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「1週間犬」 を売る国 [ニュース☆ヾ 何じゃらホイ?]

5月29日の読売新聞朝刊21面解説。「緩話急題」 より。
「1週間犬」 を売る国
北京郊外の巨大な犬市場。梨園犬市場。
近隣の業者らが犬を売りに集まる青空市場を数年前に整備。数百の専門店が並ぶ。
数万元(1元約14円)もするチベット犬をはじめ、たいがいの犬種がそろっている。
鑑定書も必要なら作ってくれる露天商たち。
中国には金儲けのために、「1週間犬」 と言われる犬を売る人々がいる。
毛を染めたり、注射で顔を変えたりして売られ、約1週間で死んでしまう犬が、「1週間犬」 です。
それは、700元の白いプードルを褐色に染め、テディベア・カットにすれば1500元で売れるから。
口のとがったチャウチャウ犬の雑種は、口の周りに塩水を注射し口元を膨らませる。
毛染めはきつい薬剤を使うので、犬は息も絶え絶えとなる。
そこで業者は売る前に鎮痛剤を与える。
すると数時間は元気に跳ね回るので売れる。
けれど、やがて元気を失い、1週間ほどで死ぬ。
中国の拝金主義は、日本人の想像をはるかに超える。
物言えぬ犬など簡単に道具と化される。
犬の繁殖をしていた元業者に聞いてみた。
「1週間で死ぬ犬を売りつけるのは前からよくある。そんな話より業界の今の関心は犬相場の急落。
昨秋の金融危機を境に、数万元で売れていた犬が数百元でも売れなくなった」
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[猫]騙されていることを知らないのかどうか… 梨園犬市場で買う人がいるということです。

さて、「一週間犬」 で検索。こんな記事が出て来ました。

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1.JPG
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確かに、前からあるようです。
この記事は、2005年の6月ですから約4年前です。
ちなみに、ソースの中国特快の記事は既にありません。

「一週間犬」 は、ニュースになってからも続いているということが驚きです。
さらには、市場が既にあるのですから、それで生業を立てている業者は、
不況で売れなくなった犬をどうするのでしょうか。
1週間で死んでしまった犬。死体の処理はどうしているのでしょう。
そういえば、犬を食べるという習慣のある国です。
処理する業者もあるかも知れません。[ふらふら]

売れるものは何でも売る。
高く売れるなら何でもする。
お金儲けのためなら何だってする。お金が大事。
それが拝金主義です。中国は、拝金主義の国になっています。
日本はどうでしょう。そうは、なって欲しくないです。
お金で買った幸せは、時間とともに消えてしまう気がするからです。

日本でも、ブリーダーによる掛け合わせの弊害で病気の犬が売られていると聞いたことがあります。
さすがに1週間ではないですが、数年で突然病気になり死んでしまうとか。
遺伝的な病気だとも聞きました。(TV番組のニュースでした)
生き物を売り買いすることには違和感がありますが、
生き物を売り買いする市場があり、需要があるならそれも必要なことなのかも知れません。
せめて、生き物を粗末にしないような市場であって欲しいと願うばかりです。

数年前、祭りの夜店で着色されたヒヨコを売っているのを見ました。
赤や黄色、緑やオレンジ。
酷いことをすると思いました。欲しいと思いませんでした。

小学生の頃、近所のお祭りでヒヨコを買ったことがあります。
母には、すぐ死ぬよと言われましたが、ヒヨコはニワトリになりました。
コケコッコーという声が近所迷惑だと、通っている小学校に引き取ってもらった記憶があります。

ヒヨコは、騙す目的で着色されたわけではありません。
ですが、着色した方が売れたのでしょうか。
着色されたヒヨコがどのくらい生きるのか。
着色の弊害はないのでしょうか。
無いことを祈るのみです。

命は、お金では買えないものです。
ですから、命を売り買いすることについて、もっと重く考えたいものです。
なぜなら、命が軽んじられる社会は、人間にとっても生きやすい世の中ではないからです。
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ペイン

 私は、未成年の悪い頭で「なぜこれらの国々のやることは冷酷なのか?」と考えてみました。
 その答えが「騎士道・武士道」だったわけです。
 日本や西欧諸国は、民主主義には歴史と犠牲があります。それもかなり多くの。しかも他国に攻め入られたりそこまで行かなくとも本土防衛の戦闘を行った経験もありますから「最低でもこれは守ろうか?」という暗黙のルールが確立されました。それが「騎士道」であり「武士道」だったと考えています。
 ところが初めから民主主義国家だった上に敵の大軍が本土へ押し寄せてきたという経験のないアメリカや、つねに皇帝やその周辺の貴族と貧民しかいなかった、そして何のビジョンもないまま、まともな歴史もないまま暴力によってのみ「人民の国家」を築こうとしたシナやロシア、事実上無理やり独立させられた形となった朝鮮など所謂「人工国家」と呼ばれる国々には「騎士道」「武士道」は育ちませんでした。
 そのため、ロシアや南朝鮮は平然と他国領を占拠し、アメリカは冷酷な手口で敵を追い込み(ま、日本やドイツへやったツケはしばらくして第2次世界大戦や冷戦と言う形で払う羽目となりましたが)、北朝鮮は人民を苛め抜き、シナは犬や人をももてあそべるのでしょう。

 が、そのツケはいずれ払うことになります。

 長々とすみません。
by ペイン (2009-05-31 17:46) 

元気

ペインさん、コメントをありがとうございます。

高校生が色々なこと、歴史を踏まえて考えることは、とても素晴らしいことだと思います。
ペインさんは、よく勉強され、考えられているので素晴らしいと思います。
これからも、よりよく調べ、柔軟に広く考えることを重ねて下さいね。

国には大陸国家と海洋国家の2種類があります。
中国は、大陸国家です。(陸続きで他国と隣接している)
元来拝金主義の国であり、領主が倒されれば領民(農民)は、殺されるか奴隷にされる国でした。
戦前は、皇帝を中心とした官僚国家であり、今も中華思想を持っています。
収賄や汚職。策略の中で生き延びる術を磨いた国です。それは今も変りません。
儒教の発祥地でもありますが、阿片の流入により腐敗と堕落が進みました。
一族を大切にする国ですから、一族以外の命は軽く扱われる風潮があります。

日本の場合は、武士が戦い、農民は勝った領主に年貢を納めるというしくみ。
領主が負けても、奴隷になることも命が脅かされることも無かったのです。
更には、自然に恵まれ、四季折々の実りと海産物が豊富という奇跡のような国です。
一族もですが、ムラやクニを大切にし、(豊かさを独占する)自己を律し、全体(世間様)を意識しての「恥の文化」 を育む土壌が有ったのです。
ですから、金では買えない大切なものを身を持って知っていたともいえます。
(元来、拝金主義の国ではありません)
そして、戦前、戦中に外国を恐れさせたほどの民度の高い頑強な意思と体躯を備えていました。
国民の心を一つにまとめた存在、天皇(皇室)の存在も大きかったのです。
戦中の日本の結束の固さは外国を恐れさせ、戦後、GHQによる憲法改正にまで踏み込ませました。
(ハーグ陸戦条約43条に反しています)
日本を弱体化するため、自由や個が尊重され、「公」 意識を薄れさせたのです。
そのために戦前悪や戦中の非道さを捏造したともいえます。
結果、今では、アメリカの経済優先の拝金主義のような思想も蔓延しています。そして、恥を知らない政治家や官僚、公務員による腐敗極まる社会が進行しています。

アメリカには、モンロー主義というのもあります。
欧米両大陸の相互不干渉で、アメリカ合衆国の外交政策の原則です。
(ヨーロッパには、アメリカの政策に口出させない。口出さない)

ロシアは寒い所です。豊かな四季も実りも少ない。
衣食足りて礼節を知る。という概念でいえば、礼節以上に生き残りだということです。

>事実上無理やり独立させられた形となった朝鮮

朝鮮民族は、もとは三東半島にいた少数民族です。
漢民族の膨張で朝鮮半島に来た民族で、虐められて、苛められて押しやられた民族です。
他国に侵略されることなく、和を尊んだ日本とは全く考え方が違って当然です。
さて、海洋国家の日本は、半島を押さえておかないと大陸部の流れが半島を通じて危うくなります。
だから、朝鮮半島にしっかり自衛独立をして欲しかったわけです。
そのためにお金も人も使って支援したわけです。(スゴイ支援をした)
中国に媚びてないで、独立して欲しかったわけです。
もちろん、独立にこそ、朝鮮民族の幸せがあると考えたわけです。
だから、ムリヤリ独立させられた。という主張は… 当たらないと思います。

森羅万象。石にすら神が宿ると考えた日本人。
それ以外の国とは、命の捉え方に差があることは否めません。
by 元気 (2009-05-31 20:26) 

ペイン

>だから、ムリヤリ独立させられた。という主張は… 当たらないと思います。

 朝鮮半島は「他力本願」で、下級階層はともかく、上級階層はシナに媚、下級が知識を身につけないような政策を行っていました。李氏朝鮮の王家も元はといえば明王朝から「朝鮮国王」に任命されています。ベトナムのように大した反発はなくシナ側からは「礼節の国(だったか)」といわれていました。とにかくシナにこびへつらった国だったことははっきりしているようです。19世紀末期の清では下っ端だった袁世凱も朝鮮半島では朝鮮湖国王でさえ頭が上がらなかったとか。さらには清が朝鮮を併合しようとすると上層部の大半は大変喜んだという話があったとかなかったとか?
 日韓合邦のときも反発した朝鮮人は皆無に等しかったのです(つまり、独立する意思なし)。欧米人も日本に同情し、なかには「これは朝鮮人が招いたことだから仕方がない」「あなた方のために日本がどれだけの犠牲を払ったか考えてみなさい」と朝鮮を酷評する声もありました。その後も日本に甘え続けておりシナ人に対しても「オレは日本帝国の臣民だ」といって対抗したほど。同じく日本に統治された台湾の住民の中には戦後国民党の姿を見てがっかりし、日本に逃げ帰った人もいたとか。

 いまだってそうです。口先では「世界一優秀」と言っていますが、あそこでやっているアニメは日本産のアニメの海賊版で、経済も不景気であえいでいる日本からのODAで潤っているようなものです。
by ペイン (2009-05-31 21:26) 

元気

ペインさん、コメントありがとうございます。

以前もそうでしたが、ペインさんのコメント。
それに対するコメント。また、コメント…
とても楽しいものです。(笑)

私も、とっても勉強になりますし、通りすがりの方の中で、
じっくりと読んでいただける方が一人でも多ければ良いなと思います。
そして、その中で、コメントをいただけたら… また、論は広がり、
そういう積み重ねが、明日の日本を作り出すのだと思います。
そうやって、思いのたけを綴ることが大切だと思います。

国内でも問題を抱え、
日本を取り巻く国外でも問題を抱えている日本。
意に添わないからと外交をしないわけにはまいりません。
だから違う政党が政権をと、安易に考えるわけにはまいりません。
問題のない人間も国もないからです。
どうとらえて、どう対応し、どう持って行きたいのか。
そのために智慧を絞らねばなりません。
一人では無理。だから多くの人に考えてもらいたいのです。
政治家を動かすのは国民です。
政治家任せで希望と文句だけ言っても解決出来ません。
近隣諸国がどんだに腹黒くて非道でも、命よりお金が大事でも…
関わらずにはおられないのです。それが現代社会だからです。

関わるために、どのような国民性を持ち、どういったことをしている国か、
等身大で見る必要があるのです。
言われることを鵜呑みにし、国益に反しても要求されることは呑む。
それでは主権国家たる日本の外交足りえないわけです。

強く出れば引く国では、侮られるだけです。
主張すべきことは(経済優先でなく)主張する。
日本一国が幸せになる道でなく、他国も一緒に幸せになる道をこそ探るべきなのです。
ダダをこねる子どもの言いなりになってはなりません。
横暴で粗野な振る舞いを(国民性だと)許してはなりません。
無知なら手本を示して教えるべきです。
日本なら、それが出来ると信じています。
そのためには、日本のために亡くなった戦没者、靖国の人々を貶めてはなりません。
そもそもの間違いの第一歩は、そこにあると考えています。
元を正して、劣悪な 「公」 を軽んじ、「私」 を重んじる政治家は排除すべきです。
未来を見据えて、日本国民のために動く政治家を応援すべきです。
外国人優遇のために税金を使おうとする政治家は排除すべきです。
権利ばかりで務めを忘れた人権派は排除すべきです。
(人権を主張するなら、まずは務めを果たすべきです)
外国に毅然とした態度を示そうと思えば、まずは国内の政治家から改めさせねばならないと思います。
国民は、与野党全ての政治家を精査すべきです。
(やってきたこと、所属している会を見れば一目瞭然です)
政治に関心を持ち、地域の議員を育てることをせねばならないでしょうね。
甘言に惑わされない智慧が必要だと思います。

若い方の力も重要です。一緒に頑張りましょう。(^o^)丿

by 元気 (2009-05-31 22:53) 

元気

もう一つ。
海洋国家の日本は、半島だけでなく、島にも気を配らねばなりません。
島とは、台湾です。
朝鮮半島と台湾が戦闘に巻き込まれたら… 
日本も無事ではいられないということです。

台湾と密接な外交が必要という理由、ここにあるのです。
先日のNHKで、台湾との関係を損ないかねない番組が放送されました。
全国でデモ行進も行われています。
各地で1000人を越えるデモ行進が行われてもマスコミは全く報道しないようです。
(20人規模の人権派集会は割増し報道するらしいですが…)

犬権も人権も命という意味では同じです。
命を大切にし、絆や関わりを大切にする国を守りたいです。
by 元気 (2009-05-31 23:20) 

genn

元気さん、
ペインさん、

犬を、その命の価値を踏みにじりながら金儲けをする、
いったいどういう神経をしているのか不思議です。

ある中国の動物園では来園者がヤギを共同で買い、
その生きたヤギを放し飼いのライオンの群れに放り込む。
そんなヤギが襲われ殺されていくシーンを見て、
鉄格子のバスの中から大人も子供も声をあげて喜んでみている、
そんな画像をテレビやネットでみました。

もう虫唾が走るほどに嫌悪感を覚えます。
ありえません。

なぜ日本人とは違うのか?
そう、文明の違いだと思います。
でもこの民族性の違いは いつまでも続くのだろうか?
この先もずっと違ったままなのだろうか?
考え中です…

でも仕事で会う中国人や韓国人はまともに見えます。
しかし、歴史が「それは間違った判断だ」と囁いている気がします。
「彼らの民族性は変わらない」と。
日本人はずっと裏切られ続けてきてましたから、歴史から学習しないといけない。
彼らとは絶対に間をおいておかなければいけないと思います。
彼らに対抗できる備え、軍事力をもってないといけません。
はやく九条を改正して十分な抑止力を備えないと危険な状態です。
間に合うだろうか…

genn

by genn (2009-06-02 00:56) 

ペイン

genn様
>日本人はずっと裏切られ続けてきてましたから、歴史から学習しないといけない。

 仰るとおりです。あの偉人伊藤博文も見事に朝鮮人に裏切られシナも結局はアカい征服王朝が興っただけでした。
 ビスマルク氏は「賢人は歴史に学び、愚か者は体験に学ぶ」と言っています。もちろん、体験から学ぶことも大切です。が、歴史はそれ以上に学ばなければ折角の「体験」も無意味なものになります。
 西欧キリスト教文明や日本文明と違い、近代的な思想が興らず、近代的な改革や、産業革命を経ていませんから、道徳が十分に備わっていません。我々が成人~中年ならばシナなどは小学生低学年とも言えるでしょう。

 ですから、西欧人と接する要領でシナ・朝鮮人と接していれば負けますね。
 19世紀の英国のように冷酷であれ!ビスマルクのように目敏くなれ!
by ペイン (2009-06-02 16:57) 

元気

gennさん、australiaさん。
ナイスをありがとうございます。

gennさん、コメントをありがとうございます。
買った命だから、それをどうするか自由だ。という論でしょうか。
命を買う。対価を払ったという考え。なのだと思います。
対価とは、交換の手段でしかないものです。
手段が世界を動かし未来さえも侵食している。怖ろしいことです。
欲が世界を動かしているのです。
だからといって、愛(欲)が世界を動かすべき。なんて、間違っても言いません。(笑)
愛の種類は多く、どれも結局は人間の都合だからです。
だから、鳩山氏の友愛至高理念は… 噴飯ものなのです。

土も水も太陽も、命も(今を生きる)人間だけのものではありません。
預かり物です。
智慧は、欲を制御することにも使わねばなりません。(倫理、道徳)
欲が暴走すれば、地球は荒廃します。
畏敬の念を忘れてはなりません。

ゆえに、「靖国の心」 は、尊いのです。
靖国=軍国主義 と考える輩は、洗脳されています。
靖国の心とは、欲を律し、公を尊ぶ、他を認める心です。
違いを認めることが必要ですが、違いに屈する必要はありません。
同じく、違いを主張すれば良いだけのことです。
相手が主張するように、違う価値観を主張すれば良いのです。
逃げてはいけません。
共通の価値観を持ったムラなら、黙っていても時間と共に分かり合えることもあります。
が、共通の価値観を持たない異文化とは、黙っていては、分かり合えることなどないのです。
分かろうと努力をする日本人とは、立ち位置が違うのです。
分からせる努力をしないことは逃げであり、服従とみなされるのみです。

>間に合うだろうか…

いつからだってやりなおせるはず、ですが。
悪くなった状況から戻すのは困難で、悪いとさえ感じられないのは末期症状かも。
(ウイグルやチベットを考えると… 本当に厳しいです)
いずれにしても、日本人は呪縛から抜け出る必要があります。
それなしには、進まない。そう考えています。
by 元気 (2009-06-02 17:21) 

すけろく

こんな事をやっておいて日本人を野蛮人だと言う神経が全く理解出来ません。
まぁ、毎日毎日日本人には信じられない事が当たり前の様に起きていれば、
「それが当たり前」になるんでしょうが。

この人達との相互理解は永遠に無理でしょう。
by すけろく (2009-06-02 18:08) 

genn

> 靖国=軍国主義 と考える輩は、洗脳されています。
> いずれにしても、日本人は呪縛から抜け出る必要があります。

同感です。
しかし残念ながら 東京裁判史観に「洗脳」された輩がすごくたくさんいる。
それに 大なり小なり洗脳された連中が その呪縛から抜け出る可能性は、低い、今は。
残念ながら そう思ってます...経験から。

まぁそういった輩は 単に歴史や政治に興味ないだけなのかもしれません。
で、北朝鮮から一発ミサイルが日本本土に命中すれば目が覚める、
あっという間に呪縛から醒めるのかもしれない。

でも それでは遅い可能性が大きい。
だからとにかくできることを何かしなければいけないと思ってます。

genn@京都
by genn (2009-06-03 01:16) 

KenT

とてもnice!な記事ではないですが、衝撃的だったのでクリックしました。
許されざることです。
ただ、私は倫理観とはその国の文化と宗教を反映するものだと思っています。
だから、中国の人たちが騒がれる色々な問題も、それがよろしいとは思いませんが、多少の理解はしているつもりです。(認めているわけではありません。)

何が言いたいかというと、先述に「ヤギがライオンに食べられる光景を見て喜ぶ」といったような旨のコメントがありますが、我々日本人も同じようなことはしています。第一、ほとんどの食肉は食肉にするために飼育され、商品として扱われているのですから。

ただ野蛮な民族だと罵るのではなく、自分たちに置き換えて考えるべき問題じゃないかとも思うのです。

元気さんはどう思われますか?
by KenT (2009-06-03 02:20) 

元気

KenTさん、ナイスとコメントをありがとうございます。
どういう意味(とっても衝撃的ですよね)であれ、
ナイスをいただけ、コメントまでいただけることを、とても嬉しく思います。

>元気さんはどう思われますか?

そうですね。
記事の最後に書いた言葉に終結していると思います。(再掲)
命は、お金では買えないものです。
ですから、命を売り買いすることについて、もっと重く考えたいものです。
なぜなら、命が軽んじられる社会は、人間にとっても生きやすい世の中ではないからです。

動物(植物、自然環境)は、人間のためにある存在するのではないです。
ゆえに、命を奪って命を繋いでいる存在であることに自覚を持つ必要があると考えています。
命も自然の一部です。ゆえに畏敬の念を持つべきだと考えています。
無用な殺生を戒め、命をいただいていることに感謝することが必要だと思います。
そうでないと、欲望が暴走するからです。
暴走すれば、人類の存続自体も危うくなると考えています。
ですから、欲望を律することは、人が存在する上の智慧でもあるのです。

>「ヤギがライオンに… 商品として扱われているのですから。

人が生きるために食料として動物を飼育することは、事実です。
親戚に県に雇われ、酪農食肉に携わっている人がいます。
牛の出産を手伝い育て、やがて出荷までする仕事です。
糞尿の始末、肥料にするための運搬まで携わっています。
餌をやり、掃除をし、病気の管理、治療看護もします。
牛個々にも性格があり、それを把握し世話するうちに心も通います。
毎朝牛に声をかけ、話しかけています。
しかし、やがて、そうやって慈しんだ牛を出荷するのです。
だからこそ、牛の命を大切にし、蔑ろにしないのだと思います。
体調を管理し、悪ければ牛舎で寝起きし付き添うのです。
間違っても劣悪な環境で多くを飼い、生き残った牛だけを出荷するというのではありません。
それは、口にする人に対する安全管理にまで繋がっているからです。
それが、日本の食の安全に繋がり、日本人の命に繋がるのです。
最初は、出荷の車に乗せる際、正直辛かったそうです。
今も辛くないはずがありません。ですが、それが給料をいただくという仕事です。
そのために誠を尽くす姿勢。それが彼の生きる姿勢であり仕事です。
それが命を食するヒトの姿勢であると思います。

>私は倫理観とはその国の文化と宗教を反映するものだと思っています。

中華人民共和国は、1949年に中国共産党によって建国された社会主義国家です。
どのような文化と宗教を反映しているのか、正直なところ、私には分かりかねます。(Wikiより)
中国共産党政府による宗教弾圧の影響が大きい。国民の大半を占める漢人は現世利益的であり、複数の宗教の良いところをそれなりに信仰する傾向がある。改革開放以降、「紅白産業」と呼ばれる「冠婚葬祭業」が飛躍的に発展した。
儒教は共産主義や毛沢東思想に真っ向から敵対するものとして文化大革命時に徹底弾圧され、熊十力などの新儒家の名士が自殺に追い込まれるなど徹底的に迫害され宗教としては事実上絶滅した。しかし、孔子生誕2555周年となった2004年以降、毎年9月28日に孔子の生誕を祝う祝典「孔子祭」が国家行事として執り行われ、論語を積極的に学校授業に取り入れるようになるなど儒教の再評価が進んでいる。

文化大革命、天安門事件、チベット、内モンゴル、新疆ウイグル…
1949年の建国後のさまざまな虐殺の歴史と住民に知らせず実施される核実験などの少数民族の扱いを考えると、
精神の自由の制限だけでなく、人間の命さえ軽んじる国であることは否めません。
ならば、動物の命など推して知るべしだと思います。

>ただ野蛮な民族だと罵るのではなく、自分たちに置き換えて考えるべき問題じゃないかとも思うのです。

そうですね。自分に置き換えて考える姿勢、とても大切だと思います。
そして、そういう姿勢こそ、日本人の美徳であると思います。
ですが、それが通用しない国、人がいるという事実。
認識することも必要であると思います。
自分に置き換えて考えることは、相手に置き換えて考えることとは別であることを知らねばなりません。
私は、KenTさんのような誠実で賢明な日本人の暮らす日本が大好きです。
だから、その国を命を大切にしたいと考えています。(^o^)丿
by 元気 (2009-06-03 09:29) 

元気

gennさま、コメントをありがとうございます。
京都にいらっしゃるんですね。
なんだか、勝手に身近に感じています。(地理的に近いです)

> 大なり小なり洗脳された連中が その呪縛から抜け出る可能性は、低い、今は。
>残念ながら そう思ってます...経験から。

私は… 本当はね。
東京裁判史感とか自虐史観というより…
「公」 の気持ち。靖国の心が理解されることは難しいと考えています。
それを伝える人が身近にいないなら、より難しいと考えています。
私やgennさんや他の方々のように、靖国の心を理解される方は少数派だと思います。
(私だって、生半可な理解しかしていません。だから伝える言葉に重みが足りません)
なぜなら、公よりも個が重んじられる時代に生き、意思よりも感情を大事にする風潮根強いからです。
それと、損得勘定で動く人間が増えたこと。拝金主義です。
結果をすぐに求める人が増えたこと。
それは、諦めが良い人が増えたことでもあります。
そういった、本来の日本人の強みが弱くなったこと。
これを強くするのは至難のワザです。
もちろん、私だって、怪しいのです。
言うは易し、行うは難し。です。忍耐が必要だからです。
希望は捨てていませんが、諦めてはいませんが、かなり厳しい状況と考えています。

>歴史や政治に興味ないだけなのかもしれません。

ええ。面倒なことには関わりたくない。
そう考えていると思います。

>北朝鮮から一発ミサイルが日本本土に命中すれば目が覚める、
>あっという間に呪縛から醒めるのかもしれない。

私は、醒めない気がしています。
そして、醒めても、行動できない。
なぜなら、核(靖国の心)を無くされているから。
「公」 の心は、小さいときから教えなければ身につきません。
かくいう私とて、身についているか怪しいのですから… (恥)

>でも それでは遅い可能性が大きい。
>だからとにかくできることを何かしなければいけないと思ってます。

はい。
今出来ることをするしかありません。
過激でなく、穏やかに静かに… 間違いを知らしめていくしかありません。
忍耐強く。すぐに結果を求めてはなりません。
とても難しいことです。ですが、やるしかない。そう考えています。

gennさんも、同志です、よね。
一人でないことが嬉しい。だからこそ、増やしたい。(笑)
忍耐強く、頑張りましょう。(^o^)丿
by 元気 (2009-06-03 13:22) 

ペイン

無礼にも補足いたします。
>中国共産党政府による宗教弾圧の影響が大きい。国民の大半を占める漢人は現世利益的であり、複数の宗教の良いところをそれなりに信仰する傾向がある

 実はシナ・朝鮮人の「今儲ければ良いや」「明日には明日の風が吹く」という思想は新しい考え方ではありません。むしろ、かつては「世界一の貧乏国家」「最貧」という不名誉な代名詞が送られた地域ならではの考え方でしょう。そして、そのように発展途上の古代帝国の人民に支持されたのが「共産主義」でした。「人民は皆平等」という空想的なユートピアを建設しようと考えていたのが、支持されたゆえんでしょうが、これも後先考えない無謀な政策によって「人民は皆貧乏」になってしまいました。
 折角の儒教もこうした思想の元でゆがめられ、今では「儒教が諸悪の元凶なのでは?」と言う声も上がっています。そして本来の儒教の教えに最も近かったのが・・・なんと発祥地ではなく当時は遅れた国とされていた今の世界の1等国の日本なのです(ただし、昭和初期までの日本に限る)!
by ペイン (2009-06-03 19:20) 

genn

そう、何よりも大切なものは「公」だと思います。
中国では「忠」よりも「孝」を大切にしたといいます。
一方、日本人は「孝 (family)」よりも「忠(=公)(public)」を大切にした。
だから先の戦いでも逃げなかった。
だから頑強に祖国を守るために戦い抜いた。
だれもが命がけだった。
強くそして立派だった。
そして彼ら、彼女らの多くが いま靖国にいます。

しかし、祖国/日本を好きになれない人が
= 東京裁判史観/自虐史観の人たちが、
公の大切さ、ましてや靖国を理解することはありえません。

だから東京裁判史観/自虐史観は悪夢なんだと
目を醒ましてもらうことがキーだと思ってます。

悪夢だったとわかれば それはそのまま日本を好きになることに繋がり
そして公を大切に思えるようになると思ってます。

それに対外的に傲慢になることはない、
大和魂(武士道=日本精神)があるからそうはならない、
強く “立派な” 日本人たちがよみがえってくる。
重厚な歴史をもって日本文明が凝縮された言霊(日本語)が味方してくれます。

genn

by genn (2009-06-03 23:22) 

元気

ペインさん、こんにちは。
コメントをありがとうございます。

「無礼」 などということは、ありませんので(笑)、どしどし補足や意見を書いて下さい。
お待ちしています。

国には国の事情があります。
一方の価値観(都合)で、決めつけや先入観を持つことは出来るだけ避けたいです。
冷静に過去を踏まえて、「今」 を考え、よりよい未来を築きたいものです。

>今の世界の1等国の日本なのです

三等国とは、「他国の意のままになる国」 だそうですね。(^_^;)
外交については、聖徳太子の外交が面白いですよ。
隋の皇帝に宛てた手紙は、
「日出づる処の天子、書を日没する処の天子に致す。恙無きや」 です。
太子は手紙の文面で対等の立場(ともに天子を使用)を強調することで、隋に服属しない表明をしました。
当然、隋の皇帝(煬帝)にとっては、(天子を皇帝と捉えれば、)皇帝は世界に一人しか存在しないはずのものだから怒ります。
しかし、煬帝は、高句麗との戦争をひかえていたので、日本と高句麗が手を結ぶことをおそれて自重し、帰国する小野妹子に返礼の使者をつけた。(聖徳太子は高句麗の僧を仏教の師としていたので、隋と高句麗の関係を踏まえて外交のタイミングを選んだ)
そして、翌年3回目の遣隋使の手紙では、
「東の天皇、敬しみて、西の皇帝に曰す」 と書いたのです。
皇帝の文字を避けることで隋の立場に配慮しつつも、それに劣らない称号(天皇)を使うことで、両国が対等であることを表明したのです。
どちらにとっても良い選択を模索して解決したということです。
外交に携わる政治家・官僚は、どちらの面子も潰さない道を模索せねばなりません。
謝罪外交など、もっての他だと言いたいです。






by 元気 (2009-06-04 20:38) 

元気

genn さん、こんばんは。

>しかし、祖国/日本を好きになれない人が
= 東京裁判史観/自虐史観の人たちが、
公の大切さ、ましてや靖国を理解することはありえません。
>だから東京裁判史観/自虐史観は悪夢なんだと
目を醒ましてもらうことがキーだと思ってます。
>悪夢だったとわかれば それはそのまま日本を好きになることに繋がり
そして公を大切に思えるようになると思ってます。

そうですね。
ただ、聴く耳を持たない人。色眼鏡をかけた人。
花畑脳の人には、悪夢だと分からせるのは至難のワザですね。(溜息)
だけど(だから?)、日教組やアメリカが日本人にしたように、言い続けるしかない。
そう思います。
言い続けましょう。諦めず。(^o^)丿


by 元気 (2009-06-04 20:45) 

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