN』 というブログで興味ある記事を見つけました。
タイトルにも掲げていますが、「P-3C部隊派遣」 という提案です。
インド洋の給油に代わる、より効果的で実際的な案であると思います。
新しく総裁になられた麻生氏に、是非とも実現に向けての検討をして欲しい案であると思います。

『国連決議を機にP-3C部隊を派遣せよ』
戦略地政学者  北村淳
http://prideofjapan.blog10.fc2.com/blog-entry-1677.html#comment

少しはしょると、

ソマリア沖では過去数年にわたって海賊事件が頻発しており、人質と船の解放を条件に船会社に高額の身代金を要求します。
海賊の手に渡った身代金は軍閥やテロリストの軍資金になるため、
海賊は船会社にとっての脅威にとどまらずテロとの戦いを進める国際社会全体に対する脅威と考えられています。
日本の船もしばしば襲われており、今年の4月には日本郵船のタンカーがロケット弾を打ち込まれる事態も発生しました。
海軍特殊部隊まで派遣して海賊を逮捕したフランス政府と違って福田内閣は何もしておりません
ソマリア沖での海賊に業を煮やしたフランスや米国や英国が中心となって、
ソマリア沖の海賊を国際社会の協力で取り締まろうという内容の
国連決議1816が6月上旬に採択されました。
「決議1816」の趣旨は、
ソマリア沖での海賊取締りに従事する外国軍が追跡の必要がある場合は、
ソマリアの領海内といえども追跡することをソマリア暫定政府は認める、というもの。
多国籍海軍に参加してアラビア海域をパトロールしている艦艇だけでは海賊対策には戦力不足なので国際社会の協力が必要。
スウェーデンは直ぐに軍艦の派遣を決定しました。
今月からはカナダ海軍の軍艦がソマリアへの食糧援助に当たる船舶の護衛を行います。

日本も「決議1816」の提案国に名前を連ねているのですが、
福田内閣は国民に説明もしていないし、マスコミも取り上げておりません

日本がソマリア海賊対策に貢献すれば、海賊にとっても強力なメッセージになります。

海洋哨戒機P-3Cでパトロールすることにより、
不審船を発見して周辺の多国籍海軍艦艇に通報したり、
救難信号を発している現場に急行し海賊を威嚇し追い払う、といった活動が可能です。

P-3Cを米海軍は200機ほど保有しており、それに次いで海自は100機ほど保有しています。
海自の次に保有しているカナダが20機程度。
ソマリア海域にP-3Cを派遣できるのは数量的には米海軍と海自だけということになります。

あとの文章は重要ですので、はしょらず、そのまま転記します。


日本が国連決議を受けてP-3Cを派遣した場合、結果的に多国籍海軍を支援する側面が生じます。
というのは、P-3Cによって支援する艦艇の多くが多国籍海軍参加艦艇だからです。

これによって、現在インド洋で継続中の給油・給水活動が再び中断したり中止されたりしても、多国籍海軍への関与はP-3C派遣のほうが遥かに強いことになり日本の国益への悪影響は避けられます

多国籍海軍への協力を、米国に対するご機嫌取りといった具合に解釈する向きもありますが、大きな誤りです。アラビア半島周辺海域の安全を確保している多国籍海軍との関係が絶たれるとこの海域の情報が入らなくなります。

この海域は日本へのオイル・シーレーンの出発地として、日本国民の日常生活の生命線です
そのような重要な地域の情報が途絶することはまさに国益に対する重大な危険といえます。
誰も情報はタダではくれません

もしP-3Cを6機派遣するとしたら、乗務員と予備要員それに整備要員等で200名ほどの人員が必要となりますが、軍艦一隻の要員数より少なくて済みます

人件費一つとってもコストダウンが図れる上に、他国に燃料や水をタダでやるわけではないため国民の税金を大幅に節約できます
費用を削減しながらも、アラビア海域に日の丸のついた哨戒機がパトロールに当たり大きなプレゼンスを示すことが出来るため、極めてコストパフォーマンスが高い作戦になります。

 もう一つP-3C派遣は軍事的にも利点があります。海自P-3Cが探知した情報によって各国海軍艦艇は行動し、P-3C自身も海賊威嚇のために現場へ急行する場合もあるため、隊員はもとより国民の士気は高まり国威も発揚されます

いかなる軍事組織といえども長期にわたって士気の上がらない任務にのみ従事しては、有事の際に国民と国土を守るための戦闘に勝利する組織にはなり得ません。

このように「決議1816」に協力するとともに、日本のオイル・シーレーンを保護するため、
P-3C部隊の出動を一刻も早く実施しなければ、国際政治における三等国の地位すら危うくなりかねません


こういう案を検討するのが国の財産と安全を守る政府の役割です。
麻生氏には、就任そうそうに、この問題に取り組み英断してもらいたいと考えています。[わーい(嬉しい顔)]







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mirai

初めまして。

日本を取り巻く情勢でも、このようなことは知りませんでした。
情報不足なのは自分のせいですが、私たちが安心して暮らすには、いろんなことを考えないといけないんですね。

by mirai (2008-09-24 21:29) 

元気

はじめまして、mirai さん。

テレビや新聞で道されても、小さい記事なら気もつきません。
テレビや新聞は、中立で、国益に沿った報道がされると信じがちなのですが… 
視聴率やスポンサーのための報道がされているかも知れません。
間違ったものが入っていても、内部告発や被害(?)があるまで、一般人には気付きようがありません。

情報を判断するために、知るためには、自分で情報を集めねばならないのかも。
あ~しんど。(笑)




by 元気 (2008-09-25 00:12) 

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